写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

スマホでお・も・て・な・し

2017年01月18日 | 生活・ニュース

 昨年末に買ったスマホには、毎日新しい発見があって楽しんでいる。家の中で使っている分にはWihiを使って通信するので、契約している月間の通信容量を減らすことなく遊べるのがよい。パソコンと違ってスマホの最大の利点といえば、何といっても「モバイル性」、どこでにでも持ち運べるということである。ノートパソコンだって持ち運べるものはあるが、小型という点ではスマホには及ばない。

 外にいても、書斎に座っているのとまったく同じに色々な情報を得ることが出来るし、ブログを書いて発信することなどもできる。もちろん電話も自由自在である。こんなことは、スマホを買う前から分かっていたが、買ったものを操作してみると、初めて知る機能が満載であることに驚いている。

 無数にあるアプリの中から、無料で興味深いものをダウンロードしてみた。そのひとつに、「翻訳」というアプリがある。英語・イタリア語・フランス語・ドイツ語など10カ国語を文字ではもちろん音声でも翻訳してくれる。私が「おはようございます」と言うと、即座に「Good morning」と表示されると共に、流ちょうな発音で声が聞こえてくる。

 逆に「Good morning」と声に出して言うと、「おはようございます」と表示されると共に、やはり音声で「おはようございます」と出てくる。間髪を入れずに翻訳をしてくれるので、街歩きをしていても、通訳を一人連れて歩いているようなものである。

 因みに少し長い話をしてみた。「二つ目の角を右に曲がると電車道があり、そこにデパートがあります」というと、「When you turn right at the second corner。 there is a train way and there is a department store」と的確に翻訳してくれる。そこそこ英語が分かる人であれば、十分に使える翻訳機能だと思える。

 あと3年後の東京オリンピックのおもてなしとして、みんながこのスマホを携えて使うことが出来れば、どこの国の人とも簡単な会話や道案内は出来そうである。英語の話せるボランティア不足の解消に、格安スマホをぜひ普及させたいものだと強く思った。私も今日から、バイリンガルならぬ夢のようなマルチリンガル(多言語話者)になってしまった。