in my room

静かなパラダイス

モラル…

2007年06月29日 | Weblog

バレなければいいんです…
儲かればいいんです…
献金で代議士も押さえてまっせー!
怖いもんなしやーっ!
ワッハッハッハッー。

最近そういうの多いですね。
どこもかしこも“モラルの欠如”がはなはだしい。
「村社会」「なぁなぁ体質」
意見する奴は飛ばされてオシマイ!
向上心なんて捨て去るしかない。

日本って昔からこんなんですか?

いい年したオッサンが
みっともない、質が悪いですね!


グッド・レストラン…

2007年06月28日 | Weblog


事務所から程近いところに小さなフレンチ・レストランがある。
オープンして1年くらいになるんでしょうか?
以前は喫茶店があった場所ですぐ前が公園。
昼も夜もけっこう人が出入りしているので注目していました。
お昼にフラッと行ってみたのですが、
満席で入れず、できれば予約を入れてほしいとのこと。
夜ならまだしもお昼に予約というのもどうかな?
気楽に食べたいところなんだが…。

先日予約を入れてランチを食べてきました。
1,500円なんですが、その内容にちょっとビックリ!
予想を覆す料理というのかな、スゴかった!
食材が素晴らしいし、ボリュームたっぷり。
気取らないフランスの家庭料理…とにかく居心地が良いのです。

美味しいレストランはたくさんあると思いますが、
レストランに行って“感動する”なんてことはめったにない。
僕は全然グルメではないですが、このお店には感動しました。
親しい友人や遠来の客人があった時にでもぜひ利用したいと思います。
隠れ家的でロケーションも良し。
移転しないでね!




ドリームガールズ…

2007年06月27日 | Weblog

近頃は夜中にゴソゴソDVDなんぞ観ている。
今回は「ドリームガールズ」。
ダイアナ・ロス&ザ・スプリームズの話。
1960~70年代に売れまくったモータウン・レコードの業界話でもある。
ご存知ですか?
実話をもとにミュージカル仕立てになっていてなかなか凝っている。
デスチャのビヨンセがダイアナ・ロスと雰囲気や歌い方ソックリ。
脚本が緻密に計算されていて、よくできている。
俳優の質が良い~キャスティング冴えてますね!
特にエディ・マーフィーが素晴らしすぎ!
ダニー・クローバーは渋くていい役どころなんですが、
どうしても警察官(リーサル・ウェポン!)に見えてしまう。
ラストは感動的〜グスッときた!

でも…少々あっさりしすぎかな?
キレイにまとめ過ぎという感じがしないでもない。
大衆に受けなければならない商業映画としては
これでいいのかもしれないけれど…?
黒人ばかり出てくる映画なので
僕としてはもっと「コテコテ感」「ギトギト感」が欲しいところ。
もともと黒人音楽としてはモータウンは「薄味」なんですが。
あまり黒人色を出しすぎると映画は当たらないそうです。
「ブルース・ブラザース」なんてすごく面白いのに
“黒”過ぎて興行的にはイマイチだったらしい。

この映画ジェニファー・ハドソンが
圧倒的にスゴい!ビックリ!
アカデミー助演女優賞を取りましたが、ほとんど主役。
張り合ったのが「バベル」の菊池凛子。
迫力ではちょっとかないまへんわ!
評価○+


ホノカアボーイ…

2007年06月25日 | Weblog

「面白い本がありますよ!」と
友人よりお借りしました。


「ホノカアボーイ」吉田玲雄著(えい出版)

1999年の夏の終わり。
ハワイ島のホノカアという小さな町で
映画技師として働くことになった著者の話です。
そんなに前の話ではないですが、
とても懐かしい気分になりました。
現在の日本と比較して何もかもが大らかなんですね。
きっと、昔は日本もこういう感じだったんだと思います。
現地の日系人との交流、自然、ほのかな恋、
そしてもちろん映画の話…
とても面白かったし、興味深く読みました。
簡潔な文章は読みやすく表現が巧みです。
著者の吉田玲雄さんは
有名な「吉田カバン」の息子さん。
映画化が決定したそうです。
誰が主人公をやるんだろうか?
妻夫木くんあたりかな?


「HENRY DARGER'S ROOM」小出由紀子、都筑響一著(インペリアルプレス)

そして、以前ブログでご紹介した
ヘンリー・ダーガーの部屋の写真集を手に入れました。
版型や装丁も素敵です。
こちらは仕事の合間にでもパラパラやろうと思います。


マーティン・スコセッシ…

2007年06月24日 | Weblog

DVDを返しに行ったら、
マーティン・スコセッシの「ディパーテッド」(死に値する者という意)が
1本空いていたのでさっそく借りて観た。
これが良い!ビックリするくらい良い!
評価◎
先のアカデミー賞で監督賞と作品賞を取っていたので
観たいとは思っていましたが、
スコセッシの長年の功労に応えての受賞(6回目で受賞)
という気がしないでもなかったし、
もう一つ引っ掛かっていたのが
香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクだということ。
リメイク作品がオスカーを取ったのは初めてらしい。
香港版ではトニー・レオンとアンディ・ラウが出ていて
これがまた良い!

スコセッシ版ではディカプリオとマット・デイモン。
この2人は好きではない。
ディカプリオは良くなってきていると思うけど…
そして、ジャック・ニコルソン…いいっすよ、このオヤジ!
いつもながらの大げさな演技ですが、“存在感”“モノ”が違う。
サングラスの着こなし(?)抜群!

練りに練った脚本が素晴らしい。
息を飲む、目の離せないストーリー展開…トイレも行けん!
予算を掛けなくてもこんなに面白いものができるんだと
感心することしきり。
「ウッヒャ~ッ!!!ここで死んじゃうの???」
それからスコセッシは音楽の使い方が抜群に上手い。
ローリング・ストーンズ「ギミー・シェルター」なんて鳥肌もの。
それもそのはず、
ザ・バンドの「ラスト・ワルツ」
ボブ・ディランの「ノー・ディレクション・ホーム」。
「ブルーズ・プロジェクト」という企画物では
ブルーズの映画製作やCDも出している~この人、音楽をよく知っている!

この映画、テンポやカット割など
タランティーノの映画に似ているんでは?と感じた。
2人ともイタリア系だし、大の音楽好き。
世代は違っても共通点がある…
お互い影響しあっているのかもしれないですね?!


DVD2作…

2007年06月23日 | Weblog

久しぶりにDVDを借りて観ました。
「007カジノロワイヤル」と「ブラックダリア」の2本。

●「007カジノロワイヤル」
007好きにとっては外せないですね。
なかなかの評判だったので映画館で観ようと思っていましたが、
ついつい見逃していました。
「007」といえばスーパーマン並のアクションとハイテクの武器。
そしてボンドガールのお色気と世界の景勝地でのロケが売り。
しかし、今の時代ではどれも映画としての“売り”にはならない。
シリーズとしてもかなりのマンネリ感。
で、どうしたかというと“生身の人間”としてのジェームズ・ボンドを描いた。
これは、成功している。
ボンドガールもやや格落ち感があり、
これが逆にボンドを引き立たせる効果を生んでいる。
ボンド役はイギリス人しか採用されないそうだが、
今度のボンド役は地味で男の色気は?だけど
頭がキレて仕事ができそうな雰囲気がある。
ラテン的な色気がやっぱ欲しいところなんだが…
どうしてもショーン・コネリーと比べてしまう。
ま、こればっかりは仕方ない。
それから英国車アストン・マーチン!
これは外せんでしょう。格好いい~壊れましたが。
一時期はBMWで何でドイツ車なの?
と思っていたので嬉しかった。
時計はオメガなんですね、どうでもいいですけど。
このシリーズはちょっとした小物もオタク心をくすぐります。
評価○+

●「ブラックダリア」
監督がブライアン・デ・パルマなので期待はしなかったけど、
やっぱりイカンね、これでは。
“人間の心の闇”そして“トラウマ”が描ききれていない。
原作者のジェイムズ・エルロイはそこが売りで、
強烈な個性を放っている作家なのに…
(エルロイは幼少時に母親を殺されている)
ジョシュ・ハートネットという俳優が青すぎてイカン!
「パール・ハーバー」にも出ていたなぁ~最近よく見ますね。
ヒラリー・スワンクもね、ミスキャストではないのかな?
この映画じゃなくてもいいような…?
それから時代考証はしっかりとなされていると思いますが、
1940年代のロサンゼルスの“雰囲気”や“空気感”が今イチ出ていない。
「LAコンフィデンシャル」のカーティス・ハンソン監督は
このあたりの雰囲気の出し方が上手い。(こちらは1950年代のロサンゼルス)
ブロンドのキム・ベイシンガーがメッチャいいんだよなぁ。(溜息)
「ブラックダリア」は原作がお薦めですね。
2人の警官の描き方がスゴい!
私はハマりました~そして疲れました。
評価△-


最近観た映画…

2007年06月20日 | Weblog

ここんとこ、めっきり映画館には足が遠のいている。
行くのが億劫だし、1,800円って高くないですか?
すぐにDVDが出るわ…これがいけない。
映画館でゆっくりと観るのがかつての習慣&楽しみでしたが、
かなり横着になってきている。
オッサン化現象?
気持ちに余裕がないのかもしれない?

【最近観た映画】
●邦画
「神童」
ピアニストの話。ややしょぼい。
脇役・貫地谷しほり 評価△
「初恋」
宮崎あおいが三億円犯人の60年代もの。
何がしたいのかさっぱりわからん。評価×
●洋画
「ラブソングができるまで」
ヒュー・グラントの最新ラブコメ物。ヒューちょっと老けたか?!
今回はドリュー・バリモアが相棒~子役の時しか知らんけど。
いつもの落としどころだけど楽しめる。イギリスの香り。評価◯
「パール・ハーバー」
ハワイで訪れたので歴史確認用。
制作が大作ばかりのジェリー・ブラッカイマー。
かなり頑張って作っていて日本人の描写以外はよくできている。
ゼロ戦の造形とヴィンテージ・アロハが出てくるので、評価◯

実はハワイ旅行の飛行機の中でやっていたものがほとんど。(トホホ)

【今後観る予定】
「007カジノロワイヤル」最近やってた方。
「ブラックダリア」原作のジェイムズ・エルロイは一時期ハマったが
監督がデ・パルマなのでどうかな?
「ゾディアック」デヴィッド・フィンチャー最新作。
あのゾディアック事件…とりあえず行こう!

こんなとこかな?
最近は邦画が頑張っているようですが、
中途半端なものも多い。
こじんまりしすぎ?予算ないの?
川島雄三とかね、また観たい。
あと三隅研治の「座頭市」シリーズ…
ヌメッとした勝新は超クール!
ちょっとレベルがね、違いすぎますわ!


レイ…

2007年06月18日 | Weblog

ハワイから戻るとどういうわけかまた行きたくなる。
それもすぐに…
特に今日のような雨降りの時にはそう思う。
梅雨入りかなぁ?
時差などもあって帰ってからしばらくは調子が出ないんだけど。


テーブルクロスは安物ですが、レイは本格的なもの。
インテリアとしてお気に入り。

また来年行けますように…
ハワイで買ったレイを眺めながらお祈りしています。


経営哲学 パタゴニア…

2007年06月08日 | Weblog



数年前にパタゴニアの創始者、イヴォン・シュイナードが
自らの経営哲学を語った本が出版された。
さっそく購入して “読んでみるぞ” と
意気込んだのはいいのだけれど、洋書なのでもちろん英語。
当初は粘って読んでいたのだが、やがて写真を眺めるだけになってしまった。
写真を見ているだけでも良い本なんだが、やっぱり中身を理解したい。

そうこうしている内に翻訳が出た!
ヤッター!これはありがたい!
ウ~ン、そういうことが書かれていたのか…
英語の理解力のなさを痛感。


「社員をサーフィンに行かせよう」(東洋経済新報社)

共感するところが山ほどありますね。
机上=学校で経営を学んだということではなくて、
やっぱり、一人のプレイヤーというか
自らが本格的な競技者であるところから会社が出発しているので
製品の素材や機能面には貪欲で妥協は一切ない。(妥協すれば死に至るので…)
商品のテストなども人任せにせずに自分でやっている。
これは信用できるし、製品が少々高くても購入したい、という気になる。
環境問題への取組みもクライマーとして自らその惨状を体験したところから出発している。
いろいろと失敗もあったようですが、基本的な視点がブレないので顧客が離れない。

禅や弓道の影響からか、日本のこともよく理解している。
日本はとても進んだ国で、品質へのこだわりは世界でも類を見ないとか。
日本への参入の話など、このあたりも興味深い。
東京にパタゴニアの古着のみを扱うショップがあると知って、
(そんな店があるのは世界広しとはいえ日本だけ)
ファッション・アイテムとしての日本人の感覚を高く評価をしている。

この本を読んで、私自身いろいろと考えるところがあった。
進むべき方向や今の自分に何が足りないのか、などなど…
いいかげんな事をやっていたらアカンということですね!

 


Honolulu ホノルル…

2007年06月04日 | Weblog

昨日、ホノルルより戻りました。
ゆったり、のんびりできていい休養になりました。
観光地丸出し&ミーハーと言われようが、かまわない。
僕はホノルルが大好きなのです。


朝のワイキキ・ビーチ~まだ人が少ない。
おばちゃんが読書していました。

何が好きかというと、
1.暑いけれど湿度が低くて過ごしやすい気候。
2.観光業に徹していてどこに行っても気持ちのいい応対。
3.食事がおいしい。
4.何でも揃っていて買物が楽しめる。
5.リラックスできる、楽な気分になる。
そんなところでしょうか。
モロ、ミーハーですかね?

出発前に急ぎの仕事を片付けてドタバタ、アタフタ…
少々体調不良のまま出発、おまけに飛行機の空調が効き過ぎていて
風邪っぽい症状でチェック・イン…しばらく寝ていた。
時差もあって夕方頃から始動開始。
まずは4日間通しのバスのチケットを購入(20ドル)して、
あとは気の向くまま。


ホテルの部屋から~快適でした。

バス停から近くてレストランが入っているような
そこそこのランクのホテルならとても快適。
そこでゆっくり朝食を取りながらその日の計画を立てる。
僕はマイナー好みなので基本的には海などはパス。
小さくて地味な博物館とかね、好きなんです。
あまり欲張らずに気になった所をバスで回りました。

ウクレレ屋さんにも何軒か行きましたが、
やっぱり良いものは高価すぎて溜息のみ、残念!
免税店でずいぶん安くサングラスをGet!
あとはアロハシャツとサンダルを買った。
実は一番長く居た場所が
「Borders」というアメリカの大きな本屋のチェーン店。
ホノルルにも何箇所かありますが、驚くほど安い!
重くて持って帰れないので泣く泣く諦めましたが、
特に美術本のバーゲン品は
背負ってでも持って帰りたいくらいの安さでした。
何を思ったのかギターのコードの本を一冊購入…これなら軽い(約6ドル)。
別の本屋さんでヒッチコックの映画関連の本を購入…こちらは40ドル。
わざわざハワイまで行って本屋に入り浸らなくてもいいような気もしますが、
広くて品揃えが豊富、居心地が良いのでついつい長居。


サングラスと本を購入。

僕の中ではリゾート地はここだけでいい…毎年訪れたい!
機会があればハワイ島やマウイ島などにも行きたいですね。