「官から民へ」を疑え

　耐震強度偽装問題が、大変なことになっています。
　建築士、デベロッパー、建設会社、検査会社・・
　姉歯氏ひとりの問題でなく、業界の構造の問題であるのはすぐ想像がつきます。

　そもそも、つぶれるようなマンションを建てたい人はいません。しかしそうせざるを得ないほど競争が激しいというのは、異常です。

　「官から民へ」「規制緩和」というのがあたり前のように言われますが、野放しの競争原理にしてしまったら、結局人の命が守れない。取り返しつかなくなって責任取るお金もない。泣き寝入り・・。だれも得しません。
　競争のまえに、「安全を守る」という枠をきっちりはめることで、けっきょく民間企業も救われるのではないでしょうか。国の責任は重いです。

　「官が既得権益をもっている」とも言われますが、もうけ口も持っていれば、責任も持っている。もうけ口だけ開放せよというのは甘すぎます。
　共産党はよく「民間委託反対」をいいますが、「既得権益を守りたい」のではなく「安全への責任を守りたい」のです。「官＝悪」みたいな風潮があるなか、訴え方を工夫したいと思います。

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有意義なこんだん会でした。

　風邪が、ばだ、治ってばせん・・（鼻つまってます）
　あしたミクロコスモスで特養に歌を歌いにいく予定でしたが、欠席です。特養に風邪まん延させるわけにいきませんしね。「六甲おろし」歌って大喝采のはずだったのに・・
　毎年行くと、覚えてきて、「あっあの人あいかわらず！」とか「あの人どうしたんかな？」となります。来年は行くぞ～！


　予算要求こんだん会、参加された方はごくろう様でした。
　無認可保育所の現状は切実でした。
　市の保育所でカバーしきれない保育要求をみたす無認可保育所。それを認めているからこそ補助金を出しているのですが、額が少ないのです。
　正規職員も、パートも、給料が最低賃金なみ。障がい児も受け入れるなどがんばっておられるだけに、補助金の抜本的な増額が必要です。

　お金がないから仕方ない？・・いやいや。駅前再開発ビルの保育所（企業立）には多額の補助金が出ています。
　「子どものため」の原則にたちかえって、すべての子にゆきとどく保育を保障する立場をつらぬくべきです。

　あと印象的だったのは、「請願署名にハンコがいるのは不便」のご意見。
　たしかに今時ハンコがいるのは時代遅れなのですが、ふじもと団長は「市民の運動が必要です」といいました。
　署名運動をがんばっている方にとっては不便ですが、署名する側の人は別に不便を感じていない。市民の中に請願署名の値打ちが伝わり、「何で請願署名にハンコがいるんだ？請願権の制限だ」という世論が起こってきたら、この古い規則も変えることができるでしょう。
　共産党単独で動くのではなく、市民の運動といっしょに。野党のあり方として大事です。


　冨田選手、水鳥選手、個人総合で金・銀！ワンツーフィニッシュおめでとうございます！
　長岡にも体操クラブがあるのを先日知りました→長岡体操クラブ
　
　長岡から五輪をめざしてクリック！→

市政要求こんだん会

　カゼが、治らない～！
　月曜くらいから引いてるのですが、喉が強烈に痛んで、熱も朝起きるたびにぶり返す始末。
　しかしこればかりは自己責任です。22日は終日議員団会議、23日は長９支部の支部会議、24日は予算要求こんだん会に向けての資料を打ち込んでいました。しかしダブルヘッダーだった結婚式は両方パス！会費だけおさめました・・・
　みなさん、今年のカゼはきついです。気をつけましょう！

　さて、あす25日(金）、19時から産業文化会館３階で、「予算要求こんだん会」を行います。
　いま市役所では来年度予算を作成中で、３月議会で審議するのですが、それに向けて市民の声をとりいれなさいと市長に要求書を出します。その声をきく一つの場としてもちます。
　参加資格は何もないので、ぜひお気軽におこしください。
　それまでにカゼを治しときます・・・もう12月議会の議案が出ています。カゼひいとる場合ちゃうぞ！

　オハラに喝！ワンクリック！→

防犯灯の増設を申し入れ

　２１日は、役所の古巣である総務課に、防犯灯の増設を申し入れてきました。向こうは課長、課長補佐、主事の３人。こちらは自分と平山いさお元議員、党の長８支部、長９支部のみなさんです。

　小畑川沿いが暗い！という声は、選挙前からかなり聞いていました。そこで先日夜中に地元の人と女性とでずっと見て回り、気になった１３項目を申し入れたものです。
　土手や府道の橋は府の管轄になり、また土手に電柱を立てるのは防災上よろしくないなど、障害も多いようですが、「電柱にはこだわらず、とにかく明るくなればよいので工夫を」と訴えました。 必要性がある以上は、できないと言っているわけにもいきません。

　総務課は毎月末に要望のあったところを見回り、判断して必要なら設置しているそうです。暗いところが気になったら、遠慮せずまず言ってみることが大事です。 要るか要らないかは役所が判断しますから。
　今後、改善されることがあれば、また報告していきます。

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憲法９条をフツーに

　２０日は、「京都の青年１０万人の憲法アピールプロジェクト」が各地で行っている宣伝に参加。こくた恵二衆院議員とともにJR西口で訴えました。いつも前をお借りしているお家の方、ごめんなさい。

　先日、自衛隊と米軍が共同でイラクの民家に突入する訓練をしているのがテレビでやってました。自衛隊は今イラクに行ってますが、「イラク特措法」には「対応措置の実施は、武力による威嚇または武力の行使であってはならない」と書かれています。憲法９条が歯止めになって、自衛隊が米軍と一緒に民家に突入するのを許していないのです。

　「今こそ、憲法９条を守ろうという声に政治的な色をつけないで、ひとりひとりがフツーに気軽に声を上げよう！」と訴えました。

　「日本が戦争する国に」といってもイメージしにくいかもしれませんが、消防庁の「国民保護計画作成上の留意点」では、全府民が他県に避難するケースも想定しています。こんなの実現したら大変です。起きた戦争に備えようとするより、絶対起こさないためにとことん努力するほうがよっぽど現実的ではないでしょうか。だからこそ、「日本は他国を侵略せず、そのための武器も持ちません」という憲法９条、守るのは前向きな選択と思います。

　宣伝のあとは、子どもの医療費の署名に。選挙のときたびたび行った巡り原の子どもが覚えてくれてて、飛びついてきました。ドラ○もんの主題歌「ハグしちゃお」状態です。こんなモテたことないので戸惑います「コイツは危険じゃない」というオーラが出ているのかな？

　近辺の取り壊し建物が「アスベスト出るんちゃうか」という不安の声をききました。「私はもう３０年したら死んでるけど子どもらはね～」と。事実確認と対応をもとめてゆきます。

世界選手権

　何の世界選手権かというと、体操の世界選手権なのです。テレビでも放送されます。放送予定

　それに向けて、われらが「赤旗」日曜版に、われらが水鳥選手が１面まるまるつかって登場していました！
　「赤旗」は、スポーツでも人気だけを追うのでなく、高校野球の選手の健康問題や体罰への態度、フェアプレーの態度など、商業主義でない選手の立場での報道姿勢に定評があります。

　去年は「栄光への架け橋だ～」の冨田選手が主役でした。ですが今年は水鳥選手が２大会を制覇し、つり輪以外にも大いに期待がかかります。
　何度も選手生命を左右する大けがをしてきた水鳥選手。すごい忍耐力です。
　「でも、体操やめようとは思いませんでした。体操人生が終わったとき、何も残らないのは嫌だったから」
　「このへんで練習やめようかなと思った瞬間、『もしかしてオレ妥協しようとしてるかな』と。結局与えられた練習メニューを超えてしまうことが多いですね」　
　（記事より）

　去年アテネで感動してから、生で観てみたいと大阪の帰国演技会に行き、体操観戦の魅力にはまりました。生でコバチとかコールマンとか見たらホンマに高くて、感動しますよ～！初めてでも絶対、「おおっ」とか声が出て自然に拍手してしまいます。

　ですが演技だけでなく、選手の競技に向かう姿勢にもホント励まされがんばろうという気持ちになります。みなさん体操を観ましょう。そして「赤旗」も読んでください。

守るべきもの

　きょうもまた京丹波町へ選挙の支援。これで４日目です。でも、ついさっき精米したてのご飯をいただきました。・・・うまい！これだけで値打ちありました。
　合併選挙は議員が大幅に減るのですが、旧瑞穂町はあまり候補者がしぼられていなくて、地元の人が共倒れするのでは・・との不安の声を聞きました。
　しかし、これまで何にもしてない人も当選してきたけど、これからはしっかり働く人やという声も。長岡も地縁選挙のゆらぎと言われましたが、有権者の意識が変わり始めています。

　 午後からはとんぼ返りで（おっ議員ぽい！）障がい者施設へ訪問。
　「障害者自立支援法」で、今まで無料だったケアにも全て１割の料金。重い人ほど収入もなく生きる負担も大きいのに、料金が高くなります。しかし、介護は世話になるまでに自分でお金をためとけばいいとも言えなくもないですが、障がい者やその家族はあらかじめ運命を選べません。
　利用者さんの懸命に織り機を使う姿や、突然の知らない来客にも見せる笑顔を見ると、この人はここでこそ輝いている。この場所を守りたい。強く感じました。法律をつくる官僚、現場を見てほしいと思います。見たら改悪できないから見ないのかもしれませんが。

のべつまくなし

　子どもの医療費無料化の署名に、連日訪問活動をしています。あるマンションでは、「攻略する」とかいって上階からのべつまくなしに訪問。

　選挙にかかわっては、平山さん時代からの後援会を訪問するのが中心でした。ですが全戸いくと、いろんな出会いがあって楽しい！
　「あら～小原くん！うちの息子と１コ違いやったね！」とか、「絶対実現してね。ところで水は？中学校給食は？」とか、署名をきっかけに対話が生まれます。
　１回では話さない話題も、何度かお話しすると出てきます。せがわさんは生活相談１千件といっていましたが、相談がどんどんくるように、がんばらねば！

　うれしかったのは、不動産屋の若者から、「議員さんですよね？」と。お互い外回りに精を出してたので、よく見かけたそうです。そして「今日初めて契約とれたんです」。いっしょに跳びあがりたい気分でした。
　彼がずっとやりがいもって働けるように→日本共産党の青年雇用・労働への緊急要求

　署名、まだまだ足りません！ぜひご協力ください！

生活相談

　馬場１丁目の、写真の場所に、「この先狭小につき通過ご遠慮ください」の看板がつきました。
　この土手道、地理を知らない人が抜けれると思って入っていくのですが、非常に狭いのでＵターンすることが多いのです。もう少し大きい看板のほうがいいのですが、位置が良いので見やすいと思います。

　市民のいろんな要望をきいたり相談に乗るのを「生活相談」と呼んでいます。役所へのパシリ的なものから政権とらないと解決できそうにないものまで、いろいろありますが、先日は難儀しました。
　家の鉢を、片っぱしからひっくり返されるというのです。それもたぶん嫌がらせで・・・。かなり精神的に参っておられるようです。やってることがかわいいだけに、捜査もしにくく、悪質です。こういうときどうしたらいいか、いい知恵あればお貸しください（切実）。

　また生活相談はohara1095@goo.jpまで。

地下水ビジネス

　１２日は、ガラシャの前日イベント、市民コンサートに行ってきました。
　アマチュアの音楽聞くのは好きです。大学のころを思い出してウズウズします。

　夕方に「議会だより」のビラまきをし、夜は「長岡京の地下水を考える会」の学習会に。
　「地下水ビジネス」って知ってますか？地下水の掘削や浄水の技術が上がったので、民間企業が大口使用者に水道料金より安く地下水を売るビジネスが急成長しています。

　 ダムの建設費をまかなうため水道料金が上がる→大口使用者が地下水にきりかえる→ますます水道料金が上がる、という悪循環になっています。
　長岡京市でも、水道料金があいつぐ値上げ。悪循環のアリ地獄が口を開けて待っています。

　長岡京市の水道局も、民間にしてやられないだけの戦略が必要です。府いいなりに高い水を買わされている状態でいいのか。府営水道協定見直しを。そして同時に、府いいなりから脱却するためにも、地下水を安く安全に使っていける技術的提案を。勉強して、行っていきたいと思います。


　それにしても、産業文化会館、ボロいです。壁紙はがれてます。バンビオにばっかり金かけてるんじゃないの？