音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

自律神経を整える音楽利用♪

2021-08-31 07:02:10 | 研究関連
偶然聞いたラジオで順天堂大学の小林弘幸医師が自律神経を音楽で整える話をされていました。
小林医師監修の“音楽を聴きながら自律神経を整える”セラピーCDのことは知っていました。
ネットで見ると、自律神経(交感神経と副交感神経)をコントロールする一番のポイントは、
何事も「ゆっくり」を意識すること、と記されています。

コロナ禍の今では多くの人が緊張したストレスを感じており、
今こそ音楽を利用して心の平穏を保ちたいものです。
テンポが安定していることで呼吸が整い、気持ち良いと本人が感じる曲は心に寄り添ってくれます。
懐かしい気持ちとともに心が落ち着いてきて、前向きになることもあります。
音楽療法は「音楽を利用する方法」だと教わりました。
溢れている音楽の中から自分の心に合わせて「利用する」ことは誰にでも出来ることです

更に小林医師は
「ゆっくり行動する」「怒らない」「心に余裕を持つ」ことなどを
音楽の効果でスムーズに促し、明日の自分をポジティブに思い描けるための
セルフ・トレーニングをしてみましょう。
と記されています。

昨日のBGMの追加報告をすると、眠る時に「深い眠りへの音楽」を試してみました。
記憶に無いほど、アッと言う間に眠っていました。

BGMを楽しみながら♪

2021-08-30 07:40:04 | 音楽雑記
残暑厳しいと言われていますが、流石に窓から入ってくる風は秋を感じます。
朝散歩の景色も随分変化してきました。虫の音色がBGMになっています。
美味しそうに実っていたトマトやトウモロコシやカボチャなどは畑から消えて、
秋の準備として耕されて肥料が蒔かれています。

昨年度在籍していた研究室のゼミ生が認知症と音楽療法に関する研究をされるという
連絡をいただき、今までの研究及び臨床事例や体験が少しでもお役にたてればと、
日本音楽療法学会誌を始めとして読み返しています。
人生と音楽の関わりは一人ひとりの個別性が高く、認知症を患っている皆様が
どのような地域で、それぞれの年代において音楽が存在していたのかが関係してきます。
コロナ禍でも学生の研究は続きます。年度末の発表が今から楽しみです

ところで、本を読む時、文章をまとめる時、集中したい時、ながら作業をする時などの
BGMが物凄く多いことに驚いています
勉強用波の音他自然音、更には前頭葉活性化音楽、リラックスしたい音楽、
子供を寝かす時の音楽、自立神経を整える音楽、体感温度を冷やす音楽、
朝活用の音楽、朝の目覚めの音楽、雨に日の午前の音楽、、、、

何と多くの要望?に合わせたBGMがあることでしょう
特に今年はコロナ禍で家の作業や勉強、及び仕事が増えているからなのでしょうか?
単純な家事作業などの時は軽いリズムに乗れるとはかどる気がします。
少し気分転換したい時にも有効です。癒されるひと時も大切です。
個人差があるとは思いますが、一度試して聞いてみるのも良いかもしれません