京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



参院選では、冗談ぬきで大きなご支援をありがとうございました。

長岡京市では、成宮まり子は前回の西山とき子票を441票上回りました。党比例票に対して、1.57倍です。

向日市議選でも、大きなご支援が得られることを祈ります。
全国の支持者のみなさん、8月6日の「赤旗」1面を、「議席占有率33%確保」の8人のバンザイ記事で飾りたいのです。知り合いがいたらよろしくお願いします。



さて、以下は前エントリのコメント欄の内容なのですが、ずいぶん長文になったのと、きっとここの読者には関心の深い内容とも思うので、このさいエントリに加えてみました。

なおさんからいただいたコメントは、下記です。

 
また選挙負けましたね。これで何連敗ですか?共産党退潮は火を見るより明らかです。
しかしながら党の選挙総括はいつもはんこを押したよう。
これでは2022年まで共産党が存在するか怪しいですよ。そろそろ真剣に「責任問題」を論じるときではないですか?

小沢氏は「野党が負けたら辞める」とおっしゃった。
勝つ見込みがあるから言えるのかも知れませんが、志位さんも「共産党の議席が1議席でも減ったら辞める」とか言わないんでしょうかね。
ずるずる負け続け今回はたったの3議席。自分の目を疑いました。非常に残念です。

確かに得票数は上がりました。でも結果がこれです。
追い風もありました。赤旗のスクープ連発はすばらしかった。でも結果は惨敗です。

おっはーさんはどう思いますか?

 

これに対して、下記のように返しました。


Unknown (おっはー)
 
2007-07-31 23:00:50 
 

>なお様

今回の選挙で、おおかたの有権者は胸のスカッとする思いなのではないでしょうか。共産党の退潮を案じてくださるあなたは、支持してくださったのでしょうね。

共産党の得票は前回並みです。議席は減りましたが、あと2万8千票あれば、比例でもう1議席あったそうです。

ふつう負ける選挙というのは、有権者との対話があまりかみあわないものです。
ところが前のエントリでも書いていますが、電話かけしてても宣伝しててもものすごく楽しい、心の通い合う選挙でした。共産党と有権者の対話が成り立っていました。

だから自分の中に悲壮感がなくて、なお様のコメントを見てはじめて「これではあかんな。こんなふうに思ってくれる人がいるのだから真剣に総括しなきゃ」と思いました。



有権者は、「2大政党づくり」「2票ある選挙」に慣れてきたのかなと今、思っています。

共産党に少しは共感はあっても、実際票を入れるのは「勝てて、自分の1票を生かせるところ」なのでは。
だから、東京・大阪・京都の選挙区では伸びましたが、1人区の自・民激戦区では党の得票はかなり減りました。

「比例代表を軸に」の徹底を、自分の頭の中だけではなく有権者規模でどう訴えるかが大事だなと思いました。



こんなこと言ったらまた「人のせいにして」と言われそうですが、正直なところ、そのへんの戦略問題(あとはビラのポイントの置き方とか宣伝での新味の見せ方とか多数ありますが)でしか、敗因が思い浮かびません。

党首の政治姿勢や路線がまちがっていたとは、なおさんもそんなに思っておられないのでしょう?
それなら、志位さんがやめても、意味ないのではないでしょうか。

むしろ、敗因をしっかり分析を深めて、それを明らかにした上でやめる必要があればそれからでも遅くないと思います。
一方、安倍さんは政治姿勢や路線が審判をうけたわけですから、やめろの声は自然です。



直後の選挙総括は、あまりおもしろくないものですが、今回はおもしろかった。「有権者は自公政治を見限った。しかしそれにかわる方向はまだ明らかではない。この模索・激動の中で役割を果たす。」(注:要約)

これは共産党の独りよがりではなく、たとえば連合の高木会長も、「民主が支持されたわけではなく自民の『敵失』。民主は政策の足場を固めよ」と言っています。



私たちも惰性を廃し、その時代のトレンドを見すえながらの奮闘が必要だなと思っています。
今回の有権者との対話は、新たな足がかりをつくれたなと思っています。次は総選挙、その次は自分の選挙です。



あと気になっているのは、「世に倦む日日」で書かれていたように、民主党が左寄りの政策・候補者を立てたこと。
(「花」のCMを見たとき、「国民に負担をおしつける」というフレーズは共産党そのものと思いました。)
前原路線とはえらい違いです。これで革新寄りの人も与野党逆転のために一定安心して民主党に入れられたのではないでしょうか。


もう一点は、新聞などでもかなり関心が高いと報道されていたにもかかわらず、投票率が58%しかなかったこと。
ということは、42%の人は自民も民主もアカンと思っているわけで、これって結構多いなと思うのです。その人たちと、もっと語っていきたい。 

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いよいよ明日が投票日です。

今日はめいっぱい電話しました。
8時半すぎまで電話をかけて、「遅すぎる」と怒られました。
そのあとクラブの同輩後輩に「全国はひとつ」と電話しました。ごめんね~。

訴えながら思っていたのは、「国会を、国民のくらしの実態や、国のすすむべきあり方をまともに論議できる場にしたい」ということです。



木曜のこくた全・比例候補を迎えての街宣で。

遠くで聞いていた方に、「どう思いますか?」と尋ねると、

「今の国会は、年金の事務の不始末の尻ぬぐいをやったり、政治家のカネの不始末の追及の泥仕合をやったり、バカバカしい。本来国会で議論することじゃない。

と言われました。



まったくその通りだと思いました。

安倍首相がCMで言っています。「改革実行力、自民党」。しかしその中身は、「年金記録の1億人への送付」だと。

こんなの、改革と誇るようなもんじゃない。国民に対する当たり前の責任です。



いま関心が高い一方で、政治不信が強くあります。

これは、「どうせ変わらない」という有権者本人の思い込みが原因ではなく、国会が単なる争いの場になって、国民の願いをとりあげる場になっていないことがそもそもの原因ではないか。


日本共産党は、今年の国会でも、「ネットカフェ難民」「母子家庭の貧困、そこに母子加算を削るひどさ」「国民健康保険証の無慈悲な取り上げ」「貧困と子ども」「最低賃金を時給1000円に」などをとりあげました。


こういう議席を、今こそ増やしたい。

1議席増えるだけで、志位委員長が党首討論に立てる。
それでこそ、国会に国民の切実なくらしの声が届くと思います。


いよいよ、審判の日が近づいてきました。あとは祈るのみです(うそ、まだあがきます)。

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長岡京市にすんでいる女性から、こんな情報が寄せられました。

「泉ケンタ氏から電話がかかってきた。西乙の名簿でか??従軍慰安婦問題を質問したら、答えず切ってしまった」


京都の女性団体からの質問に対しては、泉事務所は「知らないうちに賛同者に入れられていた。意見広告のお金も払っていない」と答えたそうですが、真相を明らかにすべきだと思います。

(何の話かわからない方は、コチラをご覧ください)



さて、いよいよ参院選の活動も今日いっぱいです。茶色のTシャツを着るとどこから腕かわからないほど黒くなってしまいました。

街頭でも、「迷ってんねん」と声をかけてくるオッチャンもいて、関心が高い、しかしまだ決めてない・・という実感です。



電話での対話が、めちゃくちゃ弾みます。

「こんどの参院選どう思いますか?」と聞くと、税金や年金はもちろん、格差、青年雇用、憲法、CO2、外交、介護、子どもの医療費など、ありとあらゆる角度からご意見をいただきます。

顔も知らぬ人と10分20分はザラです。なかなか本数がすすみません。
しかし党への期待が高い今こそ、じっくり対話しておきたい思いもあり、わりきって話しています。



ある保守系市議の後援会だったA氏とも、1時間くらい話しました。その一部は・・(他の人との記憶もまざって脚色あり)


A氏
「今回は自民はアカン。ぜったい野党に入れる。しかしあんたんとこは、『たしかな野党』というが、自分で万年野党てゆうてるみたいやないか

小原
「まあ今回は参院選ですから。それにいま、安倍さんともっとしっかり戦ってほしいという方が増えています。だから、野党の中でいちばん頑張る党として、伸ばしてくださいとお願いしています。」

A氏
「まあたしかに、民主党も元は自民党やからな。はっきりせんわな。

小原
「そうですね。民主が伸びると言われていますが、共産党も伸ばしてもらってこそ、野党の追及にも一本スジが通ると思います。じっさい、前の選挙では民主党も消費税8%と言ってましたから。」

A氏
「しかし共産党伸ばすゆうてもなあ。」

小原
共産党が1議席増えるだけでも、党首討論に出られます。小沢さんだけでなく、志位さんからも違う角度で追及できて、野党の力が増します。民主が数なら、共産党は政策・理論で自民党政治と対決します」

A氏
「たしかに、小沢に言えんことは、共産党に言ってもらわなあかんからな。わかった。がんばってくれよ。」


ほんとうに、今回ほど、電話かけが楽しい選挙はありません。あと1日で終わるのが残念。最後までがんばりますので、応援のクリックお願いします→


市田書記局長が緊急に乙訓入り。うしろから望む(笑)



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まじめでおいしい選挙のハナシ→こちらへ


【お知らせ1】議会だよりができました。「おわびと訂正」のスレを下げさせていただきます。


【お知らせ2】志位委員長来る!

21日(土)、14時~ 四条河原町・高島屋前

志位委員長

必勝を期して、党首投入です。ぜひ足をお運びください。
うまく撮れた写メは、ぜひ当方へお送りください。



さて、参院選始まりました。

「貧困と格差をただす」とポスターにありますが、最近本当に実感しています。


サラ金の多重債務になっていた方。

ご夫婦でそれぞれ病気や体の不自由があり、働きたくともなかなか続けられないなか、簡単に借りられるローンを利用しました。

それ以降、金利を払うばかりで、ぜんぜん元本が減らず・・。弁護士に相談しなければ、永久にローン会社に金利をむしられ続けるところでした。


あるいは、労災のケガがもとで職場を追われそうな方。

職場は、労災を認めず、人手が足りないからと1ヶ月も働かせつづけ、とうとう痛くて動けなくなりました。

医者には「それは労災です」、職場には「自宅で階段から落ちたことにしろ」と言われ、なんとか民主的な医療機関で労災を申請。

ところが労災が認定されると、職場は退職を強要してきました。



病気にせよケガにせよ、本人の責任とはいえません。
でも、それがもとで、たちまち生活ができなくなる。
ほんとうに身近に貧困があり、格差があります。

なにが「再チャレンジ」でしょうか。



この現状を打破するのは、政府の責任です。
憲法があるからです。

憲法には、「生きる権利」も、「働く権利」も、明記されています。
これをタテに、実現を求めてゆくことができる。

それが私たちのよりどころです。



ところがいま、自民も民主も「改憲」を党の公式方針としています。



よく9条でも、「自衛隊のある現状と合わない」と言います。

しかし9条だけでなく、ほかの条項も、現状と合わない条項がいっぱいあります。
25条があるのに、餓死があるのは、明らかに違憲です。

現状と合っていないのは、憲法が悪いのではなく、政治が悪い。または憲法の求める水準にいまだ到達できていないのではないでしょうか。



私はこう思いました。

いま、9条のもとで自衛隊があってもいい。

でもいつかはなくす。

それを求めることは、間違っていない。だから決してやめないし、憲法は変えてはならない。



憲法があるのに、格差と貧困が広がっていってる今、よりいっそう理想を捨てちゃいかん。(あきらめたらそこで試合終了だよw)そして「護憲」を攻勢的に、前向きに語りたい。そう思います。

そういや14日の「長岡京市平和フォーラム」でも、イラクなどで活躍するNGOの方が、「憲法9条は絶対守るべき」と質問にこたえておられました。カッコイイ!



これは青年支部のシェフがつくった炊き出し。きっとその日の炊き出しのなかで、日本一おいしい炊き出しだっただろう。

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まじめでおいしい選挙のハナシ


いま着ている服も、
さっき食べた物も、
ここにいることも、

私たちは、日々選びながら暮らしている。

・・・同じように、選挙のことを考える。

―選ぶことはいいことだ。
自分のために、未来のために、今晩のご飯のように。



成宮プロジェクト


選挙って、てきとうなこともあるでしょうが、やはり何らかの思いをたくすもので。その一つひとつの「思い」、知りたいし大切にしたい。

共産党だから共産党なのではない。その前に一人の人であって。

結果も大事だし、どういうメリットあるかも大事だけど、思いに共感できるかとか、そんなところも大事だと思う。


ぜひ、このサイトを見てください。 
成宮プロジェクト(まじめでおいしい選挙のハナシ)


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乙訓青年支部メンバーの考えた、ポスター余白の活用法です。
これでポスターの注目度も違う?

これ全国に流行らせたいな~
ポスターお世話になるお宅に、好きなこと書いてもらいましょう!

お店に貼るときは、志位さんに「ここのラーメンうまいで」などと言わせましょう。


<おまけ>他党でもできます(ただし事前に断らないと犯罪です)



さて、冗談はさておき。

党への支持が広がる情勢がキテる感じです。


ずーっと、住民税増税の中止を求める署名をもって地域に入っているのですが、対話がすごく弾みます。

こっちがしゃべらなくても、相手が怒りをいっぱい言ってくれます。


こちらはこう言うだけです。

「98年、橋本内閣が9兆円の負担増・消費税5%やったときも、みなさんの増税への怒りで4兆円の特別減税をさせました。」

「そのとき、京都では共産党が第一党になり、西山とき子さんが自民党を破って当選しました。」

「共産党伸ばして、減税させましょう!」



こんなワケで、今対話に打って出るごとに、確信が広がっています。

「うちのダンナは自民党員やねん。でも、『こんななったんは小泉・安倍のせいや』といつも言ってる。わたしは『アンタいつまで党費払ってんねん』と言ってる」

なんて人や、

公明党の人が何度もたのみに来る。でも私は共産党に勝ってほしい。ビラまきならできますので、言って下さい」

なんて人もいました。



また、貧困と格差の広がりを身近に感じます。

党中央委員会に、「困っています。ヤミ金に電話しようとしたけど怖くなってやめましたetc.・・」とメールがあり、返事するとなんと長岡京市の人で、こちらに連絡がきました。

すぐに弁護士さんに債務の確認をしてもらうと、法の金利になおせば払いすぎでした。返還を求めて交渉中です。

「どうやってメールしたんですか?」と聞くと、「この表紙に書いてました。」と、志位さんが表紙の青いパンフを示されました。

まだ家に残ってたパンフをあわてて配布したのは言うまでもありません。



そんなワケで。

全国のみなさん、いまこそ必要、たしかな対話です!
がんばりましょう~!

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これは、府活に出た人ならわかる(笑)、「ひとりでできる成宮流し宣伝」キットです。テープレコーダーも今や2千円くらいです。作ってみたものの、恥ずかしくてまだやれてません・・。



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