8月もあとわずか…名残惜しい…夏もそろそろ終了!(悲)
一風変わった夏の映画…「泳ぐひと」(1968年・米)
原題「The Swimmer」
原作:ジョン・チーヴァー
脚本:エリナー・ベリー 監督:フランク・ベリー
出演:バート・ランカスター ジャニス・ルール 他
人の家のプールを泳いで自宅を目指す…ビックリ奇想天外!
主演のバート・ランカスターは最初から最後まで海パン一丁!(笑)
類似するものがない…こんな映画は観たことない!
観たのはずいぶん前ですが、とても印象に残っている映画…
“うーん、そうなのか” 怖い…じわりと身につまされる。
カルト・ムービー…いろいろと考えさせられる深い内容。
原作は短編小説の名手ジョン・チーヴァー。
かねてから原作の短編(1964年)を読みたいと思っていましたが、
村上春樹さんの翻訳で雑誌に掲載されました。(嬉)
翻訳ではタイトルが「泳ぐ人」(ひと→人)になっている。
“知りたい” “読みたい” と思っているものを
しかるべきタイミングで “ポンッ” と差し出してくれる…
僕は村上さんのそういうところが好きなんです。
映画では人物やエピソードが加えられていますが
原作の雰囲気はそのまま。
印象的なセリフも原作にあるものが使われている。
ニューヨーク郊外のプール付き高級住宅地
成功 富 円満な家族
輝ける過去に取り憑かれた自己中心&自意識過剰の男。
現実と妄想の区別があやふやになり、頭がおかしくなっている様子が
彼を知る人々の言動や態度で次第に明らかになっていく…
ジョン・チーヴァー
豊かな着想、巧みな構成に展開、卓越した文章力、
芸術への造詣…この人スゴい!
他の短編もとても面白い!(驚)
映画「1941」(1979年・米)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
久しぶりに観たけど、つまらない!失敗作!
ハチャメチャ・ドタバタ・コメディ→笑えない!(嘆)
派手にモノを壊しているだけ→ギャグが滑っている!
本国アメリカでも当たらなかったそうです。
戦争モノは生々しい記憶があるので、扱いが難しい。
三船敏郎もこんな映画に出なきゃいいのに…
名優クリストファー・リーしかり…(笑)
当時、三船プロダクションが大変な時期だったので、
ギャラがいいので出たのかな?
聞くところによると、
大ヒットを飛ばしていた若きスピルバーグが調子に乗って
独りよがりで突っ走ったのが失敗の原因らしい。
ジョン・ミリアス、ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル…
有能な参謀が揃っていたのに、意見を聞かなかったそうです。
現在では、莫大な予算&豪華な出演陣など
熱狂的なファンを持つカルト・ムービーだそうですが、
スピルバーグはこの映画の教訓から
人の話をよく聞くようになり、
後の大ヒット映画の数々はご存知の通り…素晴らしい!
口直しに…
こちらは映画「アニマル・ハウス」(1978年・米)
オフィシャル・Tシャツ!
監督:ジョン・ランディス
この映画大好き!ジョン・ベルーシ最高!(喜)
“デブの酔っぱらいのアホ 人間止めますか”(笑)
背中の書体もカッコいい!
この手の黒いTシャツを着ている人は
たいていオタク&偏屈&モテない!(嘆)
しかし…そんなことはどうでもいい!
好きなモノは好き…それでいいじゃないか!
野外球場でのんびり野球を観るのが大好き!
ナゴヤ球場での “中日 vs 阪神” 今季最終戦に出かけました。
まだまだ陽射しは強いですが、吹き抜ける心地よい風、
雲の形状に赤トンボが飛んでいたり、じわり秋の気配。
真っ黒に日焼けしました。
先発は青柳晃洋 背番号50…ええ投手ですわ!
アンダー・ハンドから140kmを超える力強い球を投げる。
課題はノーコンですがこの日は抜群の制球力。
来季は一軍ローテーション…行けるでしょ?!
今季横浜から移籍した尾仲祐哉 背番号27
小柄ですが150km超の速球が持ち味。
僕が気に入っているのはマウンド度胸…投げっぷりの良さ。
一軍でも十分にやれる投手…頑張れ!
さてさて、問題はこの人…江越大賀 背番号25
身体能力&期待値抜群も穴だらけの打撃。
現在ウエスタン・リーグ本塁打王ですが、この日も3三振!(怒のち笑)
一軍のセンターに定着すればいいんですが…いつになるのやら?
見たい選手はほとんど一軍に上がってしまいましたが、
日曜日で大入り…チームを問わず熱心なファンが多い!
ドーム球場は行く気になれないので、この球場は貴重です。
一軍はベンチがアホでサッパリですが、
昨年最下位だった二軍は現在ウエスタン・リーグ首位!
機動力…野球の質が変わった…面白い野球をやっていますね!(喜)
https://www.youtube.com/watch?v=72fDsC2kX7g
エイミー・マン「Save Me」(1999年)
む、む、これは…1960年代の空気感…ええ感じ!
この曲を聴いて、ポール・トーマス・アンダーソン監督は
映画「マグノリア」(1999年・米)を着想したらしい。
素晴らしい歌詞…映画の主題歌にもなっている。
ポール・トーマス・アンダーソン監督の映画は
あまり好まないけれど(合わない?)、この映画は響いた!
もしも学生時代に観ていたら “ドハマリ” だったように思う。
オッサンになるにつれ、やる事が多くて面の皮が厚くなる!(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=cxcegktcxSM
この映画…トム・クルーズが長セリフ&ものスゴい演技力を見せる!(驚)
メローラ・ウォルターズ ジュリアン・ムーア…テンション激高→スゲェ!
僕の好きな俳優…
ウィリアム・H・メイシー ジョン・C・ライリー…常連…いつも最高→◎
ジェイソン・ロバーズ ヘンリー・ギブソン…年取ったなぁ→◎
世間の評価は高いけど…
フィリップ・シーモア・ホフマンは
どの映画を観てもそれ程上手いとは思わない
さまざまな問題を抱えた老若男女+少年の9人の群像劇(3時間超…長い)
これが病めるアメリカ社会の現在の姿なのかな?
https://www.youtube.com/watch?v=RdrV3_SDDEs
映画「アトミック・ブロンド」で
'Til Tuesday「Voices Carry」が使われていますが、
このバンドのフロント・マン(ウーマン)がエイミー・マン(vo, b)
ソロになっても素晴らしい!(拍手)
映画「BRICK」(ブリック 2005年・米)
監督:ライアン・ジョンソン
出演:ジョセフ・ゴードン・レヴィット 他
学園ハードボイルド・バイオレンス・ミステリー映画…
“ツイン・ピークス〜デヴィッド・リンチ的”!(嬉)
好みの映画で面白いんだけど、失敗した…無念!(嘆)
というのは、あらすじを頭に入れておけば大丈夫と
日本語字幕ナシの英語版にチャレンジ…さっぱり会話が聞き取れない!
監督のライアン・ジョンソンは現在ではメジャー映画の大物監督!
「LOOPER/ルーパー」(2012年) かなり面白い!
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(2017年) 賛否両論→僕は今イチ!
主演のジョセフ・ゴードン・レヴィットも今やメジャー主演級!
さすがに若い頃から演技達者…天才肌!(感心)
謎に満ちたヒロイン役、ノラ・ゼヘットナー。
可愛いんだけど、大型女優という感じでもない…
ハイスクール=学園ものなので身の丈ですかね?
英語なら字幕ナシで観る…道のりはかなり険しい!
繰り返し何度も観るしかないですね。
暑い!(汗)
今日は38℃…40℃とかね…もう麻痺してきました。(呆)
https://www.youtube.com/watch?v=IGUboLZx3Tk
クロマティックス「Shadow」(2015年)
うーん、このお姉さん…ええなぁ!(吐息)
ゆらゆら…夢の中にいるような…アンニュイ&儚い…
無機質でアンドロイド的でもある。
この感じ…この雰囲気…深い赤…デヴィッド・リンチの世界!
この曲は、新シリーズ「ツイン・ピークス・ザ・リターン」
(2017年)で使われている…出演も…バッチリやね!(嬉)
クロマティックス
2001年に米オレゴン州で結成されたシンセ・ポップ・バンド。
ポストパンク? ポストテクノ?
時代性→いい線を狙ってきてますね!
https://www.youtube.com/watch?v=tnc8ag12dZ4
お気に入りの映画「Drive」(ドライヴ 2011年・米)でも
「Tick Of The Clock」というインストゥルメンタル曲が使われている。
一風変わった質感のこの映画→ “デヴィッド・リンチ” 的!
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:ライアン・ゴズリング キャリー・マリガン
ロン・パールマン オスカー・アイザック 他
https://www.youtube.com/watch?v=CjQ2jGUNSck
もう一曲「Cherry」(2015年)
ひゃぁーっ!Amazing!素晴らしい!(驚)
ほんま毎日、朝から暑うおまんなぁ〜!(汗)
評判になっている邦画「カメラを止めるな!」
(脚本・監督:上田慎一郎)を観てきました。
面白かったですよ…ニッコリ!(笑)
驚いたのは平日なのに補助席まで “超満員” !(焦)
満員の映画館…最近では記憶にございません!
https://www.youtube.com/watch?v=oJ4rTHHZyv0
ヤング・ホルト・アンリミテッド Young-Holt Unlimited
「Soulful Strut」(1968年・米3位/カナダ1位)
インストゥルメンタル…ピアノ&ベース…涼しげでよろしいなぁ!
https://www.youtube.com/watch?v=nZzIl25d6_0
この曲は黒人女性シンガー、バーバラ・アクリン Barbara Acklin が
「Am I The Same Girl?」(1968年)というタイトルで歌ったのが最初。
邦題「セイム・ガール」 ズラ丸出し…(笑)
ユージン・レコード&ソニー・サンダース共作
https://www.youtube.com/watch?v=u1spF0hlp2k
イギリスのポップ・デュオ
スウィング・アウト・シスター Swing Out Sister
スタイリッシュ&オシャレにカヴァー!(1992年)
素敵な曲…聴き比べてみればいかがでしょう?
先日、映画「アトミック・ブロンド」の話題が出ましたが、
本日は映画で使われていた1980年代ミュージック その2。
https://www.youtube.com/watch?v=wsOHvP1XnRg
イギリスのパンク、ニューウェイヴ・バンド
スージー&ザ・バンシーズ「Cities In Dust」(1986年・英21位)
UKアンダーグラウンド…世紀末のダークな雰囲気…いいぞ!
そうそう…これこれ…あったあった…思い出したぁーーーーーっ!
バブル時代の妖しく艶かしい夜…クラブ通いしてましたわ!(懐)
なぜ映画「アトミック・ブロンド」がそんなに好きなのか?
◯東西冷戦時のスパイもの
◯舞台が壁崩壊前夜のベルリン
◯圧倒的なシャーリーズ・セロンの存在感
◯1980年代ミュージック
◯ヨーロッパの俳優を多数起用
◯言語入り乱れ(英語、ドイツ語、ロシア語、フランス語)
なんといっても当時、
バックパックでヨーロッパをブラブラしていたから!
現在ではずいぶん様変わりしているようですが、
もっとも気に入った都市が壁崩壊直前の東西ベルリン!
◯沈鬱な東ベルリンの閉塞感&緊張感
◯自由でオシャレな西ベルリンの開放感&空気感
◯小劇場&美術館&クラブ&古着屋
◯ドイツ語の語感
◯疲れを癒す旨いビール
気ままな一人旅…だんだんとできなくなるんだよね!(嘆)
ジョージ・ミラー監督
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015年・豪)
この映画でブッ飛んで以来、
僕はシャーリーズ・セロンの大ファン…カッコいい!(惚)
「アトミック・ブロンド」(2017年・米)
原題「Atomic Blonde 」(監督:デヴィッド・リーチ)
東西冷戦時代の終焉…
1989年11月のベルリンが舞台のバイオレンス・スパイ・アクション映画!
最近観た映画の中ではダントツNo.1…あかん…最高や!!!!!(泣)
壁崩壊前夜のベルリン…時代背景…回想していく展開…裏切り…強い敵…
アンダーなトーン…練られた脚本!(感心)
https://www.youtube.com/watch?v=r--yikdWusg&t
見所は何といってもシャーリーズ・セロンのアクション・シーン!
ほぼスタントなし…ボコボコにする&される…壮絶…ド肝を抜く迫力…スゴすぎる!(驚)
ハリウッドでは主演級のアクション・シーンは
必ずスタントマンを使って撮影するそうです。
理由はケガをした場合に撮影が中断するからですが、
自ら億単位の保険を掛けてスタントなし…トム・クルーズしかり!(凄)
シャーリーズ・セロン
身長180cmに迫るスーパーモデル体型&超美人!
演技が上手く(オスカー女優)ハードなアクションもこなす!
原作の入手に監督選び…プロデューサーも兼ねる。
頭がキレる…気合いが違う…こんな人はちょっと見たことない!(溜息)
映画の話に戻りますが、素晴らしいキャスティング!
僕の大好きなイギリスの名優、トビー・ジョーンズ&エディ・マーサン!
それにジョン・グッドマンが加わって最強の布陣…文句なし!(嬉)
“くせ者” ジェームズ・マカヴォイ◎ 若手のビル・スカルスガルド◎
難を言えばソフィア・ブテラがヤワで線が細い△
ふぅーっ…終わった…あれっ?まだ10分以上あるぞ!
えーーーーーっ?どんでんどんでんどんでん返し!(呆然)
さらに…1980年代ミュージックの使い方が涙モノ…最高!!!!!
サンプリングは “芸術” か “盗用” か?…テレビで言っている…そんな時代。
タルコフスキー「ストーカー」上映中の映画館でのアクションも秀逸!
面白要素てんこ盛り!
https://www.youtube.com/watch?v=4WYDSbXLQSA
米ボストンで結成されたニューウェイヴ・バンド
'Til Tuesday「Voices Carry」(1985年・米8位)
ジョン・ル・カレ原作の映画「裏切りのサーカス」
(2011年・英/仏/独 監督:トーマス・アルフレッドソン)
甲乙つけ難い…どちらも僕にとっては最高のスパイ映画です!(涙)
火星が地球に大接近!
15年ぶりだそうですが、夜空に赤く大きく見えました。
写ってはいませんが、火星の右側には白い木星がキラリ…
真夏の夜の夢…ロマンがあるよね!
宇宙繋がりということでもないですが、
映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014年・米)
脚本・監督:ジェームズ・ガン
マーベル・コミック宇宙ヒーローものの実写版。
これがよくできていて面白い!(嬉)
子供も大人も楽しめて、音楽が泣ける!
宇宙船に拉致された少年が成長すると
銀河系を救うスーパー・ヒーローになる…というお話。
母親の形見がソニー・ウォークマン!
カセットで1970年代の音楽がジャンジャンかかる…
その中から1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=JNP0_oeGLNc
シカゴ出身の6人(?)兄弟のソウル・グループ
ザ・ファイヴ・ステアステップス「O-o-h Child」
(1970年・米4位/カナダ3位)
彼ら最大のヒット曲!
よく耳にするナイスな曲ですね!
そういえば…映画「オデッセイ」(2015年・米)
監督:リドリー・スコット
音楽は1970年代ディスコ・サウンド!(驚)
合うような合わないような…よくわかりません!(笑)
8月…夏休み…ロマン溢れる宇宙もの…いいかもね?!