小児がんの仲間、支援者、関係者が京都に集い、
社会への啓発を含めてシンポジウムが開催されました
私たち音楽療法士は「音楽を心身の健康に役立てる営み」として
希望される全ての子(人)を対象に関わることになります。
対象者の理解には、疾病から性格、家族関係など、
全人的、かつ多視点的なアセスメントが重要になります。
以下「小児がんゴールドリボンキャンペーン」の内容の一部です
小児がんは、医学的には15歳までに発症したがんのことです。
現在は医学が進み、70%以上が治癒するようになったそうですが、
子どもの病死原因では第一位を示しているとのことです。
治療が終了した後も、多方面にわたるケアや理解が必要になります。
中でも、子どもさんを小児がんで亡くされたお父さんの
「子を亡くした親の支援は何も無い」の言葉は重く・・・、
続いて、親の声を継続して伝えることによって
社会が変わっていくことを語られました。
講演では、ケアの概念を拡げて臨床されている鷲田清一先生が
「ケアする生き物であることが人間の特徴的な定義である」
「ケアの現場において、どの営みよりもしんどい事は『聞く』『待つ』
ということである」
「赤ちゃんは24時間要介護の最たるものであり、人は受身で生まれ、
受身で人生を終える存在である」
と述べられ、印象に残りました
社会への啓発を含めてシンポジウムが開催されました

私たち音楽療法士は「音楽を心身の健康に役立てる営み」として
希望される全ての子(人)を対象に関わることになります。
対象者の理解には、疾病から性格、家族関係など、
全人的、かつ多視点的なアセスメントが重要になります。
以下「小児がんゴールドリボンキャンペーン」の内容の一部です

小児がんは、医学的には15歳までに発症したがんのことです。
現在は医学が進み、70%以上が治癒するようになったそうですが、
子どもの病死原因では第一位を示しているとのことです。
治療が終了した後も、多方面にわたるケアや理解が必要になります。
中でも、子どもさんを小児がんで亡くされたお父さんの
「子を亡くした親の支援は何も無い」の言葉は重く・・・、
続いて、親の声を継続して伝えることによって
社会が変わっていくことを語られました。
講演では、ケアの概念を拡げて臨床されている鷲田清一先生が
「ケアする生き物であることが人間の特徴的な定義である」
「ケアの現場において、どの営みよりもしんどい事は『聞く』『待つ』
ということである」
「赤ちゃんは24時間要介護の最たるものであり、人は受身で生まれ、
受身で人生を終える存在である」
と述べられ、印象に残りました
