京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



言っちゃいけないけど、あつい・・・

夏バテです。

朝起きて1時間くらい身動きもできません。

お茶を飲みすぎるので、レモンのはちみつ漬けを食べるようにしたら、歯がしみるようになった・・・酸のせい?



・・・あかん、ウダウダしてたら。

40代の男性に、日本共産党に入党していただいたので、そのこと書きます!



その男性は、昨年「雇用アンケート」に返信してきた人です。

1ヵ月雇用の派遣で、派遣切りにあう不安をかかえていました。

ユニオンなどの力も借り、知恵をしぼりましたが、派遣切りは止められませんでした。



数ヵ月後、相談が。「家を追い出されそうです」

家賃を滞納して、退去の宣告を受けたのでした。



「家を追い出される」という電話を受けたとき、電話のうしろは騒がしい声がしていました。

飲み屋だったのです。

以前に相談して、つながりのあった地域ユニオンの飲み会に誘われて参加していました。


でも、「家を追い出される」という話は、そこにいる人には言えないのです。

笑い声をバックに、涙を流しながら「自分なんて生きていてもしかたない」と言われる。

格差。孤独。自己責任。



私には聞くしかできませんでした。
他市の議員さんとも連携し、アパートを借り生活保護を受けてもらいました。



その後請負の仕事に就くのですが・・・。

「きつい・・・体が持たない。生活保護だから辞められない」
「俺より仕事してない奴がなんでずっと雇用されてるんだ」
「人生に自信が持てない。自殺したい気分だ」


こんなメールが送られてくるのです。とにかく、食事する約束をしました。



食事では、仕事のグチをひとしきり述べたあと・・・

「俺の同期は日経に載る奴もいる。内閣府の仕事をしている奴も、楽天の役員もいる。俺は派遣や請負。こんなこと誰にも言えない。なんでこうなってしまったのか・・・。こんな生活が続くなら、生きていてもしょうがない。」

若いころ、正社員でした。しかし仕事がどうしても合わずに退職。職を換えたり、勤め先がつぶれたりしているうちに、派遣や請負しかなくなってしまいました。

レールから外れた。負け組・・・。



一緒に話をした、ベテラン労働者の同志は

「私も若いころダクトの中を這いずり回る仕事で、こんな仕事絶対続けられないと思っていた。それで労働学校に通った。どうしてこんなに苦しいのか、資本主義の横暴がいかに人間を軽んじるか、社会のしくみを学んだ。それで、自分だけ辞めるのではなく、職場に残って仲間をふやし、会社や社会を変えていく道を選んだ。」

「派遣とか、労働者使い捨てのやり方をつくったのは財界。でも目先もうかっても技術の継承ができなくなる。自分だけのためじゃなくて、日本を守るためにも政治を変えなければならないんです。


私も思わず

「請負で時給で生活するのは大変ですけど、仕事以外に楽しいとかやりがいあるものを見つけましょう。楽天や日経の人は稼いではいるでしょうが、資本主義の矛盾を見つめて社会を変えていく立場に立つのは、稼ぐことと違う価値のある生き方だと思います。」



だんだん、表情がやわらぐのがわかりました。

喫茶店を出て、ベテラン労働者がさっさと帰るので「え~っ!」と思ったのですが、なんとか事務所まできていただいて、入党していただきました。(その前にツイッターのやり方とか、ずいぶん要求に付き合いましたが)



感動していたのは、自分自身でした。

ちょっとスローペースな、時にこっちが焦ってしまう、ベテラン労働者。大河の流れのような、ゆっくりだけど揺るぎない話をしてくれました。

自分にこんな確信があるだろうか。
いかに自分が目先のことでブレて揺れていたか、恥じ入る思いでした。



自分の通ってきた道を「失敗だ」と思いこんで、そこから思考が一歩も進めない請負労働者のすがたも、自分につきささるものでした。

励ましながら、実は自分自身が励まされていました。

誰だって、今いる位置からしか未来は変えられない。



入党を訴える活動は、人生を語ることです。

言葉にすることで、必然的に自分の人生を見直します。

つねに自分を問い直し、ハッタリでもそれを口にすることで、自分が前を向いて進めるようになります。



どんどん入党を訴えたい!

クリックお願いします→



コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




参院選を終えて、まだ諸かたづけは残っていますが、今の時点で思っていることを書いておきたいと思います。

選挙のたびに反省文を書いている気がするな・・・。





↑青年が考えた成宮さんのキャッチコピー。う~ん自由奔放。


あ、そのまえに、20万HITです!

ありがとうございます!


さいきんつぶやきで満足しちゃって、更新減ってますが、どうぞこれからもご愛顧ください。



今回の選挙で、消費税問題の論戦で共産党は大いにがんばりました。

消費税増税の目的が、財政再建とか社会保障じゃなくて、法人税減税の穴埋めであること・・・。



こういうやつですね。

それを明らかにするなかで、党首レベルの論戦では菅さんをだまらしたし、週刊ポストなどにも記事がのりました。



選挙中に「消費税増税反対」が多数になり、いろんな政党が「消費税増税反対」の立場を明らかにし、菅さんもブレにブレました。

京都でも、民主の2人目の候補が京都新聞の質問に「×」と答えて、「増税の前にムダ削減」などを言いました。

こういう姿勢が民主党への不信をまねき、支持率低下を促進したのだと思います。



そういう意味では、共産党は、論戦のなかでは役割を発揮したと思います。

でも、それで「共産党に入れよう」という動きをつくれたか・・・?




「消費税増税に反対」ということなら、ほかにもいろんな政党が反対していると報じられています。

それに対して、「あの人たちは本当は増税派なんだ」といくら説明しても及びません。



また、増税を食い止めたい有権者は、実際に食い止める力をより発揮するであろう党を選びます。

共産党がいくら増税のねらいを暴露しても、それと「だから共産党に入れよう」ということとは別物です。

必要なのは、「共産党がどうやって増税を食い止めようとしているのか」が明確になることです。



また、この選挙をたたかうなかで、消費税を入り口に対話をすすめながら、「ワクチンが高い」「医療費が高い」「介護施設」「雇用」など、いろんな願いをお聞きしました。

この選挙で、共産党が、そういった願いを実現するためにがんばっている党だと有権者に映っていたでしょうか。

たぶん、「消費税増税に反対の党」くらいにしか、テレビや宣伝物では見えなかったでしょう。

これまで本当にがんばってきた雇用問題や、後期高齢者医療制度の運動などのことが、言えないまま終わってしまったなと思います。



共産党が何をする党なのかということ。

口だけではなく、運動で動かしている党なのだということ。

未来への展望があること。

そういったことを、もっとズバッと明確に、訴える必要があったと思います。




ほかにも色々ご意見を聞きました。


●共産党は言ってることは正しいと思うが、党の名前に抵抗がある。


●共産党は言ってることは正しいと思うが、どうやってそれを実現していくのか見せてほしい。


●言ってることが正しいかどうかよりも、「現状を変えてくれそう」という期待感がもてるかどうかが問題。共産党にはそれがなく、みんなの党にはあった。


●なぜ小池さんを突然東京選挙区にしたのか。比例候補で良かったのではないか。


●消費税のことなど、例えば社民党などと共闘の枠組みを作って広く呼び掛けるような運動を仕掛けておけば、「消費税はやっぱり共産や社民だな」という流れをつくれたのではないか。


●もう京都も「単独では勝てない」という認識から出発するべき。


●「これまで通りのやり方では通用しない」という認識から出発するべき。


●消費税増税の批判だけで、展望が見えなかった。


●言葉がむずかしいし、有権者の気持ちをとらえておらず解説的。「財界とアメリカにモノがいえる党」・・・たしかに結論はそうだろうが、直感的に「そうだ」とは思えない。




う~ん、どれも深い・・・。

特に3番目と、最後のやつ。自分なりに、追求したいと思います。

小池さんについては、共産党にはめずらしく冒険して失敗した。この経験は悪くない。かならず前向きに生かせると、私は思っています。



党中央常任幹部会の声明でも、「党内外の方々のご意見、ご批判に真摯に耳を傾け、掘り下げた自己検討を行います」と、今回かなりつっこみました。



このブログにも、どしどしコメントください。

コメントは承認制のため、非公開を希望する方はそう書いていただければ非公開にできます。

特に、共産党に入れなかった人のご意見、お聞きしたいです~!


クリックお願いします→



コメント ( 23 ) | Trackback ( 0 )




反貧困ボランティア×ラジオ派遣村村長



共産党・若手政治家の休日



芸人×芸術家が政治を志した理由





参議院京都・成宮まり子さんと、大阪・清水ただしさんとの対談です。

いかがでしょうか?

「良かった」という方、どしどし広げてください!!!




候補者って演説は見るけど、普通のしゃべりは参議院ともなるとあまり聞けない・・・。

そこでこの動画をつくることになりました。



・・・ってのは表の理由でして。

この動画作成のきっかけは、ツイッターでした。

インターネット動画配信をされている方とお知り合いになりました。

話をきくうちに、「絶対この人に仕事お願いして、お近づきになっておこう!」と思ったのです。



共産党も、いろんなメディアとつながるべきだと思いますしね。



こういう意図に共感する党員や支持者もけっこういて、円山音楽堂の志位演説会の会場でも、動画制作へのカンパがたくさん集まりました。

おかげさまでいいのができました。ありがとうございます。

できれば、この動画をあちこちに貼り付けて広げるのにもご協力くださいね~。




成宮まり子のイメージキャラクター「なるまりん」です。



顔だけのバージョン。



成宮まり子のウェブサイトの「ダウンロード」から取れます。こちらもご活用を♪


クリックお願いします→



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




知事選ではご支援、ありがとうございました!

門ゆうすけ 307826

山田啓二 529927(当選)


ちなみに長岡京市では

門ゆうすけ 9212(前回比+1030)

山田啓二 14936(前回比+937)


でした。



開票立会人しながらの会話では、

「今回ホンマに動けなかった。よく取れたと思う。動いても取れないこともある。わからんもんや」(自民党の方)

たしかに、公明党も、民主党も、本当に動きが低調だったと思う。少なくとも表面では・・。



↑演説会では、うちの方が勝っていた。


だから、「大激戦」という情勢判断をしたのだと思う。

世間にそう訴えまくっただけに、票があいたときはけっこうショックだった。

しばらくして、「政党の力比べなら、こんなもんやな」ととりあえず自分を納得させた。



しかし、力比べで今は負けるのはわかっている。どれだけ知恵を尽くせたかは、よく検証しなければならない。



①争点がつくれたか


「目立った争点がない」と京都新聞に書かれた。

実際、その通りだった。

私たちは要求を並べこそすれ、結局は「継続か転換か」だった。



「転換」というのはかなり大それたことだ。

「水道料金値下げ」では合意できても、そのためだけに「府政を転換しよう」となるかというと、そうはいかない。

争点は、相手は作ってくれない。こちらが努力して作り、「知事は絶対変えなあかん」とまで、多くの人に思ってもらわなければならない。



実際、陣営に属する人でも、「何を言うていったらいいかわからん」との声が2月くらいまであった。

前党大会期の3中総あたりでも、「都道府県政のすがたを住民に日常的に見えるかたちにする必要がある」と訴えていたはず。

それができていなかった。「地元に党府議がいない」は理由にしてはならない。いるに越したことはないが・・・。



②門さんを生かし切れていたか


門ゆうすけさんは、本当にすばらしい人だった。

でも、それに気付いたのは、最終盤だった。

今の時代、個性も大いに大事。

立候補表明した昨年7月から、医者とは知っていても、もっと何がしたい人なのか、全府民的に浸透させていく戦略が必要だったのではないか。




③政策は当たっていたか


報道によると、「民主支持層の4割が門氏」は良いが、「無党派層の4割が門氏」。

つまり、無党派層の6割は山田氏にいったことになる。



すごい数のビラを出した。一方、相手陣営は何にも出さなかった。

実際、無党派の有権者の判断材料は選挙公報ぐらいだった。

それでも、山田氏のほうが支持が多かった。



こうなると、こちらの政策の角度に問題があった可能性も考えるべきだ。

「論戦は当たっていた。運動量が足りなかった。」という、毎度の総括にしてはならない。



インパクト不足。財源などを含めた説得力不足。わかりやすさ不足。

少なくともこの3つはあると思う。

耳触りのいいことは書いてあるが、民主党政権が政策実現しないのを有権者は見ている。「どうせできへんのちゃうの」という声はかなりあった。

そんな声をねじ伏せ、「どうしてもやってほしい」「やらせてみたい」「そりゃもっともや」と言わせるだけの努力が必要だ。


個人的には、選挙公報やビラはもっと事細かに書いてもよいと思う。読んで納得できるくらいの文章量は確保しないと。

また、個別政策ビラは初期のころに活用して、終盤はそれらが太く撚りあわされていくような攻勢が必要ではないか。



④どう攻めるかの議論不足


一般的に「みんながんばれ」の活動になっていた気がする。

市議選とかなら、毎日でも集まって論議して、思いつく手打ちはすべてやりきるというのが鉄則。

今回、党所属の候補でなく、党が選挙母体の一員という面もあるが、党が本気で勝利の一翼をになうならば、もっと機関が構えを見せ、勝利への画を描かなければならなかった。



成宮まり子のときは、それをぜひやりたい。

地域ごとに、成宮押し上げのための戦略会議が行われ、成宮勝利のための戦略が日々太く貫かれるようにしたい。


府民のみなさん、私たちは成長し、期待にこたえます!

ぜひ力をお貸しください!




↑子育てしながら電話かけ!



とりあえず思いつくところを、内々の話も含めて書いてみました。

フツーの府民の方も、プロの方も、ぜひぜひ知事選へのご感想やご意見をお寄せ下さい!



↑この、プラスター(手に持っている板。プラカードとポスターをつなげた造語)とメガホンでの宣伝への印象も聞きたいです。



ついでにクリックお願いします!→



コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )





党大会から帰ってきました。


会場はものすごい坂の上。坂に慣れたころに大会は終わった。


座席はめちゃくちゃ狭い。来賓の、外国の外交官は「規律のとれた党ですばらしい」と言ったが、狭くて動き回れないだけです・・。


「すしとめ」さんの名代あじずし。宮本顕治もこれ一本だったとか。委員長ゴチになりました。


清水ただし独演会。大阪府民でもなくても、一度は見てみよう!(写真拝借しました)



党大会の内容について全てはこちら


決議案は、けっこう色々修正されて決議になりました。

私が意見を出していた、「後援会ニュース会員数の目標を650万人と明記すべき」、取り入れられました。



前回大会では、不破さんの発言を聞いて「こんなに不屈にたたかってきた人たちとともにいる誇り」などを感じたものでした。

が、今回は不破さんの解説を待つまでもなく、共産党員冥利につきる!この実感をした大会でした。



なにしろ、共産党が全国で、従来ではなかなか交流できてなかったところから評価されていることが、これでもかと発言された!

農協、森林組合、漁協、建設業組合、医師会、青年団、商工会議所、etc・・・



全国中央農協から党大会に来賓あいさつ。「われわれの目指す方向とまったく同じ。大変心強い限り。ますますのご発展を祈念申し上げる。」 

各地の発言では、農協の県本部に「共産党との懇談会会場」なんて看板が堂々かかげられたり、森林組合理事10人に「しんぶん赤旗」を郵送すると4人購読してくれたり・・・



経済同友会終身幹事の品川正治さんは、

「大企業優先、米軍優先の根っこにあったのは反共。今、その意識が崩れ去ろうとしている。そのとき、共産党のみなさんがどんな姿勢をとるのか。」

今やらないでいつやるのか。強烈な叱咤激励でした。



大企業の支部では、派遣社員とつながりを持ちたいと、職場で聞いたどんな声でもビラにして門前で配り続けた。

2年たったころ、ついにメールや電話が来るようになる。

寄せられた要求をすぐ実現してまたビラにする。そして大闘争につながっていった。


シャープの派遣切りに青年が立ち上がった福山では、子どもが生まれるとなればミルクを届け、借金があるとなれば弁護士を紹介し、朝から晩まで相談のメールに応えたのは居住支部と議員。

青年の生活をまるごと支えた奮闘で、いくたびもの解雇による人間不信から、青年を解放した。



参議院候補の訴えは強烈な迫力だった。

兵庫県の堀内照文さんは、大学時代、お世話になった人。

「2010年代を党躍進の時期にとの提起に、自分の30代後半からの人生を重ね合わせた」

身近だった人が、はるか彼方に行ってしまった気がした。



一方で、若い議員や候補者がいっぱい発言した。

前々回、前回は、若いだけで党内ではスターだった。でも今は珍しくもない。それも県党を代表しての発言。党議席空白の地への移住立候補も。



そしてそれらの発言を、自分より10歳以上も年下の学生党員が、目を輝かせ、時には涙して聞いている。彼らも専従を決意しているという。



自分は、いかなるポジションにいるのか。

二期目。

彼らを失望させたくない。彼らの目標でなければならない。




独りよがりな盛り上がりですみませんが、この大会で一番感じたのはそこでした。



翌日、ある方に入党の訴えをしました。


大企業の系列の派遣会社で、派遣社員の管理をしていた。しかしリストラにあい、自分が派遣切りにあってしまう。

労働組合に入り、たたかう。そして組合員として、ほかの人のたたかいを支えるようになった。

議員は共産党しか、力になってくれなかった。

共産党は道理あることを言っている。協力したい。




たたかうことに目覚めた人の注目が、共産党に向かう。それが必然であることを、大会決議は示しています。

新たな決意で、どこまで行けるか。

弱い人間、欠陥だらけの人間。それでも共産党員であるところに自信をもちたいと思う。



でもすぐくじけるので、時折これらのHPを見て活を入れよう。

ふじおか義英 

鈴木しょうじゅ 

山下としお

もりや浩一

大国陽介

堀内照文


クリックお願いします→



コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )





さいきん、近所の民主党のポスターが貼り変わりました。


「―そうだ!ケンタがいるじゃないか。」



え?



これまで、存在を忘れてたんですか??




閑話休題。

日本共産党は、第24回大会期の第6回中央委員会総会を開きました。


読売新聞がこう報じたそうです。

「共産党員が9000人ふえた」


毎日新聞は、

「蟹工船ブームの中、共産党が2万人党員拡大方針。多喜二との時をこえた共闘で、蟹攻勢。」


ちょっと狙いすぎでしょ。ウケました。



6中総は、医療も雇用も農政も環境も、党の綱領の立場と国民の思いが響きあっている。さらに、資本主義を問い直すブーム。いまこそ大攻勢を!青年の獲得を!てな内容です。(大ざっぱすぎ)


自分がいろいろ考えたのは、民主党をどう批判するかというところ。


総選挙は、「だれが政権をになうか」の選択ではなく、「誰が政治の中身を変えるか」の選択だ。

民主党は、自民党と同類・同質。日本共産党の日本改革を太く押し出して語りながら、民主党の政治的立場を事実にもとづいて批判すべし。




う~ん。

民主党を国民の思いを尊重しながら上手に斬りなさいよというのは、ここんとこずっと言われてるけど。

その切り口が進歩したとは思えないんです。


けっきょく昔から変わらず、「民主党はホンマはこんな悪い奴なんでっせ」という斬り方をしている。


しかし、ぶっちゃけ国民はわかってるんじゃないか?


小沢氏は元々自民党。連立までしようとした。てか、どう見ても善人面じゃない。

・・・でも、公約で「ガソリン値下げ」と言ってる。「子ども手当」と言ってる。それは嘘じゃないやろうし、別にすばらしい党でなくても今回は支持しようじゃないか。


そんなもんだと思うんですよ。べつに入党するわけじゃないんだし。


党に近い人でも、「民主はアカンと言ってないで、協力してちょっとでも良くしたらええやん」と言うし、近くない人ならなおさら、「俺が俺がと言ってないで、国民のためにいっしょにやったらええ」と言います。


そのとき、「ホンマは民主はこんな悪い奴なんでっせ」とだけ言っても、通用しないし、ネガティブに聞こえてうんざりします。



こんな内容ならどうでしょうか。

「民主党は高齢者医療を別建てにすることに賛成したし、派遣法の改悪も賛成した。反対したのは共産党だけだった。
でも、国民の世論と共産党がガーッとやった結果、今は民主党もこっち側でやってくれてます。


そうすれば、少々は納得して党を支持してもらえるのではないでしょうか。



民主と組めという意見の根底には、「共産党には力がない」があります。それを打破しない限り、どんなに「民主は悪い」と言ってもムダです。


「党に力がある」と示すこと。党と国民との共同が政治を動かし、民主党も動かしてることを示すこと。


「枠組みではなく政治の中身を変える」というだけでなく、そのための戦略と方法論も示すこと。


これが求められると思います。



方法論のなかでは、首相指名のときどういう考え方と対応をするかということも、選挙前には明確にしとくべきだと思います。

「自民政権だろうと民主政権だろうと、党は正しいことを言い続けます」だけでは、ちょっとしゃべれないと思うので。


クリックお願いします→


コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )




今週発売されてる週刊朝日。





志位委員長が、「CGJ」(志位・グッジョブの略らしい)などと言われた先日の派遣についての質問の話から始まって、「資本主義を叱る」のタイトルどおり、社会主義を論じるところまで行ってる好記事8ページです。

98年、820万票で躍進したころ、不破さんとかがやはり週刊誌にとりあげられ、「政権は?」なんて聞かれていたのを思い出し、当時の流れ再び!と思いました。



なお、朝の宣伝でこの記事の話をしてたんですが、

「マルクスは資本論で、サブプライムを理論的に予言して・・・」
「旧ソ連は人権抑圧社会で、とうてい社会主義といえない・・・」


うんぬんと朝の駅頭でマイクでしゃべるのは、まだまだ自分でも「俺浮いてんちゃう」的なビミョーな感覚があり、未来社会論語れてへんなと思ったしだいです・・orz



今度の後援会ニュース(自作自演)は、未来社会論を思いきり語ってみようかな?

クリックお願いします→



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )





いや~、祝25位!


証拠写真をとっておいた。(2日0時現在)

しょせん瞬間最大風速なんはわかってるけど、うれしい~(TT)

ますますがんばります。



さて、何をがんばるか。せっかくの区切り(?)だし、党活動について少し今の思いをのべておきます。


日本共産党は、「5中総」(第5回中央委員会総会)をひらきました。
参院選で伸びれなかった原因を総括しています。


一つは運動量が伸びなかった(=党勢が伸びてない)。
もう一つは、自公政治を追い詰める役割は一定果たせたが、そこにとどまってしまい、「日本をどう改革するのか」まで語りつくせなかった。


たしかに、法定ビラとか、パンチに欠けたと思う。
格差、年金、憲法、政治とカネ、網羅してはいるが、それだけでは民主と大差なかった。
「同じこと言ってるなら民主でいいやん」となっても仕方なかったかも。


実際、いま必要なのは、「自民党政治が悪い」ではない。そんなことみんなわかっている。「自民党政治をこう変えたらよい」という希望と納得が必要だ。


選挙中、対話は非常にもりあがった。以下は私がきいた「どう思いますか?」への有権者の答えだ。(無差別電話です)

「僕はCO2の削減がちゃんとできる党を選びます」
「格差をなくしてください。娘の不安定雇用を何とかして」
「このままの外交ではたちゆかない」
「少ない年金からどこまで引くのか。死ねというのか」
「年金が消えたというより、年金制度は大丈夫なのか」


「安倍さんあきませんなあ、やっつけてくれ」、というだけの人は少なかった。それより、安倍政権を変えたあとどうするのか、その答えを共産党にも求めておられると感じた。



5中総で党は、「二重の構え」を提起した。


1つ目は、「当面する熱い課題(医療改悪やテロ特措法など)で役割を果たす」。
2つ目は、「綱領(党の世界観と根本方針をあらわした文書)と日本改革の方針を広く語り、新しい政治を国民とともに探求する」。


この2つ目が特に、これまでできてなかった。
今の政治の矛盾や問題を明らかにするのに労力を費やして、日本共産党がそれをどう変える展望をもっているのか、あまり語れてなかった。



5中総ではこの点を強化するために、すべての党支部が「綱領を語るつどい」を無数に開くことを呼びかけた。


私はさらに、大事なのはとにかくビラを出すことだと思っている。

日常の活動のなかで、そもそもビラが出せているか。
出していても、日本改革の方針ではなく、「議会でこう言いました」「ここにカーブミラーがつきました」「こんどの候補は○○です」で終わっていると思う。

数人、数十人と語って、対話が深まっても、まだまだ狭い。「語っているつもり」で終わらないように、やはり多くの有権者を視野に入れた、有形のものが必要だ。

そこで「当面の熱い課題」は無差別のビラで、「綱領を語る」のは後援会ニュースで展開していこうと考えている。



というのは先日、ある後援会ニュース読者から電話があったから。

「党の話がききたい」

あわてて行くと、2時間も話がもりあがった。

「共産党は社会主義を今もめざしているのか」

などの問いに、懸命に返答した。すると今度は

「民主集中制が悪いのでは」
「機関紙中心の党活動は古いのでは」


何で活動しているでもない人がそんな質問をするのか。
実は、筆坂秀世氏の本を読んで質問されていたのだ。


共産党に期待して興味を持っている人がいるのに、その人が書店に行ったら筆坂の本ぐらいしかない。

やはり、新聞の読者をふやすのは当然だが、後援会ニュースなどで綱領路線を国民的に伝えなければならないと痛感したのだ。


当面こんなとりくみはどうか。

条件のある支部や議員は、どんどんオリジナルな綱領ビラをつくる。

しかし、それを待つのではなく、中央委員会が率先して、全国版で綱領を語る後援会ニュースをつくって、そのファイルを各地区委員会にメール送信する。
それに候補者の写真を貼って刷るなど、各地区で状況に合わせて活用する。


全国民を視野に語っていくには、ビラが必須だ。促進するための手立てとして、初歩だが考えてみた。


あと、また今度語ることにするが、もう一つの課題がある。「こう変えればよい」という絵図だけでなく、その具体的手段を示すことだ。
つぎの総選挙は「政党として主張がイケてるか」よりも「政権をどう変えるか」が問われるからだ。



このブログは党員の読者も多いと思うので、今日はそこをターゲットにし、一般にわかりにくい話をしました。すみませんがまた25位内に入るためのクリックを→



コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )





長岡京市にすんでいる女性から、こんな情報が寄せられました。

「泉ケンタ氏から電話がかかってきた。西乙の名簿でか??従軍慰安婦問題を質問したら、答えず切ってしまった」


京都の女性団体からの質問に対しては、泉事務所は「知らないうちに賛同者に入れられていた。意見広告のお金も払っていない」と答えたそうですが、真相を明らかにすべきだと思います。

(何の話かわからない方は、コチラをご覧ください)



さて、いよいよ参院選の活動も今日いっぱいです。茶色のTシャツを着るとどこから腕かわからないほど黒くなってしまいました。

街頭でも、「迷ってんねん」と声をかけてくるオッチャンもいて、関心が高い、しかしまだ決めてない・・という実感です。



電話での対話が、めちゃくちゃ弾みます。

「こんどの参院選どう思いますか?」と聞くと、税金や年金はもちろん、格差、青年雇用、憲法、CO2、外交、介護、子どもの医療費など、ありとあらゆる角度からご意見をいただきます。

顔も知らぬ人と10分20分はザラです。なかなか本数がすすみません。
しかし党への期待が高い今こそ、じっくり対話しておきたい思いもあり、わりきって話しています。



ある保守系市議の後援会だったA氏とも、1時間くらい話しました。その一部は・・(他の人との記憶もまざって脚色あり)


A氏
「今回は自民はアカン。ぜったい野党に入れる。しかしあんたんとこは、『たしかな野党』というが、自分で万年野党てゆうてるみたいやないか

小原
「まあ今回は参院選ですから。それにいま、安倍さんともっとしっかり戦ってほしいという方が増えています。だから、野党の中でいちばん頑張る党として、伸ばしてくださいとお願いしています。」

A氏
「まあたしかに、民主党も元は自民党やからな。はっきりせんわな。

小原
「そうですね。民主が伸びると言われていますが、共産党も伸ばしてもらってこそ、野党の追及にも一本スジが通ると思います。じっさい、前の選挙では民主党も消費税8%と言ってましたから。」

A氏
「しかし共産党伸ばすゆうてもなあ。」

小原
共産党が1議席増えるだけでも、党首討論に出られます。小沢さんだけでなく、志位さんからも違う角度で追及できて、野党の力が増します。民主が数なら、共産党は政策・理論で自民党政治と対決します」

A氏
「たしかに、小沢に言えんことは、共産党に言ってもらわなあかんからな。わかった。がんばってくれよ。」


ほんとうに、今回ほど、電話かけが楽しい選挙はありません。あと1日で終わるのが残念。最後までがんばりますので、応援のクリックお願いします→


市田書記局長が緊急に乙訓入り。うしろから望む(笑)



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





え~、キタナイ部屋をいつまでもトップにさらしておくのは恥ずかしいので、投稿します。

きょう、来年4月の統一地方選で、伏見区市会候補の4人目が発表されました。
やまね智史くん(25)です!



彼もブログをやっていますが、キャラ文字多いわ!


僕もいちおう青年候補と言われますが、僕より2,3才下くらいが、なんか世代のターニングポイントのような気がするんすよ。

僕らは電車で座らないし、ダサくても平気だし、おいしいものに「やばい」とか言わない。んで、クラブより授業を大切にしたりしないし。

でも今の子って、定演の後の打ち上げを明日授業あるからとか言って延期するんですって!ありえんわ!

・・めっちゃ話それたけど、まあ応援してください!



このさい青年候補みんな紹介だ!(リンクは右に)

みながわ朋枝さん!(長岡京市・大山崎町区府会)

共産党員ブログの女王!1年間で20万アクセスを記録したんだから。○○○健○氏の数十倍だ!

その論戦力は、ハッキリ言って府会ではもったいないくらい!
死力をつくして絶対勝ちぬく!

【15日(金)7:00~8:00、JR長岡京西口で、成宮まり子とともにおひろめ宣伝!乞うご期待!】


森田洋くん。(西京区府会)

甘いマスクから繰り出されるベタで素朴な大阪弁が好感!


平井良人くん。(中京区市会)

別名ケータイ王子(今つけた)
3982グラムの大きな赤ちゃんが生まれたばかり!


とがし豊くん。(左京区市会)

ゴミ問題を語らせたら世界一!長岡が打ち出してきたら講師に呼ぶしね!


加藤あいさん。(左京区市会1期)

こちらも志位和夫なみのアクセス数、すげーよ!


宮田えりこさん。(山科区市会1期)

こちらも6月に長男を出産したばかり!おめでとう!


あと、城陽市会の清澤まさひろくんとか、今度の共産党は若いぞ!
選挙でさわやかな風が吹くことを期待してください!



この人たちに共通するのは、「キャリア志向」でないこと。
もし上にいきたい気持ちでやるのなら、民主党にでも応募すればいいからね。

若い仲間とともに社会の実態に向き合うなかで、「自分もがんばる生き方を選ぼう」と決意した。だから彼らの言葉は信用していい。共産党が弱い時代だからこそ。



去年、事務所開きで訴えたことを思い出します。

地下水も、保育所も、学童も、平和教育も、党の先輩たちが市民と力を合わせてかちとってきた。私たちはその恵みのなかで育った世代。

それがこわされようとしている今、私たちは受けつぐ決意をしなければならない。4年前にたけやまさんが、2年前に小林くんが、そして今バトンが回ってきた。どうか、次の青年に受けつがせてください。



こんなに多くの仲間に受けつがれたことを、本当にうれしく思います。
全員当選へ死力!

クリックお願いします→



コメント ( 13 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ