まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1315  香川山畑に、鹿侵入防止ネットが新しくセットされ、大変スッキリしました.

2018年05月28日 |  マツタケの林地栽培 

 もうすぐ6月になります.気圧配置では、梅雨入りも間近と思われます.
 6月1日(金)は、638回の活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、吉村です.当日夜、是非ご覧ください.

 前回の活動日は、参加者皆さんのご協力で、鹿の食害を防ぐために侵入防止用ネットが取り付けられました(写真 1).

写真 1.柵の撤去後、側溝の泥を掻き出す.全員の共同作業でした.たまにはいいもんです. 

 岩倉における獣害には、ニホンジカをはじめイノシシ、アライグマ、ハクビシン、アナグマ、他にカラスによるものもあり、このネットだけでは十分ではないと思われますが、我々が取り組める対策としては、他にないと思われます.

 傷んだ柵の撤去作業(写真 1.前回ブログもご覧下さい)後、まずは「ネットを固定するポールを打ち込んでいった(写真 2).

写真 2.赤い取っ手を上に持ち上げて、力一杯落とす.結構力の要る作業.少しずつポールが埋まっていく.

次いで高さ約1.8mにネット取り付け用具を固定し、ネットをセットしていった(写真 3).ネットには出入り可能な扉も取り付けられている.

写真3.留め具にネットを掛け、扉も取り付ける. 

 ネット向こうの見栄えを考え、徒に生えているアカマツなども間引かれた(写真4).畑を見ると、ネットがこんな風に見えます(写真 5).茶樹列の右側に扉があります.

写真 4.ネットの向こうを見栄え良くする. 

 一つの作業に、参加者全員が心を一つにして、昼食の準備、ネット設置作業に取り組む.これらの姿は真に微笑ましく心が和む.活動を始めた頃は、こんな様子であったと、皆さんが仰っていました.これからもこんな意気で参りましょう!! 大変お疲れ様でした.
 写真 5.修復されたネット全貌です.見栄え良し.
【お知らせ】

1)京都御苑きのこ観察会 キノコの顕微鏡観察
 日時:6月3日(日) 午前10時~12時
 場所:京都御所 閑院宮邸跡(堺町御門近く)
 主催者:京都御苑きのこ会  HP参照下さい
 参加料は無料、当日自由参加(申込不要).京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.


2)大文字山の植物観察
 日時:6月3日(日)午前10時30分~午後3時頃
 集合:法然院森のセンター
 参加費:500円(非会員800円)
 詳細は、フィールドソサエティー(075-752-4582)まで

3)梅雨のきのこを観察しよう
 日時:6月9日(土)午前10時30分から午後12時30分
 集合:法然院森のセンター
 参加費:300円(非会員500円)
 詳細は、フィールドソサエティー(075-752-4582)まで

 

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

638 06月01日(金) 吉村
639 06月09日(土) 内田
640 06月15日(金) 宮崎
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村   松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪        JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村   内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村   松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村   川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1314  香川山畑で獣害対策ネットの取り付け工事

2018年05月26日 |  マツタケの林地栽培 

完成した獣害対策ネット

平成30年5月最後の土曜日、我々の活動をより楽しくするために、香川山ベースキャンプに畑のゾーンを設けて

いますが、隣の境界に設けてある獣防護対策用の柵が老朽化したため、新たに獣害対策ネットを取り付ける

作業を仲間全員が参集して午前中行われました。

 本日の参加者は27名、お名前は次の通り

有山、橋本、前田、松本、松浦、猫田、吉村、中野、阿閉仁、阿閉眞、藤井、ホリイ、宮崎、内田、関、西村、三輪、尾林、

村岸、三品、川本、大嶌、桑野、山田、大久保、TAKE、長谷川。

 

作業はまず老朽化した境界にある柵の撤去作業が行われました。

廃材をもくもくと運び出します。

 

 

 

今度は埋没してしまったU字溝の掘り返し作業です。木の根や石ころが埋まっており、なかなか掘り出すのに苦労しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

総出での作業に見る見る内にU字溝が出てきました。

 総出の参加は久し振りですが、作業はどんどん捗りました。皆さんありがとうございました。

 

 

畑の全景 これらの中に作られる農産物を守るための作業は大切なこと。

 

松浦シェフを中心に賄い班が奮闘中

  

本日の献立(ちらし寿司、澄まし汁)と食事風景

 

 

 

 食事を終えて、各班は午後からそれぞれの作業場に出かけて行きました。

桑野班は地掻き作業、三輪班は樹木の伐採作業、またヤマガラ班は獣害防護用ネットの設置作業

などを行いました。

 完成した獣害防護ネット

 

 文責 三輪

 

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臨時号外    まつたけ山復活させ隊 和歌山富貴試験林 手入れ風景

2018年05月24日 |  マツタケの林地栽培 

 香川山畑で 獣害対策ネットの取り付け工事をいたします!

次回活動日・5月26日(土)に新しく防御網を取り付けます.当日午前中に傷んだ柵一式を撤去します.有山さん中心に撤去と整備を行います.各班の皆さんは、山作業の予定をお持ちですが、当日午前中は、傷んだ柵の撤去と運び出し作業に参加下さるよう願い上げます.それが済み次第、ヤマガラの里班が防御網をセットします.

 ニホンジカ、アライグマ、ハクビシンとイノシシ(イノブタ?)の食害/破壊を最小限に抑え、野菜などをふんだんに使った健康で美味しい昼食を楽しみといたしましょう!!  といっても畑を世話する人がいてこそですね.

 暑くなりそうです.こまめに水分を取り休憩しましょう!!

 では、皆さんよろしくご協力を下さい.




5月24日(木)、和歌山県の岩田山試験林で整備活動。9名の参加でおもに地搔きを行いました。
写真の他、下記で作業の様子を動画でご覧いただけます。
https://youtu.be/_VsEBTG249E


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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1313  香川山畑で獣害対策ネットの取り付け工事をいたします!

2018年05月21日 |  マツタケの林地栽培 

 5月26日(土)は、637回の活動日です.今回は、ちらし寿司の松浦 輝雄さんがメインシェフを務めます.五月の空に黄色と緑が目に鮮やかな皿になるでしょう! 京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、三輪 新造さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 最初に、嬉しいニュースを一つ、闘病生活に区切りを付けて、吉川さんが活動に参加されたことです.お元気そうで何よりでした(写真 1).当面はリハビリに専念するとのことです.

写真 1.昼食を準備する.左からAさん、中ほど吉川さん、右はNさん.

 獣害対策がここまで必要な世の中とは、何かが狂っている.原因は、定かでないが、人の活動が大きく関わっていることは事実であろう.我々の畑などを守るために柵が完成したのは2007年3月である(写真2).中城さんが太い竹を割り、それで柵を作っていたことが思い出される.

写真 2.この柵を付け替えます.2007年3月撮影

 その後、幾たびかの補修を重ね、不十分ながらも激しい獣害をまぬかれていた.柵の修理に関わった皆さんのおかげである.しかし、11年間、畑を守ってくれたその柵も痛みが激しくなっている(写真3).この間、獣害の主たちが色々交代したが、被害は、時にはやる気が失せることもあったが、柵のお陰で、どちらかというと、畑全体として軽微(?)と思われる.

写真 3.今は、こんな様子です.これでは畑荒らしは自由に入ります.

 幸いにも、ヤマガラの里班の活動エリアをニホンジカの食害から守ってくれた網が、役割を終えてこちらの畑に流用できることになりました.そこで、皆さんにお願いがあります.
 
 次回活動日・5月26日(土)に新しく防御網を取り付けます.当日午前中に傷んだ柵一式を撤去します.有山さん中心に撤去と整備を行います.各班の皆さんは、山作業の予定をお持ちですが、当日午前中は、傷んだ柵の撤去と運び出し作業に参加下さるよう願い上げます.それが済み次第、ヤマガラの里班が防御網をセットします.
 ニホンジカ、アライグマ、ハクビシンとイノシシ(イノブタ?)の食害/破壊を最小限に抑え、野菜などをふんだんに使った健康で美味しい昼食を楽しみといたしましょう!!  といっても畑を世話する人がいてこそですね.

 では、皆さんよろしくご協力を下さい.

 
【お知らせ】

1)京都御苑きのこ観察会 キノコの顕微鏡観察
 日時:6月3日(日) 午前10時~12時
 場所:京都御所 閑院宮邸跡(堺町御門近く)
 主催者:京都御苑きのこ会  HP参照下さい
 参加料は無料、当日自由参加(申込不要).京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.


2)大文字山の植物観察
 日時:6月3日(日)午前10時30分~午後3時頃
 集合:法然院森のセンター
 参加費:500円(非会員800円)
 詳細は、フィールドソサエティー(075-752-4582)まで

3)梅雨のきのこを観察しよう
 日時:6月9日(土)午前10時30分から午後12時30分
 集合:法然院森のセンター
 参加費:300円(非会員500円)
 詳細は、フィールドソサエティー(075-752-4582)まで

 

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

637 05月26日(土) 三輪   松浦
638 06月01日(金) 吉村
639 06月09日(土) 内田
640 06月15日(金) 宮崎
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村   松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪         JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村   内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村   松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村   川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1312

2018年05月18日 |  マツタケの林地栽培 

 

第636回(5月18日(金))活動報告

曇り。参加者は、松浦、前田、TAKE、有山、橋本、大島、川崎、川本、内田、周田、村岸、ホリイ、三輪、宮崎、阿閉(仁)、阿閉(眞)、尾林、三品、中野、吉川、藤井、松本、中広、大久保、吉村、猫田、マリコの27名のみなさんでした。

<玉城山>
三輪班

故榎本班整備地。

三品班整備区。

<澤田山>
桑野班
繁見峠から登る。

桑野班台地。

ヤマガラの里班
A区。防獣ネット点検にC区まで行かれてたそうで姿見えず。

D区。

川本班
上部で伐採中。

中広班
からの、

西尾根。

北西尾根。

<香川山>
昼食調理中。

 

昼食風景
 

畑の様子。              香川山の様子。
  

香川山三品区。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1311  淡いピンクの花3輪、ササユリが咲く! シャクヤクもピンクの花をつけています.

2018年05月14日 |  マツタケの林地栽培 

5月18日(金)は、636回の活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 ササユリ(Lilium japonicum)が咲きました.淡いピンクの花3輪をつけています(写真 1).活動日毎の観察なので、一番よい時を少し逃しています.色、姿ともにユリの中で優美さ随一と言われる.萬葉の時代から愛でられている.

写真 1. ササユリの花

 ギリシャ神話でユリは、全知全能の神ゼウスの妻「ヘラ」の花とされています.ヘラは、母性や貞節を司る女神とされていることから、「清浄」「純潔」といった花言葉がユリ全般に付けられています(みんなの花の図鑑から).

 写真 2をご覧下さい.シャクヤク(Paeonia lactiflora)です.ピンクのシャクヤクの花言葉は「はにかみ」.ボタンは樹木、シャクヤクは草本ですが、シャクヤクの葉はツヤがあり、葉の先にギザギザはなく、全体的に丸みがあります.一方、牡丹は葉にツヤがなく、ギザギザになっているのが特徴です(LOVEGREENから).

写真 2. シャクヤクの花

 第一ゲートを少し山側にセットしたため、門扉開閉、背の高い車の出入りに、立木(アカメガシワ)が邪魔ということで伐倒処理を行いました(写真 3).

写真 3. 伐倒して整理中

 気候変動のあおりなのか気象変動が激しい5月ですが、畑は陽をさんさんと浴びて作物が大きくなっています.作物の手入れをする皆さんです(写真).寒さ一転、真夏日も予想されています.熱中症に気をつけて山づくりしましょう!

 

【お知らせ】

1)大文字山の植物観察
 日時:6月3日(日)午前10時30分~午後3時頃
 集合:法然院森のセンター
 参加費:500円(非会員800円)
 詳細は、フィールドソサエティー(075-752-4582)まで

2)梅雨のきのこを観察しよう
 日時:6月9日(土)午前10時30分から午後12時30分
 集合:法然院森のセンター
 参加費:300円(非会員500円)
 詳細は、フィールドソサエティー(075-752-4582)まで

 

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

636 05月18日(金) 宮崎
637 05月26日(土) 三輪   松浦
638 06月01日(金) 吉村
639 06月09日(土) 内田
640 06月15日(金) 宮崎
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村   松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪          JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村   内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村   松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村   川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1310

2018年05月12日 |  マツタケの林地栽培 

5月12日(土)第635回活動の報告

 

晴天。朝方はまだ冷えたが日中は23度程度と程よい天気の一日になった。山ではもちつつじの花の時期が過ぎようとしている。 (並行法立体視;PCで大略<65mmの間隔に設定)

今日の活動参加者は中広・松本・TAKE・VERA・橋本・前田・内田・村岸・松浦・ホリイ・有山・大嶌・太田・尾林・桑野・川本・藤井(貞)・ヤマダ・マツダ(洋)・マツダ(武)・アトジ(ヒ)・アトジ(マ)・猫田・吉村・西村・浦人(Σ27名)。

10時前になるとメンバーが集まって来るのだが、GW明けだからというのか皆BCでゆっくりしている。

山の作業

玉城山三輪班の特設舞台で褐色の薫液が供される。もちろん松の周りの手入れには余念ないのであるが。

澤田山桑野班では、入山の証拠にはリュックが残されていたのみで、声も聞こえない。漢詩に、空山不見人但聞人語響というのがあったけれどなあ。帰り路の林道の三叉路で阿閉大人が道路補修をされているのに出会った。この移動は天狗さんか?実態不明だった。

澤田山川本班ではまだまだ高所作業。5月になってまたシダの類が芽を吹きだしてきて大変の様子。頂上三角点まであと50m程を頑張らなきゃという。ここで、次は15周年を祝おうと約す。高所ハイ込みだけどね。

やまがらの里班では鹿ネットの巡回点検。ネット周りももう充分藪になっていて進むのがなかなか大変だった。SUS針金入りのネットが破られている所もあって、あきれてしまう。猪・鹿か人か?

香川山三品班に戻った時にはもう今日の作業は終了していたが、ふかふかの堆積に太い根が絡んでいて大変な地掻きの様子だった。

昼の食事

献立;とんてき・おすまし・ごはん・おこげ自由

気候よし、お昼のご馳走も結構で、食後の団欒もことさらにとつづいたのでした。

陶芸班は週の素焼きの窯を開いた。植木鉢、豆鉢、卵焼き皿、お椀いろいろ。つぎは釉かけ・本焼きを予定

山への途中で、金陵辺蘭の鉢と日本式巣箱を積んだ軽トラに出会った。来ませんなあ(おらんね)という挨拶を交わす。どうなったのだろう・・・興味を持つ人は近くにもおられるのだが、主役が不在でどこも演舞不能状態。

ではまた来週18日金曜日には元気でお会いしましょう!さようなら。(内田記)

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1309 アカマツの菌根菌未感染細根も大きく伸長、マツタケの感染はいつ起こるのか? ヤマツツジ咲く

2018年05月08日 |  マツタケの林地栽培 

 5月12日(土)は、635回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 2回続けて、食費の払い忘れがあります.意識的(意図的・恣意的・故意の)行為とは決して思っていませんが、活動13年目を迎えて、加齢による(?)物忘れが多いように見受けます.食材購入を引き受けてくださる方は困っておられると思いますが・・・・・.ほんの少しの心配りがより楽しい活動につながります.配慮願い上げます!

写真 1.香川山に咲くモチツツジ

 さて
 コバノミツバツツジ(Rhododendron reticuratum) の花が終わると、ヤマツツジ(R. kaempferi)やモチツツジ(R. macroseparum、写真1)の花が取って代わる.モチツツジには、各部に腺毛があり触るとべたつく.訪花昆虫の活動を邪魔をしない様に小さな虫を捉まえるために腺毛はあるという.東北では、ホツツジがアカマツ林に混成する.放置林を全山ツツジ山に仕立てることも新しい里山利用の道かも知れない.山形県小国町の観光ワラビ園は、その道の先輩で成功例である.

 林床には、子葉と初生葉を持つアカマツ実生がたくさん見られる(写真 2).地表下3-5cmくらいにアカマツの菌根菌未感染の白い細根が伸びている(写真 3).これらの根がマツタケに感染される機会はどのくらいあるだろうか? また、その時期は「秋か春か」どちらなのか?

写真 2.アカマツ実生.長い葉が子葉、内側の短いのが初生葉

写真 3.菌根菌未感染のアカマツ細根.その内、菌根菌が感染し細根は、タンニンを産生し茶色になる.

 マツタケの主たる胞子飛散期は、秋である.温度5℃までは、土壌水分に問題がないとすると、胞子は発芽する.発芽率は、蒸留水と発芽適温条件のみを与えた実験では1%前後である.その時期に山には菌根菌未感染のアカマツ細根(空き家)はほとんどない.発芽した菌糸は、その日のうちに、空き家にであわないと死滅すると言われる.

 しかし、秋に飛散したすべての胞子が死滅することにはならない.胞子は、5℃の冷蔵庫に3年くらいは発芽能力を維持して保管できることから、多くの胞子が野外に於いても非発芽胞子として生残するだろう.

 菌根菌未感染細根は、春に多い(写真3).生残した胞子が、気温上昇と共に発芽し空き家にであい菌根を形成するというシナリオもありと思える.野外の実験で、いずれであるか確かめてはいないのだが.
 
では、前回の活動風景をご覧下さい.
 新茶づくり(茶葉を摘んで運んで蒸して揉んで乾燥;写真4-5)と岩倉焼の素焼きを実施しました(煙突を閉めて終了、写真6).そのような活動を支えてくれるありがたい昼食づくりをする皆さん(写真7).第一ゲートの取り替えをしました(写真8-9).木製ゲートは手前に引くのではなく山側に押して開けます.ご注意ください.

写真 4.摘み取った葉を運んでいる

写真 5.蒸された茶葉を揉む皆さん

写真 6.作品の素焼きが終わり煙突を閉め、窯が冷えたら作品を取り出す.

写真 7.仲間の昼食づくり、盛り付けがなされている

写真 8.傷んだ第1ゲートを取り替える.

写真 9.完成間近の木製新ゲート.山側に開きます. 

【お知らせ】

1)京都御苑きのこ観察会 
 日時:5月13日(日) 午前9時30分~12時
 場所:京都御所 堺町休憩所集合
 主催者:京都御苑きのこ会  HP参照下さい
 参加料は無料、当日自由参加(申込不要).京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.
 

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者  男厨シェフ    特別企画 

635 05月12日(土) 内田
636 05月18日(金) 宮崎
637 05月26日(土) 三輪    松浦
638 06月01日(金) 吉村
639 06月09日(土) 内田
640 06月15日(金) 宮崎
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村    松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪            JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村    内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村    松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村    川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1308 JIDF(日本文化デザインフォーラム)ラボ マツタケ山再生と岩倉焼き 第16回行事終了報告

2018年05月04日 |  マツタケの林地栽培 

本日は、茶摘み・新茶づくりと陶芸作品の素焼きを実施.参加者の皆さんの協力により成功裏にイベントを終えた.
 
 参加者(敬称略)は、35名.前田、藤井(貞)、女坂、橋本、内田、Take、尾林、有山、三品、堀井、松田(武)、松田(洋)、大島、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、中広、松本、中野、川本、ヤマダ、川崎、斉藤、大久保、三輪、河内(ユキ、レオナ、アオ、セラ)、周田、猫田、西村、まりこ、吉村、関、浦人のみなさん.
 連休の最中とあって、渋滞に引っかかるだろうと心配しながら猫田さんの車で、香川山に向かった.香川山開設当初(2005)は、渋滞予想が概ね当たっていたが、ここ4-5年は外れる.ゴールデンな休みと云えども、南禅寺、銀閣寺、大原方面に車も人出も少ないのだ.

 名だたる観光スポットは、変わりばえしない(失礼)ので飽きられリピーター減少が生じているのか、多くの人達は有名観光地を時を見て幾たびか見て回った.そんなこんなで、今や下流老人の域に入り、自宅でごろ寝がいいやと考えているのか、政府が薦めるほど国民は大型連休を旅行に活用してないのかと不思議に思う.評論家はどう語るか聞いてみたい.

 香川山に着くと、茶摘みも終わりに差し掛かっていた(写真 1).

写真 1.茶摘み風景、普通は赤色が目立つが・・・・・

摘んだ茶葉は、すぐに蒸しに回す(写真 2-3).

写真 3.茶葉を蒸しているところ

蒸し終わると熱い内に揉んで揉んで(写真 4-5)、

揉み終わったら乾燥させる(写真 6)という工程で作業は進んで

いった.

乾燥中の揉み終わった茶葉は天日で乾燥

 岩倉焼きの素焼きも佳境に入ったところであった(写真 7).

目下319℃と読める(写真 8).800℃まであげると内田さんはいう.ひたすらアカマツ材を窯の焚口から投入している.今日は、沿海州付近で発達した低気圧と南西諸島左の高気圧との影響で天気は不安定だった.ここ岩倉には、本格的に降雨があり、釜焚きは退屈そうだが熱さが気にならない天気であった.昼過ぎには、所定の温度に達し素焼きを無事終えた.数日後、窯が冷えたら素焼きを出すとのことでした.

 第1ゲートの傷みが激しいので、松本さんと浦人さんが門扉を木製に取り替える作業をしています.数日中には完了する予定.次回には、開け閉めの向きが反対に変わります.注意ください!
 
 お陰様でJIDFラボは、無事終了です.本日の参加者の皆さん! お疲れ様でした.

§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

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