in my room

静かなパラダイス

Kicks…

2015年08月31日 | Weblog

デザイナー佐野研二郎氏の「盗作疑惑」。
ずいぶんと盛り上がってきているようですね!
やっぱり…あんなことをやってたらダメ!(嘆)



https://www.youtube.com/watch?v=lLomSaLLSzg

夏休みの最終日は元気の出るカッコいいのを一曲!
アメリカのロックバンド、ポール・リヴィア & ザ・レイダーズ
「キックス」(1966年・米4位)
この曲を書いたのがバリー・マン & シンシア・ワイル。
数多くのヒット曲を持つ夫婦のソングライター・コンビ。



この曲のイントロ…どっかで聴いたような?
サザン・オールスターズ「Big Star Blues ビッグスターの悲劇」
そのまんまやないの!(笑)
桑田さん…やってますね…サザンはけっこうある。
リスペクト、オマージュ、インスパイア…言い訳いろいろ。(笑)
パクリは探し出したらキリがない!

デザイナーの地位が地に堕ちることがないように
毎日ワタシは祈っております!(真顔)

 


終わらない夏…

2015年08月30日 | Weblog

明け方まで降り続いた長雨。
空が明るくなってきたので晴れるかな?
と思いきやまたまた雨…どうやら今日も雨模様ですね。

何か夏の曲はないかな?
ごそごそとYouTubeで探していたら
なんともいえない素敵なアニメーションが目に飛び込んできた。



https://www.youtube.com/watch?v=uZIHuHuZgMo

Vampillia「endless summer」(2013年)
まったく知りませんでしたが
「ヴァンピリア」は2005年に大阪で結成されたグループ。
独特で独自の“世界観”…なんというか…とってもいいなぁ!
ヴォーカル+バンド+弦楽器+DJ  メンバーは10人以上だそうです。
なんとなく雰囲気が似ていると思った
ワールズ・エンド・ガールフレンドのメンバーも参加しているようです。

この曲のナレーションとヴォーカルは
ヨーロッパを拠点に活動している
シンガー・ソングライター、ツジコノリコさん…とってもいいなぁ!

「甘い生活」「アマルコルド」
フェデリコ・フェリーニの映画を思い出しました。
モノクロ+赤のアニメーション…ググッと効果的ですね!

 


佐野エンブレム…

2015年08月29日 | Weblog

よく降りますね…まだ8月だというのに連日の雨。
8月なのにこんな天候はちょっと記憶にない。
まだまだカンカン照りであってほしい。
まだまだ日傘と蝉しぐれの日々であってほしい。
まだまだ夏が続いてほしい…Endless Summer…夏男なので!


佐野研二郎氏作成の原案 なんやねんこれ?

大会組織委員が焦っている証だと思われますが、
今になっていろいろと出てきます。(笑)
いい加減にしろ!いずれにせよダメだ!
ところでパラリンピックはないんですか?
後手後手で事実をねじ曲げて誤摩化している。
嘘、嘘、嘘…国民をバカにするのも程がある。(怒)


佐野研二郎氏作成の修正案 なんですのんこれ?

日本には世界に胸を張れる、
溜息が出るほどの抜群のセンスと高度な技量を持つ
経験豊富な素晴らしいグラフィック・デザイナーが何人もいる。
一世一代の国家プロジェクトである
オリンピックのグラフィックは
尊敬できるそういう人たちの手で制作してもらいたい。

東京五輪の公式スポンサーの中でも
ロゴマークの使用を見合わせている企業がある。
当然だと思うし、とても気の毒に思う。
もうこんなレベルの低い子供だましの茶番は止めよう!
すべての応募作品を公開して、
新たな五輪エンブレムに差し替えよう!

しかしまぁ語るに足りない恥ずかしい話ですね!(呆)

 


Groovy…

2015年08月24日 | Weblog

ジャズの情報源は
主に和田誠さんや村上春樹さんの書籍からですが、
このアルバム…いいですね!



ザ・レッド・ガーランド・トリオ
「グルービィ」(1956年)
1950年代のプレスティッジ・レーベルは良さそうなので、
ジャズ初心者の僕としては、このあたりが狙い目ですかね?

レッド・ガーランド(p)
ポール・チェンバース(b)
アート・テイラー(ds)

村上さんは長年JBLの古いスピーカーを使っていて
このアルバムのポール・チェンバースのベースが
(ベースの音の)基準になっている…とどこかに書いていた。
違ったかもしれない…記憶があやふやなので。

僕はCDを小さなオーディオで聴いていますが
うーん…ベース…いいですね!
なんといってもこのトリオの演奏は素晴らしい!
愛聴盤です!

 


雨に消えた初恋…

2015年08月21日 | Weblog

日が暮れるのが早くなり、朝晩は涼しくなってきました。
季節の変わり目。
そして長雨…体調管理が難しい…どうも気分が晴れないですね。



https://www.youtube.com/watch?v=LsqlAGsPkY0

雨の中、傘をさしてトボトボ歩いていると突然この曲が鳴り出した。
ザ・カウシルズ「雨に消えた初恋」(1967年・米2位)
原題:The Rain, The Park & Other Things
1stアルバムの1曲目。
日本でもとても人気がある曲、そしてグループです。



このグループは双子を含む6人の子供と母親という
かなり珍しい構成のファミリー・グループ。(驚)
カウシル一家なのでカウシルズ…わかりやすい!
メンバーは5~6人だったりいろいろみたい…家庭の事情ですかね?(笑)

憂鬱な雨の日に爽やかなコーラスのサンシャイン・ポップ。
少しは顔が上向きになって、気持ちが明るくなればいいですね!

 


香住鶴…

2015年08月19日 | Weblog



兵庫県但馬の地酒をいただきました。
ありがとうございます!
創業:享保十年(1725年)!
兵庫県の北、日本海に面したロケーション。
小瓶2本が生成りの袋に入っていて、ええ感じです。
コンパクトでお土産には最適ですね!



小瓶なので開けたら終わり、すぐに飲んでしまう。(笑)
冷して飲むのがよさそうですね!



いろいろな種類があるようなので、
飲み比べてみるのもいいかも。
今は手軽にネットで注文できるので
便利な時代になりました。

 


大人になれば…

2015年08月17日 | Weblog

お盆が明けたら雨
これから徐々に涼しくなっていくのかな?



https://www.youtube.com/watch?v=pAur4CWJIPw
ザ・ラヴィン・スプーンフル
「ダーリン・ビィ・ホーム・スーン」(1967年・米15位)



この曲はフランシス・フォード・コッポラ監督
「大人になれば…」(1967年・日本未公開)
青春コメディ映画のサントラ(原題:You're A Big Boy Now)



ジョー・コッカーがカヴァーしたり、
ジョン・セバスチャン自らギター1本で
ウッドストック・フェスティバル(1969年)で歌ったり…
セバスチャンらしい優しさに満ちた名曲です。

 


あなたに似た人…

2015年08月14日 | Weblog

日中はまだまだ暑いですが、
少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。
日もだんだんと短くなってきているようで、
ちょっぴり寂しいですね。



お盆は映画を観に行ったり本を読んだりして過ごしていますが、
本日は僕が感じた広告業界について少々。

僕は指向性から“広告”とは距離を置いていますが、
独立する前の東京での“勤めデザイナー時代”には、
さまざまな外部クリエーターと知り合う機会を持っていた。
仕事を発注する側でもあったので、案件に合いそうな人を探したり、
事務所に出入りしたり、遊んだり、人を紹介してもらったり…

そこで気になったことが一つ。
「この人たちはとてもよく似ている」
プランナー、ライター、デザイナー、カメラマン、イラストレーター…
もちろん顔や姿は違うけど、ノリというか傾向や方向性、雰囲気がよく似ている。
まったくの他人なのに好みが共通していたり、要するに似たようなタイプなのだ。
人や場所が変わっても極端な話、同じようなモノを出してくる。
流行?トレンド?それとはちょっと違う気がする。

個性的であるはずのクリエーターが
まるでマニュアルがあるかのように同じ方向を向いている。
これは偶然ではないでしょう。
すごく奇妙で不思議な印象を受けました。
はっきり言って気持ち悪い!

やっぱりこの業界は「ごくごく狭い村社会」なんだと思います。
目には見えない暗黙の掟というか決まりごと、
ライセンスのようなもの?があるように感じます。
そこから外れると相手にされない、白い目で見られるみたいな…
考え過ぎでしょうか?
ちょっと極端で話が大きくなっているかもしれませんが…(笑)

相変わらず似たような人たちが似たようなことをやってるんだなぁ。
昨今の騒動を見るにつけ、そう感じますね。
クリエーターは“アーティスト(=芸術家)指向”であるべき!
そうなれば日本のクリエイティブにも変化が出てくるように思います。
仲間うちだけでの馴れ合いではなく、
もっともっと国際競争力を持たないと“島国ガラパゴス”のままでしょうね。

抽象的でまとまりのない話ですが、このへんで。

 


デザイン…

2015年08月11日 | Weblog



https://www.youtube.com/watch?v=Rf6x5Brfi_8
セルジオ・メンデス & ブラジル’66「ロスト・イン・パラダイス」(1970年)

昨日、デザインについて知人と少し話をした。

結論は簡単にいうと…
“既存のものを利用し価値を転換して自分の作品にするなど
デザインのアプローチの仕方はいろいろある
権利関係をしっかり押さえていれば問題はない
一流のデザイナーがそれでいいのか…という疑問は残る”

さまざまな組織や利権なども絡んでくるので、
問題は簡単ではない、複雑です。

話は変わって、
デザイナーは絵が描けないと引き出しが限られてくる。
一流といわれるデザイナーは例外なく絵が抜群に上手い。
ワタシ?…とりあえずボチボチやっていきますわ!(汗)

 


いや~な気分…

2015年08月10日 | Weblog

2020年東京オリンピックのエンブレムを
デザインした佐野研二郎氏。
デザイナーとして絶対にやってはいけないことを
これまでずいぶんやってきているようですね?!
そういうことを耳にするとすごく嫌な気分になる。
社会的制裁はこれから受けるんでしょうけど、残念です!(怒)

何でもアリ?モラルは?誰もチェックしてないの?
周囲の環境がユルユル&アマアマなので、
感覚が麻痺してしまっているんでしょうね、きっと?
仕事を受けたらじっくり自分の頭で考えて、
ラフスケッチを描きながらまたまた考える。
(イラストや撮影など)自分でできないところは
的確な指示を出して優秀な外部の人たちに発注する。
オートクチュールでオリジナル!
そのくらいの予算は十分あるでしょうに…安易すぎる!
資料は参考程度、真似はNG…そんなの当たり前!



口直しに…
ロジャー・ニコルズ & ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
「Don't Go Breaking My Heart 」(1968年)定番!
作詞:ハル・デヴィッド 作曲:バート・バカラック

https://www.youtube.com/watch?v=waS88Jlxx0I

ずっと覚えていることですが(座右の銘)、
右も左もわからない駆出しの頃に年配のある人から
デザインは“ビジネス”でやっていたらダメ、
“文化”を創っていくという気持ちでやりなさいと言われました。
最重要なのはやっぱり“モラル”だと思う。
“モラル”とはつまり、他人に迷惑をかけないこと。
ふぅーっ いろいろと考えさせられますね!

 


野菜 安部公房…

2015年08月08日 | Weblog

毎日めっちゃ暑いなぁ!(汗)
クーラーの部屋にいると
気分が悪くなってきてゲロゲロ…体調がおかしくなってくる。
窓を開けたら熱気で頭クラクラ…なんとかならん?



岐阜県中津川市の農家で作られている無農薬野菜。
毎週金曜日の午前中に事務所1Fの小さなスペースに並びます。
一袋100円…人気があってすぐに完売。
昨日はたまたま3袋買うことができました。
新鮮なので家ではたいへん喜ばれます…キュウリのサラダは最高!



突然ですが、安部公房…最近またまた読み始めました。
以前立ち寄ったカフェに全集が置いてあって「うーん、いいね!」
学生時代に読んでいましたが、あまり内容を覚えていない。
当時は“文学脳”ではなかったんだよなぁ…今でもそうですが。(笑)
奇想天外…豊富なアイデア…比類なきオリジナリティ…この人はオモロい!

夏は出かけず文庫本…そういう過ごし方が好きですね!

 


翻訳もの…

2015年08月06日 | Weblog



海外小説の翻訳ものを読んでいると、
「ここは原文ではどう書いてあるんだろう?」と思うことがたまにある。
たいていは固有名詞ですが、
気にせずそのまま読み進めていけばいいものを
僕の場合は“ひっかかる”とそればっかりが気になって
その後の文章が頭に入ってこない。
といっても、調べようがないんだけどね。

「翻訳夜話」(文春新書)ここで面白い試みをやっている!
村上春樹さん(作家)と柴田元幸さん(英米文学研究者・翻訳家)が
レイモンド・カーヴァーとポール・オースターの短編を
それぞれが和訳したものが掲載されている。
二人が同じテキストを翻訳して違いを検討してみようという企画。
さらに、巻末には英語の原文が掲載されている。
短編なので、長さが手頃でちょうどいい!(嬉)



同じテキストでもずいぶんと雰囲気が異なりますね。(驚)
僕はレイモンド・カーヴァーは村上訳の方が優れていると感じ、
ポール・オースターは柴田訳の方がピタッときた。
村上さんはカーヴァーの全作品を翻訳しているし、
オースターといえば柴田さんの訳でよく知られている。
その作家により近いからでしょうか?

英語が堪能でテキストを正確に訳しているだけではダメですね。
その作家をよく知る、会うだけではなく友達付き合いくらいにならないと
テキスト(の持つ空気感)に近い翻訳はとても無理だと思う。
作家の育った場所や時代、性格や嗜好に癖、家族構成なども重要になってくる。
そういう背景を身をもって知らないことには優れた翻訳はできないであろう。

翻訳ものを読んでいると
“ここ間違ってるんでは?”“意味わからん”という部分に出くわすことがある。
この二人の翻訳ならそんなことは一切ない…信頼度は抜群です!

 


Last Date…

2015年08月04日 | Weblog

ここはどこ?
アジアン・リゾートですか?



たぶん8月に入ってからだと思うけど、
事務所1Fの入口を入ってすぐ左にL字のコーナーカウンターがあって、
奥の暗がりにこいうものが置かれている。
なんですかね、これは? 照明? 誰が置いたんだろう?



さらにすぐ上にはこんな照明が…ミラーボール?
意図はよくわかりませんが、
意外にも違和感なくマッチしていて涼しげでもある。
シュールで不思議な光景…ぜひ見にきてください。(笑)


 
寝苦しい無風の熱帯夜…真夏の夜はジャズですね!(そんな映画がありました)
アルト・サックス、フルート、バスクラリネット奏者、
エリック・ドルフィー「ラスト・デイト」(1964年)…うーん名盤!
これは彼が亡くなる(36歳没)1ヶ月前のオランダ・ヒルバーサムでのライヴ録音。
ドイツ人ミュージシャンと組んだ演奏が素晴らしい…神懸かり的!



「ボクはちょっと急いでいるけど、キミはゆっくりしていきなよ」
このアルバムを聴くといつもそう言われているような気分になる。
「ゆっくり聴いていけばいい、なんたってジャズは楽しくて自由なものだからね」
近づこうとすると、すでに遠くに移動していて姿が見えなくなっている…
フリー・ジャズ、アヴァンギャルドの旗手、ジャズの革新者、
エリック・ドルフィーは僕にとってそんな存在ですかね? 

興味と憧れはあるけどジャズはよく知らないしよくわからない。 
でも直感で“これはいいぞ”と思える瞬間がある。
知識は必要だけど、ジャズに関しては 
(自分の)感覚を信じて聴いていこうと思っています。

 


東京オリンピック…

2015年08月02日 | Weblog

8月になりました。
ググッ38℃!…連日ハンパない暑さですね!

2020年東京オリンピック
出発点は「コンパクトな五輪」ではなかったっけ?

スタジアム、エンブレム、ユニフォーム…
何もかもが混乱を極めてグジャグジャになってきていますね。
危惧するのは全部バラバラ、まるで“統一感”がないこと。  
責任の所在を明らかにし、  
全体をトータルに管理する開かれた組織が必要だと痛感します。



紺絣…地味だけどビジュアル・コンセプトはこんな路線でどう?

今やインターネットで地球上のあらゆる情報が瞬時に手に入る時代。
地球がものすごく小さく、狭くなってきているように感じます。
ですから従来のオリンピックのあり方、“グローバル感”“スケール感”のような
大規模なアプローチはちょっと違うかな、という気がする。
もっともっと小さく、もっともっとミニマムに日本独自の文化に伝統や風習、
つまり“日本の良心”をマン ツゥ マン、ハート ツゥ ハートで丁寧に伝えながら、
心のこもった“お・も・て・な・し”をしていくべきではないだろうか?



“粋”で“クール”
真夏のオリンピックなので、
ユニフォームはこんな感じで…
女性は“浴衣”ベースのデザイン。

膨大な予算をかけて新規に日本らしさを感じない競技場を作ったり、
そういうのは必要ないのかな、と。
国内アスリートの育成や主役である世界のトップ・アスリートたちが、
ストレスなく気持ちよく戦える環境を整備していく…
重点を置くべきはやはりそこだと思います。

一言でいえば「新しいものはいらない」これが私の見解です。
コンパクトな五輪…これまでに例のない革新的なオリンピックを
世界に提示できる最高の機会だったのに…ダメみたいですね!(泣)