まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1426

2019年06月28日 |  マツタケの林地栽培 

第691回目の例会日活動について

ようやく梅雨入りとなりました。本日の活動報告

本日の参加者は次の通りで22名。

 前田、橋本、有山、内田、吉川、TAKE、松本、村岸、周田、ホリイ、宮崎、中野、山田、三品、北村、尾林、まりこ、三輪、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、藤井、吉村の方々。

 先ずは三品班の活動状況について香川山ベースキャンプのすぐ上の地域で活動しています。

 伐採した樹木の有効利用をするため仲間と相談しています。

 

 

香川山から見た畑の全景写真

 三輪班の活動

以前伐採した枯れ松を作業場から下の林道に落としました。今後は軽トラックを借りて搬出する予定。

梅雨の大雨対策として林道の補修作業をしました。林道上に所々に設けてある雨水を谷へ流す溝の掃除。

ラバーの上側が土砂で詰まり気味なので

土砂を取り除きます。この通り綺麗になりました。

 

こちらは箱型の溝が落ち葉や土砂で埋まっています。

この通り綺麗にしました。

午前中はヤマガラ班、桑野班でも同様の林道補修作業を行いました。

ベースキャンプではシート屋根の補修作業が行われていました。

本日の献立、いつも賄い班の創意工夫で美味しい昼食が食べられ、感謝、感謝

最近畑にアナグマ?が侵入して作物を食べ荒らします。その対策としてネットの下部を仲間が補修しています。

 

蕗畑

上はガクアジサイ、トマト

下はゴーヤの花、シシトウ、お茶畑、スイカ畑の様子

 合歓の木が枯れてしまい、仲間の関さんのお蔭で大木がすっきりしました。

しかし、合歓は生きていました。大木から新芽が湧き出てきました。

 

最後にお願い

 あなぐま?が侵入します。最後にベースキャンプを後にされる仲間の皆さんへ戸締りはしっかりとお願いします。

 文責 三輪

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1425  今週 梅雨前線ついに北上、活発化 大雨のおそれも!!

2019年06月24日 |  マツタケの林地栽培 

 6月28日(金)は、第691回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、三輪 新造さんです.当日夜、是非ご覧ください.
山での作業には、無理なく人目を気にせず自分のペースで水分補給と日陰で休憩をとりましょう、いやとらねばなりません!!

前回ブログに注意を喚起いたしましたが、21日午後6時台に14mm、7時台に3.5mmの雨が、京都気象台アメダス装置にありました.岩倉の実際量は不明ですが、玉城山・澤田山アクセス林道に傷みが生じた(阿閉・川本さん談).
 
日本気象協会のHPを見ますと、 
 『26日(水)は梅雨前線が西日本まで北上する見込みです。湿った空気が流れ込んで、前線の活動が活発になるでしょう。九州から近畿は広い範囲で雨が降り、梅雨入りが記録的に遅れていた地方もようやく本格的な雨の季節を迎えそうです。梅雨前線は来週末にかけてさらに北上し、日本海に延びる見込みです。雨の範囲が広がって、降り方も強まるでしょう。九州から関東では太平洋側を中心に大雨となるおそれがあります。
 一方、梅雨前線からさらに南へ離れたフィリピンの東には熱帯低気圧の雲がまとまっています。この熱帯低気圧は、24日(月)頃にかけては急速に発達することはないものの、じわりじわりと北西へ進むとみられます。発達して台風になるか、日本列島へ近づくかは、まだはっきりしませんが、熱帯低気圧の北上に伴って、雨雲の元となる暖かく湿った空気が日本周辺まで大量に流れ込んでくることも考えられます。来週は梅雨前線の動きとともに、熱帯低気圧の動きにもご注目ください。』とあります.

 ご存じのように、昨今は想定を超えるような雨・風があります.アクセス林道の破壊も大きくなると予想されます.毎年の恒例行事の感がありますが、その都度、早い目の修理をしておくことが、結果的にはその補修も楽だし林道の傷みも最小限にとどめることになるでしょう.
 そこで、各班の皆さんが、山に入る前にこの林道の補修に心がけてくださるようにお願いします.

 さて、先週の活動のスナップ写真をご覧下さい.すべての料理が完成する間、ハエを追ったり談笑する仲間の皆さん(写真1).ヤマガラ班が何やら不思議なもをつくっている(写真2).

写真 1.写真 2.

 気候不順だが、畑では作物が順調に育っているように、僕には見えます.如何なものでしょうか!
 ホタルブクロが、大きく育ち花をつけている(写真3).ブドウの実(写真4)も柿も(写真5)たわわに、トマトも沢山くえるように(写真6)なる予感がしますが、捕らぬ狸でしょうか.スイカやキュウリの花もたくさん見られる(写真7-8).オクラの実はこんな風になるのですね(写真9).

写真 3. 写真4.写真5.写真6.写真7. スイカの花、雄花か雌花か?写真 8. キュウリの花 キュウリの雄花からは、バニラのような甘い匂いがすることがありますが、雌花からは甘い匂いはしません.と紹介されていました.写真 9. オクラの実

 
【お知らせ】

見学
1)龍谷大学 農学部 岩堀ゼミ新入生 体験見学
【日時】7月20日(土)午前10時30分~
    1年生17名がマツタケ山づくりを体験します.

きのこ観察会
1)京都御苑きのこ観察会
【日時】7月14日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人・同定人:佐野修治氏) HP( http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/ )参照下さい.
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園で、動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ   特別企画 

691 06月28日(金) 三輪
692 07月06日(土) 宮崎
693 07月12日(金) 内田
694 07月20日(土) 吉村  松浦・松本   JIDFラボ2  龍谷大学農学部 岩堀ゼミ学生17名体験学習
695 07月26日(金) 三輪
696 08月03日(土) 宮崎
697 08月09日(金) 吉村  濱稔の碑 詣 献酒
    盆休み                 
698 08月24日(土) 内田  松本
699 08月30日(金) 三輪
700 09月07日(土) 宮崎
701 09月13日(金) 内田
702 09月21日(土) 三輪  川﨑
703 09月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(aかb)をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にする.
 ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.分からなくなったら吉村(下記)に電話ください.

b)車の方は、京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1424  21日夕方6時台の雨で、玉城山・澤田山へのアクセス林道が相当傷みました.

2019年06月22日 |  マツタケの林地栽培 

 第690回、6月22日(土)のまつたけ山復活させ隊活動報告です.近畿は、まだ梅雨入りしていません.でも、毎日が、つゆらしい雨はないが、ジメジメとうっとうしい限りです.本日は、今年の夏至です.
 近畿の梅雨入りで、もっとも遅い日は、1958年の6月25日頃で梅雨明けは7月12日頃となっていて、平年の80%の雨量と記録があります(気象庁).ちなみにその年の京都府マツタケ生産量は679tで、50年代の平年並(607t)となっています.
 
 本日の参加者は、名簿記載順に、吉川、前田、有山、松本、TAKE、橋本、松浦、村岸、周田、内田、川本、三輪、ホリイ、中野、太田、尾林、山田、三品、藤井(貞)、アトジ(ま)、アトジ(ひ)、宮崎、まりこ、吉村の24名でした.

 玉城山、澤田山で活動する班のフォローができていません.あしからず.香川山活動風景をご覧下さい.
 本日の昼食づくりは、予告通り、男厨シェフ内田正明さん(写真1)が宮崎 昭さん(写真2)を第1助手(?)として、また、食当の皆さんがそれをサポートするかたちで進んだようです(写真 3).

写真1. ビール片手に料理をするシェフ

写真 2. 助手を務める宮崎さん(左)

写真 3.サポートする皆さん

写真 4.メインディッシュのローストポーク

写真 5.こんな皿に出来上がりました. 

 香味野菜で風味付けしたローストポーク(写真 4)と香川山で採れた野菜をバジルソースで戴いた(写真 5).午前10時51分の香川山の地温は、23℃、百葉箱内の湿度は65%(写真 6).これからは、気温が上がるだろうから、ここには梅雨マツタケは期待できないと考えたが良いでしょう.
 食後、シェフはクレープ作りの準備をしていた(写真7-8).三品班の作業は、強い日ざしを避けた木々の中で進んでいた(写真 9).香川山の補整作業を行う有山さん(写真 10).

写真 6. 午前11時頃の香川山の地温 23℃

写真 7.クレープの準備がすすむ

写真 8. クレープを焼く皆さん

写真 9. 三品班の作業風景

写真 10. 香川山の補整をする有山さん

 

§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1423  ニホンアナグマの被害止まず! 塞いでも塞いでもどこからか侵入、いたちごっことはこのことだ!と感心していては叱られるのだが・・・・

2019年06月17日 |  マツタケの林地栽培 

 6月22日(土)は、第690回活動日です.男厨シェフの内田 正明さんが昼食づくりを主導します.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、吉村です.当日夜、是非ご覧ください.山での作業には、無理なく人目を気にせず自分のペースで水分補給と日陰で休憩をとりましょう、いやとらねばなりません!!

 先週は枯死寸前となったネムノキの大木の伐倒処理で大変スッキリしたが、枝の一部が雨よけを潰した(写真 1).棟梁橋本さんが修理下さるが、一人では修理はおぼつきません.皆さんのご協力を仰ぎます.

写真 1. ネムノキの枝で雨よけが壊れた.
 
 香川山では、ニホンジカがマツタケ発生地に再び出現し始めている.また、最近になってだが、ニホンアナグマの畑荒らしが絶えない.ミミズなどを探して畑を容赦なく掘り返し作物にダメージを与える.大変な被害である.
 侵入口を探しだしネットやトタンで穴をふさぐいたちごっこを続けている(写真2-3).調べてみれば、ムジナとも言われイタチ科に属する.
 私たちは、ただ侵入を防ぐ工夫を施すしかないのかと悩む.害獣被害が社会問題になって相当の時間がたっている.捕獲は、生物の多様性・種の保全を脅かすと警告もある.生態系において、数のバランスを保つことは困難が伴うにしても、捕獲と保全の対立でなく、数のバランスを本格的に考えた方法が知りたい.

写真 2. ネットで穴塞ぎ.写真 3. 今度は大丈夫かな? と思いつつ.
 
 ネットで調べると、九州地区では害獣と見なされ、捕獲され食肉としても利用されている.岩手にいた頃、この肉は「うまいよ」と聞いたことがある.たぬき汁とはアナグマ汁のことらしい.しかし、昔からの食肉獣であっても、今の我々にはなじみのない肉を喰うことに抵抗を覚える人が多い.この思いも払拭してゆかねばと思う.

 ニホンアナグマの駆除に懸念 ( https://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v14/n8/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%81%AE%E9%A7%86%E9%99%A4%E3%81%AB%E6%87%B8%E5%BF%B5/87594 )
 
【お知らせ】

見学
1)龍谷大学 農学部 岩堀ゼミ新入生 体験見学
【日時】7月20日(土)午前10時30分~
    1年生17名がマツタケ山づくりを体験します.

きのこ観察会
1)京都御苑きのこ観察会
【日時】7月14日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人・同定人:佐野修治氏) HP( http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/ )参照下さい.
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園で、動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者   男厨シェフ   特別企画 

690 06月22日(土) 吉村    内田
691 06月28日(金) 三輪
692 07月06日(土) 宮崎
693 07月12日(金) 内田
694 07月20日(土) 吉村    松浦      JIDFラボ2 龍谷大学農学部 岩堀ゼミ学生17名体験学習
695 07月26日(金) 三輪
696 08月03日(土) 宮崎
697 08月09日(金) 吉村       濱稔の碑 詣 献酒
    盆休み                 
698 08月24日(土) 内田    松本
699 08月30日(金) 三輪
700 09月07日(土) 宮崎
701 09月13日(金) 内田
702 09月21日(土) 三輪    川﨑
703 09月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(aかb)をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にする.
 ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.分からなくなったら吉村(下記)に電話ください.

b)車の方は、京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

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§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1422

2019年06月15日 |  マツタケの林地栽培 

第689回(6月14日(金))活動報告

6月14日参加者は、関、前田、橋本、ホリイ、川本、大島、三輪、宮崎、尾林、西村、川崎、阿閉ご夫妻、山田、中野、小長谷、まりこ、松本、吉村、有山、三品、北村、斎藤、村岸、TAKE, 内田の26名

午前中は概ね曇で、時折小雨がはしる天気だった。午後は小雨が続いた。玉城山、澤田山の作業は午前中のみで午後は各班ともBCにとどまった。香川山三品班では午前午後共に山作業。

BCでは南面擁壁の上に育ったねむの木の大きな枝(幹?)が枯れてきて、倒れると大きな事故になると心配だったが、関さんが見事に処理。

 

雨の日の世間話

 

玉城山に上がる

上の駐車場から続く若松の尾根に茂ったシダ。ソヨゴを刈る。ここは小吹さんが一本見つけた場所だけれど、ずいぶん以前の事になってしまった。

 

香川山三品班はBC裏山という地の利があるのか多少の雨にはひるまない。

ここは地掻きも凄いがシシ垣も立派。戦国なら山城か

 

BCのねむ木の上では花咲爺さんの定位置に腰に七つ道具の弁慶が陣取ったようなことになりまして、まず取り出しましたるは、、

大きな枯れ枝の下には電線がとおり、その下の道路には車もあり、普通に倒すわけにはゆかない。徐々に切り詰めたり、ロープをかけて引きながら伐ったりするのだが、またその作業位置が木の上であったりと難しい技術をみせてもらった。伐ったねむの木の年輪は20年余。斜面の松と略同輩というか。

焼き豚ランチ

 

畑のバジルが育ってきた

馬鈴薯の幼稚園児を回収する。何者かがジャガイモ畑を掘り返していった。北海道では超小粒の新ジャガは馬のえさすると呟くと総スカンを食らった。もっとも揚げると美味しい。何やら馬術部を経由する円環を思ってしまうのだが、来週はバジルとともに食卓に載せる予定。

ヤマガラの里ではササ百合が咲いている様子で、来週は(くま)苺を採りにゆく予定の由。

  来週末(6月22日土曜)の定例日には元気に再会を!!  (内田記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1421  京都でも 梅雨マツタケ 発生可能であったが・・・・・

2019年06月10日 |  マツタケの林地栽培 

6月14日(金)は、第689回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください.山での作業には、無理なく人目を気にせず自分のペースで水分補給と日陰で休憩をとりましょう、いやとらねばなりません!!

梅雨マツタケ 
 言葉がいいのか、市場ではサマツもしくは早松茸とよんでいるが、サマツというきのこ(本郷さんの菌類図鑑によれば「肉は空気に触れれば、淡黄褐色に変わる、針葉樹(まつ)に発生する」とある.)が、もっとも幻のきのこと言われるが、実際にある.
 従ってここでは、梅雨時分に発生するものを梅雨マツタケと表現する.ちなみに今年の発生は、これまた九州を飛ばしていきなり山口県に現れた.4月18日、108万円/Kgで大阪阪神百貨店で売られた(写真 1.毎日新聞).その後5月・6月にもでている.京都付近では、7月の祇園祭頃まで発生した記録がある(京マツタケの取り手談).

写真 1. 立派な梅雨マツタケ、山口県産である.毎日新聞

 マツタケの子実体(きのこ・食用部)は、低緯度地域では(恐らく岩手県当たりまで)、駱駝のふたこぶ型発生が見られる.というのも、子実体原基形成の刺激となる温度・19℃未満にシロ(菌根集団)表面がさらされる機会が年2度あるからです.春から梅雨に掛けて地温上昇、これが一度目、夏から秋に地温が下降、これが2度目である.
 図1は、岩倉香川山で測定した5月の地温データ(地表下10cm)である.図中に2本の横線が引いてあるが、上の横線は19℃を、下の横線は12℃を示しています.最初に19℃ラインを地温がよぎった時刻は5月11日13時と14時の間である.シロが刺激温度に瞬間さらされると生殖成長へ代謝が切り替わる.
 しかし、次いで19℃以上の温度にさらされるとスイッチが元に戻ることがある.また、原基形成後の気温上昇はその成長に障害を及ぼす.秋の発生ほど観察がなされていないため、詳しいことは不明です.
 図1を見ると、これを幾たびか繰り返している様子が見られます.その間に適当な雨があれば、香川山にも梅雨マツタケが発生した可能性があったと思われます.発生条件がうまくかみ合わなかったと想像します.

図 1. 香川山地温データ(5月一部)
 
 子実体発生条件、これは温度変化だけではなく、雨も大切な条件です.当然のことながらマツタケの生活する生息地(例、アカマツ林)が健全であることが基本です.これからは、気温も上昇の一途だろうから、でも寒い日がありますが、温度刺激は秋まで待つことになるでしょう!

アカマツの伝染病の源の運び屋-マツノマダラカミキリ-発見
 6月8日、香川山南東斜面アカマツ林で、若い柔らなアカマツシュートが折られていたため、ひょっとしてと思い、付近を探すと写真2のように羽化したマツノマダラカミキリを発見しました.撮影後、捕獲・処分しました.
 私たちの活動エリアは、枯れたマツを見ると伐倒・処分をしているが、周りに枯れマツの放置が目立ち、関心の薄さに地団駄踏を踏みつつもいかんともしがたいため諦め状態である.だから 伝染病は収束を見ないのである.
 成虫カミキリの後食痕から、マツノザイセンチュウがアカマツ樹体に侵入する.次いでその木は、仮導管細胞の過敏感反応で枯れることになる.まつたけ山復活させ隊の皆さん! 手入れしながら観察なさってください.

写真 2. 羽化したマツノマダラカミキリの成虫 柔らかい枝を後食する.その際、気門から線虫が傷口を通って樹体内に移動する. 

【お知らせ】

1)龍谷大学 農学部 岩堀ゼミ新入生 体験見学
【日時】7月20日(土)午前10時30分~
    1年生17名がマツタケ山づくりを体験します.

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者  男厨シェフ  特別企画 

689 06月14日(金) 内田
690 06月22日(土) 吉村   内田
691 06月28日(金) 三輪
692 07月06日(土) 宮崎
693 07月12日(金) 内田
694 07月20日(土) 吉村   松浦     JIDFラボ2  龍谷大学農学部 岩堀ゼミ学生17名体験学習
695 07月26日(金) 三輪
696 08月03日(土) 宮崎
697 08月09日(金) 吉村    濱稔の碑 詣 献酒
    盆休み                 
698 08月24日(土) 内田   松本
699 08月30日(金) 三輪
700 09月07日(土) 宮崎
701 09月13日(金) 内田
702 09月21日(土) 三輪   川﨑
703 09月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(aかb)をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にする.
 ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.分からなくなったら吉村(下記)に電話ください.

b)車の方は、京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1420

2019年06月08日 |  マツタケの林地栽培 

第688回(6月8日(土))活動報告

 

午前中は昨日から続く久しぶりの雨。畑の緑も元気そうに感じられました。

 

 本日の参加者は、前田、有山、松浦、橋本、大島、松本、ホリイ、藤井(信)、三品、内田、川本、中野、太田、尾林、山田、藤井(貞)、阿閉(仁)、阿閉(眞)、宮崎、桑野、吉村、川崎、西村の23名の方々でした。

午前中は雨模様だったためベースキャンプでの作業が中心となりました。


三品班は”巻き枯らし”の施業。

厚く堆積した腐植を取り除く”地剥ぎ”も進行中。左下から右上へ伸びるミミズ腫れ様のラインは地剥ぎのフロントラインです。

本日の昼食はツタンカーメンの豆ごはん、シャケなどなど。

午後から雨も上がったので三輪班は玉城山へ。筆者も作業に参加しましたので他の様子を取材できておりません。悪しからず。
三輪班は枯損松の伐採搬出などを行いました。

畑の様子。

(宮崎 記)


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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1419 マツタケなど きのこのことを 学びませんか? まつたけを食べ尽くす(写真)

2019年06月03日 |  マツタケの林地栽培 

 6月8日(土)は、第688回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.山での作業には、無理なく人目を気にせず自分のペースで水分補給と休憩を大切に!!

 私どもまつたけ山復活させ隊(まつたけ十字軍改め)は、2005年6月に京都岩倉香川山で京マツタケ復活活動を始めました.各作業班は、作業エリアの生態系に合わせて、今も、アカマツ林再生やマツタケの生活するアカマツ林づくりに取り組んでいます.

当初は、参加者のためにマツタケ林地栽培の方法論を学ぶ機会を時々設け、マツタケと寄主樹の生態などを勉強したものです.今は、そのような機会は設けていません. 当初メンバーの方々は、マツタケの林地栽培論を実践に活かしています.残念ながら、途中参加の方は、マツタケの生物学を学んでいません.

マツタケが好む林のイメージを描いて作業する、これで理論と実践が揃って完璧かな!!と思います.少し時間が掛かりましたが、2016年秋この香川山に京松茸が、40年振り(?)に顔を出しました.大変嬉しく、仲間と小躍りしたことが思いだされます.マツタケのシロも5つに増えました.

 活動開始以来14年が過ぎます、この間、マツタケ情報も増えています.下記お知らせ(1)のきのこ講演会にご参加下さるようお勧めを致します. 初めての方々にはマツタケを知る機会に、オールドメンバーズの方々には生物としてのマツタケをもう一度見直す機会になります.
また、生のきのこを観察する京都御苑のきのこ観察会に参加されることも有意義と思います[お知らせ(3)].この会は、きのこの観察・勉強にうってつけです.

僕の講演は、以下のことを話す予定です.
1)国産マツタケ生産量の推移
    直近10年:1930年代の0.7%
  減少要因は四つ
   1.アカマツ林の面積減少
   2.壮齢アカマツ林の変質
   3.アカマツ林の老齢化  
4.気候変動のあおりを受ける(異常気象の常態化)
2)マツタケの生活 in Vitro and in Situ
相利共生、でも少し特別⁈
 Hostと6つの親和性
マツタケとアカマツの共生の実態は!
    相利共生関係は安定か?
3)マツタケ山再生法
   林地栽培方法論
    マツタケが好むアカマツ林とは
    植生調節・地掻の効果
    林地栽培の課題
   岩手県岩泉町の例(生産量現在50Kg/1ha)
   まつたけ山復活させ隊の例
   若齢アカマツ林のマツタケ発生例

“今日”、採れたまつたけです(写真1 某年、某地).いろんな食べ方を試してみましょう!

写真 1.本日の収穫です.
 まずは定番から、焼く(写真2.3)、土瓶蒸し(写真4、5)、まつたけご飯(写真6)、次いではもすきなべ(写真7)、鶏すき(写真8)、牛すき(写真9)、天ぷら(写真10)、フライ(写真11)、松茸酒(写真12)外国では、中国風きのこ鍋とサラダ(写真13.14)、韓国慶州風ジンギスカン(写真15)などがある.

写真2. 陶芸班手作りの七輪でマツタケを焼いている.

写真 3. 畑のスダチを掛けて食す.

写真 4. 香川山で戴くマツタケの吸い物写真 5. 料理屋さんの土瓶蒸し(NHK)

写真 6. これだけリッチにマツタケを入れると誠に素晴らしい!

写真 7. 京伏見の某料亭の はもとまつたけ の鍋

写真 8.鶏のすき焼きにいれた.牛より癖が少なくこちらを好む人も多い.

写真 9.牛のすき焼き.まつたけが牛に負けるという人がいるが、そんな思いを持ったことがない.

写真 10.松茸の天ぷら写真 11.松茸のフライ、姿が見えない.やはり洋風なのか?

写真 12. 少しあぶって日本酒に漬ける.豊かな風味とともに体に良い成分が酒に移る.

写真 13. 皮をむいたスライスマツタケを向こうの鍋に入れる.油ギョトギョト、友人は3日ほど下痢が続いた.

写真14. まつたけのサラダ かなり辛い

写真15. 外国では、唯一まつたけ好きの韓国・慶州の牛肉とまつたけのジンギスカン  彼らは、生の松茸スライスにニンニクを載せて食べる.旨いという.

 東アジアのマツタケの味わい方をざっと見ましたが、所変われば食べ方も随分変わる. 日本海が形成されヒマラヤの冷涼気候が緩和され四季の移ろいがはっきりとした日本の味わい方(五感で感ずる)がシンプルで素材を活かした食べ方でしょう! 

【お知らせ】

1)きのこの講演会
 1.機能性の研究から新品種・栽培技術開発まで~バイオテクノロジーの視点から~
   ホクト(株) キノコ総合研究所 研究開発課 小林 仁
 2.まつたけ山再生活動から見えてくるもの~微生物生態学の視点から~
           元岩泉まつたけ研究所所長 吉村 文彦
                       
【日時】2019年6月6日(木)14:30~16:30
【場所】キャンパスプラザ京都4F 第3講義室
【参加費】無料
【主催】農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室
    問い合わせ先はNPO法人近畿アグリハイテク( http://kinkiagri.or.jp/event/2019lecture.pdf )      (公社)農林水産・食品産業技術振興協会

2)イワタ山マツタケ山づくり
【日時】6月6日(木)9時京奈和道精華下狛料金所先左側 
           途中下車無し各自弁当を用意
【作業内容】ネット内地掻きとネット補修 参加申し込みは、川本 勝さんまで

3)きのこ観察会と顕微鏡観察会
【日時】6月9日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時 
           きのこ検鏡:13:30~15:00 閑院宮邸跡
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
【主催】京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
【参加料】無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園で、動物・植物・菌類の採集は禁止されています.


【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

688 06月08日(土) 宮崎
689 06月14日(金) 内田
690 06月22日(土) 吉村   内田
691 06月28日(金) 三輪
692 07月06日(土) 宮崎
693 07月12日(金) 内田
694 07月20日(土) 吉村   松浦   JIDFラボ2
695 07月26日(金) 三輪
696 08月03日(土) 宮崎
697 08月09日(金) 吉村
698 08月24日(土) 内田   松本
699 08月30日(金) 三輪
700 09月07日(土) 宮崎
701 09月13日(金) 内田
702 09月21日(土) 三輪   川﨑
703 09月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(aかb)をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にする.
 ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.分からなくなったら吉村(下記)に電話ください.

b)車の方は、京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

先輩のYさんから高額のカンパを頂戴しました.心から感謝申し上げます.
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

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