1週間に1,2回という、ユル~いブートキャンプを続けてきましたが、ここへきて何か膝がおかしいような・・・。早くも除隊かもしれません。
後援会ニュースをつくりました。
ブックマークの「作ったビラなど」の「後援会ニュース」からご覧ください。
5中総の「二重の構え」「自分の票を党の票に」「後援会の発展」をかなり意識してつくりましたが、まだまだ浅いです・・。表面の言葉は下手な字で手書きしました。
さて、乙訓・京都市域の公立高校の通学圏が変更されるといいます。
先日京都新聞を見て驚きました。
これまで4つの通学圏だったのを、南北の2つに分けるという。
私たち西通学圏は、桂高と洛西高が切りはなされるわけです。
何やねんこの分け方!!
同じ南半分といっても、洛水とか桃山にどうやって通うねん!
阪急で数分で行ける桂や、物集女地域の子がチャリで通ってる洛西とかは「あっち側」になるんかい!
専門学科の配置校も偏ってて、北通学圏のほうが「上」っぽいんですけど!
それで、希望枠(通学圏をこえて希望校を志望し上位になれば入れる)を拡大し、総合選抜(全員いっしょに合否を決め、合格すれば通学圏内の近い高校に入れる)の枠を減らすといいます。
この変更は、「昭和60年度の改正以来、交通網も発達し・・」(大して変わってねーよ!)とか理屈をつけてますが、高校の序列化を加速させるものです。
「選択肢が広がる」「行きたい学校に行ける」と言っていますが、実際に行きたい学校を選べる子は、成績のいい子に限られます。
というのは、山城地域ですでにデータとして現れているのです。
山城地域は、通学圏を1本にして、総合選抜をなくし、「完全単独選抜」を導入しました。
全員が志望校を明記して受験するので、人気校を書いて受験すると、そうでない子よりも落ちる確率が高くなります。
そのせいで、シーソー現象が起こりました。前年競争率が高かった高校は敬遠され、定員割れするなどです。
けっきょく、「行きたい高校を選べる」のは勝ち組。
そうでない子は、自由な選択は二の次。「どこを書けば落ちないか」のために、右往左往しなければなりません。でもバクチです。
地元の高校にあまり通えなくなります。城陽高校は、03年は184人が城陽市民でしたが、06年は95人となりました。
交通費もかかります。地域と高校とのつながりも薄れます。そのなかで、中退率は1~2%台だったのが、04年からは毎年4%台になっています。
今回の乙訓・京都市の変更は、中学校側や保護者の強い主張を受けて総合選抜を残していますので、即山城のようにはならないでしょうが、その方向に進まずにおかないと思います。
「公立高校を選べる」って、そんなに必要でしょうか。
同じ授業料と税金でやってるのに、格差をつける必要あるでしょうか。
特色といっても、「勉強中心」「スポーツ中心」「文武両道」こんなくらいのもんでしょう。
また、「生徒がつくる」というより「学校側が与える」特色になってしまうと思います。
そして何より心配なのは、高校が地域に根ざさなくなり、序列化されてくると、統廃合がやりやすくなることです。
すでにある高校について、ずいぶん前から「なくなる」という噂が流され、もう知らぬものなしというくらいです。
「なくなる」と言われる高校は、避ける子も多いでしょう。するとよけいに活気がなくなり、ますます府教委の思うツボです。
やはり総合選抜中心で、地元の子が地元の高校に行くのを堅持してほしい。
15の春にバクチを打たせないでほしい。
地元の子、その保護者、その地域に支えられるなかで、おのずと特色の醸し出されるような高校を。
他県の例では、高校生たちが運動してローカル線の廃止をやめさせ、地域の足を守りました。生徒・親・学校の3者協議のしくみをつくり、教育内容を充実させている例もあります。
また、15才までに自分の特性をつかめている子は少ないと思います。高校生活を送る中で、じっくり自分を見つめられるような教育ができたらいいのではないか。
高校制度についてご意見をお寄せください。
激励はコチラ→