まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1468  11月30日の活動の報告です! 

2019年11月30日 |  マツタケの林地栽培 

 今年も残すところ12月ひと月となりました.時の移ろいを早く感ずるようになることが自由な時間を充分に持っていることの証なんでしょうか! いやぁ~ それは逆なのでしょう.
 
 本日30日 712回の活動をご覧下さい.まずは、参加者です.名簿記載順に前田、有山、橋本、松本、女坂、周田、村岸、TAKE、ホリイ、内田、山田、藤井(貞)、三輪、大久保、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、吉川、宮崎、中野、柴山、吉村、西村、石原(何年かぶりの登場)で、23名でした.

写真 1. 東山の色づきのようす

 比叡山の北にある東山の山々は、写真1のように秋色に濃く染まっている.香川山の最低気温は2.5℃を示していた.地温は、ちなみに10℃程度、マツタケのシロは、菌糸をどう伸ばしているのだろうか(写真2).来年の発生が楽しみである.

写真 2. この下で、マツタケの菌糸は、伸びている.シロの伸びる方向を踏み荒らさないように願います.踏み跡が道になると、シロは切れます.移動で道路を作らないことがベストです.

シロの位置からまつたけ山復活させ隊の中心を見ると、活動開始当初と違って、大きくなったアカマツに隠れるようになっている(写真3).昔は、活動する仲間の姿を見ることができたが、今はもう見ることもできない.写真 3.

 今日の昼食は、メインが焼きそば、焼シイタケと野菜のおしたしそして吸い物が供された(写真4-6).焼きそばづくりは、なかなかの重労働のようである.

写真 4. 焼きそばづくり これは手首を痛める!?

写真 5. 食当の皆さん写真 6. 昼食の準備をする仲間

 三品班(村岸、柴山)、桑野班(アトジ、山田)、ヤマガラ班(ホリイ、前田、橋本、女坂、大久保、周田)、三輪班(三輪、内田、宮崎)は、マツタケ山づくりを終え、香川山BCで活動した仲間(吉川、松本、有山、石原、吉村)達は、ありがたく昼食を戴いた(写真7-9).

写真 7.写真 8.写真 9.

 食後の談笑もこれまた楽しである(写真10-12).

写真 10.

写真 11.

写真 12.

でも食当の仲間(中野、アトジ、藤井、西村)、食後は、手薄になったが、談笑の間もなく後片付けに取り組んでいる(写真13).昼の作業を終え、ヤマガラ班はホテルに届ける薪の準備をする(写真14).

写真 13. 手薄になったが、後片付けはせねばならない! Wooon

写真 14. 配達用の薪を軽トラに積み込む 

吉村 文彦
まつたけ山復活させ隊

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1467 アカマツ2年葉の黄化すすむ! 冬はそこまで来ている.今シロは・・・・

2019年11月25日 |  マツタケの林地栽培 

11月30日(土)は、第712回活動日です.ブログ報告は吉村です.当日夜、是非ご覧ください.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお越し下さい. 

写真 1.落葉前で黄化したアカマツ2年葉

写真 2. 川本班の入り口にあるコナラの樹液をなめるオオスズバチ、動きも鈍い.

 11月の下旬にもかかわらずアカマツ2年葉の黄化(落葉)が、今年は少し遅れているように思っていたが、22日の香川山のアカマツが、はっきりと黄色になってきた(写真 1).先端部の葉は今年の葉(当年葉・1年葉)で緑である.その下の昨年展開した2年葉が黄化している.それなりの温度になってきたらしい.写真2を見ると、コナラの樹液をなめに来たオオスズメバチの動きも鈍い.
 写真 3. 林床下10cmの地温12.3℃、16日~22日間の最低地温を示す.松林の湿度は76%である.

 地温は、16日~22日までの最低温度が12.3℃(誤差±1)を示している(写真3).雨があったので、マツタケ子実体が頭を見せてもいい温度であろうと、こまめに探したが22日には見つからなかった.2016年では11月16日に最終発生を確認したが、今年は、岩倉地区ではマツタケの発生はもう終わったでしょう. 

 現在、マツタケのシロでは、マツタケ子実体発生にかかわった菌根はすでに崩壊し、アカマツの根の伸長こそ見られないが、マツタケの菌糸が伸び、シロ先端に菌糸ゾーンが形成されつつある.地温が5℃を下回ると菌糸の伸びもなくなり休眠期にはいる.来年の春、そこをアカマツ新根がよぎると感染が始まり菌根集団が形成される.

 先週の三輪報告は、すでにご覧いただいていますが、香川山BCの活動をご覧下さい.有山さんが周辺部の整理整頓にいそしんでおられる(写真4).食当の皆さんの昼食づくりも進んでいる(写真 5).

写真 4. 整備する有山さん

 写真5. 昼食を準備する食当の皆さん(一部)

香川山三品班では、吉川さんがヒノキの大木を伐倒中です(写真 6).伐倒された木を所定の場所に運び片付けるため、幹の枝を切り落としている(写真 7).滋賀県でチェーンソー講習を終えた北村さんが復習をしている(写真 8).

写真 6.ヒノキ伐採中の吉川さん

写真 7. 伐採後のヒノキの枝払いなどをする三品班の仲間写真 8. チェーンソーの復習をする北村さん

きのこ観察会
1)京都御苑きのこ観察会と顕微鏡観察
【日時】12月15日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  検鏡会:13:30~15:00 旧閑院宮邸
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)御所内を巡ります.
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人・同定人:佐野修治氏) HP( http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/ )参照下さい.
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園で、動物・植物・菌類の採集は禁止されています.
  
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と休息を日陰でとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動期には危険です.

7.京都や滋賀で、2009年以降、真っ赤な体とクワガタのような大あごを持つヒラズゲンセイの生息が確認されている.ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ.体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがある。クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや古い木造家屋などに営巣、多様な場所で見られるという.

8.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 害獣侵入予防装置を閉める・ロックを忘れないように願い上げます.
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

712 11月30日(土) 吉村
713 12月06日(金) 宮崎
714 12月14日(土) 池内  川崎
715 12月20日(金) 内田      忘年会
      2020年
716 01月11日(土) 三輪
717 01月17日(金) 吉村
718 01月25日(土) 宮崎  松浦 
720 02月08日(土) 池内
721 02月14日(金) 三輪
722 02月22日(土) 吉村  内田
723 02月28日(金) 宮崎
724 03月07日(土) 池内
725 03月13日(金) 内田
726 03月21日(土) 三輪  松本
727 03月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記「車の方は」をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
岩倉 村松行きバスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

車の方は、
京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

 
§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
問い合わせはメールもしくは電話で!!

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1466

2019年11月22日 |  マツタケの林地栽培 

今日は例会711回目の活動日です。

 曇り空で午後からは雨の心配がありそうな日です。11月22日は「いいふうふ」の日でもあります。この会にもそのような

「いいふうふ」の方たちが参加されています。

 本日の参加者は22名で次の通り

前田、橋本、村岸、大嶌、小長谷、川本、吉川、三輪、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、

内田、有山、三品、松本、宮崎、藤井(貞)、尾林、北村、柴山、吉村、まりこの方々

 香川山ベースキャンプの回りも大分紅葉(黄葉)してきました。

 

冬野菜のキャベツやネギも順調に育ってきています。

大根も大きくなってきました。

茶畑の様子

 蕗畑

桜島大根の葉この下にあの大きな白い根が出来ます。

 有山さんが柿の種が入っている熊の大きな糞を見せてくれました。上のガレージへ上る道路上にあったそうです。

やまがら班はしいたけ栽培のほだぎが腐ってきたので、新しい杭を打つための準備をしていました。これから何回かに分けて

作業を行う計画だそうです。

 本日の献立、色々と知恵を絞って美味しい昼食を準備してくれています。感謝、感謝。

川本班の活動風景、急な斜面での作業

先週の水曜日にバイオトイレの清掃作業を行いました。中の排泄物を取り出して一輪車に入れてあらかじめ畑の中に穴を掘っておいた

場所に運ぶ作業を三輪が初めて行いました。これは亡くなった榎本君がやってくれていて、その後、有山さんが後を受けて

作業をやってくれています。トイレの中を汚さないように注意してくみ出し作業を約1時間ほど行いました。

三品班の作業場風景

 

いざ作業現場へ出陣

三輪班の様子

 まず作業前に一服、周りの景色を眺めながら、雰囲気を楽しんでいます。

 あちらこちらの作業現場を回り、ネタ仕入れに忙しい一日でした。

 文責 三輪

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1465 香川山BCで畑のカキの実をねらってツキノワグマが侵入!

2019年11月18日 |  マツタケの林地栽培 

 11月22日(金)は、第711回活動日です.ブログ報告は三輪新造さんです.当日夜、是非ご覧ください.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお越し下さい. 

 マツタケの発生は、そろそろ終わりに近づいています.今、長野県・京都府が続いて出ているが、他に和歌山県・兵庫県・岡山県・香川県・山口県・熊本県と暖かい地域に移動しているように見える.我が京マツタケの最後の2本も、傘が反り返り胞子を林に充分落とし、その役目を終えた.16日、参加者の皆さんに吸い物の具として供された.まつたけ山復活させ隊では、都合4回の松茸料理を味わえたことになり、良い秋となりました(前回の池内報告をご覧下さい).

 さて、京都のクマも冬眠中の出産のため、高タンパク・高脂質のエサを求めて行動エリア(40K㎡はあるらしい)をうろついています.写真1は、香川山BCの北西部でここが侵入口(緑のネット)、今は閉じられています.

写真 1.緑のネット部から侵入

このように畑を悠然と歩って柿の木に近づいたのでしょう(写真2).

写真 2. 畑に残ったクマの足跡、くぼんでいる.

カキの実を取るため、“見事に”枝を折っています(写真3).脱糞もしていきました.付近でも柿を食っています(写真4).

写真 3. 枝先を折ってカキの実を食ったと思われる.写真4. クマの置き土産 柿の種が残る糞 三つ.

 ぼくは、岩手県岩泉町、ここはツキノワグマの生息数が極めて多いところで、マツタケの調査時に、大量のフンがある所(クマの便所)、林道傍の大木の枝を座り心地を良くしつらえて取ってきた枝葉を食っているところ、鋭い爪鋭い歯、腕力で、壊された鉄製の案内板、爪痕のある木などが当然のように山中にはあったことを思い出す. 
 
 また、台所に入ると冷蔵庫にあったアイスクリームを食っていたという新聞記事も見た.鋭い爪で顔を叩かれて大けがをした記事はよく見たものだ.でも、クマにのしかかられたが、巴投げで撃退したという話もある 笑ってしまうが、出会いたくない動物です.
 
 出遭い頭は怖いという.また子連れのクマに出遭うこと、これが一番危ないケースとも聞いた.すごいと思ったことは、川の傍で子連れグマにあったとき、母親は、子供を向こう岸に連れて行き、襲うために戻ってきたという信じられない本当の話もある.県の自然観察員のSさんやクマに詳しい人にその生態を伺う機会も多かった.
 
 営林署(当時はそう言った)の職員から、アカマツ林はクマの遊び場になるとも聞いた. ために、地域の人は、マツタケ山づくりの際には、鈴を付けることは当然だが、作業地の木に携帯ラジオを掛けて音を出す、野生動物は警戒心も強く察知能力にも長けているため、人を避けるという.

 今、香川山には、冬眠前のエサになるものはなくなり、ここには来ないでしょうが、ドングリの実が、玉城山・澤田山作業地にはあるでしょうから、細心の注意を払って下さるように願い上げます.一人行動は避けましょう! でも一人のときには、少なくとも鈴やラジオを持つことが必要です. 

【お知らせ】

仲間の催し
1)TAKEVERA EXHIBITION 2019
会期:2019年11月18日(月)~11月23日(土)
 会場:栖賢寺(セイケンジ)鳳凰閣 左京区上高野水車町20(叡電 三宅八幡駅下車徒歩7分)
    入山料/支納金 500円以上

きのこ観察会
1)京都御苑きのこ観察会と顕微鏡観察
【日時】12月15日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  検鏡会:13:30~15:00 旧閑院宮邸
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)御所内を巡ります.
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人・同定人:佐野修治氏) HP( http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/ )参照下さい.
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園で、動物・植物・菌類の採集は禁止されています.
  
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と休息を日陰でとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動期には危険です.

7.京都や滋賀で、2009年以降、真っ赤な体とクワガタのような大あごを持つヒラズゲンセイの生息が確認されている.ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ.体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがある。クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや古い木造家屋などに営巣、多様な場所で見られるという.

8.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 害獣侵入予防装置を閉める・ロックを忘れないように願い上げます.
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回  開催日  報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

711 11月22日(金) 三輪
712 11月30日(土) 吉村
713 12月06日(金) 宮崎
714 12月14日(土) 池内  川崎
715 12月20日(金) 内田     忘年会
      2020年
716 01月11日(土) 三輪
717 01月17日(金) 吉村
718 01月25日(土) 宮崎  松浦
719 01月31日(金) 内田
720 02月08日(土) 池内
721 02月14日(金) 三輪
722 02月22日(土) 吉村  内田
723 02月28日(金) 宮崎
724 03月07日(土) 池内
725 03月13日(金) 内田
726 03月21日(土) 三輪  松本
727 03月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記「車の方は」をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
岩倉 村松行きバスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

車の方は、
京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

 
§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1464

2019年11月16日 |  マツタケの林地栽培 

 まつたけ山復活させ隊 11月16日(土曜) 第710回活動日報告

朝天気のいい日。季節的にも作業日和。

今日の参加は、前田、橋本、吉川、松浦、ホリイ、TAKE、尾林、阿閉ヒ、阿閉マ、小長谷、大久保、中野、柴山、藤井、三品、宮崎、斎藤、松本、吉村、池内、西村、桑野さんの22名でした。

やっぱりマツタケの話題。

今日もマツタケのお吸い物、ありました。なんといってもとれとれなので、秋のにおいがしました。久しぶりに秋にあった感じです。

 本日の温度。土の気温が最低気温、低すぎて測れてないか、取れないアクシデント。

    

で本日の食されたマツタケを、胞子が飛んだあとですが、

   確保し、

   お吸い物になったのでした。

やっぱり、マツタケはにおいやね。

 

  ご飯をさまして、

カレーとセットで、野菜たっぷりでした。

 

さて、山では、三品さんの班は、朝、玉城山の下草を整地し、午後からは、香川山で作業をしていましたが、残念ながら記録を取れていません。

すみません。 そこで、仕事に行く前と後を報告します。行く前。

 帰った後。

宮崎さんが、焚き火用の場所をリニューアルしてくれました。

ご苦労様です。

将来のまったけ大産地をみている仲間。

 ここです。 

 

秋の日差しをとおして、すごくきれいです。

で、そのあと、中広さんの遺産であるシイタケ畑を見に行きました。

そこで、

 これはなに?

  スズメバチが通りました。事故はなかったのですが、注意しないといけないです。

帽子がいるかも。 そのあと、

 

 

しいたけゲット。

道路の、伐った木を整理しました。

 

 

 

  豆を植えています。

草取りも。

いろいろ写真たくさん載せましたが、どうもネットの環境が悪いらしく、編集に苦労してます。

そこで、今回はこんなもので。

またお会いしましょう。

(池内記)

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1464 マツタケ採取者は、『取るだけ待つだけ』からマツタケの『林地栽培』へ意識改革が必要!

2019年11月11日 |  マツタケの林地栽培 

 11月16日(土)は、第710回活動日です.男厨シェフは松本 忠明さんでカレーライスとなります.ブログ報告はほぼ1年ぶりの池内正憲さんです.当日夜、是非ご覧ください.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお越し下さい. 
 
 マツタケの発生は、ついに岩手ものも終わりとなり、目下国産マツタケは、長野県、京都府、滋賀県、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県、岡山県、広島県、山口県などで見られます.もちろん、同じ京都府内といえども岩倉のまつたけ山復活させ隊活動地香川山では雨がなければ終わりとなるでしょう.地温は、林床下10cmで最低値が13.6℃で、温度的には12℃までは発生が期待されるが、天気予報では、当分雨が予想されません.11月中旬の間には雨があることを願います.

写真 1. 香川山に形成されたシロの位置  2019年11月現在 5つのShiroが形成された(旗が立っている).GPSコード310がShiroNo.1で、17本の発生を見た.2017年4月の航空写真(Google Earth)で殺風景である.

 香川山のマツタケ発生は、10月22日に始まり11月8日で終わりとすると、総数25本で量的に新記録で、重さ的にも1本200gがあったためこれも新記録.が、5つのシロの内(写真1)、No.1は17本の発生、No.2は3本、No.4は1本、No.5は2本の発生(写真2)です.この数字を見ると、気象に恵まれたため、尾根筋も中腹のシロも、すべてのシロに発生した.が、シロ1を除くと、数は平年並みであったと思われる.

写真 2. シロNo.5の発生.ベールが破れて胞子が飛ぶまで置いてある.次回に採取.

写真 3. 今年の2月頃から近くで刈り取った茅を掛けた.

写真 4. シロNo.1の発生の様子がピン位置で分かる.白いピンは昨年(3本)、赤いピンは今年の発生位置(17本).シロの広がりが見えてきた.

 以前のブログに記載したとおり、今年の実験的試みとして、シロNo.1のシロ周辺部を茅で覆ってみた(写真3).保温と保水効果をねらったのである.もくろみ通り、シロ1番の発生数は、2016年3本、2017年0本、18年3本、19年17本である(写真4).シロの保育効果が認められる.これはマツタケの林地栽培の手法を示唆していると考えたい.マツタケの採取者は、『取るだけ待つだけ人』からマツタケの『林地栽培者』へ脱皮せねばならない.まずは、ホストであるアカマツの生育環境の保全、発生林にあってはシロの保育作業が必要である.

【お知らせ】

仲間の催し
1)TAKEVERA EXHIBITION 2019
会期:2019年11月18日(月)~11月23日(土)
 会場:栖賢寺(セイケンジ)鳳凰閣 左京区上高野水車町20(叡電 三宅八幡駅下車徒歩7分)
    入山料/支納金 500円以上
  
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と休息を日陰でとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動期には危険です.

7.京都や滋賀で、2009年以降、真っ赤な体とクワガタのような大あごを持つヒラズゲンセイの生息が確認されている.ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ.体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがある。クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや古い木造家屋などに営巣、多様な場所で見られるという.

8.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 害獣侵入予防装置を閉める・ロックを忘れないように願い上げます.
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

710 11月16日(土) 池内  松本
711 11月22日(金) 三輪
712 11月30日(土) 吉村
713 12月06日(金) 宮崎
714 12月14日(土) 池内  川崎
715 12月20日(金) 内田       忘年会
      2020年
716 01月11日(土) 三輪
717 01月17日(金) 吉村
718 01月25日(土) 宮崎  松浦
719 01月31日(金) 内田
720 02月08日(土) 池内
721 02月14日(金) 三輪
722 02月22日(土) 吉村  内田
723 02月28日(金) 宮崎
724 03月07日(土) 池内
725 03月13日(金) 内田
726 03月21日(土) 三輪  松本
727 03月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記「車の方は」をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
岩倉 村松行きバスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

車の方は、
京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

 
§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1463

2019年11月08日 |  マツタケの林地栽培 

 


11月8日(金)第709回活動日の報告

11月8日(金)秋晴れ。香川山BCの温度計は10時18度→13時20度。少し肌寒く感じる。露天の薪ストーブに火が入って暖かい。午前中は各班の持ち場で定例作業や発生観察。お昼は香川山のまつたけでご飯。随分ゆっくりと昼を過ごして、午後は一寸山に挨拶に行き戻るという風でありました。

今日の参加は、前田、タケ、ベラ、橋本、有山、大島、吉川、内田、松本、松浦、村岸、三輪、山田、ホリイ、周田、佐塚、大久保、小長谷、アトジヒトミ、アトジマユミ、中野、尾林、山田、三品、柴山、宮崎、松田武久、松田洋子、吉村、岡坂、猫田さんの32名でした。

群生する香川山まつたけ(のある部分)。詳しい正確な記録は吉村代表の記事を。

玉城山三輪班 発生調査と称している

澤田山桑野班 繁美峠の若松の美林。阿閉うじは、出てもいい顔しているけどまだ出ませんねと。

澤田山川本班 明日は立冬という日ともなると、この斜面も午後はやくから日陰に移る。松はようやく3年生くらいで元気。

澤田山やまがらの里 A地区で大きくなったコナラの伐採・搬出

BC

まつたけご飯の用意。かまの火加減をした松浦さんが真剣に観る

猫田さんは、この熱々の鉄板を見るとどうしても腕がうずき出す様子。

昼食 ごはん、冬瓜の汁もの、甘塩の鮭鉄板焼き、きんぴら添えです

晴天。まつたけを堪能し、ひるはゆっくりすごした。

バイオトイレの土台面が(台風などで)一部流失しており小屋が傾いてきた。押し戻して土台を高くして一件落着。

ああ好い一日でした。それにしても三品さんのまつたけハンターぶりには脱帽しますね。

江戸狂歌再録 蜀山百首。あれあれあれ・・いつのまにやら

秋の田のかり穂の庵のうたかるた手もとにありてしれぬ茸狩り 四方赤良

来週16日(土)にはまたお会いしましょう。まつたけカレーかな? (内田記)

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1462 京マツタケ22本発生 新記録達成!! 11月4日 2本発生 計24本

2019年11月04日 |  マツタケの林地栽培 

 11月4日、三品さんがNo.4とNo.5に1本ずつ新たな発生を発見.総計24本となった.昨日雨があり未だ期待できそうです.

 11月8日(金)は、第709回活動日です.ブログ報告は内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお越し下さい. 
 
 JIDF岩倉焼と松茸山再生ラボ(10月5日)は、まつたけ山復活させ隊のまつたけ祭としては、生のマツタケが無いという惨めなものでしたが、前回活動日は香川山に発生したマツタケの香りを堪能しました.
 
 発生は終わりに近づいていますが、発生の中間報告を致しましょう.
 図1-2をご覧下さい.香川山の地温です.地温を見ると未だ発生適期にあります.雨量は、京都気象台(円町)のデータで、いい感じに降っています.10月12日23時に19℃を下回ったが、翌日14時に19℃を上回り、これで原基形成は打ち消されただろう.刺激を受けては打ち消されたりして、15日夜以降19℃を下回る.が、19日に生長障害が起きる地温になっている.

 図1. 10月の香川山の地温の推移です.19℃と12℃ラインの間に今もある.        図2. 香川山の地温の数値とアメダス(京都)の雨量データです(10月).
 

 この時に形成された原基が雨もあり、10月22日に頭を出したものと推測される.2日には、写真1-4に見られる子実体に生長している.図3を見ると、発生数は2日現在22本、一番立派なものは重さ200g、カサ径16-17cm、軸径3cm、全長16cmと立派なものでこれも新記録であった.

図 3. 香川山におけるマツタケ発生の様子 2016年13本発生、17年1本、18年3本、19年22本.4日にNo.4と5に1本ずつ発生.
 
 写真1は、シロ1の発生の全体像です.写真2の下から2番目のマツタケが重さ200gで上記のものです.マツタケも栽培きのこと同じでシロ表面に原基が沢山形成されるが、その中で少数の原基が地表に顔を出す.我々のシロ保育効果で豊作年の発生タイプ(W、V型発生)となっている.これは未だ残されている(写真3).写真4は、シロNo.2のマツタケである.これもベールが破れるまで置いておく.

写真 1. シロ1番の全体像です.発生部位は3ヶ所

写真2. シロ1番の上部に位置する.下から2番目が200gありました.写真 3. 近接して形成された多くの原基が子実体になった.これは残っている.写真 4. シロ2の子実体.これも残してある.

 シロ4と5には未だ発生がないが、これは、シロ4は人為的撹乱、シロ5は近辺のアカマツが台風で倒れるという攪乱が原因ではないかと考えている.「と書いたが、今日昼にNo.4-5に発生を確認.」シロは生きていた.

 マツタケ発生シーズンになると、多くの仲間がマツタケ探しで山を歩きますが、ここは温度計を埋めたり発生位置を示すピンが打ってあります.そんなマーカーが倒されています.マツタケ探しや観察は大いに薦めますが、地表を踏み荒らす歩き方や目印を蹴飛ばす行為、ピンを抜くことは厳禁とお考え下さい.

【お知らせ】

きのこ観察会
1)京都御苑きのこ観察会
【日時】11月10日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)御所内を巡ります.
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人・同定人:佐野修治氏) HP( http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/ )参照下さい.
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園で、動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

2)TAKEVERA EXHIBITION 2019
会期:2019年11月18日(月)~11月23日(土)
 会場:栖賢寺(セイケンジ)鳳凰閣 左京区上高野水車町20(叡電 三宅八幡駅下車徒歩7分)
    入山料/支納金 500円以上
  
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と休息を日陰でとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動期には危険です.

7.京都や滋賀で、2009年以降、真っ赤な体とクワガタのような大あごを持つヒラズゲンセイの生息が確認されている.ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ.体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがある。クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや古い木造家屋などに営巣、多様な場所で見られるという.

8.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 害獣侵入予防装置を閉める・ロックを忘れないように願い上げます.
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

709 11月08日(金) 内田
710 11月16日(土) 池内  松本
711 11月22日(金) 三輪
712 11月30日(土) 吉村
713 12月06日(金) 宮崎
714 12月14日(土) 池内  川崎
715 12月20日(金) 内田       忘年会
      2020年
716 01月11日(土) 三輪
717 01月17日(金) 吉村
718 01月25日(土) 宮崎  松浦
719 01月31日(金) 内田
720 02月08日(土) 池内
721 02月14日(金) 三輪
722 02月22日(土) 吉村  内田
723 02月28日(金) 宮崎
724 03月07日(土) 池内
725 03月13日(金) 内田
726 03月21日(土) 三輪  松本
727 03月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記「車の方は」をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
岩倉 村松行きバスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

車の方は、
京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

 
§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1461

2019年11月02日 |  マツタケの林地栽培 


発生数、重量とも記録更新!

第708回(11月2日(土))活動報告

 

今シーズン、まつたけは全国的に不作、あるいは発生時期の異変が見られたようです。私たちの整備活動地でもここ2,3年は10月中下旬に発生を見ていたので今年はダメかという不安もありました。
ところがところが...、先週あたりから発生が始まり今日現在、なんと総数22本、1本あたりの最大重量250g
余と過去の記録を本数、重量とも更新しました!やはり温暖化、異常気象の影響か、例年よりやや遅れ気味ではあったもののみんなの努力が報われました。

本日の参加者は、吉川、いとう、前田、有山、三品、藤井、大島、阿閉(仁、眞)ご夫妻、松浦、村岸、周田、橋本、大久保、TAKE、小長谷、ヤマダ、尾林、クワノ、藤井(貞)、豊原、三輪、中野、松本、宮崎、カワチ(マキ、レオ、アオ)、オカサカ、𠮷村、シバヤマ、西村の32名のみなさん(うち3名は滋賀県彦根から視察のみなさん)でした。

午前中は主に、発生マツタケの確認調査と開いたものの採取、成長途中のものの保護のためのネット囲いなどを行いました。
笠の開ききったものは採取して他の活動地へ胞子散布、その後新鮮採りたてまったけ料理に。この間、賄い担当は昼食準備。

ヤマガラの里班(伐採コナラの搬出)、桑野班(下草刈り)、大島さん(切り株整理)はそれぞれの整備地へ出かけられました。
午後はそれぞれの班活動地へ。筆者はマツタケ発生調査・保護作業に張り付いていたため班活動地写真が撮れていません、悪しからずご容赦ください。

重量記録更新の1本を手に満面の笑みの代表。

みんなで協力して発生確認と保護ネット張り。

まったけご飯!

そして昼食は、待望の採れたて香りいっぱい、まつたけご飯にお吸い物!

まさに継続こそ力。この成果を励みに今後も頑張りましょう。

(宮崎 記)

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