ザ・ローリング・ストーンズ
チャーリー・ワッツの訃報に心がざわついて
このところずっとさまざまなイメージが
頭の中を駆け巡っている
憧れていたあの時代の人たちがいた場所が
どんどん空席になっていく
寂しいけれど
こちらも確実に年を重ねている…という現実
限りある時間の中でたいしたことはできないし
やれることはたかが知れてるけど
“笑っている時間” が長くなるよう努めたい
ガイ・ピーラートの精緻なイラストが印象的な
アルバム「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」
（1974年・英2位／米1位）
イギリスでNo.1が取れず
セールス的にも翳りがみえたアルバムですが
悪くない…どころかメッチャ好き！
https://www.youtube.com/watch?v=Gpdfacoj_-Q
A面5曲目「Time Waits For No One」
ストーンズ黄金期を支えた若きブルーズ・ギタリスト
ミック・テイラー※のギター・ソロ
ゲスト・ミュージシャン
ニッキー・ホプキンスの美しいピアノが堪能できる
ストーンズの凄みは
よく知られている派手目のヒット曲の他に
このような胸にググッと迫る曲や
アコギやピアノのバラードが素晴らしいところ（泣）
さらにこのアルバムでは1966年のザ・テンプテーションズ
「Aint' Too Proud To Beg」をカヴァーしたり
黒人コーラスグループ “ブルーマジック” を起用したり…
基本は黒人音楽→ブレない！
※このアルバム発表後に脱退
ミック・テイラー在籍期間は1969〜74年
R.I.P.
ザ・ローリング・ストーンズのドラマー
チャーリー・ワッツ…8月24日 亡くなりました
1941年生まれ 80歳
実年齢はもう少し上だと僕は思っている
たくさんの人がコメントを寄せているので
ここでは感想程度に留めておきます
異質な存在…
ストーンズでも異質 ロック界でも異質
https://www.youtube.com/watch?v=4Lldf7HB3VU
ロンドン生まれ
幼少時よりジャズに傾倒
ストーンズのメンバーからブルーズを教わる
ストーンズ加入前は広告会社でグラフィック・デザイナー
絵が上手で
チャーリー・パーカーを題材にした絵本を出版している
洗練された知性＆上質で粋な大人のセンス
ロックやるべ…田舎から出てきたお兄ちゃんたちとは
そもそもバックグラウンド 出発点が違う
ジャズメンが使うグレッチのドラムセット（1957年製・木目）
ロック界でサヴィル・ロウのスーツを
ビシッと着こなす人を彼の他に見たことがない
ブルーズ・バンドのストーンズは
時代によって流行りの音楽を取り入れてきたけれど
この人は一貫して自分のスタイルを崩さない
ここがね “スゴいなぁ” と思うし
メンバーからの信頼が厚い理由であろう
https://www.youtube.com/watch?v=3uwKw-NHHUc
尊敬できる人物…浮ついた噂は一切ナシ
物静かなジェントルマン
長きにわたりお疲れさまでした
いろいろな事を教わった…ありがとうございました
ご冥福をお祈りいたします！
https://www.youtube.com/watch?v=rpjzaZn4_V0
映画「ドライブ・マイ・カー」（2021年・日）
脚本・監督：濱口竜介
音楽：石橋英子
観てきました…よくできている◎良かった！
179分…まったく長さを感じない…傑作！
音楽もいいぞ！
原作は村上春樹さんの短編小説集
「女のいない男たち」（2014年）
この中の3篇のエピソードを
巧みに繋いで一つの物語に仕上げている
本は…ツマンネェ…と投げ出したけど
カンヌで脚本賞を獲得したので
どう料理しているのかな？興味が湧いた
この監督の前作「寝ても覚めても」（2018年・日）
なんやこれ？最低！時間の無駄！金返せ！
失望したのでどうかな？と思っていたけど
多国籍の役者と言語で演じられる
広島での舞台「ワーニャ伯父さん」を中心に据えて
演出家の主人公を取り巻く状況が描かれる
斬新な手法…ドライブ感…グイグイと引き込まれていく
チェーホフさんのおかげ（笑）
俳優では岡田将生が良い◎
上手い！ああいう役ができるんだなぁ（感心）
日本映画はガッカリさせられることが多いけれど
このレベルなら十分に世界と渡りあえる…
そんな感想を持ちました
時間があれば…お薦めしておきます
映画を観た後で本を再読していますが
やっぱりイラッとするわ（笑）
先日とある展覧会を観てきました
前知識は入れずに観たけど良かった◎
モノクロの作品が気に入りました
なんというのかな？
独自の世界観に惹かれるものがある
手法も勉強になる
アンテナを張り巡らせて
先入観なしでいろいろと観に行こう…
予期せぬ収穫があると
刺激になるし得した気分になる
芸術に触れる瞬間…ゾクゾクッと嬉しい！ 
降ったり晴れたり…今日も変なお天気
どうも憂鬱な気分…ヤル気ナシ
そんな時には “ヤル気T” に着替える！
けっこう着古しているけどお気に入り
茶系のTシャツはなかなか目にしない
こちらはバンドTをよく出しているブランド
正規のライセンスもの…着心地がいい！
柔らかい生地で凝ったステッチ…高品質！
ビートルズものでは5枚ほど持っている
というわけで本日の気分は…
A面3局目「If I Fell」（1964年）
邦題「恋に落ちたら」
イントロなし…いきなり始まるジョン・レノンの曲
https://www.youtube.com/watch?v=vq78BDwCujs
ホントいい曲…リンゴのスネア→いいね！
愛おしくなる…そんな曲ですね
しかしよく降りますね…異常気象
これほど雨が続くと各地で災害が起きる
夏の長雨は農作物に影響が出る
映画「Erika's Hot Summer」（1970年・米）
監督：ゲイリー・グレイヴァー
夏らしい映画と思いきや…エロ映画？
主演：エリカ・ギャビン
ラス・メイヤーの映画に出ていた人
https://www.youtube.com/watch?v=t6YwmhSD4ao
曲はロンドンのアーティスト／プロデューサー
David Zbirkaのソロプロジェクト
Sunnbrella サンブレラ「Pauline ポーリーン」（2021年）
曲名の “ポーリーン” エリック・ロメール監督
映画「海辺のポーリーヌ」（1983年・仏）
原題「Pauline A La Plage」からつけられたようです
エリック・ロメール “瑞々しい” エロ爺
嫌いではないですが…（笑）
天候も変だけど
いろいろヘンテコな世の中…不安が募る
周囲の状況はどうであれ
小さな喜びを見つけて自己中で楽しむしかない
最近気に入っているTシャツ
色は黒 フロントにレコード盤がドカン
UT…ユニクロのTシャツ
もともと安価だけど こちらは状態のよい中古
Tシャツは安ければ安いほどいい できれば無料…
という考えなので思惑とピタリ合致
背中は英文字…ええ感じ！
小太り＆黒いTシャツ→ヤバい奴
さらにリュック＆短パン→近寄らない
しかし…そんなことは気にしない
堂々と振る舞う！（笑）
でも…持っているTシャツの中で黒は数が少ない
こちらは珍しいジャケットを集めた
村上さんのクラシック・レコードの本
興味深い内容ですがジャケットを眺めているだけで
読んでもよくわからないので
クラシック音楽をやっている妻にあげたけど
読んでいる気配はない（焦）
ピアノ教室に置いておけばいいんじゃない？
夏のド定番・Tシャツ→眺めてるだけで楽しい！
雨続きで出かける気が起きない
近所のスーパーにビールを買いに行こうかな？
こんな日にはカラッとしたサウンドが聴きたいなぁ
https://www.youtube.com/watch?v=_IfnQibUjso
公開中のドキュメンタリー映画
「フィッシュマンズ」（2021年・日）
監督：手嶋悠貴
1987年結成のフィッシュマンズ
映画が気になっていたので調べていたら
現在アメリカでの人気が絶大らしい…なんでまた？
https://www.youtube.com/watch?v=Ke9PbRM21O8
Carlton & The Shoes「Give Me Little More」（1982年）
すると…ジャマイカのバンドに行き着いた
聴いてみるとライト・レゲェ→ええ感じやないの（驚）
スカ？ロックステディ？レゲェ？ようわからん？
ジャマイカ音楽については明るくないけれど
このバンドは日本でも活動していたようです
https://www.youtube.com/watch?v=XaXgGhYG56s
「Let Me Love You」（1977年）
もう一曲…メチャええがや！
Carlton & The Shoes
カールトン・マニング率いる4人組
知らないことが多いなぁ（嘆）
フィッシュマンズについても知らないけれど
映画は観に行こう…172分…かなり長いぞ
まだ雨は落ちていないけど
今日も天気がよくない…午後からは雨の予報
今週もずっと雨みたい？
https://www.youtube.com/watch?v=2dIUGxkLc40
Sunday Breakfast Club「Sundown」（2021年）
Sunday Breakfast Club
フィリピン・マニラ出身のSSW／プロデューサー
Kiko Gonzalesのソロプロジェクト
垢抜けない感じですがサウンドはオシャレ！
影響を受けたアーティスト：
ジャケットに写っている
ヘフナーのヴァイオリン・ベースですぐわかる
ビートルズ 山下達郎 イーグルス
ビーチ・ボーイズ バート・バカラック
ルーツは1970年代ミュージック…なるほどね！
雨・雨・雨…毎日・雨
お盆の時期に雨が続くのはちょっと記憶にない
気持ちが滅入ってくる
土曜日の朝は
ピーター・バラカンのラジオ番組
本日は “1971年特集”
朝はいつもワサワサしているので
ちゃんと聴いていないのが実情ですが
好きな曲がかかりました
https://www.youtube.com/watch?v=S3q2TCsoUyg
Crazy Horse「I Don't Want To Talk About It」（1971年）
クレイジー・ホースは現在も活動中
ニール・ヤングのバック・バンドとしてよく知られている
作者は初期メンバーのダニー・ウィットン
薬物中毒のため29歳で逝去
この曲はロッド・スチュワートの
ヴァージョン（1975年）が有名ですが
さまざまな人たちにカヴァーされている名曲
https://www.youtube.com/watch?v=QCO3EWlXMWU
僕はこれまでずっと
ロッドがオリジナルだと思い込んでいた…違った（焦）
ロッドの歌唱は素晴らしいので
聴き比べてみるのもいいと思います
お盆 街はひっそりと静まりかえり
セミの鳴き声だけが遠くで聞こえている
帰省NGとのお達しですが
皆さんはどうしてるのかな？
わたしは普段通りの “オタク” です！
イギリスの国民的マルチ・ミュージシャン
マイク・オールドフィールド Mike Oldfield
記念すべきヴァージン・レコード第一弾アルバム
「チューブラー・ベルズ」（1973年・英1位／米3位）
プログレッシヴ・ロックの傑作！
長い曲なので
冒頭のメロディだけでも聴いてみてください
https://www.youtube.com/watch?v=KXatvzWAzLU
2012年ロンドン五輪の開会式でも
“不吉なシーン” で本人によって演奏されました
無数の病院のベッドが出てきて
細菌＝ウイルスを思わせる
黒い着ぐるみが少年少女を襲う…さらに巨大な死神が登場
なぜ晴れの五輪の開会式で全世界に向けて
あのような不気味でネガティブな演出がなされたのか？
現在のパンデミックを予言していた？
ウイルスは人為的？ どうしてもそう考えてしまう
https://www.youtube.com/watch?v=efEKD4fILCg
この曲はウィリアム・フリードキン監督
ホラー映画の金字塔「エクソシスト」（1973年・米）
テーマ曲として使用されました
わたしの “No.1トラウマ映画”
あまりに怖くて目を閉じていたので
半分程度しか観ていない（嘆）
元ネタは「尼僧ヨアンナ」だと思う？
（1961年・ポーランド 監督：イェジー・カヴァレロヴィチ）
老神父役マックス・フォン・シドーが印象的
この配役はイングマール・ベルイマン監督
「第七の封印」（1957年・スウェーデン）
この映画からで間違いないでしょう！
おおコワッ！（冷）
でも…もっとも怖いのは “人間” だと思います
五輪が終わったら台風がやってきた
いろいろ忙しいこっちゃね
しかしまぁ酷暑の屋外で競歩にマラソン
狂気の沙汰…選手たちが可哀想…夜じゃダメなの？
https://www.youtube.com/watch?v=Y_hdQXQfsNg
米オクラホマ州タルサ出身
兄弟と友人の3人組
インディーポップ・サイケバンド “スポーツ”
「You Are The Right One」（2015年）
盛夏…高温多湿…まったりリズム感が心地いい
バンドの詳細は不明…まだやってるの？
サウンドにヴィジュアル
悪くはないけど磨きが足らない…
さらなる洗練度がほしいところです
あっつう なんやこれは？
ぶらぶら出歩きたいけど倒れるわ（汗）
冷たいビールをプシュッ…それしかない！
https://www.youtube.com/watch?v=8kkiJKjo2SA
Beach House「On The Sea」（2012年）
2004年結成の米仏男女2人組
ドリーム・ポップバンド “ビーチ・ハウス”
この曲が入ったアルバム “Bloom” は
米７位・英15位のスマッシュヒット
3度来日している
“ビーチ・ハウス” は前にも出ましたね
Dosshausによるアニメーション
雰囲気出てますね！
