The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

SHSERLOCK S4 : Rosamund Mary Watson

2016-12-14 | SHERLOCK : S4
引き続き情報が溢れ出ています。



ジョンとメアリの子供の名前が ”Rosamund Mary Watson” である事が明らかになりました。
当然ながら、この”Rosamund” が正典の中に書かれているかどうか色々な方が探されたようです
がRosamund、或はRose 或はRosyは見つからない様です(勿論私も思いつきませんよ)
モファティスは必ず細かいアイテム、名前等も何かから引用している筈なので 多くの方が色々
検索していらっしゃいます。
メアリの名前自体他人の名前を借用している訳だし、それをミドルネームに持ってくるのも如何な
ものか・・・とも思うし、ただ本名は(AGRA)は封印されているので仕方ないのかもですけどね。

ただ、この写真も暗すぎる!
色々違和感を感じていたところ、多くの物議をかもしていますね。

ポートレートスタジオの専門家としてのコメントもあります。

ファミリーポートレートとしてはおかしい。 (こんな暗い背景は絶対使わない)
一番肝心のベイビーの顔が隠されている。
ジョンの表情はこわばっているし、メアリの表情も何となく怪しい(?)
兎に角幸せな家族写真にはとても見えない・・・・
又、育児の専門家からは ジョンの赤ちゃんの抱き方が間違っているという意見が何件か
書き込まれていました。
等々 多くのコメントが出ています。 
成程、こういう指摘を見ると この写真の違和感に納得させられます。

メアリの服装もこれまでと全く違ってマニッシュな感じで シャーロックっぽい、或はモリアーティー
っぽいスーツの様だし・・・ やはり心の変化を表しているのかしら?
尤も製作者はこうした色々な意見、反論は全て織り込み済みだろうし、敢えてこういう写真を出したと
いう事は大きな意味をもっているのでしょうね。
何なんでしょうね? 今後が暗示される怖~~いポートレートである事は確かですね。

↓ 誕生告知

↓ 「ドクター・ワトソンが秘密を明らかに」

”秘密!とは? 子供が生まれたって事? それとも何か他の事?

そんな時、Rosamund Marriott Watson(ロザムンド・マリオット・ワトソン)という名の詩人がいらした
という事を探し出した方がいらしゃいます。
ヴィクトリア朝時代 の詩人で(1860年~1911年)『Lamp in the Pool 』(水たまりの中のランプ)という
詩があるとの事で、何となくあのシーンを思い浮かべる様な内容になっています。



全く関係は無いのかも知れませんが、向学の為、知るは喜びなりの精神で(?)ここに書き出してみました。

THE LAMP IN THE POOL (水たまりの中のランプ)

Far down in the deep, black water (遥か深い黒い水)
A golden lanthorn swings, (金色のランタンが揺れ)

Whose lustre widens and trembles (その輝きは広がり震える)
As tremble the water rings. (水は震え鳴り響く)

Above、on the purple twilight (頭上には紫色の夕暮れが)
The monn in her blory shows. (月は栄光に満ち)

Bur still with a mellower splendour (しかし尚穏やかな輝きと共に)
The Lamp in the water glows. (水たまりの中のランプは輝く)

Like a love-lamp set in window (窓辺の愛の灯りの様に)
On a starless summer night, (星の無い夏の夜)

Streadfast it gleams and beckons, (確かに輝き差し招き)
A jewel of amber light (琥珀色の光の宝石)

THE LAMP IN THE POOL 16

Steadfast it ponts and beckons, (それは確かに指差し差し招き)
And ever the self-same way. (これまでと全く同じに)

For it hangs at the gate of a palace (宮殿の門に吊り下げられ)
That knows not the light of day. (昼間の光を知らない)

The great elms' leafy branches (大きな楡の葉が茂る枝は)
Lean over the water's brink, (水際に覆いかぶさり)

Where deep in their sheltering hollows (深い窪みのなかに)
The shadows in shadows sink.(影の中の影が沈む)

But the gold lamp in the water (だが水の中の金のランプは)
It glimmers and beckons bright, (光り輝き栄光を差招く)

Like a love-lamp set in a window (窓辺の愛の灯りの様に)
On a murky summer night. (陰気な夏の夜に)

For him who would rise and follow (立ち上がり連れ立つ者に)
Full smooth is the path, and straight (道はなだらかで真っすぐに)

The way through the glistering water (光り輝く水を渡る道は)
That leads to the palace gate. (宮殿の門へと導く)

THE LAMPP IN THE POOL 17

And he who shall cross the threshold (そして門口を越える者は)
No more shall he strive nor weep,(もう争いも嘆きもない)

Bemg come to the Tower of Silence, (沈黙の塔に来て) ※ Bemgが不明
In the Valley of Endless Sleep. (終りの無い眠りの谷の中で)

(詩の形式もとっていない直訳、拙訳です。 誤訳あるかも知れませんがお許し下さい)


連日情報が小出しにされるので 色々予定が狂います(汗)








4 コメント

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こんな詩があるんですね~ (Misty)
2016-12-18 19:11:40
こんばんは。
しばらく読み逃げ犯と化してしまっていましたが、この詩に、おお~すごい!!と思っておりました。ファンってホントにすごいですね~こんな詩を見つけ出すとは!名前もそうだし、Γ暗い水の底」のイメージもピッタリだし、御大たちは絶対に意識してる気がします。何だか、御大たちのヒントを元にどれだけのものを見つけられるか、トレジャーハントを仕掛けられてるんじゃないかという気がしてきました。もちろん私は、他の方々が見つけたものを、“おおーなるほど!”と感心するだけの節穴ですが…(笑)

この詩、ちょっと不思議な雰囲気で、シャーロックとは関係なくても、結構好きかもです。訳も雰囲気があって素敵です。

それから、ワトソン家のポートレートの、メアリーの服、言われてみればすごくマニッシュですね、シャーロックぽい…というところに意味がありそうな気もしますけど。怖いです~

今週中、ずっとここにコメントしたかったので取り敢えず…これからグラナダ版の方を読ませていただきますね♪
>こんな詩があるんですね~ (Ocicat)
2016-12-18 20:44:28
Mistyさん、こんばんは♪
ホント何時もながら皆様の探求心って凄いですね。 ロザムンドが何処から引用されたの
かに関してはチョット調べてみても分かりませんでした(汗)でも こんな所で見つけるなん
てビックリでしたね。 イメージ、でしょ? 私もあのシーンのイメージにはピッタリだと感じ
ました。 
あのワトソン女史のプロフィールもチョット見てみたら意味ありげに思えてきましたよ。
(お暇があったら検索してみて下さい)
詩の訳は難しいですね。 お恥ずかしい訳なので間違っていたら指摘して下さいマセ。


>トレジャーハントを・・・ ← 確かにそうですね。 これまでもそうでしたもんね。
それから、ベイビーの誕生告知の下にあるレファレンスナンバーに関しても凄い議論が渦
巻いてますよ(笑) もうモファティスもいい加減な事出来ないですね。 直ぐに検証され
ちゃうんですから。 
あのファミリーポートレートは意味深ですね。
つい深読みする癖が付いてしまいましたよ。 (誰のせいだッ!ですよね)

あ、それから私もMistyさんの記事読み逃げしてます。 スミマセン。
今回も又素早かったですね(笑)
あの放送は聞き流していたので しっかり書かれていて流石!と思いつつ・・・
後少しですね! (かいと)
2016-12-19 14:54:31
すっかりご無沙汰しておりました。
全く時間の余裕がなく何時も読み逃げばかりで申し訳ありませんでした。 少し落ち着きましたので久しぶりに書き込みさせて頂きます。
何となくシャロック、ベネディクトで盛り上がれない気持ちが続いていたのですが、S4の情報が色々出て来るとやはり気持ちが上がってきました。
色々不安な要素が多く複雑な気持ちで待っていますが、ファンの推察相変わらず凄いですね。 
今回ご紹介頂いた詩人もあの詩も勿論初めて知りました。 確かにあのシーンの雰囲気にはピッタリですね。 探し出した方はスゴイと思いました。 ご紹介有り難うございます♪
自分で検索するのが下手だし、時間の余裕も無いので助かります。又お待ちしてます。
>後少しですね! (Ocicat)
2016-12-19 19:10:03
かいとさん、お久しぶりでした。
読み逃げでもなんでもお訪ね頂けるだけでも嬉しいです。でもコメント頂ければもっともっ
と嬉しくて飛び上がります!
確かにシャーロック、ベネディクト共に数年前の熱狂的な盛り上がりが大分様変わりして
いる様に感じますね。
でも流石にS4放送が近づいて来ると又随分盛り上がって来ている様に感じます。
あの詩には驚きましたね。 重箱の隅を突く様な(暴言)ファンの推察は物凄くて驚くばか
りです。 あの詩も何の関連もないのかも知れませんが、未知の知識を得るって事も嬉し
い事かな?と思い一応ご紹介しました。
以前の様に 逐一記事に載せるのはなかなか出来ませんが 機会をみながら書いて行こ
うと思っていますので 今後ともお付き合い頂ければ嬉しいです♪

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