京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



福田氏が首相になりましたね。

けさのテレビで、「あなたの支持率は?」てのをやってました。
「50%」とか、「80%」とか、取材をうけた人がボードに書いてみせるんです。

平均は、52%くらいだったそうです。(アキバでは若干低かったとか。ローゼン効果か)

それを受けて出演者が、「安倍首相の最後のときは20%くらいでしたから、それより上がった形ですね。」


はあ?


本来の支持率って、「支持する」「しない」を選んでもらったときの「支持する」人の率でしょ?

「あなたの支持率」は比較対象じゃねーっつの。
基本的に支持してなくても、ゼロとまでは普通あんま言わんやろ!



と、朝からけったくそ悪い思いでしたが、夕方の高齢者の医療問題の交流会では、さらにけったくそ悪い思いでした。


(この後ろ姿は成宮まり子。このあと参加者が増えました。)


何度か医療問題は学習会に行きましたが、ホンマに今度の改悪はひどい!元厚労省局長も「うばすて山」と批判したそうです。


福田氏が「負担増を凍結する」とか言ってますが、それはごくごく一部であって、お国のためのおそるべき医療費の削減競争が強いられるのです!



京都府でも、医療計画を来年度にむけて見直しています。

・メタボ健診受診率、保健指導の促進
・総治療日数の短縮
・外来受診回数の削減
・在宅看取り率の向上


↑このようなことを、目標をもって進めさせられ、進んでない都道府県には国からペナルティが課せられると!


手術済んだらソッコー退院させられ、かかりつけ医に行っても受診を断られ、回復の見込みが薄くなればすぐ強制退院、みたいなことが起こってくるわけです。



そして後期高齢者医療制度


だいたい、「後期」って失礼じゃないですか。
普通、「前期・後期」は半分ずつと思うが、65~75が前期とすりゃ75~85が後期、ほなそのあとは何やっちゅうねん!


75才以上の人はすべて別枠の医療保険となり、年金から保険料が引かれ、払えないと保険証とりあげ。

高齢者は病気の種類ごとに医療費の上限が決められ、それを超えると自腹となるのです(「包括払い」といって、未決定事項とのこと)。


国民の医療費負担は増やし、国の負担は削り、民間保険会社のもうけ口は拡大。こんな大改悪は、ほんとに今こそ白紙撤回させねばなりません。



みなさん。

「安倍氏は痛みのわからん人やったけど、福田氏になって負担軽減してくれた」

じゃないですよ。

「自公政権がこの改悪を行い、選挙で負けたからちょっとだけマシにしたけど大改悪なのには変わりはない」

が正しいです。


福田氏が「白紙撤回します」と言うまで運動をもりあげましょう。


※、70~74才の医療費が2割負担になるのを見越して、山田知事は65~69才の医療費を1割にしていた助成制度を縮小して2割負担にしようとしています。
蜷川知事時代にゼロにした老人医療費、ついにここまできたかとの思いです。今こそ反転攻勢を!

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18日は決算委員会総括質疑。
つい2日前に、18歳のコの質問にお茶を濁しまくっていた私は、市長らを追及していました。

「それでは虚偽答弁ということだ。何の違反か認識してください。」

その場しのぎでは困ります。今ここではっきりさせないと、後で改善できないでしょう。」





この追及が何かといえば、小学校の耐震調査にかかわる契約で、不正があったのです。

平成18年度の契約でしたが、アクシデントで年度中に業務が完了しませんでした。

しかし、契約を延長してしまうと、平成18年度予算としての執行ができず、国庫補助がもらえなくなりますし、平成19年度の予算に繰り越すにしてもすでに予算案は通ってしまってます。



そこで、市政史上聞いたことない「契約解除」という強行に出たのです。

「契約解除」では、業者は違約金が課せられ、途中までの成果物を納品し、さらに契約金額から未完部分を差っ引かれます。そして指名停止処分です。




ここまでなら、「まあ業者も遅れたんだし」と言えなくもありません。しかし・・・

業者から「顛末書」が出され、「申し訳ありません。貴市の指示に従います。」と書いてありました。

それをいいことに、市は業者に続きの契約を結びなおすこともなく、新年度に入ってからタダで仕事をさせたのです。




これは違法と思います。

仕事の内容は、耐震診断書を専門家の「判定委員会」に出してハンコをもらうことです。が・・・

市と何の契約関係もない業者が、市長印のついた申請書を出し、市の公文書である耐震診断書を出し、「委員会」の判定書を受け取り市に渡すわけです。

過程も違法ですし、「委員会」の出す判定書も正当性がなく、市も正当なルートで受け取ったものでない・・・。




子どもや地域住民の安心を守る耐震調査が、いいかげんに行われることは許されません。

そして、市の都合で業者に過度の厳しい扱いをしたあげくに、不正に巻き込んでしまったのです。業者にとっては、ものすごい「貸し」です。

昨年、逮捕事件以降あれだけ指摘したにもかかわらず、また業者とキ○○マ握り合った関係(byナニワ金融道)をつくってしまったのです。




このもとになる決裁には、昨年の不祥事以降、「改革」の先頭にたってきたはずの市長の印が押されていました。

市長にその責任の認識をたずねると、

「・・・つらいといいますか、無念・・・




いま、社保庁を筆頭に、公務員バッシングが激しさをきわめてます。でも、自治体には自治体にしかできない使命があると私は思っています。

ただしそれは、「法に従っておこなう」ことができてはじめて、公金を扱う資格があるし、自治体としての使命が果たせると思うのです。

逆をかえせば、自治体職員は法を守ることで、自分が公正に仕事をすることを保障されると思うのです。



「コンプライアンス」「法令遵守」とよく言われますが、それは通報とか内部チェックの体制をつくるだけでは「仏作って魂入れず」です。

というのは、例えば社保庁や向日市の横領を想起しても、悪いことをあえてする人をゼロにしろというのは無理でしょう。

肝心なのは、悪気のないまま違反をおこしていたり、悪いことの土壌をつくっていたりしないように、お互いに「気づき」と「改善」できる職場づくりだと思います。


そんな思いで、市長はじめ元職場の大先輩らを追及しました・・。

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ついでにいらんこと言うなら、「ミスは誰にもあるけど、そのときに法的にキッチリしとく、ある意味帳尻合わす、それも公務員のひとつの仕事では?」

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<chapter.1>

きのうは、党府活動者会議でした。
会場に入ると、「小原さん。」と声をかけられました。

彼は学生で今年卒業なんですが、党の専従にならないかと声をかけられたそうで、前向きに考えつつあるようです。


「民青の新旧府委員飲み会のとき、小原さん言ってましたよね。『専従の要請が来たら受けろ』と。」


その飲み会での発言はあまり覚えてないんですが、自分の選挙の事務所開きでは、こんなこと言ったと思います。


「おいしい地下水、公立保育所、学童保育、平和教育・・。乙訓の青年は、党の先輩と市民の共同でかちとってきた恵みの中で育ってきた。でも、それが奪われようとしている。今こそ、受けつぐための力になりたい。」

「たけやま彩子、小林たかひろと、仲間が決意し立候補していった。今自分に順番が回ってきて、自分が受けることで次の青年にバトンを受けつぎたいと思った。」


バトンがひとつ、手わたせた・・・。

ちょっと待てよ。俺涙腺固くねーよ・・・。


なぜかモノローグでは一人称が「俺」になりながら、感動した日でした。



<chapter.2>

15、16日は、合唱団Microcosmosの合宿に行ってました。
10月のコンクールに向けた集中練習です。

でも夜は飲み会です。
入団して数ヶ月の学生くんと、飲んで話していました。


「なんで入ろうと思ったん?」

「僕しゃべることが得意でないので、歌うのもいいかと思って・・」
(注:記憶あやふや)


純粋な!

合唱って、サークル勧誘でつかまって飲み遊ぶうちになんとなく入るのが多いのに、このまっとうな動機!


「そうか~。たしかに、歌うってつねに表現することやもんな。」

歌うことでなにかを伝える。たかがサークルですが、いち表現者である自覚を改めてした夜でした。



<chapter.3>

16日の夜は、直行で学生時代の合唱団エルデのOBOG交歓会へ。

人見知りな自分には、若者としゃべる機会はひとつの修行と思って極力参加するようにしています。
今年は1回生がたくさん入ったらしく、両サイドは18歳!

「干支いっしょやね~」などとくだらん話をけんめいにしていると、やや離れた位置から別の18歳のコ(かわいい)から突然、



「風俗とかいくんですか?」



ちょっと待て~
あなたとわたし、名乗り合ってもいないじゃない!


どんな話の流れやねんそっちのテーブル!



などと、18歳のコにツッコミまくってしまい、まだまだ大人の受け流しのできない自分に涙がキラリ☆な夜でした。



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安倍首相が辞任を表明しましたね。


いや~。


所信表明してすぐってどないなん!とか、国際公約してすぐってどないなん!とか、党首討論申し入れといてどないなん!とか、そんなことはもう言うまでもないですね。


これまでの首相の行動、「KY」(空気が読めない)と言われながらも、きっと何らかの戦略があるのだろうと思ってました。
そのつど、そのつど・・・。


実は、ほんとにKYだっただけなんでしょうか。それとも、私などには想像もつかない高等な戦略があっての辞任なんでしょうか・・・。


いまのところ、首相個人の資質の問題しか考えられません。高等なアタマがないので・・・。

すぐにでも宣伝に打って出るべき情勢ですが、個人の資質を攻撃しても空しい・・・。

でもとりあえず5回くらい、とにかく党の元気な姿をと街頭で訴えてきました。安倍氏が辞めても、自公政治の中身が問題だと。解散しろと。3区候補は石村かず子だと。



ところで、トラバいただいたyamamotoさんのブログに、以下の興味深いコメントがされていました。転載します。

<安倍辞任 本当の理由はこれだ!>とか。
安倍首相辞意:「週刊現代」が「脱税疑惑」追及で取材【毎日新聞】
毎日新聞 2007年9月12日 15時00分
http://www.mainichi -msn.co.jp/today/new s/20070912k0000e0400 78000c.html

突然辞意を表明した安倍首相については、「週刊現代」が首相自身の政治団体を利用した「脱税疑惑」を追及する取材を進めていた。
同編集部によると、安倍首相は父晋太郎氏の死亡に伴い、相続した財産を政治団体に寄付。相続税を免れた疑いがあるという。晋太郎氏は91年5月に死亡し、遺産総額は25億円に上るとされていた。編集部は安倍首相サイドに質問状を送付し、12日午後2時が回答期限としており、15日発売号で掲載する予定だったという。

★MSN毎日インタラクティブが掲載した上記記事とポータルサイトに転載されたすべての記事があっという間に削除されています。安倍晋三の統一教会祝電事件以上にドンドコとコピペして、水に落ちた犬は徹底的に叩くアべし!(笑)
by ゴンベイ (2007-09-12 20:44)




さて、近況の一部を報告します。

一般質問が終わるや、横浜・鶴見で行われた自治体学校に行ってきました。

参加中、頭をめぐっていたのはこの歌でした。(合唱人にしかわからんな)

つるみのねずみ
ゆのみでゆあみ

ふしみのねずみ
めやみになやみ

あたみのねずみ
はなみでやすみ

(谷川俊太郎「十ぴきのねずみ」より)


医療福祉年金などの分野が苦手なので、あえて医療改悪の分科会に参加。
ホントにひどい改悪です。
12月議会に向け、訴えていきたいと思います。


セット販売につられて購入。読めるかな~


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