写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

晋ちゃんまんじゅう

2007年04月27日 | 食事・食べ物・飲み物
 姪が、我が家の今満開の花水木を見に立ち寄ってくれた。前日、用事があって小郡の町へ行ってきたと言い、「面白いお土産があったよ」と菓子箱を差し出してくれた。
 
 包装紙の表に「応援 晋ちゃんまんじゅう 山口県が生んだ八人目の総理」と大きく書いてあり、安倍総理夫妻の似顔絵が描いてある。

 黒ごまきな粉饅頭が12個入っている。食べてみると、名の通り黒ごまのあんが、きな粉で包まれている。風味よく大変おいしいものであった。

 裏には、「晋ちゃんの故郷 おいでませ」と書いてあり、その右に「晋ちゃんの家系図」も印刷されている。

 山口県が生んだ歴代総理大臣が、伊藤博文から山縣・桂・寺内・田中・岸・佐藤と続き、安倍晋三までが漏れなく書いてある。

 私は山口県に住んでいながら、山口県が生んだ歴代総理大臣の名前を全部覚えてはいないが、この菓子箱からそれを教えてもらった。

 しかし、総理大臣の椅子の重さも随分と軽くなったものだ。お土産の饅頭の箱の包装紙に漫画で描かれるとは。

 饅頭のように甘い顔立ちからかも知れない。決して脇が甘いからではないと思いたい。

 「開封後は賞味期限の日付にかかわらず、早めにお召し上がりください」とも書いてある。安倍内閣の賞味期限は何時までかは分からないが、早めにマニフェストに掲げたことを実行に移してほしい。

 賞味期限を延ばすためには、変な外乱に惑わされずに、信念に基づいてしっかりと改革を断行することだろう。

 小粒の饅頭の2個目をつまみながら、私は若き総理に叱咤ではなくエールを送っているが、饅頭同様、少し甘すぎるかもしれない。「おーい、お茶はまだかー」。
  (写真は、姪からもらった「晋ちゃんまんじゅう」)

6 コメント

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山口県 (tenchan)
2007-04-27 20:35:55
8人目の総理ですか!
さすが山口、というか「長州藩」ですね。

しかし、「晋ちゃん」と呼べてしまうのが
現代のノリの軽さでしょうか。
昔は「栄ちゃん」とか「角ちゃん」とか、
絶対に言えなかったですよね。
何だか、、、、。 (花なら)
2007-04-27 23:51:00
3月の末に山口に出かけた折に、「晋ちゃんまんじゅう」を手には取りましたが、「総理の顔をがぶり!とは出来ないはね。」と結局竹輪を買いました。現在、包装紙のイラストのようにご夫妻手を繋いで、渡米中ですね。日本の未来の為の交渉、友好に期待をしたいものです。
それから、我が家も本日、「花水木」を植樹いたしました。小さな苗木です。でも大好きな花ですので、成長が楽しみです。「花水木、植樹記念日!」です。車で走っていると、やけに花水木の花が目に付く此の頃です。お宅の紅白の花水木も国道のこちらから見せていただきました。優しい花ですね。
お味の方は (pfaelzerwein)
2007-04-28 04:17:12
それで、お味の方は如何でした?喰えましたか?
tenchanさん (ロードスター)
2007-04-28 08:44:06
良くも悪くも身近な存在となりました。若さと貫禄は背反でしょうね。やむを得ません。
花ならさん (ロードスター)
2007-04-28 08:45:53
それはおめでとうございます。楽しみが増えましたね。
我が家には小さな木が2本ありますが、それにも今年たくさんの花が咲きました。見にお出かけください。
pfaelzerweinさん (ロードスター)
2007-04-28 08:47:43
お元気そうですね。
この饅頭、歯ごたえ良く何とか喰えました?