彷徨った果てにみた景色

2016年01月24日 08時09分07秒 | 風景

来たる日曜日に思いを馳せて、空いた時間に遠くを眺めては、ようやく紡ぎ出した行動予定。

あっちへ行ってアレを見て、こっちへ行ってコレを見て、ついでにご飯も食べて・・・

ささやかな楽しみを抱いて、土曜の夜を眠るんだよ。








・・・で、翌朝、寝坊すんだよ。

朝起きたら7時だった。

2度寝、3度寝したからなぁ・・・

そこで急げばいいものを、自分ときたらノンキを決め込んで

PCの前にどっかりと座りこんで 「さて、どうしたものか?」 と

新たな試案を練り始める。

そう簡単にお出かけ先なんて見つかるわけないし

良い案なんか浮かぶわけないんだよ。

なんせコンセプトは “無賃遊戯”

1週間かけて考えたって、出ないときは出ないんだから。






仕方がないから、そこら辺をテキトーに彷徨ってみることにした。

そのうちに「猛禽類を見に行こう!」ってなった。

2~3年前にオオワシとオジロワシを見ることができたあの場所へ。





やがて除雪もしてない道に入って行く。





この近くでオオワシとかを見かけたんだよ。以前にね。

だからっていつもいる訳じゃない。











今回も空振りか・・・

諦めて帰ることにした。

あんまり奥に行ってスタックしたら・・・

あるからね。そういうことが。過去に。

で、方向転換しようと思った時に、目に飛び込んできた景色は眩しかった。







時間は午前10時ころ。

なのに霧氷が!







気温は車の温度計で-3℃。

決して低くない温度。少し風が吹くと

霧氷が光を受けながらキラキラと舞った。





・・・フケのように。






実際はダイヤモンドダストみたいで綺麗だった。

本物みたことないんだけどね。












有刺鉄線もしばれてる。














見る人みれば大したことない景色だし

もっと立派な霧氷が見られるところもあるんだけど

今回は、これで満足できた。









ついでに1つ思いついたことが。

独り気兼ねなく真っ暗闇に紛れたいときにも来よう。

で、人も光も気にしないで星空が撮れたらなぁ~と。








偶然、出会えた景色に満足して帰ることにした。

来週の日曜日も晴れてたらまた行ってみようと思う。





帰り道。

道路わきに黒い塊があった。

汚れた雪か?と思ったけど違う!

キジか?と思ったけど違う!

車を止めてカメラを構えたらやっぱり飛んじゃった。








誰だ?





トンビだった。

これで猛禽類見たいってのも満たされたかな。一応は。








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