今年は介護を家族単位ではなく、社会全体で支えるという介護保険制度が
始まって20年になります。
個人的に20年を少し振り返ってみます。
2000年は私にとっても始まりの年になりました。
前回のひとりごとにも書きましたが、パーキンソン病患者・家族会の
支援グループが保健所の呼びかけで設立され、11月2日のグループ発足から19年半が過ぎました。
2000年11月3日~5日開催の全日本音楽療法連盟大会(於:長良川国際会議場)に参加し、
11月16日からは奈良市音楽療法推進室に音楽療法ボランティアとして関わることになり、
多くのご指導をいただいて2005年に日本音楽療法学会認定の資格を得ました。
2001年には全日本音楽療法連盟から日本音楽療法学会の組織として設立され、
音楽療法が研究、臨床、教育などを通して社会へ広く普及し始めました
学会認定の音楽療法士の資格を取得した2005年に立命館大学大学院応用人間研究科に入り
音楽療法に関係する広い分野の学びに繋ぐことができました。
大学院時代に認知症と発達及び記憶研究に関わる幾つかの学会に所属して修士を修了しました。
修了後の春から社会福祉の専門学校において「音楽ケア」の講義を担うことになり、
若い世代の人との交流を楽しみながら8年を過ごしました。
さらに、私的な20年を振り返れば、義母が少しずつ日常生活において不安なことを伝え始め、
その後認知症の兆候を私たち家族が認識し始め、物忘れ外来を受診した後に
進行していく認知症に関わりながら、亡くなるまでの約11年間も入っています。
介護保険制度を利用できたことは家族にとって本当に助かりました。
ケアマネジャーさんからの助言や関わっていただいた介護関係の皆様の温かい励ましは
どれ程家族にとって力になったのか計り知れません。
「認知症」という言語も2004年に統一され、さらにMCI(軽度認知症)の社会的な認知と活動も
オレンジプランとともに普及してきました。
2012年にはiPS細胞研究がノーベル賞を受賞し、パーキンソン病を始めとする難病の
治療に未来を感じたニュースの瞬間は今でも鮮明に覚えています。
認知症に関しても治療薬を始めとした研究に、今後も期待して見守っています
2014年からスマホを利用し始め、日常生活の変化の大きさを強く感じています。
2017年には10代、20代のスマホ普及率が90%を超えたというニュースがありました。
平均寿命もこの20年間で更に長くなり、2016年の報告では男性は80,98歳、女性は87,14歳です。
我が家においても享年ですが、父は93歳、義父は99歳、義母は100歳という長寿家族です。
3人の命のバトンを受け取るように、新しい命の誕生が続き、感謝の気持ちでいっぱいです。
94歳の母は現在でも歩行は自立しており、電話も本人から「皆元気にしてる?・・・」と
かかってきて、会話から元気に暮らしていることが伝わってきて安心しています。
「オリンピックを楽しみにしていたけど、来年になってしまって生きていられるかしら?」とも・・。
コロナウイルス感染が落ち着かないことには奈良へも遊びに来てもらえなくて寂しいです。
連休は認知症の研究と課題をこなしながら、田舎で収穫が始った絹さや、新玉ねぎ、春菊などの
新鮮野菜を食べて免疫力を上げたいと思っています
始まって20年になります。
個人的に20年を少し振り返ってみます。
2000年は私にとっても始まりの年になりました。
前回のひとりごとにも書きましたが、パーキンソン病患者・家族会の
支援グループが保健所の呼びかけで設立され、11月2日のグループ発足から19年半が過ぎました。
2000年11月3日~5日開催の全日本音楽療法連盟大会(於:長良川国際会議場)に参加し、
11月16日からは奈良市音楽療法推進室に音楽療法ボランティアとして関わることになり、
多くのご指導をいただいて2005年に日本音楽療法学会認定の資格を得ました。
2001年には全日本音楽療法連盟から日本音楽療法学会の組織として設立され、
音楽療法が研究、臨床、教育などを通して社会へ広く普及し始めました
学会認定の音楽療法士の資格を取得した2005年に立命館大学大学院応用人間研究科に入り
音楽療法に関係する広い分野の学びに繋ぐことができました。
大学院時代に認知症と発達及び記憶研究に関わる幾つかの学会に所属して修士を修了しました。
修了後の春から社会福祉の専門学校において「音楽ケア」の講義を担うことになり、
若い世代の人との交流を楽しみながら8年を過ごしました。
さらに、私的な20年を振り返れば、義母が少しずつ日常生活において不安なことを伝え始め、
その後認知症の兆候を私たち家族が認識し始め、物忘れ外来を受診した後に
進行していく認知症に関わりながら、亡くなるまでの約11年間も入っています。
介護保険制度を利用できたことは家族にとって本当に助かりました。
ケアマネジャーさんからの助言や関わっていただいた介護関係の皆様の温かい励ましは
どれ程家族にとって力になったのか計り知れません。
「認知症」という言語も2004年に統一され、さらにMCI(軽度認知症)の社会的な認知と活動も
オレンジプランとともに普及してきました。
2012年にはiPS細胞研究がノーベル賞を受賞し、パーキンソン病を始めとする難病の
治療に未来を感じたニュースの瞬間は今でも鮮明に覚えています。
認知症に関しても治療薬を始めとした研究に、今後も期待して見守っています
2014年からスマホを利用し始め、日常生活の変化の大きさを強く感じています。
2017年には10代、20代のスマホ普及率が90%を超えたというニュースがありました。
平均寿命もこの20年間で更に長くなり、2016年の報告では男性は80,98歳、女性は87,14歳です。
我が家においても享年ですが、父は93歳、義父は99歳、義母は100歳という長寿家族です。
3人の命のバトンを受け取るように、新しい命の誕生が続き、感謝の気持ちでいっぱいです。
94歳の母は現在でも歩行は自立しており、電話も本人から「皆元気にしてる?・・・」と
かかってきて、会話から元気に暮らしていることが伝わってきて安心しています。
「オリンピックを楽しみにしていたけど、来年になってしまって生きていられるかしら?」とも・・。
コロナウイルス感染が落ち着かないことには奈良へも遊びに来てもらえなくて寂しいです。
連休は認知症の研究と課題をこなしながら、田舎で収穫が始った絹さや、新玉ねぎ、春菊などの
新鮮野菜を食べて免疫力を上げたいと思っています