年末にヘンな記事を書いてから、自分の心性を改めて自覚しおちこんでます。
最近読んだ本:
ぼく、オタリーマン。
オタクコミュニスト超絶マンガ評論
前者にめっちゃシンクロなんすけど・・。 詳しくはこちら
後者も、一部しか読んでないけどホンマすばらしいですよ。
とくに、赤木智弘「31歳フリーター 希望は、戦争。」を批判した、「希望は、革命。」は秀逸でした。
もちろんマンガ評論が中心です。オタクの皆さんぜひ! ここでも絶賛
さて、水署名で対話してるんですが、面白かったんで報告します。
ベタ訪問(相手選ばず片っぱしからいくこと)は、時々素敵な出会いがあるので大好きです。
ある民間企業お勤めの男性。ケガで最近休んで、国会中継とか見たそうで。
曰く、
「共産党が正しいのはもうわかってるねん。自民党や民主党がホンマに正しいって思ってる奴なんてもうおらんて。だからそんなしつこく言わんでええ。」
「それよりな、その正しさをどうやって実現するかを言ってほしいねん。」
「小沢が新テロ特措法の採決で棄権した。けしからんって志位さん怒ってた。でもな、小沢がいてもいなくても100%通るやん。」
「小沢がけしからんなんて、言わんでもみなわかってる。それよりこれからどう派兵をやめさしてがんばっていくかや。」
「いつでも正しいこと言ってたって、結局飲み食いの悪い奴らに強行されるやんか。」
「100%正しくなくても、10%でも正しいことが実現できたらゼロよりはましや。そんな思いで、民主党にしよかなとか思うんや。」
「ほんでな、誰が悪いんか、実名ではっきり言うてほしいねん。」
「何十人天下りがいて、総額何億円とか言われてもしゃあないねん。」
「うちの業界でも、ナントカ省からきてるわ。そいつの名前が公表されてみ。会社もマズイと思って断りよるわ。」
「でも名前出なかったら、会社のみんながそいつ悪い奴やてわかってるのに、けっきょく追い出せへん。」
「共産党もいろいろ追及してんのはわかるけど、オンブズマンとかの方が頑張ってるように見えるねや。」
「オンブズマンは、これをする、ってのが明確なんや。で、不正の構造とかより誰がどう不正してるってのを暴くからや。」
「志位さんはカタすぎる。小池さんのほうがええな。」
う~ん。
今、政治を動かしてるのは政党の組み合わせよりも、世論の力ですよ。 薬害肝炎も、被災者支援法も、原爆症認定基準なども、全部自民党が妨げてきたものです。それを参院選を契機として、国民の世論が突破しました。
共産党は、たとえば職場の門前ビラをまいて労働者に訴え続けるなかで、職場の引継ぎ会議の残業代を分単位で出させたりするなど、世論と身近に結びつくことで成果をかちとってきたんです。
実名公表は・・どうなんでしょうねえ。
確かに、志位さんはちょっと真面目すぎるかもしれませんね。
・・なんて答えながら、40分も盛り上がりました。
小選挙区制のもとでの、二大政党づくり。 それに阻まれ、なかなか届かないように見える国民の声。 不正が見えていながら、なかなか正されない実態。
そんななかで、国民の意識も複雑です。
どう応えていったらいいんでしょう。
でも、この男性が最後に言ってくれたことは救いでした。
「議員とかって、選挙のときしか何もしてないように見えるねん。たしかに議会とかあるのはわかるけど・・。こないして来てくれたら、ああいいことしてんねんなとわかる。ほしたら入れようかなと思う。」
理屈も大事だけど、身近になることはもっと強い。
またがんばろうと思いました。
でもホントは、ネクラのオタク気質なんです・・こんな会話はできますが、日常会話、好意等を表現する会話などは、すこぶる苦手です。
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※最近オタクといっても社交的・オサレな方々もいますので、どちらかというと旧来のオタク気質について語っています。また、私は特にオタクといえる分野はありません。たぶん。
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これって要するに国民から税金を取ったってことでしょ。自慢げに話すことなんでしょうか?
こんな感覚で公務員が仕事しているんならいくらだって不祥事を起こしますよ。
政治とヲタが両立するか、それはYESでしょう。
つか、衆院議員を5期務めている共産党のトップがいい見本やないですか(笑)。
過去の「しんぶん赤旗」対談で、「ガラスの仮面」や三谷幸喜の舞台についてうれしそうに語る志位和夫の姿はもはや伝説ですよ(爆)。
そうなんや。
お互いがんばりましょう。