京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



府営水道値下げに関してビラをつくりました。右側のブックマーク「作ったビラなど」の「ビラ」のフォルダからご覧になれます。


えっと、先日は何か抜けてるな~と思ってたんですが、大事なことを書き漏らしていました。


25日の市議会役員改選で、

広域行政対策特別委員長

になりました。 →証拠


全国で合併の真相を明らかにしてきた共産党だからこそ、このポストが回ってきたのかと思います。市民のみなさんに有益な情報が提供できるようがんばります。



さて、30日付の京都新聞の記事噴飯物でした。

「京都府、大山崎町長に費用負担先ただす」


大山崎町は、府営水道の基本水量を昨年より減らして申請しました。

それで副知事が真鍋町長に、それによって大山崎町が負担軽減される1億3100万円を誰がかわりに払うべきなのかを文書で見解を問うたというのです。


はあ~?


「地方自治」の意味わかってますか?



そんなに聞きたいなら、答えたらいいでしょう。


「去年1人増やした副知事を減らして、人件費をコスト削減してまかなうべし」



・・ってそんなん言われたらムカつくでしょう。

そもそも町も府も「自治体」なんですから、財源をこうやってつくれなんて指図するなどアリエネー話です。

それに、こんなことを認めてしまったら、今後市町村が府や国に住民の負担の軽減を嘆願しても、「ほな財源を示さんかい」って逆ギレされてしまうことになります。

そして逆をかえせば明らかになるのは、これまで府が大山崎町に毎年1億3100万も過剰な負担を受忍させてきたことではないでしょうか。



府はこんなことも言ったそうです。

「基本水量削減で1億3100万が軽減されれば、大山崎町の水道会計は400万の黒字になり、内部留保金は2億4000万になる」


・・・・開いた口がふさがりません。


やっぱり、意味わかってないわ。


2億の内部留保が何か知りませんが、施設の修繕や更新に必要なお金かなんかじゃないんですかね。大企業のような、余ったから持ってる金じゃありません。

だって大山崎町の水道会計って、累積赤字が6億超えてるんですから!


なんで6億超えるかって?

1億3100万も軽減してやっと400万の黒字にしかならないんです。そんな負担を毎年、府が町に受忍させてきたからに決まってるでしょう!



これって、副知事の独断ですか?それとも山田知事もOKしてるんでしょうか?知事は「地方自治」の意味わかってんでしょうか?



副知事が町長に見解をただしたのは他に、「協定書で7300トン引き受けるとしたことに関する見解」というのもあります。

つまり、8年前の協定で7300トンと言ってたのに、勝手に削減して申請するなど許せんという意味です。


しかし基本水量については条例の定めがあります。

「市・町は、毎年、府に基本水量を申し込む」
「この手続きは、基本水量を変更しようとするときも同様とする」



条例には、ちゃんと市・町の申請権を定め、基本水量の変更のケースも想定しています。

それを行わないことを「協定」しているから認めないとは、おかしいと思います。



ここで思い出したのは、民青同盟の労働相談宣伝でのできごと。

あまりにひどい職場の実態を労基署に相談した若い女性が、職場にそれがバレて、「労基署などに申し立てなどしません」という誓約書を書かされたといいます。

この女性がもし労基署に何かの救済を願い出たら、労基署は「誓約書に反するじゃないか。認められない」とでもいうのでしょうか。いや、言わないでしょう。


府が「協定」をたてに、条例にある規定を守らないのは言語道断です。

また、こんな不公平な「協定」を結んだ町政だったからこそ、町民はNOを突きつけたのです。新しい町政の立つべき立場は明白です。



にしても、こんな対応をしてくるまで府を追いつめたのは、まさしく乙訓住民の切実な願いの力です。さらにがんばりましょう。

クリックお願いします!→


<解説>

京都府営水道の乙訓系は、2部料金制をとっています。

使った量に対してかかる「従量料金」は、1トン36円。
基本水量に対してかかる「基本料金」は、1トン92円です。

大山崎町は、1日2600トンの府営水を使っていますが、基本水量は7300トンなのです。

つまり1日の料金は、2600×36円+7300×92円。
基本料金は、使ってる水量の2.8倍もとられているのです。

そこで大山崎町の真鍋町長は、「毎年府に申請する」と条例に定められている基本水量を、選挙の公約どおり、今年は削減して申請したのです。

その数字は3407トンなのですが、これは以前に町議会で全会派が一致して府に申し入れた数字であり、町民の意思を反映しているといえます。



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1週間に1,2回という、ユル~いブートキャンプを続けてきましたが、ここへきて何か膝がおかしいような・・・。早くも除隊かもしれません。


後援会ニュースをつくりました。
ブックマークの「作ったビラなど」の「後援会ニュース」からご覧ください。

5中総の「二重の構え」「自分の票を党の票に」「後援会の発展」をかなり意識してつくりましたが、まだまだ浅いです・・。表面の言葉は下手な字で手書きしました。



さて、乙訓・京都市域の公立高校の通学圏が変更されるといいます。
先日京都新聞を見て驚きました。



これまで4つの通学圏だったのを、南北の2つに分けるという。
私たち西通学圏は、桂高と洛西高が切りはなされるわけです。

何やねんこの分け方!!

同じ南半分といっても、洛水とか桃山にどうやって通うねん!
阪急で数分で行ける桂や、物集女地域の子がチャリで通ってる洛西とかは「あっち側」になるんかい!

専門学科の配置校も偏ってて、北通学圏のほうが「上」っぽいんですけど!



それで、希望枠(通学圏をこえて希望校を志望し上位になれば入れる)を拡大し、総合選抜(全員いっしょに合否を決め、合格すれば通学圏内の近い高校に入れる)の枠を減らすといいます。

この変更は、「昭和60年度の改正以来、交通網も発達し・・」(大して変わってねーよ!)とか理屈をつけてますが、高校の序列化を加速させるものです。

「選択肢が広がる」「行きたい学校に行ける」と言っていますが、実際に行きたい学校を選べる子は、成績のいい子に限られます。

というのは、山城地域ですでにデータとして現れているのです。



山城地域は、通学圏を1本にして、総合選抜をなくし、「完全単独選抜」を導入しました。

全員が志望校を明記して受験するので、人気校を書いて受験すると、そうでない子よりも落ちる確率が高くなります。

そのせいで、シーソー現象が起こりました。前年競争率が高かった高校は敬遠され、定員割れするなどです。

けっきょく、「行きたい高校を選べる」のは勝ち組。
そうでない子は、自由な選択は二の次。「どこを書けば落ちないか」のために、右往左往しなければなりません。でもバクチです。

地元の高校にあまり通えなくなります。城陽高校は、03年は184人が城陽市民でしたが、06年は95人となりました。

交通費もかかります。地域と高校とのつながりも薄れます。そのなかで、中退率は1~2%台だったのが、04年からは毎年4%台になっています。



今回の乙訓・京都市の変更は、中学校側や保護者の強い主張を受けて総合選抜を残していますので、即山城のようにはならないでしょうが、その方向に進まずにおかないと思います。



「公立高校を選べる」って、そんなに必要でしょうか。

同じ授業料と税金でやってるのに、格差をつける必要あるでしょうか。

特色といっても、「勉強中心」「スポーツ中心」「文武両道」こんなくらいのもんでしょう。

また、「生徒がつくる」というより「学校側が与える」特色になってしまうと思います。



そして何より心配なのは、高校が地域に根ざさなくなり、序列化されてくると、統廃合がやりやすくなることです。

すでにある高校について、ずいぶん前から「なくなる」という噂が流され、もう知らぬものなしというくらいです。

「なくなる」と言われる高校は、避ける子も多いでしょう。するとよけいに活気がなくなり、ますます府教委の思うツボです。



やはり総合選抜中心で、地元の子が地元の高校に行くのを堅持してほしい。
15の春にバクチを打たせないでほしい。

地元の子、その保護者、その地域に支えられるなかで、おのずと特色の醸し出されるような高校を。

他県の例では、高校生たちが運動してローカル線の廃止をやめさせ、地域の足を守りました。生徒・親・学校の3者協議のしくみをつくり、教育内容を充実させている例もあります。

また、15才までに自分の特性をつかめている子は少ないと思います。高校生活を送る中で、じっくり自分を見つめられるような教育ができたらいいのではないか。


高校制度についてご意見をお寄せください。
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京都新聞24日付です。

乙訓の府営水道料金が、「1トン5円引き下げ可能」ってことで報道されましたが、これを出した「府営水道事業経営懇談会」を傍聴してきましたので、多少付け加えをしたいと思います。



まず、1トン5円の値下げについて。(途中経過なので、最終あと1円くらい下がるかもですが)

長岡京市には、年間4700万円くらいの恩恵になり、小田市長によると「すべて市民還元すれば水道料金3%オフに相当」するそうです。

3%とはいえ、値下がりは大いに歓迎です。


しかし。


「1トン5円下がる」というが、長岡京市はそもそもいくらの水量を買っているか。

1日あたり、買っている(=基本水量)のは26000トン。
しかし受水しているのは15500トン。6割です。

使わない水に払ってる額が、年間3億5千万円なのです。


「1トン5円」の値下げでは、水道料金3%オフ相当ですが、もし基本水量が15500トンにできたら、22%オフに相当するのです。


「改革の本丸は基本水量」と言っておきたいと思います。



しかしこの「本丸」が、落とせるかもしれない。そんな発言を、副知事が初めて行いました。

「基本水量変更」を申請した大山崎町との協議についての発言で。

「基本水量を、府営水道3浄水場接続の平成22年に向けて検討したいと伝えた」と述べたのです。



これまで、「ダムの建設費の償還だから」との理由で、府はいっさい基本水量の見直しを認めず、市町もあきらめてきました。

しかし住民の怒りは大きく、幾度となく「水道料金値下げ」「府営水道見直し」署名がとりくまれ、選挙の争点にもなりました。

ついに昨年、「基本水量見直し」の真鍋町長が誕生し、実際に府の条例にもとづいて、変更した数字で申請しました。



この住民運動で、「山が動く」可能性が出てきました。

動かしきるまで、さらに奮闘しましょう。



また、「1トン5円」も、住民の声の高まりで追い込んだものです。

副座長はこう発言していました。

「本来は平成22年からの新料金体系としていたが、いろいろな事情・・財政、社会情勢などにより、前倒しして値下げしたいということで今回の報告となった」

もし私たち住民が高料金に黙ったままだったら、平成22年まで変わらぬままだったでしょう。このことは、大いに確信にすべきだと思います。



ところで、記事に誤解を招く部分があります。

「府は大山崎町に2市の検討会に加わるよう、協議を続けている」(記事)
「府も汗をかくが、町のコスト削減努力も必要だ」(副知事コメント)


大山崎町議会でも、真鍋町長は2市と同じテーブルにつき、検討会に加わりたい意志があることは正式に表明されているはずです。

しかし、府が「基本水量変更を撤回しなければ入れてやらん」といって、排除しているのです。

副知事は、「大山崎町が基本水量の決着にこだわり、コスト削減の努力をしようとしない」とさかんに発言して、京都新聞もそれに流されていますが、大ウソです。京都新聞は町議会議事録を読むべきでしょう。



あと、記事にない情報を少し。


小田市長は、めっちゃがんばって発言してました。

「乙訓は非常に負担が重い。桂川まで3kmなのに、30kmも遠い日吉ダムから受水している。他に負けないコスト削減してきたが限界。府営水道は(3浄水場あるが)ひとつ。料金格差是正を何としても。」


しかし、乙訓から選出されている府会議員は、3人とも黙って座っていただけでした。

選挙のときは「水問題にとりくまねばならない」とか言ってたのに、どうなってんのか。

あの席にみながわ朋枝がいたら、どんなに良かったか・・・!!


負け犬の遠吠えですか→



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10月は議会も選挙もなく、ようやくじっくり市政について考えられると思いきや、自分にとってハードな生活相談が多くあり、すごくへこみます。


そんな自分を鍛えなおすため、「護憲」を標榜するくせに軍隊に入隊しました!
隊長はビリーという外国人です。


肉体の構造改革も、「痛みをともなう」な・・・と思います。



さて、9月議会の一般質問は合併について聞きました。


ここ数年、全国で、合併をめぐる闘争がありました。
ここ乙訓の2市1町では、合併を研究するグループを予算も措置してつくり、パンフを全戸配布。今度は住民アンケートをする予定です。

合併協議会ができてからでは後手になるので、今から先制パンチをしときたいと、質問しました。



明治・昭和にも大合併がありましたが、小学校や中学校を設置できる規模にとの国策でした。
しかし今回の平成合併は、理念なき合併です。

「地方分権」というが、実際、三位一体改革では税源委譲よりも交付税削減の方が多い。すなわちお金は地方から中央へと回収され、むしろ分権に逆行しています。


けっきょく、国が地方へのお金をケチりたい。同時に、ムダな公共事業で財政力の弱った自治体同士のサイフを合わせることで、さらなる投資をさせたい。

一方であまりに広大な都市になり、ひとりひとりの声は届かない。財界のグローバル戦略にかなう国家への改変です。



合併したら、なんかスリム化するような印象があります。だから合併に財政再建の期待がかけられるわけですが、実際全国で、そうはなっていません。

それは交付税等、国・府からもらえるお金が減るからです。


全国で、バラ色の新市計画をもとに、合併が進められました。しかし、合併してからは、すさまじいリストラが行われました。


5千人の町10個のとき、学校が計10校あったとします。
それが5万人の市1つになったら、10校もあったら全国の5万都市と比べて多すぎる、となります。

同じような交付税しかもらえないのに、施設や人員が多かったら、経営が苦しくなります。合併の特例の交付税措置も、いずれはなくなります。

だから、合併後は、同規模の市なみに施設や人員を削減するリストラが宿命になり、そのすさまじいリストラをしてはじめて、スタートラインに立てるのです。
そんな状態で、新たな活力が期待できるでしょうか。


丹波市ができたときは、なんと各部門35%の経常経費カットが命じられたそうです。
南丹市のときは、裕福だった町が基金などを合併直前に使いまくってしまったそうです。


やはり自治体のサイズは、そこに住む住民が自治をおこなってゆくにふさわしい大きさ、未来をデザインできる大きさであるべきではないでしょうか。


そこで端的に尋ねました。

合併したらとなりの図書館も使えますなどと書いているが、その図書館が残っている保障はない。
教科書どおりの合併のメリットを示すのではなく、他市の実態を研究すべき

乙訓2市1町が合併したら15万人弱。
合併した場合、15万人都市に適正な水準と比べてどのくらい学校や保育所が過剰になるのか。そのときどことどこを削減するのか。
それを示したら、市民にもリアルに合併について考えていただけるのではないですか。


市長の答弁は、「メリット・デメリットはあろう。とりあえずアンケートをする」(大意)とのことでした。


う~ん。「どうだ、答えられないだろー」てな質問をして調子にのっててもしょうがないので、もっとこれから勉強して前向きな追及します。

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きのうは市民運動会(関係のみなさま、ごくろうさまでした)の応援をそそくさと後にし、関西合唱コンクールに出ました。


Microcosmos、ついに銅賞を受賞!


手の下にあるのは飲み屋のメニュー


まあ3位ではなく、金も銀もたくさんあっての銅ですが、それでも初の受賞。
苦節9年(笑)、いろいろありました。感慨もひとしおです。

もともと、兵庫の学生指揮者が同じ先生に多く師事していて、そのつながりの中で「卒業後も歌いたいね」と誰かが言ってくれたのがきっかけでした。

人が集まるというのは、ドラマをつくり出さずにはおかないなと改めて思いました。
それだけに、人をバラバラにするいまの社会情勢には抗いたい思いを強くします。



さて、せっかくランキングをのばしていただいてるんですが、きょうはまた読者無視の自己マン記事です。ごめんなさい。

元市議で元市長候補だった、大畑京子氏のブログに少し異議をとなえます。


(以下引用)

浜野議員の質問で、乙環の管理者である真鍋宗平大山崎町長が答弁することになりました。「(事業者のごみの出し方の実態など)把握したうえで、調査研究した上で、課題に取り組みたい」と。

これは役人顔負けの答弁です。 これまでもこういう答弁で時間を稼いできたのでしょう。共産党町長でも質問をかわすだけなのは同じ。いつまでにやるのか、浜野議員も追及しなかったのが残念です。(こういうのを馴れ合いというのでは?)


(以上引用)


私は真鍋ファン・浜野ファンなので、ソッコー腹立ったわけですが、冷静にいっても、これは殺生なコメントと思います。



真鍋さんは、乙環(乙訓環境衛生組合)の管理者ではありますが、乙環は乙訓2市1町が共同で運営しているものであり、いわば持ち回りのあて職です。

2市と調整もせずにいつまでにやるとか、その場で言うことは難しい立場であることを、筆者は当然ご存知のはずです。

そういう行政のあり方を、「そんなまどろっこしい」と、いち市民が思うのはもちろん自由ですが、事情のわかる立場で批判するのであれば、公平かつ正確であるべきだと思います。


すなわち、「共産党町長の真鍋と共産党議員の浜野が馴れ合っている」と書くなら、「一部事務組合は、いちおう議会もあるが、しょせん長も持ち回りであり、市民の声がストレートに届きにくいしくみだ」との断りがほしいものです。



また、「馴れ合いだ」という理由は、「いつまでに、との質問をしなかった」からだとされています。

以前にも、こんな記事がありました。


(以下引用)

向日市議会の質問は、1人の持ち時間(1時間)以内なら何度質問しても構わないのです。いい加減な答弁だと議員は何度も追究できます。それをさせない長岡京市の議会は、市長とは馴れ合っている・・とみられても仕方ありません

浜野議員や進藤議員には、一般質問に一問一答制を導入するように、頑張って欲しいものです。


(以上引用)


議員や市長は、言葉に責任がありますから、「こう言ったじゃないか」という追及は受けなければならない立場にあります。
我が党もよく、他党の言質をもとに批判をします。

しかし、「言わなかったじゃないか。同罪だ」と追及されるのは、どうでしょうか。



具体例を出せば、下記のようにも言えると思うんですよ。

大畑氏は先日、市民有志とともに、長岡京市議会の費用弁償を廃止せよという住民監査請求をしました。

しかし大畑氏は、自分が議員だったときは費用弁償を受け取っていました。
すくなくとも本会議場では、費用弁償について廃止せよと言明されたことはありません(議事録検索の限りで)。

とすれば、ご自身も議会と「なれ合っていた」ことにならないか?と思います。実際はそんなことないと思うのですが。



日本共産党長岡京市議団は、費用弁償については見直すべきという立場をもっています。

しかしこれは議会の大勢の合意があってはじめて実行されることです。


そういう性質の問題に対して、「議会は(みんな)なれ合いだ」と言うのは、行政や議会のあり方にはがゆさを覚えている市民の感情には大いにマッチすると思います。

しかし、いち市民ではなく議会の一部を構成していた政治家であるならば、批判のあり方には重みが求められると思うのです。(もちろん言論の自由は前提ですが、自主規制として)



もちろん、自分や自分の党・会派でも、その見地につねに立てている自信はありません。
私たちのあり方にもはね返ってくることを主張しているなとは思うんですが、やっぱ真鍋・浜野ファンなので。

あ~ランキング落ちるな~→


余談・・共産党って、自分のこと言われたらムキになってすぐ反撃するのが嫌いって人がいるかもしれませんね。習性かな~


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いや~、祝25位!


証拠写真をとっておいた。(2日0時現在)

しょせん瞬間最大風速なんはわかってるけど、うれしい~(TT)

ますますがんばります。



さて、何をがんばるか。せっかくの区切り(?)だし、党活動について少し今の思いをのべておきます。


日本共産党は、「5中総」(第5回中央委員会総会)をひらきました。
参院選で伸びれなかった原因を総括しています。


一つは運動量が伸びなかった(=党勢が伸びてない)。
もう一つは、自公政治を追い詰める役割は一定果たせたが、そこにとどまってしまい、「日本をどう改革するのか」まで語りつくせなかった。


たしかに、法定ビラとか、パンチに欠けたと思う。
格差、年金、憲法、政治とカネ、網羅してはいるが、それだけでは民主と大差なかった。
「同じこと言ってるなら民主でいいやん」となっても仕方なかったかも。


実際、いま必要なのは、「自民党政治が悪い」ではない。そんなことみんなわかっている。「自民党政治をこう変えたらよい」という希望と納得が必要だ。


選挙中、対話は非常にもりあがった。以下は私がきいた「どう思いますか?」への有権者の答えだ。(無差別電話です)

「僕はCO2の削減がちゃんとできる党を選びます」
「格差をなくしてください。娘の不安定雇用を何とかして」
「このままの外交ではたちゆかない」
「少ない年金からどこまで引くのか。死ねというのか」
「年金が消えたというより、年金制度は大丈夫なのか」


「安倍さんあきませんなあ、やっつけてくれ」、というだけの人は少なかった。それより、安倍政権を変えたあとどうするのか、その答えを共産党にも求めておられると感じた。



5中総で党は、「二重の構え」を提起した。


1つ目は、「当面する熱い課題(医療改悪やテロ特措法など)で役割を果たす」。
2つ目は、「綱領(党の世界観と根本方針をあらわした文書)と日本改革の方針を広く語り、新しい政治を国民とともに探求する」。


この2つ目が特に、これまでできてなかった。
今の政治の矛盾や問題を明らかにするのに労力を費やして、日本共産党がそれをどう変える展望をもっているのか、あまり語れてなかった。



5中総ではこの点を強化するために、すべての党支部が「綱領を語るつどい」を無数に開くことを呼びかけた。


私はさらに、大事なのはとにかくビラを出すことだと思っている。

日常の活動のなかで、そもそもビラが出せているか。
出していても、日本改革の方針ではなく、「議会でこう言いました」「ここにカーブミラーがつきました」「こんどの候補は○○です」で終わっていると思う。

数人、数十人と語って、対話が深まっても、まだまだ狭い。「語っているつもり」で終わらないように、やはり多くの有権者を視野に入れた、有形のものが必要だ。

そこで「当面の熱い課題」は無差別のビラで、「綱領を語る」のは後援会ニュースで展開していこうと考えている。



というのは先日、ある後援会ニュース読者から電話があったから。

「党の話がききたい」

あわてて行くと、2時間も話がもりあがった。

「共産党は社会主義を今もめざしているのか」

などの問いに、懸命に返答した。すると今度は

「民主集中制が悪いのでは」
「機関紙中心の党活動は古いのでは」


何で活動しているでもない人がそんな質問をするのか。
実は、筆坂秀世氏の本を読んで質問されていたのだ。


共産党に期待して興味を持っている人がいるのに、その人が書店に行ったら筆坂の本ぐらいしかない。

やはり、新聞の読者をふやすのは当然だが、後援会ニュースなどで綱領路線を国民的に伝えなければならないと痛感したのだ。


当面こんなとりくみはどうか。

条件のある支部や議員は、どんどんオリジナルな綱領ビラをつくる。

しかし、それを待つのではなく、中央委員会が率先して、全国版で綱領を語る後援会ニュースをつくって、そのファイルを各地区委員会にメール送信する。
それに候補者の写真を貼って刷るなど、各地区で状況に合わせて活用する。


全国民を視野に語っていくには、ビラが必須だ。促進するための手立てとして、初歩だが考えてみた。


あと、また今度語ることにするが、もう一つの課題がある。「こう変えればよい」という絵図だけでなく、その具体的手段を示すことだ。
つぎの総選挙は「政党として主張がイケてるか」よりも「政権をどう変えるか」が問われるからだ。



このブログは党員の読者も多いと思うので、今日はそこをターゲットにし、一般にわかりにくい話をしました。すみませんがまた25位内に入るためのクリックを→



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