音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

19年目に入るパーキンソン患者・家族会の支援活動

2018-11-11 18:55:30 | 音楽雑記
国の難病指定を受けているパーキンソン病の患者・家族の会を地域で支援する
ボランティア養成講座(4回)を奈良県郡山保健所が主体となって開催してから
18年が過ぎました。
患者・家族会の活動をどのようにご支援できるのか・・・
保健所の助言をいただきながら手探り状態で15名の活動が始まりました。

初めての交流会の活動は2000年の11月12日でした。
医療講演会などの年間行事の準備、介助、見守り、後片付けなどを通して
交流を重ねてきました。
翌年から音楽療法も活動の一つに入り、今年度も継続されています。

18年継続してきた中で患者さんの体調が悪くなったり、入院されたりなどで
参加も難しい現状ですが、希望となるニュースが9日に届きました。
治療としてお一人おひとりに保険適用される日が一日でも早いことを切に願っています。

<世界初!iPS細胞をパーキンソン病患者の脳に移植>
京都大学の高橋淳教授らのグループは、ヒトのiPS細胞から作った神経細胞を
パーキンソン病患者の脳に移植する世界で初めての手術を行ったと発表しました。
京大医学部付属病院・高橋良輔脳神経内科長:「第1例目の移植手術を行いました。
現在のところ、術後経過は良好です」
京都大学によりますと、手術は先月、50代の男性患者に対して行われました。
パーキンソン病は脳内で情報を伝達するドーパミンという物質を出す神経細胞が減少し、
体のこわばりや手足の震えが起こる難病で、国内に約16万人の患者がいるとされています。
グループはさらに6人の患者に手術を行って安全性や有効性を確認する方針で、
京都大学は2023年をめどに保険が適用されるよう国の承認を目指します。
(2018年11月9日:ライブドアネットニュースより)

深夜の‘音楽’に癒される

2018-11-08 07:29:54 | 音楽雑記
日々のストレスを軽くするように私たちは心のバランスを取っています。
美味しいものを食べたり、親しい人と会ったり、スポーツをしたり、
好みの音楽を聴いたり、自然の中に身を置いたり、眠ったり・・・。

身内に‘盲腸炎’‘気管支炎’‘腸炎’という体調不良が続いて
必然的に幼子の世話や家事が出来なくなって緊急メールが届きます。
個人病院の診察後に総合病院への紹介状をもらって送迎するなど、
若い母親が高熱を出したり、痛みで起きられないなどが続くと
世話に行く私の方に緊張が続きます。

あれこれ考えて眠れなかったり、徐々に身体の疲れも溜まってきます。
何気ない当たり前の日々の暮らしに感謝をする機会にもなりますが、
どうしても心配の方が先走ってしまいます。
病人達はゆっくり寝ていられないようで、
高熱を出しても翌日には「変われない仕事だから」と無理をして出かけ、
痛みがありながらも寝ていられないと言って起きてしまう・・・。

このひと月は中々落ち着かない日々が続き、徐々に私自身に
心身の余裕がなくなり、帰宅すると眠りにつきたくなっていました。
夜中に目覚め、そのままBGMの音楽を心地よく聴いていると
意識しないまま、また眠りについていきます。
知らないうちに夜中の‘音楽’に癒されていたようです。