in my room

静かなパラダイス

1963年土曜日の午後…

2018年10月29日 | Weblog



アメリカのシンガー・ソングライター
リッキー・リー・ジョーンズの1stアルバム
「Rickie Lee Jones」(1979年・米3位/英18位)
邦題「浪漫」

秋の夜長に…このアルバム…メチャいいね!(溜息)

https://www.youtube.com/watch?v=ZxA8YN8enhA

A面2曲目「On Saturday Afternoon In 1963」
邦題「1963年土曜日の午後」



フォーク ジャズ ブルーズ…
豊かな音楽性&ズラリ豪華な参加ミュージシャン!
ワーナー・ブラザーズが総力を挙げて世に出した
大型新人のデビュー・アルバム→全曲◎!

リッキー・リーは以降のアルバムも素晴らしいですが、
1枚といわれれば、やはりこのアルバムになるでしょう。
1曲ではなく、アルバム丸ごと聴きたいアーティスト…ですね!

 


All The Young Dudes…

2018年10月27日 | Weblog

週末は音楽会に美術館…芸術に触れるには絶好の季節!
タダ券もらって出かけよう!(笑)



https://www.youtube.com/watch?v=VKvNtAVZyOc

この季節に聴くと骨身に沁みる…グッとくる!(涙)

イギリスのロック・バンド
モット・ザ・フープル「All The Young Dudes」(1972年・英3位)
邦題「すべての若き野郎ども」
作詞・作曲:デヴィッド・ボウイ
グラム・ロックを代表する歴史的名曲!



イアン・ハンター(vo/p)
ミック・ラフルス(g)→後にバッド・カンパニー
ヴァーデン・アレン(org)
ピート・オヴァレンド・ワッツ(b)
デイル “バフィン” グリフィン(ds)

デヴィッド・ボウイがプロデュースした
彼ら5枚目のアルバム(英21位/米89位)…名盤!
グラム・ロック色が強いと思いきや、そうでもない。
ブリティッシュ・ロックの王道…そんなアルバムです。



この曲はデヴィッド・ボウイも歌っていますが(1974年)
モット・ザ・フープルのヴァージョンが素晴らしい!
この時期のボウイ…神懸かってますね!(溜息)

 


スモール・フェイセズ…

2018年10月24日 | Weblog

ブリティッシュ・ロック好きには外せないバンド、
1965年に結成されたスモール・フェイセズ Small Faces



スティーヴ・マリオット(g/vo)
ロニー・レーン(b/vo)
ケニー・ジョーンズ(ds)
イアン・マクレガン(key/vo)



https://www.youtube.com/watch?v=6vWTtx_PxPo

「Tin Soldier」(1967年・英9位/米73位)

スティーヴ・マリオット脱退→ハンブル・パイ結成
他のメンバーにジェフ・ベック・グループにいた
ロッド・スチュワート(vo)ロン・ウッド(g)が加入して
1969年フェイセズ Faces 結成…という流れ。



難病を患ったロニー・レーン、
焼死したスティーヴ・マリオット…
彼らの逸話は涙なくしては語れない!

モッズ、パンク…後のブリティッシュ・ロック・シーンに
多大な影響を与えたスーパーなバンドですね!

 


Never My Love…

2018年10月23日 | Weblog

深まる秋…そろそろセーターの季節。
そんな季節には…
アソシエーションのCDを持っていたはずが
いくら探しても見つからない?!
以前、CD・DVDを処分した時に売っちゃったかな?
下のCDはオムニバス版=ソフトロックの寄せ集め



https://www.youtube.com/watch?v=UzgpB9xpyT8

The Association「Never My Love」
(1967年・米キャッシュボックス1位/ビルボード2位)



ボストン出身のドン&ディックのアドリシ兄弟作のこの曲は
1966年に日本のジャニーズに提供されましたが、
レコーディングには至らず、翌年にアソシエーションがカヴァー。
その後はさまざまなアーティストに取り上げられ、
今やスタンダード…TVや映画などでもよく使用されている。



https://www.youtube.com/watch?v=T9VmPAlnwD0

現在公開中の映画「アンダー・ザ・シルバーレイク」で
使用されているようです。
この映画はぜったいに僕の好み…ぜひ観たい!



下中央の東洋人っぽい風貌のギタリストは
よくJapanese=日本人とメンバー紹介されますが、
ハワイ生まれの米国人、ラリー・ラモスさん。

https://www.youtube.com/watch?v=BD7SvXmjf3U

もう一曲「Along Comes Mary」(1966年・米7位) 
凝った曲…カッコいい!手拍子…いいですね!

 


ジャコメッティ…

2018年10月22日 | Weblog



フランスの写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンが
友人の彫刻家で画家のジャコメッティを撮影した
有名な写真「雨の中のジャコメッティ」(1961年)



アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)

芸術家の伝記を読んだり、映画を観たり…けっこう好き!
これまで知り得なかった人物像が明らかになったり、
なにより人物がユニークで魅力的!
悲劇の人もいるけど、幸福な生涯を送った人もいる。



https://www.youtube.com/watch?v=Ov3oMW_JGcE

映画「ジャコメッティ 最後の肖像」(2017年・英)
原題「Last Potrait」
原作:ジェームズ・ロード「ジャコメッティの肖像」
脚本・監督:スタンリー・トゥッチ
撮影:ダニー・コーエン



1964年、ジャコメッティの個展でパリを訪れていた
友人のアメリカ人作家ジェームズ・ロード。
「ちょっとモデルになってくれへん?」
「いいですよ」
軽い気持ちで一日だけなら…今日は止めや…気まぐれ!(笑)
描いては消して、旧知の娼婦といちゃついたり
いつまで経っても終わらない…飲みに行くぞ!



アメリカへの帰国は延期に次ぐ延期…恋人には愛想を尽かされる。
芸術家ジャコメッティに心酔するからこそ、
予定を変更してまで彼に付き合ったんでしょう。
ついに完成!傑作!これが最後のポートレイトに…

生前に成功した著名な芸術家で超リッチなのに
風呂なしのボロいアトリエ兼住居、食事や着るものに無頓着、
モデルの妻がいるのに平気で浮気…
周囲が ”こいつならしゃあない” と思わせる偏屈天然ピュア親父!
そんな無茶な…(笑)破天荒でチャーミング!
創作の苦悩は描かれますが、深刻さはそれほどでもない。
幸せな生涯だったと思いますね。
交流のあった留学中の日本人哲学者、矢内原伊作もチラッと出てくる。



ジャコメッティ役のジェフリー・ラッシュ…雰囲気バッチリ!
「英国王のスピーチ」(2010年・英/豪)
「鑑定士と顔のない依頼人」(2013年・伊)
「やさしい本泥棒」(2013年・米/独)
素晴らしい演技が記憶に新しい…オーストラリア出身の名優です。

おまけ…余談ですが…
芸術作品の収集が趣味の映画監督ビリー・ワイルダーが
とある画廊で誤って後ろ足で細長い人体の彫刻を倒してしまった。
これはいくら?その彫刻は10万円ほどだったそうです。
後年…ジャコメッテイ作のその彫刻の値段は1億円超!
これだから収集は止められない…というお話(笑)

 


ドニー・ダーコ…

2018年10月19日 | Weblog

10月を歌った曲や10月が舞台の映画は
何があったっけ?
ハロウィンなどのイベントがあるので
いろいろとありそうだけど思い浮かばない。
ジョン・カーペンター脚本・監督・音楽「ハロウィン」(1979年・米)
モロすぎですやん!(笑)



https://www.youtube.com/watch?v=BWqgWGwR_z8

映画「ドニー・ダーコ」(2001年・米)
原題「Donnie Darko」 
脚本・監督:リチャード・ケリー
出演:ジェイク&マギー・ギレンホール(実姉弟)ジェナ・マローン
   ドリュー・バリモア パトリック・スウェイジ キャサリン・ロス
   ノア・ワイリー 他 セス・ローゲンのデビュー作(端役・笑)

“世界の終りまで28日6時間42分12秒”
そんな映画です…難解…2回観てもワケわかんねぇ!(嘆)
10月の出来事…
ドニー・ダーコというのは高校生の主人公の名前。
情緒不安定で定期的にカウンセリングを受けている。



SF 心理サスペンス ミステリー ダーク・ファンタジー
カルト パラレル・ワールド タイム・トラベル タイム・ループ
学園生活や家庭の描き方が一風変わっていて面白い!
結局、モヤモヤっとようわからん!(嘆)
時系列の入れ替え、銀色のウサギ…デヴィッド・リンチの影響?!



劇場公開時には当たらなかったそうですが、
じわじわと評価が高まって現在ではカルト・ムービー。
さまざまな解釈ができる、観た人と語りたくなる…
不思議なムードの映画です。



https://www.youtube.com/watch?v=g6jhpaX7fNQ

映画のラストで印象的に使われているのが、
オーストラリアのオルタナティブ・ロック・バンド、
The Church「Under The MIlky Way」(1988年・米24位/豪22位)

 


芸術の秋…

2018年10月17日 | Weblog



世界の終り? 
夕焼け…不気味で怖い…ゴジラが去った後みたい!



モーツァルトやったら行きまっせ! 
世界的なホルン奏者のアンサンブルに出かけました。
□前半
モーツァルト:ホルン協奏曲 第6番 変ホ長調
ライヒャ:ホルン五重奏曲 ホ長調 作品106
□休憩
□後半
モーツァルト:ホルン協奏曲 第5番 ホ長調
ボウエン:ホルン五重奏曲 ハ短調 作品85
□アンコール
ヤナーチェク シンフォニエッタ 第4楽章

前後半の間の休憩時にビールやワインを飲みながら
感想などを語り合うのがとても楽しい!
きめ細やかで抑揚に富んだモーツァルトの音楽…美しいなぁ!(溜息)
ずっと聴いていたい もっと聴いていたい
難しい曲ですが、息の合った素晴らしい演奏でしたね。


 
https://www.youtube.com/watch?v=kKW4ZZOnV1E

映画「静かなる情熱 エミリ・ディキンスン」(2016年・英/ベルギー)
原題「A Quiet Passion」
脚本・監督:テレンス・ディヴィス
伝記映画…19世紀アメリカの女流詩人エミリ・ディキンスンの生涯。

さまざまな映画で、よく引用されるのが
エミリ・ディキンスンの詩…なんだろう?
以前から興味がありましたが、資料が少ない。(嘆)
上質なこの伝記映画で、ようやく詳しく知ることができました。



初めてエミリ・ディキンスンの詩を知ったのは
学生時代に観た映画「ソフィの選択」(1982年・米)
原題「Sophie's Choice」
原作:ウィリアム・スタイロン(1979年・ピューリッツァー賞受賞)
製作・脚本・監督:アラン・J・パクラ
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:マーヴィン・ハムリシュ
出演:メリル・ストリープ ケヴィン・クライン
   ピーター・マクニコル 他


 
映画のラストで詩「国の埋葬」が使われている。
  “寝床をゆったりと
   畏れをもって整えて
   その中で—
   公正な審判の下る日を
   静かに待とう
   マットレスを真っ直ぐに
   枕も真っ直ぐに
   枕はふっくらと
   朝日の黄金色の騒音に
   心乱されないように”

心にズシンと響く映画…傑作です!(泣)

 


Because…

2018年10月14日 | Weblog



1957年に結成されたイギリスのバンド、
ザ・デイブ・クラーク・ファイブ The Dave Clark Five 
その名のごとくリーダーがデイブ・クラーク(ds)
ドラマーがヴォーカルというスタイル…珍しい!
さらにメンバーにサックス奏者!

https://www.youtube.com/watch?v=QpKWpUJybng

「ビコーズ」(1964年・米3位/カナダ3位)
作詞・作曲:デイブ・クラーク



親しみやすいメロディ…鼻歌ソング…いい曲ですね!
このバンドは同時期のザ・ビートルズのライバルで
本国イギリスよりもアメリカで人気があったそうです。
日本でもスゴかったみたいですね!



ダイアナ・ロスがいた “ザ・スプリームズ” が
この曲をカヴァーしています。(1964年)

https://www.youtube.com/watch?v=N8S6zZsD4Tc

黒人らしさのない、気の抜けたコーラみたいなサウンド…
雰囲気だけ…そういうグループです。(笑)



ちなみに “ダイアナ・ロス&ザ・スプリームズ” と
名乗るのは1967年から。Diana Ross & The Supremes
この曲は1985年にジョン・レノンの息子、
ジュリアン・レノンがカヴァーしています。

 


内気なジョニー…

2018年10月13日 | Weblog

朝晩はずいぶん肌寒くなってきました。
かなり苦手!(嘆)
夏から秋へ 秋から冬へ
季節の変わり目…どうもあかん…低空飛行

最近は1960〜70年代に活躍した人たちが
鬼籍に入るといったニュースをよく耳にする。
ブルーズのオーティス・ラッシュも先月末に他界。
こればかりは仕方ないですが、
あの時代に憧れる者にとっては寂しい限り。(泣)



話題を変えて…この人は存命!
ジャズ&スタンダード&ポップス…1960年代のアイドル・シンガー、
女優でもあるジョニー・ソマーズ…鼻にかかった甘い声がいい!
学生時代に買ったLPレコードを今でも持っている。



https://www.youtube.com/watch?v=wcLXs3Np93s

最大のヒット曲…歌詞丸暗記…鼻歌ソング(笑)
「Johnny Get Angry」(1962年・米7位)
邦題「内気なジョニー」



繊細で洗練されたジャズのエッセンス。
うっとり…素晴らしいアレンジ…垢抜けている!
あるようでない…この曲はオリジナリティがある。

最下位!阪神タイガースの話題などなど
いろいろと語りたいことは盛りだくさんですが、
とりあえず風邪を引かないようにボチボチやりますわ!

  


Denise…

2018年10月04日 | Weblog

♪どういうわけか突然
頭の中にメロディが流れ出すことがある!(焦)

曲名やバンド名が思い出せない時にはイラッとするけど、
これはしゃあない…あっさり諦めよう!
その内に思い出すさ…切り替えていく!(笑)



1962年ニューヨークで結成された
ドゥ・ワップ・グループ、ランディ&ザ・レインボウズ!

https://www.youtube.com/watch?v=K7Xy8XLKwec

「デニス」(1963年・米10位/カナダ5位)

この曲はすぐわかる…キーを下げて鼻歌ソング!(笑)
映画で使われていたので、思い出したのかもしれない?!
映画は何だったかな?思い出せない!(嘆)



昨今の映画は長〜いエンド・クレジットで
必ず使用曲が記されているので、DVDを止めてはチェック!
忘れないためにも、気になるところは
しっかりメモしておきたいですね!

 


What's Up…

2018年10月02日 | Weblog

10月になりました。
長雨だったり、大型の台風が来たり…
でも、晴れた日には過ごしやすい、
気持ちのいい気候になりました。



https://www.youtube.com/watch?v=6NXnxTNIWkc

サンフランシスコ出身のフォー・ノン・ブロンズ(4 Non Blondes)
「What's Up」(1992年・米14位/英2位)

“どうしたんだい?” 
覚えやすい歌詞にメロディ…いい曲ですね!
この曲はいろいろなところでよく耳にする。
映画「ヤング≒アダルト」(2011年・米)でも使われていた。

当初はタイトルが「What's Going On」だったそうですが、
超有名なマーヴィン・ゲイの同名曲があるため
「What's Up」になったそうで…なるほど!

リンダ・ベリー…バンドはやっぱりヴォーカルですね!