The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

『マクドナルド&ドッズ 窓際刑事ドッズの捜査手帳』10月シーズン3初放送!

2022-08-29 | 海外ドラマ
”McDonald & Dodds” : Season 3

ITV 2022年6月初放送

これ迄何度となく書いていた『マクドナルド&ドッズ』の最新シーズンである シーズン3の日本独
占初放送日が発表されました。
そして、
何と、同時にシーズン1とシーズン2の再放送もあるとの事で、【1日まるごとマクドナルド&ドッ
ズ】
と銘打たれての一挙放送だそうで、楽しみですね。

何度もひつこく書きましたが、又もやひつこくAXNミステリーの番宣から、

≪ 「ヴェラ~信念の女警部~」 「シェトランド」 「主任警部アラン・バンクス」「孤高の警部ジョージ・
ジェントリー」といった大ヒット英国ミステリーを手掛けた脚本家の原案・脚本による人気ミステリーシ
リーズ!今年6月に英国ITVで放送されたばかりの最新シーズンがいよいよ登場!
世界遺産・英国バースを舞台に、いつも強気で険しい顔をしているが実は心優しくドッズを見守るマクド
ナルド警部と、ぼやっとしているが実は天才的推理力を持つドッズ巡査部長の凸凹コンビが、事件解決に
挑む! ≫

【1日まるごとマクドナルド&ドッズ】の放送日&時間は、

10月29日(土)
シーズン1(2エピソード) :6:00am~
シーズン2(3エピソード) :10:30am~
そして、待望の新シーズンは、
シーズン3(3エピソード): 4:45pm~

シーズン3に関しては、以前コチラに概要を書きましたのでご参照下さいマセ。

これも過去何度も書きましたが、ドラマの舞台になっているバースは 世界遺産であり、英国唯一の温泉地
として知られる ロイヤル・クレッセントをはじめとする美しい街並み、美しい風景を楽しめるのも個人的
には非常に楽しみにしている点でもあります。。

シーズンを重ねるごとに信頼関係が深まり、相棒としての息もあって来たマクドナルド警部と おとぼけな
がら天才的推理力を持つドッズの活躍が注目です。

念のためもう一度キャストを
原案:ロバート・マーフィー
脚本:ロバート・マーフィー他
出演:
ドッズ:ジェイソン・ワトキンス
ローレン・マクドナルド:タラ・グヴェイア




そして、前回触れましたが、S3から登場の警視正オーモンド(クレア・スキナー)


シーズン3のゲストはコチラ↓




尚、この後のS4も製作予定と言われていますが、現時点では正確な時期は未定です。



『ロード・オブ・ザ・リング/力の指輪』最新trailer出ました!

2022-08-25 | The Lord of the Rings/The Rings of Power
”Load of the Rings : The Rings of Power”


以前書きました様に、いよいよ『ロード・オブ・ザ・リング/力の指輪』の配信日が近づいてきま
した。



Prime Videoは、9月2日から独占配信を開始するドラマシリーズ「ロード・オブ・ザ・リング:力の
指輪」の配信開始時間を発表しました。
第1・2話は9月2日10時に、第3話以降は毎週金曜日の13時に配信開始となる。全8話で、最終話は
10月14日13時配信。


それと同時に、最終予告編も公開されました。
↓ コチラです
https://youtu.be/x8UAUAuKNcU

今回の最終Trailer では、ガラドリエルやドゥリン四世といったキャラクターも登場しています。
又ドワーフの地下都市、森を切り裂くオークやゴブリン等、これまで目にした事が無い中つ国の
時代を垣間見せてくれます。

そこで、取りあえず分かって来たキャストを書いて置きます。





◎ 高名なエルフの戦士で指揮官のガラドリエル(モーフィッド・クラーク)
◎ 高い志を持つエルフの若き高官エルロンド(ロバート・アラマヨ)
◎ エルフの上級王ギル=ガラド(ベンジャミン・ウォーカー)
◎ エルフの鍛冶のケレブリンボール(チャールズ・エドワード)
◎ 冒険心に富むハーフットの少女エラノール・”ノーリ”ブランディフィット(マルセラ・カヴェナー)
◎ ノリの父ラルゴ・ブランディフィット(ディラン・スミス)
◎ よそびと(ダニエル・ウェイマン)
◎ ヌーメノールノ若者イシドゥル(マキシム・バルドリー)
◎ イシドゥルの妹エアリエン(エマ・ホルヴァス)
◎ ヌーメノールの船長エレンディル(ロイド・オーウェン)
◎ ヌーメノールの執政ファラゾーン(トリステン・グラベル)
◎ ヌーメノールの摂政女王ミーリエル(シンシア・アダイ=ロビンソン)
◎ ドワーフの王ドゥリン三世(ピーター・マラン)
◎ ドワーフの王ドゥリン四世(オウェイン・アーサー)
◎ ドワーフの親王妃ディーサ(ソフィア・ノンヴィート)
◎ 無頼の徒ハルブランド(チャーリー・ヴィッカー)
◎ 癒し手の人間ブロンウィン(ナザニン・ボニアディ)
◎ シルヴァン・エルフの戦士アロンディル(イスマエル・クルス・コルドヴァ)




登場人物が多いから一度では把握出来ないかも・・・です。

ドラマ化の最初の一報を書いたのが何と5年前でしたから随分長い間待ちましたが、いよいよ!
ですね。
期待と不安が入り混じりますが、兎に角観てみなければ。

そして、配信前に既にシーズン2の製作も決定しています。

(source : Prime Video, IGN Japan, Entertainment & etc.)


それはそうと、本題からはそれますが、
同じく壮大なファンタジーで人気を博したシリーズ(『ロード・オブ・ザ・リング』、と『ゲーム・オブ・
スローンズ』)のprequelが殆んど同時に配信になるのですが、両作品共多くの情報が出回っていて混乱し
ているのは私だけ?(ですよね、きっと)。もう殆んど入り乱れて頭ゴチャゴチャです。





“LIVING”: 黒澤明監督の名作リメイク版

2022-08-21 | 映画
”LIVING”(原題)

2022年

一昨年でしたか、第一報としてビル・ナイ主演でのリメイク版製作情報が出ていたのですが、その
後情報が出ず(というか個人的にも殆んど忘れてしまっていたのですが・・・)先日来突然)trailer
と共に情報が溢れ出てきました。

"LIVING”(原題)は、1952年に公開された黒澤明監督の『生きる』を原作とした作品です。
原作の内容は、胃がんで自分の余命がいくばくもないことを知った役人が生きる意味を見つめ直す
姿を描いた人間ドラマ。志村喬が30年間無欠勤の市役所市民課長役で主演を務めた。

この度のリメイク版は、第二次世界大戦の荒廃から復興途上にある 1953年の英ロンドンが舞台
となっています。
脚本はカズオ・イシグロが手掛けた事でも注目されていました。
全体的なストーリー構成には殆んど手を加えられていないとの事。

キャストは、
監督:オリヴァー・ハーマナス
脚本:カズオ・イシグロ
原作:黒澤明(『生きる』)
出演は、数々の作品で確かな演技で知られる名優ビル・ナイ。
その他、エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープ、トム・バーク 等





↓ 出番は多くなさそうですが、トム・バークも


映画は2022年1月に開催されたサンダンス映画祭で初披露。
Rotten Tomatoesでは批評家スコア96%フレッシュの高評価を維持して居り、2022年のサンダンス
で披露された最高の作品の1つと評された。
又、イタリア現地時間8月31日から9月10日迄行われる大79回ヴェネツィア国際映画祭でも上映の
予定。 11月にイギリス、12月にアメリカで劇場公開される。
日本では東宝配給で2022年以降に公開されることが発表されている。

黒澤監督の『生きる』は、昔テレビの放送でだったか、又は名画座の様な映画館でだったか観た
筈なのですが全く霧の彼方で殆んど記憶はありません。

なので、念のために再確認を。



『生きる』は、1952年に公開された日本映画である。監督は黒澤明、主演は志村喬。
モノクロ、スタンダード、143分。東宝創立20周年記念映画。 
無為に日々を過ごしていた市役所の課長が、胃がんで余命幾ばくも無い事を知り、己の「生きる」
意味を市民公園の整備に注ぐ姿が描かれている。

黒澤作品の中でもそのヒューマニズムが頂点に達したと評価される作品で、題名通り「生きる」と
いう普遍的なテーマを描くと共に、お役所仕事に代表される官僚主義を批判した。
劇中で志村演じる主人公が「ゴンドラの唄」を口ずさみながらブランコをこぐシーンが有名である。
国内ではヒットし、第26回キネマ旬報ベストテンで一位に選ばれた。
海外でも黒澤の代表作の1つとして高く評価されており、第4回ベルリン国際映画祭でベルリン市政
府特別賞を受賞した。
(wikipediaより)

↓ この度リリースされたtrailerはコチラ
https://youtu.be/w1IYxAIGZ_A

じっくり観たい作品の1つです。
日本公開日等情報が出次第追記するつもりです。


(source : THE RIVER, Sony Pictures Classic & etc.) 




10月日本初放送の海外ドラマ:その(2)

2022-08-18 | 海外ドラマ
いきなり(2)になった様な気配ですが、先日『刑事シンクレア シャーウッドの事件』をご紹介し
ましたが、追加が出てきましたので 急遽タイトル変更して追記です。

今回もAXNミステリーでの放送予定ドラマからです。

※『英国諜報員シルヴィアのイタリア事件簿』

”Signora VOLPE”
2022年5月初放送 Acom TV
3エピソード

2022年5月にスタートした3部構成のAcorn TVオリジナル最新探偵ミステリー。
「バーナビー警部」の数多くのエピソードの脚本を手掛けたレイチェル・クーパーマンとサリー・
グリフィスが今作の脚本家を務める注目作!







主役のシルビア・フォックスを演じるのが エミリア・フォックス。
(名前が”FOX” つながりで、原題の”VOLPE”はイタリア語で”キツネ”の意味だそうで)

ロンドンでMI-6本部で働いていたシルビアが 姪のアリスの結婚式の為イタリアを訪れる事が発端
となる様です。
ところが、花婿が姿を消したことから シルビアは自ら謎を解くために動き出します。
美しいイタリアのウンブリアに魅了され、MI-6を辞め、新たにそこで仕事を始める事に。
次々に起こる事件に巻き込まれ、地元のカラビニエリのキャプテンからも助けを求められるように
なる・・・・・
ってのが大雑把な概略らしいですね。

美しいイタリアを舞台に、元英国諜報部のスパイが現地で起きる事件に巻き込まれ解決していくと
言うミステリという事ですね。

出演は、
エミリア・フォックス、ジョバンニ・チルフィエラ、タラ・フィッツジェラルド、ジェイミー・
バンバー、イッシ―・ノップラー


↓ trailerはコチラ
https://youtu.be/EguyGKInFCg

個人的には、何と言ってもエミリア・フォックスなんです。
エミリア・フォックスは、”Silent Witness”『法医学捜査班』でニッキ・アレグザンダーを演じて大人気
なのですが、大変長寿ドラマで1996年のシーズン1から2022年のシーズン25迄続いています。
その中でも、ニッキ・アレグザンダーはシーズン8から最新シーズン迄継続主演している(一番長い出
演となっています)。



このドラマは大好きでずっと観ていたのですが、日本での放送は何故か途中迄で止まっています。
(多分シーズン12、13?あたりで)
何度もひつこく書いていたのですが、何とか再放送をお願いしたいのですが・・・・・。

それと、エミリア・フォックスは、以前拙記事でも取り上げました、『ホワイト・ドラゴン』でジョン・
シムと共演していました。

追加情報、放送日が発表されましたら再度追記します。

尚、このドラマは既にシーズン2の製作も決まっている様で、恐らく2022年末又は2023年早々のリリース
となりそうとの事。


10月初放送ドラマは他にも色々ありそうなので、その(3)に続きます(多分)




『刑事モース~オックスフォード事件簿』S9:ロケ現場から

2022-08-14 |  ∟新米刑事モース/主任警部モース
”ENDEAVOUR” Season 9


最終シーズンとなる S9の製作も予定通り(?)進んでいる様で、先日来オックスフォードでファイナル
エピソードとなるE3の撮影が行われていた様です。
そして、
遂に”ENDEVOUR” としては オックスフォードでの撮影はすべて終了したとの事。 
寂しいですね。

何時もの様に色々写真投稿がありましたので、た~っくさんお借りしてきました。


これは少し前のショットからですが、



サースディ警部補が手にしているのがランチボックスの様で、”今日は何曜日?今日のサンドイッチは?”
の感じ?

↓ この2人の雰囲気大好きです


それより、それより、

何と言ってもコレ! OMG!遂に来ましたよ、”赤いジャガー”!
モースの代名詞、モースと言えばコレという”赤いジャガー” 
これが登場するという事は、いよいよオリジナルモースにリンクしてくるって事で、若モースも終り
なんだと実感させられます。
以前言われていた ”many surprises” の1つなんでしょうか?

↓ 手前がサースディさんが使っている黒のジャガー。 そして後ろにあるのが”赤いジャガー”


↓ コチラではっきり見えます。 ひつこいワタクシはナンバープレートを確認




間違いないですね、オリジナルモースのジャガーのナンバーです(248RPA)

↓ オリジナルモースとジャガー。ナンバープレート注目!


実は、この赤いジャガーに関しては 何年も前の記事にも書きましたが ”ENDEAVOUR" 最初の
エピソード中、中古車カーディーラーの展示車の中に”赤いジャガー”があり、そのナンバーが何と!
オリジナルモースのジャガーのナンバーでした・・・というサービスショット(?)もあり感激
したものでした。

↓ こちらです


もう一つ
”悩めるショーン君”







S9に関しての情報は出次第書き足していきます。

そう言えば話しは変わりますが、

以前ご案内しました様に、8月27日(土) いよいよWOWOWプラスにてCase26 &Case27の日本
語字幕版初放送となります。


そして、同じくWOWOWプラスにてシーズン1から再放送が始まる様です。
2022年9月5日(月)13:00~ (平日1話ずつ放送)
となっています。

何度目かの再放送ですが、又ひつこくおさらいしましょう。

という事は、そのうちS7の字幕版初放送も期待できるかしら? お待ちしています!


(via endeverneverland, Glendevour, Kati & etc)


『刑事シンクレア シャーウッドの事件』10月日本初放送

2022-08-11 | 海外ドラマ
”Sherwood”

BBC 2022年6月初放送
S1: 6エピソード

このドラマは2022年6月に英BBCにて初放送され、色々な点で気になっていたのですが、何と
10月にAXNミステリーにて日本独占初放送になるとの事。 随分早い日本放送で嬉しい限り
です。

現時点では正確な放送日は発表されていませんが、ザっと概要とキャスト(これが大いに気に
なる点なのですが)をご紹介しておきます。

原題”Sherwood”は、2004年にイギリスのノッティンガムシャーで起きた実際に事件に基づい
て製作されたドラマです。
数十年前に鉱山労働者のストライキ中により分断されたノッティンガムシャーで発生した殺人
事件を、分断されたコミュニティーのなかで捜査する警察官を中心に描かれている様です。

また本作では、“spycops(スパイコップス)”と呼ばれ、過去にイギリス国内で大スキャンダル
となった覆面捜査官たちの存在や、警察の在り方についても描いている。

多くの高評価を得ている様で、ある批評家は「今年最高のBBCドラマ」と評し、The Telegraph,
The Guardian”を含むメディアからも5つ星などのレビューを得たとの事で、シーズン1放送直後
にシーズン2の製作が決まったそうです。

内容もさることながら、多くの高評価を得た原因にキャストの豪華さと素晴らしさで、”間違い
なく最高の英国の演技才能が詰め込まれている”と評価を受けています。

本当にキャストの顔ぶれを見ると驚きます。

DCSイアン・シンクレア:デヴィッド・モリシー(”ステート・オブ・プレイ”、”ドクター・フー、”ウォーキング・デッド等)
DIケヴィン・ソールズベリー:ロバート・グレニスター(”華麗なるペテン師たち”、”MI-5”等)
ゲイリー・ジャクソン:アラン・アームストロング(”ニュー・トリックス”、”ホロウ・クラウン”等)
ジェリー・ジャクソン:レスリー・マンヴィル(”カササギ殺人事件”、”リヴァー”等)
ミッキー・スパロウ:フィリップ・ジャクソン(”名探偵ポアロ”等)
サラ:ジョアン・フロガット(”ダウントン・アビー”等)
他にも
ケヴィン・ドイル(”ダウントン・アビー”等)、
ヘレン・シンクレア: クレア・ホルマン(”刑事モース”、”ルイス警部”等)
等々











兎に角、多くの人気ドラマでお馴染みの実力のある顔ぶればかりが一堂に会している事に驚き、
何と贅沢なドラマなんでしょう!!と感動すら覚えます。

ノッティンガムシャーと言えば、ロビンフッドで良く知られた場所ですが、この事がドラマに
何らかの影響を与えているんでしょうか?

兎に角、大変気になるとラマの1つですが、現時点では情報が少ないので、放送日と共に、追加
する情報等出次第順次追記します。

 trailer はコチラ
https://youtu.be/pqSF4uJTa4c



(source : BBC News, Radio Times, The Guardian FRONTROW & etc.)



”The Critic”(原題)製作情報

2022-08-06 | 映画
"The Critic"


”The Critic”(原題)は、2015年のアンソニー・クインによる『カーテン・コール』”Curtain Call”
を原作として製作されるサスペンス作品です。
監督はアナンド・タッカー

この原作は読んだ事がないのですが、1934年のロンドンで最も恐れられた演劇評論家ジミー・
アースキンを描くもの。
彼の好意を得ようとする女優が、新聞社の新しい経営者が評論家を標的にしようとしていること
を知り、脅迫と騙し合い、殺人に巻き込まれていく。

と言った内容のスリラー、サスペンスだそうです。
 
で、そのアースキンを演じるのが イアン・マッケラン。 嬉しいですね!
その他の出演者も、個人的に大いにツボでして、
マーク・ストロング、レスリー・マンヴィル、ジェマ・アタ―トン、ベン・バーンズ

となっています。

個人的な ”推し” ~ ”特推し(誰?)” まで、凄い顔ぶれですね~。
是非観たい作品です。

現在ロンドンで撮影中。
リリース時期は未定です。

それにしても、
サー・イアンは今年83歳になられました。 まだまだお元気ですが、これからも活躍して頂きたい
ものです。
『ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪』で ガンダルフの登場を期待していたんですけど・・・・。

原作はこちら
“CURTAIN CALL” by Anthony Quinn


残念ながら翻訳はされていない様です。

続報出次第追記します。



(source : SCREEN ONLINE, DEADLINE & etc.)




これから読む予定のミステリ:その(3)

2022-08-02 | ブックレヴュー&情報
今回は少し傾向が違う2作品です。

※ 『エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人』S.J.ベネット著

”The Windsor Knot” 角川文庫-2022/7/21

容疑者は50名! 90歳の英国女王が難事件に挑む!
英国で10万部突破、18ヵ国で翻訳

≪概要≫
【ウィンザー城で若い男の遺体がクロゼットから発見される。晩餐会に呼ばれたロシア人ピアニ
トで、遺体はあられもない姿だった。事件について城では箝口令が敷かれ、警察とMI5はロシア
のスパイによるものと見なし捜査するが、容疑者が50名もいて難航する。でも大丈夫。城には秘
密の名探偵がいるのだ。その名もエリザベス2世。御年90歳。世界最高齢の女王が華麗に事件を
解決する!】

実在のエリザベス女王が探偵役に・・・と、又もや英王室の寛容さを感じさせられます。
懐が深いです。
この作品に対しては、絶賛の声が多く寄せれれている様で、

例えば、

今年出版された犯罪小説の中で、もっとも愛らしい作品。『ザ・クラウン』と『ミス・マープル』
を掛け合わせたら、この魅力的なホワイダニットにしあがるだろう(ルース・ウェア)

優しく愉快で、控えめながら説得力があり、全くもって魅力的。英国王室の神秘性に探知性を加
えている(アマンダ・クレイグ)

抜け目なく賢明で好奇心旺盛な女王陛下の姿である(ガーディアン紙)

本物のディテールが満載で、ストーリーはスマートかつねじれていて、そして全体が素晴らしく、
奇妙なほど説得力がある。絶対的な完成度(イザベル・ブルーム)

プロットはよく考え抜かれ、見事に観察されている。今年読んだミステリーの中で最高の一冊だ
(フレッシュフィクション)

この本のすべてを愛している…。女王陛下が王冠の下に他の事件も隠し持っていますように。
『木曜殺人クラブ』は面白かった。『ウィンザー城の殺人』はもっと面白い(TheBookbag.co.jp)

エリザベス2世を探偵役とする楽しいシリーズ。ベネットが描く、温厚で賢く、機知に富んだ女王
とその王室生活は魅力的だ(パブリッシャーズ・ウィークリー誌)

楽しそうです!

※ 『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』ジェイムズ・ラヴグローヴ(著)

”Sherlock Holmes & the Shadwell Shadows” 早川文庫-2022/8/17

≪概要≫
【ある日突然H・P・ラヴクラフトが血縁であることを知らされた作家ラヴグローヴ。彼はラヴクラ
フトが保管していたジョン・ワトスン博士による秘められた原稿を託される――1880年ロンドン、
ワトスンはひょんなことから怪事件を追う探偵ホームズと出会う。事件の背後にいるのはクトゥルー
の古き神々! ふたりは深淵へと足を踏み入れる。ホームズ物語とクトゥルー神話を大胆にマッシュ
アップした前代未聞のパスティーシュ 】

帯に、
北原尚彦氏による
『ワトソンが公開しなかった真実
それは「探偵」と「邪神」の戦い!
シャーロッキアンもクトゥルー・ファンも必読』
とあります。

又、翻訳もお馴染み日暮雅通氏です。

本当に久々のシャーロック・ホームズパスティーシュです。
”クトゥルー神話”というのはどういうのか良く知りませんし、他とは少々違った雰囲気のパスティー
シュになっている様です。

どんなものであれ、個人的にはシャーロック・ホームズのパスティーシュは外す訳にはいきません
ので・・・(私的には義務?)

但し、この本はまだ発売になっておりませんで、発売予定は2022年8月17日となっています。


他にも次々出版予定作品がありますので、順次追記していきます。


(source : KADOKAWA、Hayakawa Online & etc.)