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京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!




いま、「広報長岡京」の9月23日臨時号が全戸配布されています。

いよいよというか、やっとこさ、アゼリア通りと天神通りの一方通行化の社会実験のことが市民に明らかにされました。



(しかしこの表紙、ちょっと悠長だと思います。全市民に一方通行になることを知らせるんだから、もっとストレートに書くべきです)


HPはこちらです。


議会の最終日に、建設水道常任委員会が開かれ、この実験の説明を受けました。


期間: 10月23日(土)6時 ~ 26日(火)24時

実験内容:下図のとおり(見にくい人は市HPを・・・てか全部市HPから画像もらいました)




この間、バス停はこのように。(くわしくは市HP





で、道路がどんな感じになるかというと、このように。



ちょっと想像してください。

車なら、いつもセンターラインの左を走るわけですが、右を走ります。

「対向の自転車はどうなるんですか?」と質問すると、「左側通行です」と答弁。



・・・怖くないですか??

自転車からすれば、真正面から車が来るわけです。車から見ても、真正面から自転車が来るわけです。



たぶん、車としては、対向から自転車が来たら、大きく左によけると思うんです。

そうすると、左の1.5mの「自転車が走る路肩」に車が入り込みます。

じゃあその路肩も安全でなくなり、自転車がガードレール内を走ったらどうなるか?歩行者は従来の歩道しか歩けません。

そういう、「どこを通ってください」という誘導は、うまくできるでしょうか?



天神通りでもイズミヤより東は同様です。




なんでこんなことになっているのか?

「現状のセンターラインを生かす」計画だからです。

現状のセンターラインを消して引き直し、自転車の走る路肩を左右に確保したらいいと思いませんか?



実は当初、この実験は左右に自転車道を確保するつもりだったのです。



↑これは6月議会に提出された資料です。見にくいですが、左右に自転車道があります。カラーコーンのような絵があります。



ところが、警察やら国交省やらの方針が変わっていたのもあって、以前はカラーコーンとかで良かったのが、けっこうしっかりした資材で道路を区切らなければならなくなりました。
また、歩道を広くする幅について、今の歩道を含まずに十分な幅をとるべしともされました(段差がついてしまうので)


そこでこんな風になりました。



↑これは、9月1日の建設水道常任委員会に提出された資料です。

「センターラインの活用を前提条件とする」に変わっています。



その理由は、「コストをかけない」ため。

24時間実験すると、夜間の警備コストがかかる→だから夜間はやらない→そうするとセンターラインをいちいち引き直しできない。という理由です。

この時点では、社会実験は7日間でした。



そして警察等と協議がととのって、ようやく市民に発表できるようになって9月21日の建設水道常任委員会で説明されたのが、今の計画です。

夜と朝で変えるのも危ないので結局24時間実験することになり、その分コストを抑えるため4日間に縮まったわけです。



そこで私は尋ねました。

「24時間実験するなら、センターラインを消してベストな位置に書きなおしてもいいじゃないですか。」

答弁は、

「コストがかかりますので・・・」



しかし、ソコって削るところか?

よりベターな、一方通行を実現した場合の理想形に近いかたちで実験しないと、市民は便利さなんか実感できない。

というよりも、市民がどこを通ったらいいのか戸惑うような中途半端な形でされたら、混乱や事故がおこります。

市がやってる社会実験で事故が起こったら、責任はどうなるのでしょうか?



私は言いました。

「一般質問でも『延期』を提案しましたが、私は決して反対とか抵抗したいんではないんです。むしろ成功を願っています。」

「でも、こんな市民がどこ通ったらいいのかわからないような中途半端な形で実験したら、危ないし、不満を持つ人も多いと思います。」

「そうなったら、もう二度と実験もできなくなるし、バリアフリー化も実現できない。」

「コストと言われましたが、補正予算でも何でも組んだらいいじゃないですか。」




市長からは、前向きな答弁はありませんでした・・・。



もう一点、尋ねました。

「説明会を、開田自治会と中央商店会を対象にするとなっていますが、市民全体にどなたでもお越し下さいという形ではしないんですか?」

答弁は、

「必要があればします。」 ・・・それって、しないっちゅうことでしょう?(^^;



私がちょっと説明図面見ただけでも色々疑問が浮かぶのに、全戸配布だけ一方的にして市民に説明会もない・・・。

本当に市民の合意をかちとろうという気があるのでしょうか。

「やったというアリバイづくりだけして、ポシャってしまうことを最初から予定している実験」なのでは・・・?とすら思ってしまいます。



もったいないです。

ヨーロッパには、一方通行どころか、街ナカでは車を一切締め出してにぎわっている街もあります。

そういうライフスタイルの市民合意をかちとっているんですね。



長岡京市も、せめて全ての自治会・各種団体で、だいたいの案で説明会やって、その意見で案を練り上げて、それから社会実験やるくらいであるべきです。

全市民を巻き込まないと、こんな中心市街地の一方通行化なんて、できないと思います。




実験まで1ヵ月。自分のできることをもう少し頭ひねって、実行していきたいです。

このブログでもどんどんご意見ください。何でもけっこうです。



ちなみにアゼリア通りは府道です。たとえ府議になっても関わりますので。




ちなみに、天神通りのイズミヤから西は、狭いのでもともとセンターラインがありません。

十分な歩道をガードレール置いて確保すると、車道が狭すぎになる(緊急車両が追い越せない)ので、歩道拡幅はありません。

でもこの様子なら、「自転車の路肩」1.8mを歩行者が通っていいのかなと思ってしまいませんか?


「どこ通ったらいいのかわかる」ことくらいは何とかするべく頑張ります。


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実は、大山崎町の選挙のことめっちゃ書きたいんですけど、先に長岡の議会報告おわらさんとな~。

一般質問で、もうひとネタ書きたいことあるんですが、それは追々にして。



せっかくツイッターで大量につぶやいたので、書いときます。

15、16日の総括質疑の内容です。




1.非正規職員が生き生き働ける長岡京市に


「特別職非常勤職員」というのが市にあります。

監査委員とか選管委員、審議会委員などとともに、ファミリーサポートセンターのアドバイザーや教育センターの相談員などもそうです。


ところがこの「特別職非常勤」。

「労働者性がない」という理由で有休もなければ交通費も出ないし残業代もない(代休する)のです(交通費は「費用弁償」で出る人も)。

でも、週4日、9時~16時に市の施設に出勤する人が「労働者性がない」か???偽装請負かいな!



「特別職非常勤」じゃなくて「嘱託」にするというようなカンジの答弁がありました。
これなら交通費や有休があります。(答弁があいまいな書き方なのは、メモれてないからです)



でも、こういう「特別職非常勤」とか「嘱託」とかあとアルバイトの職員さんって、けっこう長年いてる人もいます。

ずっとある仕事なら正規職員化するべきです。


・・・というと、

「定数管理計画があるので・・・」



それってあくまで自分でもってる「計画」であって、法律の方が先やん!



百歩ゆずって、

「長年いてる嘱託やアルバイトさんに、昇給したらどうですか、市長?」

というと、

なぜか市長は

「正規職員化は、公平に試験を受けていただいて、職員になられた例も最近ある。社会人採用もしている。」と。

長年いてるアルバイトの方々に給料上げたりーやという人情質問なんですけど・・



給料アップの答弁はなかったものの、研修を受けてもらうことについては、「必要性により判断」と答弁が。

とくに「嘱託」の方は専門性を買われて勤務されてるわけですから、研修が必要なこともあります。

(てか、研修受けたいとつぶやいた人の顔が浮かぶ^^)



2.公共交通について


続いて質問。

「はっぴぃバス」が走り出して4年。

「来年度から国補助がなくなって税金かかりますが存続しますか?」みたいなアンケートがとられたが、それ以前に、運行してどうだったかの多面的な評価を自らすべきでは?

・・と。



ここで湯浅誠さんのツイッターを引用。


「独居の高齢者は1日20時間以上一人ですごすという。

その方が外出できて近所の人・友人・店の人と話せることは人間らしい生活の保障。また健康増進にもなる。買い物したら経済活性化にもなる。

そういう観点で、はっぴぃバスをどう評価しているか?」


と質問。 



市長は「福祉的要素もある」と答弁。


狙い通り! 


返す刀で、

「福祉的要素があると言われました。私も同感。

福祉なら、全市民にあまねく保障すべきです。

東部地域にもはっぴぃバス路線拡大や、なんらかの交通保障の対応が必要では?」

と質問。



要は「うちの地元にも走らせろ」てことかい!と他議員さんのツッコミの声が脳裏に聞こえます。
でもいいんです。



3.市営住宅が足りないことについて


「市営住宅の募集がすごい倍率。市の計画ではあと4年で90戸くらい増やすことになっているが、まったく進捗していない。なぜか。」


市は「財政状況・・・」と言ったが、みずからの計画をほごにしていいわけない。



さらに、長岡京市の市営住宅のほぼ半分はかつての同和対策事業で建てられた「地域改善向け」で、市は一般公募に切りかえる方針だが、いまだに地域住民しか募集対象じゃない。

どのように一般公募に切りかえていくのか質問。



市は「地域の方に説明したがまだまだ住宅の要望があり、難しい」という。


しかしそういう説明ならば、市営住宅に何度も応募して外れてる人はどう思うか。

「旧地域の人が反対してるせいで自分はいつまでも入れない」と思ってしまうのではないか。



実際、地域の自治組織が、「地域内にまだ市営住宅の希望者があるので、入れてあげたい」というのは自然だ。

そう考えれば、地域の方と合意形成をすすめる責任は市にあるというべきだし、具体的に地域の方に提案をすべきだ。

例えば「何年までに半数は一般公募に変えたい」とか・・。

それなしでは、一般公募が進まない原因を地域の人に押しつけてしまい、問題をより困難にするのではないか。



・・・・・こんなことを、質問の報告がてら、ツイッターでつぶやいてました(もちろん終了後自宅で)



ついでに、民主党市議のトンデモ発言を報告。(大意です!)

「女性の社会進出と言えば聞こえがいいが、保育所に預ける必要のない人が預けざるをえない状況に追い込まれている。ちょっと子どもを預けてちょっと働けるだけでいい人もいっぱいいる。」大意です!)


「0~2才児に待機が多いわけだが、0~2才児は園庭がなくてもよいとされる。保育所がいっぱいなら、市の施設で空き部屋探して、保育士雇ってそこに入れたらいいじゃないか。空き部屋探したことがあるか。」 (大意です!)


さすがに部長も、「トイレが近くに必要だったり、ミルクを調乳したりしなければならないので、そういう想定はしていない」などと答えていたが・・・。



民主党のすすめる保育政策。

( こちら や こちら をご参照ください)


今は、役所に保育を申し込んで、役所の責任で保育所に入れる(「措置」)が、介護保険のように、親が保育所等と直接契約する制度にするという。
(もはや「待機」は把握不能になる)

親の就労状況などから「保育の欠ける度合い」を介護度のように認定を受けて、その度合いに応じたサービスしか支給されず、あとは自腹



上記の議員の言うことは、この政策とリンクしていると思わざるをえません。

上記議員は、「地元選出の泉ケンタ議員が子育て新システムの構築に尽力して・・・」みたいなことも言ってましたが、少なくともワケわかってない人にはシステムつくってほしくないと思います!



↑「ほなお前はわかるんかい!」と言われそうなので購入。

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決算委員会が開かれています。

15日、16日には締めくくりの総括質疑、そして採決となります。

最終の本会議は21日で、ここで全議案を採決します。



今回は決算委員会で何話してんのかをツイッターでつぶやいてみました。(もちろん終了後にです)


景観条例ができて、建物建てるとき色とか規制がかかるんだけど、「にそと」自体はどうか?との質問に、「国の検討委員会が橋脚やら何やら議論して・・・」みたいな答弁。
個人がなんぼ家の色を気にしても、あんな大きなもんが規制できなければ・・・。


「乙訓の自然を守る会」さんが、にそとの両サイドに高木を植えて、西山の緑がずっと降りてきてるような景観にしようと提案されてます。
道路維持管理上も支障ないと確認したとか。検討してみてほしいもの。


西代公園にしても、にそとにしても、長天にしても、新駅にしても、「こらさ」にしても、多く市民の見えないところで一部の声を聞いて、その声を総花的にとりまとめて、粛々と進んでるように見えてしかたない。


「市民の声を聞け」という追及は、何でも聞いて総花になれではなくて、オープンにして広く意見をつのり、その上で責任もって一本筋通した方針を打ち出すべしというもの。


H25年にオープン?の阪急新駅、「いまだに名前もまだ」と保守議員から。私は「駅開設にかかわって街をどうするか、各分野の方針をまとめて出すべし」と追及。
たたき台がないと議員も個々には言えてもトータルな議論できない。駅作るのに、なんだかこなしてるだけみたい。



・・・こんなん読むのめんどいですか?



小畑川の土手から道路にはみ出してる雑草、「刈る回数増やして」と毎年求めてきたけれど、ようやく「防草対策」が試験的に行われ、うまくいけば実施になるとの答弁。


JRのエレベーターが始発電車に間に合うように動いていなかったと苦情。タイマーのセットを変更すると答弁。


放置自転車のパトロールを、バンビオ周辺の夕方にもできないかと質問。放置じゃなくて買い物なので、バンビオ側と協議との答弁。


京都府から引き受けてる屋外広告物管理事業、委託金はたった1100円。実際に経費なんぼかかるの?との質問に、「算出したことはない」と答弁。


白線やら防護柵やらを修繕する事業が、予算200万円に対し100万円しか執行されず。
「白線消えかかってるとこいっぱいあるので要望なくても積極的に対応を」と尋ねると「その通り。対応する」と。



国交省の道路局所管の道路事業は府への市負担金がいらず、都市局所管の街路事業は市負担金があると知った。同じ道路じゃん。見直し必要ですね。



もう嫌になりました・・・?

もうひといき、お付き合いを・・・。


下水道特別会計。下水道工事は90%台の落札率だけど、設計委託は半額がざら。市内業者では対象が少ないので府内に広げたとたん、大量の入札があり競争激化というのもあるが、委託に最低価格がないのも原因か。


「安かろう悪かろうではいけない」と部長。かといって成果物が良ければいいというものではない。
安すぎる給料で働く市民を生んでいいか。税金とはいえ、払ったあとは地域経済を循環する。そこまで考えて執行する時代に来ている。


市長は公契約条例に「その気持ちはある」と答えたものの、具体化は約束せず。まあ出会い頭で「やります」とは言わないだろうけど。


下水道接続推進員が、事業仕分けでは「不要」となっていたが、そもそも97%くらいの接続率で、残った人は独居老人など厳しい世帯。マンツーマンでアシストしないと水洗化工事してくれない。
貧しい独居老人に環境衛生は不要か?といえばそうはならない。市も「引き続き必要で、職員が訪問」と答弁。


「府営水道と地下水の二元水源を確保」と言いながら、井戸は全然開発する気がないし調査もする気がない水道事業管理者
二元水源と言いながら、地下水がなくなるのを待っているのか?


水道は2億の利益剰余金。府営水道単価値下げで数千万円。でも料金収入が予測を超えて減少しており、常に昨年よりもコストダウンが強いられる経営状況。それでも市長の言う「市民還元」できるの?と共産党らしくない質問。
水道事業管理者は「経営努力」と言ったが、府営水に切り込まなければ無理では?


自民党の市議から「市長、数字は理解する。でも市民感覚では、水道高いんや!」と。
市長、言われてますよ~



・・・140字までのツイッターですが、連投するとけっこうな量でしたね(^^;

こんな感じで決算委員会はやっています。

3つの分科会に分かれて、分野ごとに審議。3つとも2日間はみっちりです。




で、15日と16日には総括質疑。通告が出てますので勝手に要約。



1.日本共産党 (15日 10時~11時30分)

小原明大


非正規職員の雇用条件、公共交通(はっぴぃバスなど)、市営住宅の不足

浜野利夫

税の共同化(京都地方税機構)、公共施設について(目的外使用、利用料など)

野坂京子

子育て支援(学童・保育所・働く親支援など)、国民健康保険事業



2.平成自由クラブ (15日 13時~14時)

上村真造


地域コミュニティ活性化(スポーツクラブ、コーディネーターなど)、学校開放利用件数

藤井俊一

第二外環道路の課題、長五小マンモス化の対応、総合計画、長岡天神駅周辺社会実験



3.公明党 (15日 14時~15時)

福島和人


行財政改革(公共施設、財政)、水道事業経営

西村厚子

青少年育成(海外交流)、地域の見守り(自治会、民生委員)、救急医療情報キット



4.民主フォーラム (15日 15時30分~17時)

堤淳太


児童虐待対策、治水対策、待機児童対策

進藤裕之

小中学校一体化、学校・福祉施設合築など、コミュニティバス収入アップ、事業仕分け

大伴雅章

コミュニティについて(基本認識と手段・・訪問給食、緑のサポーター、民生委員養成)



5.平成長岡クラブ (16日 10時~11時)

冨岡浩史

総合計画、恵解山古墳基本計画、総合型地域スポーツクラブ、広報長岡京

田村義明

開田保育所・神足小の複合化、幼保小連携、体育大会日程、にそと地元発注、鳥獣対策



6.ほうれんそうの会 (16日 11時~12時)

小谷宗太郎

公共施設耐震化、阪急新駅、子供会

大畑京子

廃棄物処理行政(乙訓環境衛生組合)、ごみ減量(多品目分別の実効性)



7.平成市民クラブ (16日 13時~14時)

能勢昌博


介護予防、水道(維持と滞納)、学童、通学区、保育、防犯、市営住宅(修繕・滞納)

坪内正人

戦没者追悼の碑献花式、恵解山古墳整備、市役所第二駐車場、庁舎空調設備改修



(会派の中で誰が先に質問するかはわかりませんので注意)

どしどし傍聴を!と言いたいところですが、説明員として行政側が大量に入室しているので、傍聴者は肩身が狭い思いをするかもしれません。

このあたり、スリム化が必要な気がします。


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咳がとまらん・・・。

あさってから決算委員会。その後総括質疑も出て、討論も予定してるんですが、コーラス・シギン症候群」かもしらん。


コーラスや詩吟やってる人が、演奏会の前に風邪が長引くことをいうそうです。

「風邪で喉の調子悪かった」と言いたいがために、治りたくなくてそうなるんだとか・・・。



週末は大山崎に行きたいのをこらえて、地方議員研修会に参加。介護や地方交付税などについて学びました。またその辺は今度。



アゼリア通り、天神通りの一方通行化社会実験について行った質問は、こんな内容です。



1.周知できてない。はっきり言ってギリギリ実験できるかどうか。
それにあの道に対して市民が課題に思っていることは多様。

市民に周知し、課題を整理する時間をとるために、社会実験を多少延期してはどうか?



→この問いについては、完全にスルーでした。



2.実験の検証について、アンケートだけでは多様な意見が出て濃淡も見えにくい。

ワークショップのような、ひざ詰めで課題を解決し合意を形成してゆけるような場を、市民各層に無数につくっていく意志はあるか?

また、アンケートはどの程度の規模を?



→地元の方や商店などとの協議の場をできる限りつくる。

→アンケートは歩行者・自転車・車・地元住民・商店・バス・タクシーなど。




3.一方通行化はにぎわいづくりとセットで論じられてきた。

本当にそうするには、社会実験時に規制緩和なども検討し、大いに商売してもらう必要がある。
実験後もにぎわいをどうつくるかを練り上げる場が必要。

どのように進めるか?



→社会実験中には、イベント開催を企画中。商店街連絡協議会と連携して。
 それをきっかけに商店街の事業展開を図っていただく。




ちょっと、スルーは残念です。

そこで再質問。



「私は反対や抵抗のために延期を提案したのではない。むしろ期待しているくらいです。

しかし市民から『何でするんですか?』と言われる状況です。

良かれと思ってするんですから、市民にその意図を大いに伝える時間をとるべきだし、市長選挙に向けて大いに訴えてはどうですか?」




市長は

「車、歩行者、商店、住宅が密集。どうしていこうか、とりあえず社会実験させていただく。それをきっかけにご議論いただき機運を高めていく。」



「とりあえず」は言葉のアヤかもしれんけど、それではアカンて~!

とりあえず実験をやって、議論のきっかけにする?でもそれでは、いざ一方通行化しようというときに、もう1回社会実験が必要になりかねません。



たしかに、アゼリア通りを「歩きやすく」するには、一方通行または歩行者天国がベストでしょう。

しかし、車が代わりに抜ける通りの人や、人の流れが変わり商売に影響受ける人、バスで出かけにくくなる人など、不利益になる人も相当います。

そして、不利益を受ける人たちの協力がなければ、できない施策です。一方通行の提案がボツになった話は、よそでも多く聞いています。



それに近所の人だけじゃなく離れた地域の人も、一方通行にしたら不便だと感じるときが絶対あるんです。

そのとき、 不利益を受けても長期的には良くなるとか、市全体のことを考えれば協力しなしゃあないとか、そう考えてもらえるようにする努力が必要です。

だから私は、実験する前にしっかり周知徹底して、全市民的に議論をすべきだと言いました。 



もちろん最後はリーダーシップです。絶対に一つにはまとまりませんから。

しかしそれが、何か知らないところで粛々と進められるんじゃなくて、市民の侃々諤々の議論をへて、最後市長や議会が責任取る形でないと。

市民をみんな「お客さん」にしたら、協力はかちとれないと思います。



決まった工事への協力を求めるんなら、粛々と進めていても嫌々でも協力は得られます。

しかし今からまちの在り方を決めていくなら、がんばって意図を説明し、納得してもらうか、嫌でもせめて理解だけはしてもらわないと、もちません。



これから10月まで、さらに声を聞こうと思います。この場でもコメントください。



ついでににぎわいづくりについて再質問。

「通り沿いの店でも、商店会に入っていない店もある。既成団体だけではなく、幅広く声をきく仕組みづくりを行政のリードで。」

「商店会に入っていないお店は、早くお入りいただきたい。」


ハァ~?

答弁で願望述べられても・・・。



吹田市では、産業振興条例を制定し、商店会に入ることを努力すべきことにしていると言います。

研究したいと思います。

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