月曜日、支部長会議の終了後、21時。思い立ってみなみ会館へ。
最終日の「童貞。をプロデュース」を観てきました。
「あんにょんキムチ」でたしか赤旗日曜版の「ひと」にも出てた松江哲明監督(AVも撮ってたのね)作品。
ストーリー等はこちらで!
いやあ、面白かったです。
カンパニー松尾さん(AV監督)が加賀くん(童貞1号)に贈った言葉が珠玉だったなー。
「迷惑かけずに生きてるやつはいない。生きることは、人に迷惑をかけることだ。人に迷惑をかけろ。」(大意)
座右の銘にしたいと思います。
なんか充実感があって。
ていうのは、今年の手帳を見返しても、ホンマ活動しかしてないんですよ。選挙もいっぱいあったし。
たかが映画1本だけど、自分で行こうと決めて行ったことが、けっこう自分にとって大事なことだった。
おととしの年末も似たようなこと書いた気がするが(てことは成長してないんか・・orz)
自分から活動をとったら何が残るんだろうという自問。
共産党を捨象した生身の自分(そんなんムリなんですが)は、何を思う人間なのだろう。
ここ数年、ただ「すべきこと」をこなしてた。・・もちろん、追われているのではなく、「あれもしたい」「これもしたい」と積極的にやってた活動を多く含むが。
でも、自分が何が好きで、何がしたいかってなとこは、ずいぶんと「選挙がすんでから」「議会が終わってから」てな感じで放置してて。
そうするうちに、少々時間ができても、遊びにいこうというより、マンガ読んだり程度しかせんようになってたし、あえて時間作って何かするような意欲もなかった気がするし。
まあ、仕事があまりに自分のキャパを超えてるんで、じゅうぶんそれで濃密なんですが・・。当選後、あっという間の2年だったけど、いざ振り返ればアホみたいに長いし色々あったし。
映画を観て感じたのは、童貞って、自分のなかの「好き」とか「したい」とかそんな気持ちに、向き合わないっていうか、逃げてるというか、そんな心性かなあって。
そこが今の自分になんかシンクロしたんかなあ。
映画のなかの彼らに、ついでに自分にも、この歌を贈ろうっと。
プラスマイナス数えながら 君をみつめるわけじゃない
いつか実りをもらうため 君を大事にするわけじゃない
惚れた方が損になるなんて 取り引きや投資じゃあるまいし
惚れて嬉しい 単に嬉しい 同じ時代に生まれて嬉しい
愛さずにいられない馬鹿もいる
悩まないで受けとればいいんだよ
愛さずにいられない馬鹿もいる
受けとったと答えてほしいだけさ
I Love You,答えてくれ
I Love You,答えてくれ・・
中島みゆき「I Love You,答えてくれ」より
こんなん書いてる時点で、「自分の選挙以上にがんばる」(笑)ことができてないと言われかねませんね。
活動もしてます。前のエントリの内容でビラつくりました。こちらの「ビラなど」からどうぞ。
あと、映画はHシーンありません。念のため。
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プラトニックとか貞操概念ではなく、
ニンフォマニアやペドフィリアでもなく、
「働かない(という)価値」が必定な様に、
偏見・自己排除・非社会性等の、
植え付けられた要素、バイアスがありますが、
一つの価値であることに違いありません。
ネオリベ下・過剰流動性下・成熟社会化にあって、
「封建的なオブセッション」が蔓延しています。
これを打倒しないまでも、骨抜きにするには、
否定的に処されて来た諸価値を、あらゆる意味で、
認めるべきでしょう。
勿論、生命や性に関しては、実存的諸課題を孕んでいますので、各人による所が大きいのも否めませんが。
小原議員は、物理的「童貞」なのですか?
そうでなくとも、政治に絡めてオーバーラップする
所には、どこか「童貞」を否定的に認知する
ゴリゴリの保守主義者の面影も見え隠れします。
日本は、実質的にこの六十年間、「童貞」です。
それどころか、性交する防衛意識も外交戦略もない。
総論すると、この去勢的国家も、憲法窮状も、
一つの「価値」であることには相違ないのですが。
ただ、答えるとすれば、本文のどこを読んでも「童貞」と政治が絡んだりしてないと思うんですが^^;
「童貞」を否定的に見ているのは事実です。ただそれがコミュニケーションを避けることから発生することなら不幸だなという感覚であるので、あまり保守革新とは関係ないのでは。自分にとっての価値観であって人におしつける気もありません。
でも否定的とされてきた価値を認めよというのはなるほどと思います。
マルクスは女中さんに手を出して、奥さんに怒られエンゲルスに手切れ金を出して貰って分けれたのだそうです。婦人の公有化って共産党宣言にありますよね。
マジに考えると面白い問題だと思います。
できればどの部分にあるのかご教示ください。
念のため、日本共産党内にはそのような主張や意識はもちろんありません。
資本論を読まなくても党員になれるって話は聞いたことがありますが「共産党宣言」とか「ゴータ綱領批判」「空想より科学へ」なんかは読んでて”普通”だと思いますけど・・・
「国家と革命」なんかもそうかな。
あの亀井静香氏、尊敬する人:チェ・ゲバラ。座右の書:資本論らしいですよ。
どこまで本気かはわかりませんが、氏は東大経済学部卒。資本論ぐらい読んでても不思議はないです。
読まないでどうやって党から世界が見えるのでしょう?
もっと学習してください。
共産党宣言
http://redmole.m78.com/bunko/kisobunken/sengen0.html
これって直接はファシズム批判なんですよぉ。
テレビで見ましたがサッチャー革命。
火葬場の補助金、叩ききってしまった。うろたえる住民。それでサッチャーは何をやってるかといえばテレビで演説してる。
「国民のみなさん! 働いてください! イギリスが危機なんです! 失業者のみなさん! 仕事を探してください! お願いします! イギリスを救ってください! イギリスが危機なんです!」
なんかもう「父ちゃん、酒ばっかり飲んでないではたいてよ。もうウチ、お米ないんだよ」みたいなノリ。スゲーっす。
ところで共産主義入門で分かりやす過ぎるのが青木雄二(騙されたアカンとか)。「ナニワ金融道」がどうしてマルクス・レーニンなのかコレは不思議。
とりあえずまたブログを始めてみました。
よろしければご笑覧ください。
コングロマリット橿渕のRED DETA BLOG
http://red.ap.teacup.com/rdb2008/