まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1286  記録的な大寒波だが、空は違ってきている!

2018年02月12日 |  マツタケの林地栽培 

2月17日(土)は、623回活動日です.本日は、メインシェフを内田 正明さんが努めます.どんな料理となるでしょう.楽しみです.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、池内 正憲さんです.当日夜、是非ご覧ください.

やはり寒い! そのようなときにも山から下りてくる仲間に、温かい食事を準備する皆さんです.感謝しています.

確かに、陽光は春めいている.香川山から建屋を見ると屋根がなんだか明るい.空の色も違っている.京都の空を横切る航空機、関空からか?


  
 木津川市から参加されていた西上 泰子(夢見 夢子)さんが著書「新説 石油はなくならない.972円」を上梓され、仲間へのプレゼント用に5冊お贈りくだすった.読んでみたい方!どうぞ.机に置いておきます.「私なりの精一杯の脱原発運動です.またいつの日かお目に掛かれますように.」と添え書きがあります.
 
 著者を紹介すると、京大理卒.少し前までは、前著『新説・石油がなくなる日』(燃焼社2001)に記した通り、石油を代替する再生可能エネルギー由来の液体燃料の研究をしていた。研究の行き詰まりをきっかけに新規に就農した。「農地法」という法律があり、農地は農家しか購入できない。現在は、とある田舎でボチボチ農婦をしながら、「昔の暮らし実行隊」を結成して、わら細工や竹細工などの昔の人の知恵を勉強中。農婦になって初めて知ったことの連続で、時間があっという間に過ぎている。体力的に、厳しい農作業にあと何年持ちこたえられるのか、目下の心配事である。農作業用の洋服をどれだけ簡単に作れるか、「織り編み融合」(本書第五章)に、いつかは挑戦したいと思っている。


 
 内容は、今後日本が迎える厳しい現実は二つある。一つはエネルギー危機とそれに伴う食糧危機。もう一つは原発の放射性廃棄物の管理の問題。世界の石油産出量はピークを打った(ピークオイル)。近い将来、石油産出国は石油輸出量を絞るので、先進工業国で農地面積の少ない日本のような石油輸入国が、先に、急激に生存が厳しくなる。そして、最終的に石油の輸入が途絶し、海外からエネルギー、資源、食糧のすべてが入って来なくなる新江戸時代へと移行する。中略
 石油の輸入が途絶する新江戸時代の農業を日本の農地面積と人口の観点から分析した。状況は非常に厳しい。
 今、先進工業国日本の最先端で、一生懸命自転車を漕いで、外貨を獲得し、食糧を輸入できるよう頑張ってくれている企業および企業戦士がいるからこそ、1億2000万人もの国民が飢えとは無縁の豊かな生活を享受できている。自転車がパタッと止まったとき、どうなるの?解決策はないが、阿鼻叫喚の地獄は避けたい。
 新江戸時代に到るのに必要な、機織り、わら細工、竹細工、木工等々の、昔ながらの知恵を紹介している。一人一人が自転車を降りるとき、参考になる例を並べてみた(Amazon 著書紹介記事より)。
 

【お知らせ】
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

623 02月17日(土) 池内   内田
624 02月23日(金) 内田
625 03月03日(土) 三輪
626 03月09日(金) 宮崎
627 03月17日(土) 池内   松本
628 03月23日(金) 吉村
629 03月31日(土) 内田  

 なお、やむを得ず担当の変更が生じます.また、金、土、金、土と繰り返しにならないこともあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

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§カンパありがとう!
     

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

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