まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1290  香川山 アカマツ毎木調査(測樹)結果

2018年02月26日 |  マツタケの林地栽培 

3月3日(土)は、625回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、前回に続いて内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 気象庁は23日、3~5月の3カ月予報を発表した。3月以降、太平洋高気圧が北側で強まるため、日本列島周辺では沖縄・奄美を除いて南からの暖かく湿った空気が入りやすい。3月の降水量は太平洋側で多く、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。西日本の日本海側でも平年並みか平年より多くなる。平年を上回る積雪があった地域では、雪崩や融雪による災害に注意が必要だ。
 
 4月に一時的に寒気が入りやすいものの、北日本(北海道、東北)から西日本(近畿、中四国、九州)で平年に比べ晴れの日が多いでしょう。気温は平年並みか高い見通しだ。6~8月も全国的に暑く、近畿地区では降水量が低い予報になっている(40%)。

 この予報が当たれば、梅雨期の降水量が少ないと思われる.これをマツタケの生活に当てはめると、長野県や東北地区のマツタケ発生量は梅雨期の降水量と相関性が低い.しかし、西日本では、発生量減に繋がることになるが.

 仲間の藤井 基弘さんが学生達と、香川山で何やら「不思議な」作業を続けていたブログ報告(2017年9月4日1243号)を何度が目にされていることでしょう.彼らは、アカマツの毎木調査を実施していたのです.マツタケが発生したエリアを含む斜面(土砂流亡部から左斜面で面積は1221㎡)のアカマツの高さと直径とその数と位置を調べていました.

 この度、その結果が出ました(図 1).図中の黒点がアカマツの位置を示す.南東方向(図の上から下へ)には 24°傾いた斜面で、アカマツ立木数は292本/1221㎡.これは24本/100㎡と40年生マツタケ山として理想的なアカマツ密度である(写真1).

図 1. 香川山のアカマツ立木の位置図 長方形の右辺上部方向が北を指す.

写真 1. 畑から眺めた香川山 斜度24°、292本のアカマツが見える. 斜面右の白いものは百葉箱.更に右の枯葉の樹は、離層形成の弱いクヌギ、落葉せず枯葉を残している.

 
 1haのアカマツ林に、かつては全国平均40Kgのマツタケ発生量があったと、今は良い林で20Kgと言われている.僕の経験でも、発生の良い林で100Kg/haという林がありました.この香川山がどういうランクになるか不明だが、重機で林床を削っているため、土壌も良い状態である.意識的に楽観的数値を考えて4.9Kgの発生量を期待します.

【お知らせ】
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

625 03月03日(土) 内田
626 03月09日(金) 宮崎
627 03月17日(土) 池内   松本
628 03月23日(金) 三輪   
629 03月31日(土) 吉村
 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
     

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1289  

2018年02月23日 |  マツタケの林地栽培 

2018年2月23日(金)第624回活動日

春近し 畑でオオイヌノフグリの花を見つけた。ヨーロッパ原産で明治の初めに帰化植物として定着したという。君の100代前はどこにいたのかな.

今日の出席は、前田・橋本・有山・周田・松浦・ホリイ・川本・TAKE・アトジヒトミ・アトジマユミ・三品・川崎・ヤマダ・北村・村岸・小長谷・尾林・中野・内田・松本・三輪・大久保・吉村・猫田・まりこ・ウラヒトの26名でした。

玉城山三輪班 車中でオリンピック女子フィギュアスケートのTV観戦と山の作業との両立で忙しい。この人たちはまつたけの季節に重なったらどうするのかなと一寸と心配。玉城山(Ⅰ)の尾根筋に玉城山(Ⅱ)に手を加えている少しばかりの間にシダが侵入してきた。もっともこれは自然の回復力というものですか。

 

澤田山桑野班  尾根筋に登ってさてアトジ・ヤマダさんを探すと、遥か遠く高いところで作業の様子。あそこまでは登るのも大変と遠望のみ。高山マツタケ?が採れるようになるウ。大変・・・

ヤマガラの里では切株などの搬出。今日はタカは来ていないようだ。残念

香川山三品班 BC(文明の地?)に近くて電話など気になるものがたくさんあるのです。石垣の下に搬出された粗朶などが綺麗に積まれているのに気づきました。

台所では昼の準備(大根人参係、ごぼう係!??手を切らないように)

昼食はかす汁・リンゴと野菜のサラダ・ごはん。お米はTAKEちゃんの新米。ご飯は日野菜のお漬物とよく合いとてもおいしくいただきました。

BCでは先週につづいて香川研からの発酵槽の解体に猫田御大が出動。SUSは粘って手こずる。

山から戻った3時のおやつは、香川山厨房の出来立てのリンゴ入りケーキ。リンゴは先週の妙高(赤倉)スキー組のお土産で、これも車で行くのを止めたら持って帰れないからいつまで続けられるかは??と言っているのだけれど、しかし、今日のケーキは後をひくなあ。

 

2月20日に行われた吉村代表のお祝い会の写真をつけます。(於山科ブライトンホテル、川本・小長谷幹事)

では皆様来週3月3日(土)も香川山で元気にお会いしましょう!  (内田記)

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1288  香川山で、梅の蕾 ほころぶ!

2018年02月19日 |  マツタケの林地栽培 

2月23日(金)は、624回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 香川山で ウメのつぼみが、数個だがほころび始めていた(写真 1).ブログ1284号(2月5日)掲載のウメでは、つぼみはまだ固い.23日の活動日は、予報気温が1-10℃と寒波も一休みとなりそうです.

 前回は、池内報告に見られるように、晴れと思えばみぞれや雪になるという天気.これは春と言えば春らしいともいえる.山作業に取り組む班もあれば、日頃できない作業に取り組んだ班も見られた.

 まずは、昼食づくりから、今回は内田シェフのアイディアが形となった(写真 2).

 ベースキャンプ内の大物ゴミを片付ける仲間(写真 3)

 

 完熟堆肥を移動する(写真 4).こういう準備があって始めて、素晴らしい野菜などが採れ、我々を楽しませてくれるのだ.

 薪を束ねたり、運んだりと香川山BCでもすることが色々ある(写真 5).

 山から下りてきて、昼食ができるまで、暖を取り談笑する(写真 6).

 
 

【お知らせ】
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

624 02月23日(金) 内田
625 03月03日(土) 三輪
626 03月09日(金) 宮崎
627 03月17日(土) 池内 松本
628 03月23日(金) 内田   
629 03月31日(土) 吉村
 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
     

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1287

2018年02月17日 |  マツタケの林地栽培 

第623回(2月17日(金))活動報告

 

晴れ時々雪か、どうもはっきりしない天気に、29名の仲間が集まりました。

 本日の参加者は、橋本、前田、川崎、ホリイ、有山、村岸、小林、川本、内田、TAKE、大島、阿閉(仁)、阿閉(眞)、松浦、山田、藤井(貞)、太田、尾林、桑野、三輪、宮崎、三品、藤井、池内、中野、松田、藤井(基)、吉村、松本の29名のみなさんでした。寒さは一段落のはずなのですが、一時的に吹雪いたりしました。そんなわけで、作業は予定通りできていないかもしれません。こんな感じ。

<玉城山>
 朝の作業で、宮崎さんが写真を送っていただきました。




かたずけ作業は力仕事です。

さらに、宮崎、松浦、前田、内田の4名によりアップルを提供されています。

 

三品班


幅450mの雑木林を整備しています。少し光が入りきれいになっていっています。ただ、まだ足元はふわふわです。

根っこを切ってじゅうたんをはがしていますが、ここは分厚いので大変です。

 

倒木撤去を行いました。

有山さんは、土でうずまった溝を掃除してきれいにしています。

<澤田山>
桑野班

粗朶の片づけをしています。

 


川本班


急登なので気を付けて。粗朶の片づけ、地搔きなど。


ヤマガラの里班

 タカがじっと見つめていました。 

 

粗朶片付け、地搔きなど。

<香川山>

料理は、今回問題あり。との意見が。それは、ご飯が最後になると、少しに。

とわいえ、おいしかったからなくなったのかも。

      

 作業は、

畑。

  たい肥整理。 

マキを束ね。

 チェーンを整備。

こんなわけで、みんなの団らんも多かったかも。

<お知らせ>

「吉村代表の喜寿を祝う会」
日時:2月20日(火) 17:30~20:30
会場:ホテルブライトンシティ山科(JR山科駅前)
会費:4,500円(飲み食べ放題)
世話人:川本、小長谷
本日、参加申し込み出来なかった方は世話人までお申し込みください。

(池内 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1286  記録的な大寒波だが、空は違ってきている!

2018年02月12日 |  マツタケの林地栽培 

2月17日(土)は、623回活動日です.本日は、メインシェフを内田 正明さんが努めます.どんな料理となるでしょう.楽しみです.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、池内 正憲さんです.当日夜、是非ご覧ください.

やはり寒い! そのようなときにも山から下りてくる仲間に、温かい食事を準備する皆さんです.感謝しています.

確かに、陽光は春めいている.香川山から建屋を見ると屋根がなんだか明るい.空の色も違っている.京都の空を横切る航空機、関空からか?


  
 木津川市から参加されていた西上 泰子(夢見 夢子)さんが著書「新説 石油はなくならない.972円」を上梓され、仲間へのプレゼント用に5冊お贈りくだすった.読んでみたい方!どうぞ.机に置いておきます.「私なりの精一杯の脱原発運動です.またいつの日かお目に掛かれますように.」と添え書きがあります.
 
 著者を紹介すると、京大理卒.少し前までは、前著『新説・石油がなくなる日』(燃焼社2001)に記した通り、石油を代替する再生可能エネルギー由来の液体燃料の研究をしていた。研究の行き詰まりをきっかけに新規に就農した。「農地法」という法律があり、農地は農家しか購入できない。現在は、とある田舎でボチボチ農婦をしながら、「昔の暮らし実行隊」を結成して、わら細工や竹細工などの昔の人の知恵を勉強中。農婦になって初めて知ったことの連続で、時間があっという間に過ぎている。体力的に、厳しい農作業にあと何年持ちこたえられるのか、目下の心配事である。農作業用の洋服をどれだけ簡単に作れるか、「織り編み融合」(本書第五章)に、いつかは挑戦したいと思っている。


 
 内容は、今後日本が迎える厳しい現実は二つある。一つはエネルギー危機とそれに伴う食糧危機。もう一つは原発の放射性廃棄物の管理の問題。世界の石油産出量はピークを打った(ピークオイル)。近い将来、石油産出国は石油輸出量を絞るので、先進工業国で農地面積の少ない日本のような石油輸入国が、先に、急激に生存が厳しくなる。そして、最終的に石油の輸入が途絶し、海外からエネルギー、資源、食糧のすべてが入って来なくなる新江戸時代へと移行する。中略
 石油の輸入が途絶する新江戸時代の農業を日本の農地面積と人口の観点から分析した。状況は非常に厳しい。
 今、先進工業国日本の最先端で、一生懸命自転車を漕いで、外貨を獲得し、食糧を輸入できるよう頑張ってくれている企業および企業戦士がいるからこそ、1億2000万人もの国民が飢えとは無縁の豊かな生活を享受できている。自転車がパタッと止まったとき、どうなるの?解決策はないが、阿鼻叫喚の地獄は避けたい。
 新江戸時代に到るのに必要な、機織り、わら細工、竹細工、木工等々の、昔ながらの知恵を紹介している。一人一人が自転車を降りるとき、参考になる例を並べてみた(Amazon 著書紹介記事より)。
 

【お知らせ】
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

623 02月17日(土) 池内   内田
624 02月23日(金) 内田
625 03月03日(土) 三輪
626 03月09日(金) 宮崎
627 03月17日(土) 池内   松本
628 03月23日(金) 吉村
629 03月31日(土) 内田  

 なお、やむを得ず担当の変更が生じます.また、金、土、金、土と繰り返しにならないこともあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1285

2018年02月09日 |  マツタケの林地栽培 

 

第622回(2月9日(金))活動報告

 

朝は底冷えでとても寒い1日の始まりでした。林道の水溜まりは凍り付き、


繁見峠にはまだまだ雪が残っていました。


峠の杉の木は早くも、生物兵器?(花粉)による攻撃準備を始めていました。

しかし天気は良く、日差しの降り注ぐ昼頃には少し寒さもやわらぎ、みなさん、山作業に精出しました。

 本日の参加者は、前田、橋本、松浦、周田、中広、ホリイ、三輪、大島、TAKE、内田、北村、三品、有山、宮崎、川本、尾林、村岸、小長谷、阿閉(仁)、阿閉(眞)、中野、大久保、藤井、吉村、猫田、松本、マリコ、ヤマダ、浦人の29名のみなさんでした。

<玉城山>
三輪班
倒木撤去を行いました。

<澤田山>
桑野班
粗朶の片づけなど。

川本班
粗朶の片づけ、地搔きなど。

ヤマガラの里班
粗朶片付け、地搔きなど。

<香川山>
調理と昼食、畑の手入れ、干し大根の回収、ゴミの処分など。
本日の昼食メニューは、糟汁、白菜と揚げのお浸し、サンマみりん漬け焼き、海苔、ひのな漬。写真を撮り忘れました、すみません。
 女性陣からバレンタインチョコのプレゼントがありましたが...。
節分には売れ残った大量の”恵方巻”の廃棄が問題となり、姫路のとあるスーパーでは「売らんかなの過剰生産販売は止めます」ということで昨年販売実績に基づいた限定販売をして無駄な廃棄が出ないようにしたことが賞賛されていました。
 
日本では年越しそば、土曜丑のウナギや節句の餅など節季の節目節目に縁起物を食べたり、ハロウィン、クリスマスといった輸入物イベントの菓子ケーキ、業界が仕掛けたバレンタインチョコや恵方巻など、特定の時期に特定のものを食べ(させ)る習慣が多すぎる気がします。文化や社会の潤滑剤としての意味もあるのかもしれませんが、いたずらに習慣的に流されるのは考え直す時に来ているのではないでしょうか?

三品班
松以外(主にヒノキ)の除間伐。

<歩いて山を体感する>
山の整備も各班によって個性が出るものですね。
一面松畑のような斜面


まるで庭園のような整備地

雪さえあればゲレンデになりそうな斜面

マツタケならぬシイタケ栽培場

タムシバが春の開花準備をしていました。

自然が作り出したアートも。

この寒いのに健気に頑張っているシイタケ

全活動地を歩いてみましたがとにかく倒木が目立ちました。中には林道の路肩を道連れにしている倒木もあります。
風除けになっていた周囲の木を伐った結果倒れたりお辞儀をしている木も多く見られます。10年の山の変化を見てくると整備の仕方についても考えさせられるところは多いです。

<お知らせ>
「吉村代表の喜寿を祝う会」
日時:2月20日(火) 17:30~20:30
会場:ホテルブライトンシティ山科(JR山科駅前)
会費:4,500円(飲み食べ放題)
世話人:川本、小長谷
今年は記念まつたけ77本発生を目指して頑張りましょう。
本日、参加申し込み出来なかった方は世話人までお申し込みください。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1284 オランウータン orang(人) hutan(森)のなんとも言えない悲しげな顔

2018年02月05日 |  マツタケの林地栽培 

2月9日(金)は、622回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.
  
 
川を渡るオランウータン

 写真1をご覧下さい.ヒトそっくりのオランウータンの顔、何を悲しむのか! 僕たちの生き方に問題があると思えてきます.
注オランウータンとは、ヒト科オランウータン属(Pongo)に分類される構成種の総称である。 語源は、「orang(人) hutan(森) = 森の人」である。 アジアの熱帯のみに生息する。ヒト亜科とオランウータン亜科の分岐は約1,400万年前と推定されている(Wikipedia) 。

写真 1.オランウータンは なに思う?
 

 8月のある朝、ボルネオ島インドネシア領のタンジュン・プティン国立公園にいたジャヤプラカシュ・ジョギー・ボジャン氏は、カメラを手に冷たい水に胸まで入っていった。川は、木の根からしみ出たタンニンによって赤茶色に染まっている。ワニを発見したら教えてくれるようレンジャーには頼んである。わずか数メートル先で水をかき分けて進むオスのオランウータンを驚かせないように、ボジャン氏はゆっくりと近づいて行った。

 「こういうときは、感覚がすべて麻痺してしまいます。痛みも、虫刺されも、冷たさも感じません。目の前で起こっていることに全神経を集中させているためです」。のちにボジャン氏は、ナショナル ジオグラフィックに対してそう語った。

 これが決して当たり前の光景ではないことを、ボジャン氏は理解していた。樹上にすむオランウータンが水を怖がることは、よく知られている。その長い腕は、泳ぐよりも木からぶら下がるのに適している。ならば、そのオランウータンがなぜ危険な川を渡ろうとしているのだろうか。

 ボルネオ島では、パーム油が採れるアブラヤシを植えるために森林伐採が進み、オランウータンの生息地が広範囲で消失している。そのため、以前なら近寄ろうとしなかった場所でも、彼らの姿が見られるようになった。ボジャン氏の目の前にいるオランウータンの奇妙な行動にも、そうした背景が関係しているのだろうか。理由はともあれ、その不安そうな表情と危うげなしぐさは、彼らが直面している脅威を象徴しているようで、見る者の胸を打つ。

 めったに見ることのないその厳かな一瞬が、2017年「ネイチャー・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の審査員たちをつき動かし、ボジャン氏の写真はグランプリに選ばれた(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180130-00010004-nikkeisty-life)。

列島が冷凍庫のようだ しかし、立春なのだ!
 インフルエンザが近年になく早く猛威を振るい、北日本や北陸では大雪、我々の地も春は遠い.でもこのような中、温度と日照を感ずる植物たちは、春を演出してくれる.でも動きは鈍い.写真は、上から菜の花、梅の花のつぼみ、ふきのとう、オオイヌノフグリの花


 
 

【お知らせ】
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

622 02月09日(金) 宮崎
623 02月17日(土) 池内   内田
624 02月23日(金) 内田
625 03月03日(土) 三輪
626 03月09日(金) 宮崎
627 03月17日(土) 池内   松本
628 03月23日(金) 吉村   

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
     

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1283

2018年02月03日 |  マツタケの林地栽培 

第621回目(平成30年2月3日(土))の活動報告を致します。

 平成30年2月最初の活動日は朝の気温が一桁台の寒い一日となりましたが、大勢の仲間が

岩倉のベースキャンプに参加しました。

 本日の参加者は30名で次の通り、

 川本、松本、浦人、三品、藤井信、村岸、大嶌、TAKE、周田、尾林、太田、ヤマダ、

川崎、三輪、橋本、アトジヒトミ、アトジマユミ、内田、ホリイ、中野、オバセ、吉村、河内ユキ、レオナ、アオ、セラ、

チェ、松浦、ネコダ、

 今日は節分、恵方巻を食べる日。

恵方巻き(えほうまき)の由来についてご紹介します。

恵方巻きとは、毎年節分の日に食べる巻き寿司のことを言います。

ちなみに、恵方巻きを食べる際には、歳徳神(としとくじん)の在する方位(恵方(えほう))に向かって無言で食べる

と縁起が良いとされています。

恵方巻きの始まりは関西地方とされています。

江戸時代から明治時代にかけての大阪の街で商売繁盛をお祝いしたり、節分をお祝いしたりしていたそうです。

そんな大阪の街で商人たちが節分食べたのが恵方巻きのルーツとされています。

当時は、恵方巻きとは呼ばれておらず、丸かぶり寿司などと呼ばれていたそうです。

丸かぶり寿司は、七福にちなんで具を7つ入れて巻くことから、これが基本となって7つの具を入れるようになった

とのことです。

 畑の様子                     茶畑の様子

 

 

 玉葱も順調に育っています。

 葱畑 寒に会ってこれから葱も美味しくなりますね。

 玉城山の三輪班は午前中山の掃除を中心に活動しました。

 

 倒木を一定の場所にかためて置きました。

  

 午前中の作業を終えて香川山のベースキャンプに戻ると賄い班の仲間がそうめん、恵方巻の準備をして

くれていました。

 

 

 

美味しい恵方巻が出来ています。

 

 

 恵方巻ができ上がるのを楽しみに焚き火を囲み仲間が談笑中。

本日に献立 恵方巻とそうめん、美味しく戴くことができました。

 午後からは各班で山作業をそれぞれ行いました、

 倒木の整理作業、生い茂ったシダの刈り取り作業、萌芽の刈り取り作業などなど、

 午後3時過ぎになり、仲間も香川山のベースキャンプに戻り、それぞれ家路に着きました。

 文責 三輪

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