まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1460 香川山のマツタケ 次回には何本増えているか! 楽しみです.

2019年10月28日 |  マツタケの林地栽培 

11月2日(土)は、第706回活動日です.ブログ報告は宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお越し下さい. 滋賀県彦根市 荒神山クラブから数名が見学にきます.

三品さんから報告があり、シロ1のマツタケは立派になってきている. 28日新たに、シロNo.2に1本、No.3に2本発生.計20本となりました
 
 前回活動日は降りしきる雨の中、21名の参加者は、香川山に発生したマツタケ観察で大いに盛り上がりました.調理も大変な雨、手の込んだ料理が用意されました(写真 1).

写真 1. 本日の昼食

食事当番の皆さんに大いに感謝せねばなりません.カキの実も熟してきました(写真 2).写真2. もう秋ですね!
 食事中の皆さんの様子をご覧下さい.


【お知らせ】

きのこ観察会

1)京都御苑きのこ観察会
【日時】11月10日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)御所内を巡ります.
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人・同定人:佐野修治氏) HP( http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/ )参照下さい.
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園で、動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

2)TAKEVERA EXHIBITION 2019
会期:2019年11月18日(月)~11月23日(土)
 会場:栖賢寺(セイケンジ)鳳凰閣 左京区上高野水車町20(叡電 三宅八幡駅下車徒歩7分)
    入山料/支納金 500円以上
  
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と休息を日陰でとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動期には危険です.

7.京都や滋賀で、2009年以降、真っ赤な体とクワガタのような大あごを持つヒラズゲンセイの生息が確認されている.ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ.体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがある。クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや古い木造家屋などに営巣、多様な場所で見られるという.

8.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 害獣侵入予防装置を閉める・ロックを忘れないように願い上げます.
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

708 11月02日(土) 宮崎
709 11月08日(金) 内田
710 11月16日(土) 池内  松本
711 11月22日(金) 三輪
712 11月30日(土) 吉村
713 12月06日(金) 宮崎
714 12月14日(土) 池内  川崎
715 12月20日(金) 内田       忘年会
      2020年
716 01月11日(土) 三輪
717 01月17日(金) 吉村
718 01月25日(土) 宮崎  松浦
719 01月31日(金) 内田
720 02月08日(土) 池内
721 02月14日(金) 三輪
722 02月22日(土) 吉村  内田
723 02月28日(金) 宮崎
724 03月07日(土) 池内
725 03月13日(金) 内田
726 03月21日(土) 三輪  松本
727 03月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記「車の方は」をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
岩倉 村松行きバスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

車の方は、
京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

 
§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1459  香川山 マツタケ17本発生 新記録です!

2019年10月25日 |  マツタケの林地栽培 

25日 第707回(雨)の参加者は、名簿記載順に小長谷、前田、ホリイ、川本、TAKE、ゆうき、周田、三輪、内田、川崎、中野、三品、藤井(貞)、橋本、北村、有山、尾林、マリコ、吉村、西村、シバヤマさん達21名でした.

 今年、各地のマツタケ産地の発生は、寂しさを通り越してむなしい感じの報にあふれているため、まつたけ山復活させ隊の試験地ではどうなるかと気がかりでした.
 
 では、発生写真をご覧下さい.

写真 1. 真ん中左に11本、未だ小さい.1本のピン傍に1本、右上に5本のピンが見えるが内1本は小さい.

 写真1は、全体が見えます.シロの上部に偏って発生.左に10円玉から1円玉の頭が11見える.1本のピン横に一つ.右上に5本のピンが立っている.
 少し寄ってみましょう.写真2は頭が見えはじめたもので、写真3は、右上の5本で、内1本は1円玉程度のものです.

写真 2 11本が集まって発生 写真 3. 写真1の右上のもの

 

 

 ブログ等に書きましたが、22日に発生を仲間が確認(5本、少し頭のでかいのがあった)、以降23日に1本、24日に11本、25日は0本で計17本の発生となっています.しかも不思議なことにシロNo.1に発生が、目下、限定されています.過去の香川山発生状況は、2016年14本、17年1本、18年3本で、これらと比べて新記録、また、シロ一つの発生数は、No.2に7本が最高でした.
 
 10月の雨は25日間に13日降っています(10月25日まで).この雨は発生に良いはずですが、残りのシロには発生がない.この理由も色々考えねばなりませんが、残りのシロも若く元気であると思えるので発生がないことは世界的不作の要因に呑み込まれているのだと思います.しかも一つのシロに17本の発生と発生シロが限定されている.
 
 実は、このシロNo.1は、保温と保水をねらって保育作業をこの春から施しています.今のところ、この効果であると考えています.
 この冬、近くの原っぱで茅を刈り取り保管しておいた(写真4).2月頃から、シロ周辺を茅で覆った(写真5).地温の最低が19℃を下回った10月11日、茅を除去した(写真6).この状態でビクビクしながら発生を見守っていたわけです.

写真 4. 茅の刈り取り

 写真5. シロNo.1の周辺を茅で覆う.

 写真 6. 最低地温が19℃を下回った10月11日に覆いを取り去った.

来週は,どうなっているか楽しみです.皆さんにお願いがあります.

 マツタケの発生位置近くにピンをたてています.マツタケを抜いた時、石突き跡に正確にピンを打ち直します.こうしてシロの変化(発生数、形、拡大距離、健全性など)を調査しています.ピンは、決して抜かないようにお願いします.

 

吉村 文彦
まつたけ山復活させ隊

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1458  今年のマツタケは分からない!? 京都も、大変悪い作柄

2019年10月21日 |  マツタケの林地栽培 

 10月22日朝、京都岩倉・香川山シロNo.1に5本のマツタケが発生した.

写真 1.香川山に出たまつたけ(三品さん発見.宮崎さん撮影)

香川山マツタケ情報

シロNo.1は、今年の春からシロの保育を目的に茅で覆っておいた.目下、そこだけの発生です.

10月22日 シロNo.1 5本発生

10月23日      2本発生

10月24日      10本発生

 
 10月25日(金)は、第706回活動日です.ブログ報告は吉村です.当日夜、是非ご覧ください.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお越し下さい. 
 
 マツタケの原基形成は、シロ表面温度が19℃を下回ることが必要とされている(寒冷地は除く).その後適当に雨があり気温が19℃を超えることがないと1週間から10日で地表に頭を出す.さらに1週間から10日で開傘日(傘裏の膜が全部破れる)となる.その後は大きさも縮み重さも減る.やがて地温が12℃を下回ると新たな原基形成がほぼなくなる.これらは順当な子実体の成長である.今年の発生に関与した菌根は、原則的には死んでしまう.不作の二大原因は気温の上下と雨不足で、1990年以降、発生期の気候変動に泣かされている(気候変動の定着).

 岩手県岩泉町の複数のマツタケ集荷業者さんは、発生はほぼ終わりに近いと仰っている.また、今年は、早い頃、発生が始まって途中で止まったらしい.長野県も発生期前(7月頃)に温度が下がり夏マツタケが大量に出て、秋本番に発生が少ないという.岩手県も長野県と同じで不作あるいは凶作のようです.二大産地がこれでは、全国的に不作となるだろう.山形、会津もダメ.
 西日本では、まつたけ山復活させ隊の富喜試験林も惨めな発生であった.香川山は未だであるが、兵庫、岡山、山口、四国などはどうであろう?
 中国雲南省ももう一つ、韓国もダメ、世界同時不作です.

【お知らせ】
1)坂本奈穂・髙木巳樹恵 作陶展
 会期:2019年10月16(水)~10月22日(火)最終日は午後4時閉場
 会場:高島屋 大阪店6階ギャラリーNEXT

2)TAKEVERA EXHIBITION 2019
会期:2019年11月18日(月)~11月23日(土)
 会場:栖賢寺(セイケンジ)鳳凰閣 左京区上高野水車町20(叡電 三宅八幡駅下車徒歩7分)
    入山料/支納金 500円以上
  
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と休息を日陰でとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動期には危険です.

7.京都や滋賀で、2009年以降、真っ赤な体とクワガタのような大あごを持つヒラズゲンセイの生息が確認されている.ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ.体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがある。クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや古い木造家屋などに営巣、多様な場所で見られるという.

8.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 害獣侵入予防装置を閉める・ロックを忘れないように願い上げます.
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

707 10月25日(金) 吉村
708 11月02日(土) 宮崎
709 11月08日(金) 内田
710 11月16日(土) 池内  松本
711 11月22日(金) 三輪
712 11月30日(土) 吉村
713 12月06日(金) 宮崎
714 12月14日(土) 池内  川崎
715 12月20日(金) 内田   忘年会
      2020年
716 01月11日(土) 三輪
717 01月17日(金) 吉村
718 01月25日(土) 宮崎  松浦
719 01月31日(金) 内田
720 02月08日(土) 池内
721 02月14日(金) 三輪
722 02月22日(土) 吉村  川崎
723 02月28日(金) 宮崎
724 03月07日(土) 池内
725 03月13日(金) 内田
726 03月21日(土) 三輪  松本
727 03月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記「車の方は」をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
岩倉 村松行きバスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

車の方は、
京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

 
§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1457 朝から小雨の天候でも多くの参加者 

2019年10月19日 |  マツタケの林地栽培 

令和元年10月19日、本日は例会日。天候は朝から小雨降るという参加される方は、

今日はどうしようという条件。本日の参加者は次のとおり。

関、前田、村岸、松浦、TAKE、中野、三輪、内田、尾林、藤井(貞)、有山、

ホリイ、グローバルゼミ11人、吉村、松田(武)、松田(三)、吉川、シバヤマ、

西村の方々。

 朝から吉川さんが部材を並べて何かを作ろうとしています。

関さんと村岸さんが建築用部材を地面に並べ、水準器を使って水平な土台作りをしています。

先程用意した鉄板をボルトとナットで繋ぎ合わせました。

 

 煙突もつけられて、何やら鉄製のストーブのようなものが出来上がりました。鉄板の水平部分は焼肉や

お好み焼きも出来そうですね。早速火入れをしましたよ。小雨の中でもよく燃えています。

グローバルゼミの11人がせつ畑で吉村代表の説明を受けています。

 玉城山の三輪班は台風後の様子が心配なので作業場となっている山に入りました。落枝は沢山散乱していましたが、

倒れた樹木は見当たらずほっとしました。

大阪方面もよく見えています。

ベースキャンプに戻り、今度は香川山の様子を見ました。イノシシが来ているようで木の根を掘り返した跡が

ありました。

三品班の様子。 

 今日は班長がお休みですが村岸さんが一人で前回伐採した樹木の整理やその他の作業をしておりました。

今日は比叡山は霧の中で見えません。

畑の全景

 人参、大根などの野菜類、これもお昼の具材となります。

茶畑の様子

 

そうこうしているうちにお昼時間となりました。本日はカレー。

 昼食を終えて

 この日は天候不順で小雨が何回かに分けてやってきて、山での作業もできないのでここで

引き上げることにしました。

 文責 三輪

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1456  マツタケ 世界的に不作らしい 丹波篠山でKg552万円 Woo-m!

2019年10月14日 |  マツタケの林地栽培 

香川山設備・東側の食事棟が台風19号の風で壊れました(前田報告).橋本棟梁が15日(火)に修理くださいます.お手すきのかたは応援をよろしくお願いします.
 
 台風19号のまれに見る広域で且つ甚大な被害、風もさることながら雨による被害の大きさに驚いています.被災された方々に心からお見舞いを申し上げます! テレビが報ずるような被害を受けると、年金生活者など弱者は、この絶望からどう這い上がれるのか!たまらない気持ちだ.
 世界的に生じている気候変動にこの先を恐怖する.そのために「日頃の生活を真摯に点検する必要がある!!」と思うものの、生態系の人為的破壊、それは個人的なものから体制がらみの破壊まで色々あり、それは止まることなく進んでいる現状を見るに、世の中を我々の生活を縮小する確実な手立てを導入すべきだろう.しかしこれは拒否されるだろう.人の欲は,御しがたい!
 
 10月19日(土)は、第706回活動日です.男厨シェフは,カレーの松本 忠明さん.ブログ報告は三輪 新造さんです.当日夜、是非ご覧ください.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお越し下さい. 当日京都造形芸大 那木ゼミ12名の見学があります.
 
 まつたけ山復活させ隊メンバーのTAKEさんの個展と陶芸窯づくりや陶芸指導でお世話になった陶芸家髙木巳樹恵さんの作陶展開催のお知らせを下記に載せました.是非お出かけください.
 図 1. Kg552万円で落札されたまつたけ 料亭で吸い物に使われた(10月1日 丹波新聞).

表 1. 京都市場のマツタケの価格(10月12日)大分 値が下がってきた?
 マツタケの発生は、桜前線の逆に北から南へと移動する.北海道は終わった.福島もダメらしい.岩手、長野が台風一過の気象変化で急速に減少するかどうか、残念ながら今後の気象如何のため、わからない. 
 10月1日、兵庫県丹波篠山市で、今シーズン初めてのマツタケ(192g)にKg552万円の値が着いた.地元の料亭で吸い物に供された.(図1. https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191001-00010002-tanba-l28).
 10月12日の京都市場における松茸の価格は表1の通りでKg当たり15万円と安く(!?)なってきている.発生が全国的に見られるようになったためだ.
 西日本では、目下、京都、奈良、和歌山、徳島、岡山、山口で発生しているが、これからからという地域の生産量を加味しても不作であることはかわらないだろう.
 まつたけ山復活させ隊富喜試験林の10日の調査では、未だ発生が続きそうだ(発生した子実体の形態で判断.16日に再調査).が、連携の取れない複数の採取者が出入りするため、実情把握が難しい.
 北米大陸の様子はよく分からないが、中国も韓国も発生は芳しくなく、日本と同様である.こんな世界的不作は初めての経験で、地球規模の気候変動が、そういえば梅雨明け以降変なお天気だった、マツタケの成長段階の各ステージでマイナスの影響を与えているためである.  
 
 香川山でも、地表10cm下の最低地温が19℃を下回った(写真1)ので、シロNo.1の覆いを取り除いた(写真2).マツのザイセンチュウ病枯損マツを始末する(写真3).

写真 1. 10月5日~11日の間に、最低気温が19℃を下回った(香川山)

写真 2. 香川山のシロNo.1の覆いを取り去った.

写真 3. この時期にマツノザイセンチュウ病でアカマツが枯れた.三品班が伐倒処理を行った. 

【お知らせ】
1)坂本奈穂・髙木巳樹恵 作陶展
 会期:2019年10月16(水)~10月22日(火)最終日は午後4時閉場
 会場:高島屋 大阪店6階ギャラリーNEXT

2)TAKEVERA EXHIBITION 2019
会期:2019年11月18日(月)~11月23日(土)
 会場:栖賢寺(セイケンジ)鳳凰閣 左京区上高野水車町20(叡電 三宅八幡駅下車徒歩7分)
    入山料/支納金 500円以上
  
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と休息を日陰でとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動期には危険です.

7.京都や滋賀で、2009年以降、真っ赤な体とクワガタのような大あごを持つヒラズゲンセイの生息が確認されている.ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ.体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがある。クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや古い木造家屋などに営巣、多様な場所で見られるという.

8.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 害獣侵入予防装置を閉める・ロックを忘れないように願い上げます.
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

706 10月19日(土) 三輪  松本  京都造形大 那木ゼミ 12名見学
707 10月25日(金) 吉村
708 11月02日(土) 宮崎
709 11月08日(金) 内田
710 11月16日(土) 池内  松本
711 11月22日(金) 三輪
712 11月30日(土) 吉村
713 12月06日(金) 宮崎
714 12月14日(土) 池内  川崎
715 12月20日(金) 内田    忘年会
      2020年
716 01月11日(土) 三輪
717 01月17日(金) 吉村
718 01月25日(土) 宮崎  松浦
719 01月31日(金) 内田
720 02月08日(土) 池内
721 02月14日(金) 三輪
722 02月22日(土) 吉村  川崎
723 02月28日(金) 宮崎
724 03月07日(土) 池内
725 03月13日(金) 内田
726 03月21日(土) 三輪  松本
727 03月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記「車の方は」をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
岩倉 村松行きバスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

車の方は、
京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男

§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1455

2019年10月11日 |  マツタケの林地栽培 

10月11日(金)第705回活動日の報告

また台風が近づいてきている。午前中は晴れ間も見えていたが午後からは曇りだした。25度を超え蒸し暑くなってくる。

昨日は高野山で(まつたけの)発生を調べたのだが、香川山ではまだ地温も適温には達していない様子で、楽しみはもう少し先になりそう。

今日の参加は、前田・有山・橋本・大島・内田・川崎・吉川・ホリイ・中野・周田・尾林・北村・三品・山田裕美・藤井貞子・大久保・TAKE・川本・小長谷・三輪・松田洋子・松田武久・松浦・まりこ・吉村・シバヤマ さんの27名だった。

香川山のまつたけに眼があるとしたら、こんな具合に見えているでしょうというアングル。これ、はやくメを出さんかい!

 

楽しみはもう少し先にということになり、今日の山作業は各班それぞれの展望が読み取れるものになったようでした。

玉城山三輪班。午前中玉城山の調査午後澤田山川本班作業区域見学

 

澤田山桑野班。本日は休業でしたが繁見峠の松は緑に、それは立派に輝いておりました。

 

澤田山ヤマガラの里。A地区の補整作業。コナラ3本が横の鹿ネットにかからないように上手に倒された。

 

澤田山川本班。下は午後、三輪班が一緒にcoffeeを頂きましょうと押しかけてきたところ。横のコナラの樹液に集まってカチカチ歯を鳴らしているスズメバチたちはひたすらに精勤の様子。

 

香川山三品班

午後訪問した時にはいつもの作業区は終えて、BC側でまつたけ発生区の保水涵養材や枯れ松の整理にかかっていました。

 

昼食

焼きそば・おにぎり・ヤマメ塩焼き。香川山ではヤマメは鋏で3等分する?

 ヤマメの2/3は隠れているのではない。

 

生き物

玉城山の林道で彼を追いかけていると、後ろで誰かが”東海の”と詠じた。そう、でもむかし臼さんと共謀したのは彼のご先祖の山(沢)の蟹さんだったとおもいます。まつたけさんも居たんだっけ。

台風19号が何事もなく行き過ぎてくれますようにと念じつつ解散。

では来週19日にはまた香川山BCでお会いしましょう。皆様お元気で!(内田記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1454  ー 岩田山試験林調査報告 ー

2019年10月10日 |  マツタケの林地栽培 

メンバー8名で、和歌山県富貴の「まつたけ山復活させ隊」試験林に発生調査に行ってきました。

入口にて記念撮影。

急登の作業道を試験林へ向かう。


週末に大型台風19号の襲来が予報されている中でしたが、お天気はまずまずの晴れたり曇ったりで、標高700m前後の試験林は気持ちの良い空気でした。
ごくおおざっぱですが、簡易温度計で測定した12:00ころの試験林の温度と地温測定値は、気温が約22℃、地温は日向で19℃、日陰で18℃くらいでした。下の写真は日陰の地温。


まずは腹ごしらえ。


発生確認は次写真のとおりでした。
(右端の小さい紫色キノコはマツタケではありません、ムラサキシメジ。)

地面はやや乾燥気味で大物は期待できないかとの感触でしたが、やはり固めで小ぶりのものが多かったです。
ただし乾燥気味で固めだったおかげか、すべて虫食いの無いきれいで形の良いものばかりでした。
でもとりあえず発生を確認できたのでよかったです。

発生現場写真。






他にも5、6種類の名称不明のキノコの発生を確認しましたが、やはり乾燥気味のためかマツタケ以外のキノコの発生も少なかった。


そして今回一つの大きな問題が見つかりました。マツタケの大敵と思われる「ケロウジ」の発生が見られたことです。
今後、ケロウジの増加がみられるようなら対策が必要になるかもしれません。

糞やリョーブの萌芽食など鹿の侵入痕跡も見られました。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1453  随分と寒くなってきました.でも変動の振れ幅が大きい!

2019年10月07日 |  マツタケの林地栽培 

10月11日(金)は、第705回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 JIDF里山再生と岩倉焼ラボ・まつたけ山復活させ隊まつたけ祭は、生の松茸なしのイヴェントになりましたが、中野さんを初め食当の方々の頑張りで好評裏に終わりました(前回宮崎報告).生の松茸なしというまつたけ山復活させ隊としては変則いや屈辱と言う思いを吹っ飛ばす料理が供されました.ご参加戴いた皆様、また多くの差し入れに厚く御礼を申し上げます.

図 1. 京都岩倉香川山の地温と雨の様子.9月21日に地表下10cmで19℃を呈している.10月になって温度は下降しているが、気候の変動がどう現れるか、心配です.

 京都岩倉香川山の地温を見ると(図 1)、9月21日午前4時に19℃を示している.シロの一部は、マツタケ原基形成刺激を受けた模様です.京都府下に於いてもそのようなシロはあると思われる.友人Iさんから連絡を戴きました.右京区梅ヶ畑(髙雄)、北区小野郷、中川、真弓、杉阪、宇治田原町からマツタケ発生の報告があります.でもどこもマツタケは不作の予兆があるとのことです.取り手の方々の見方がそれぞれあって大変面白いものです. 香川山では、シロは当日の最高地温20.5℃にさらされ、刺激はキャンセルされたと考えます.10月になって、地温は順調に下がっているように見えますが、今後どうなるでしょう?
 10月10日に、和歌山県東富貴の試験地の発生調査に出かけます.発生にお目に掛かれると期待します(問い合わせは川本 勝さん).

 前回の活動日に、仲間の池内正憲さんが、まつたけ山復活させ隊で使う米(300Kg)を運び入れてくれました.彼の米作りの工夫を書いた「今年の稲作」の様子を掲載しました.米作りなんて試みたことがないものにとっては、いやぁー、いろんな工夫があるものと感心しました.どうかお読みください.

2019年のお米ー米作りの工夫ー

 2019年は、疎苗を実践してみました。疎苗とは、通常と比べて苗を植える間隔を拡げて、一株を太くするというものです。苗間隔を拡げ、太陽が多くあたるようにし、肥料も多めにします。こんな感じです。刈り取り日に撮影した苗の足元です(写真1)。実は昨年も苗の間隔を拡げて植えたのですが、一部だけでした。こんな感じで育った(写真2)。

写真 1. 株間を広げている.そのために分けつ数も多い.写真 2. 昨年は、試験的に一部の株間を広げて見た.
 
 刈り取り時期は、2つに分けています。乾燥機に一度に入らないため、2度に分けるので、2度目の収穫は、1週間後となります。他所は、一度に連続乾燥するため、刈り取りは一度です.私は、食味を良くしたいので、乾燥に時間をかけます.2段乾燥します、数日おいて再度最終乾燥をします。そうすることで、均一の水分量にすることができるのです。通常の乾燥だと、水分量がばらつき、食味を考えず乾燥気味にしないと保存できないのです。
 JAは、乾燥気味でないと引き取りません。それで、2度目の刈り取り米は、すべてJA向けに処理しJAに納入としました。

 実はJAは、早い刈り取りのほうを欲しがるのです。なぜかというと青い米が3割以上欲しいと指導しています。少し青いのがあると、甘みがあるということらしいです。また、早く刈り取ると、小米が増えます。それは、肥料としてJAが引き取ります。

 刈り取りを1週間遅らせると、小米の量は半分になります。みんな成熟して収量は増えるのですね。で、自分たちの食べるコメは、1度目の収穫米にしました。^^;

 今年は、疎苗とともに、畦の近くには、苗を植えないということもしましたが、植えていない場所では、草が繁茂したため、草取りに苦労しました。実は、苗の周囲をトラクターで回れるようにして、土手の草と隔離しようとしたのですが、苗が土手のほうまで流れて育ったりしたため、トラクターを入れるのを躊躇せざるを得ませんでした。
 
 これらの結果、田のひろさに比べて、収穫量は減りましたが、苗の成長で一株の収穫量に関しては、1.5倍くらいになっているのではないかと感じています。 
 今年のコメは昨年よりも、もちもちでおいしいかも(写真3)。池内さんの米についての連絡先(090-7889-2642)

写真 3. ひと株の収量が1.5倍になっていると思われる.

【お知らせ】
きのこ観察会
1)京都御苑きのこ観察会
【日時】10月12日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時 
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)御所内を巡ります.
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人・同定人:佐野修治氏) HP( http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/ )参照下さい.
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園で、動物・植物・菌類の採集は禁止されています.


【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と休息を日陰でとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチア(ツツガムシ病)の媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症などが、日本で見られます..

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動期には危険です.

7.京都や滋賀で、2009年以降、真っ赤な体とクワガタのような大あごを持つヒラズゲンセイの生息が確認されている.ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ.体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがある。クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや古い木造家屋などに営巣、多様な場所で見られるという.

8.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 害獣侵入予防装置を閉める・ロックを忘れないように願い上げます.
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

705 10月11日(金) 内田
706 10月19日(土) 三輪   松本
707 10月25日(金) 吉村
708 11月02日(土) 宮崎
709 11月08日(金) 内田
710 11月16日(土) 池内   川崎
711 11月22日(金) 三輪
712 11月30日(土) 吉村
713 12月06日(金) 宮崎
714 12月14日(土) 池内   内田
715 12月20日(金) 内田       忘年会
      2020年
716 01月11日(土) 三輪
717 01月17日(金) 吉村
718 01月25日(土) 宮崎   松浦
719 01月31日(金) 内田
720 02月08日(土) 池内
721 02月14日(金) 三輪
722 02月22日(土) 吉村   川崎
723 02月28日(金) 宮崎
724 03月07日(土) 池内
725 03月13日(金) 内田
726 03月21日(土) 三輪   松本
727 03月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(aかb)をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.地理不案内の方は、バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車.(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約26分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

車の方は、
a)岩倉ゴルフクラブを目的地にする.
 ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.分からなくなったら吉村(下記)に電話ください.

b)京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停を目的地にする.その付近からから吉村(下記)に電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!

   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1452  ー マツタケまつり ー

2019年10月05日 |  マツタケの林地栽培 


まつたけまつり(写真をクリックすると拡大されます)。

第704回(10月5日(土))活動報告

 

本日は、まつたけシーズン入りを祝うまつたけまつりでした。
今シーズン、まつたけは全国的に不作のようで、おとといの地元新聞報道によると、京北産まつたけの専門店への初入荷があり、4本計260gで5万円越え、なんと20万円/1kg以上!の値が付いたそうです。
 ここ岩倉香川山での発生は例年、10月中旬以降なので、なんとか発生を祈りたいと思います。

本日の参加者は、前田、大島、ホリイ、北村、小林、山田、尾林、三品、川本、阿閉ご夫妻、柴山、三輪、有山、女坂、𠮷村、橋本、宮崎、猫田、岡坂、吉川、中野、マリコ、TAKE、大久保、内田、池内夫妻、西村、ツトムちゃんの30名のみなさんでした。

全国的なまつたけ不作(凶作?)の緊急事態に、代表のつてで岩手よりまつたけ酒用のまつたけを手配していただきました。

ボイルでアルコールを抜いています。

まずは賄い担当を中心にみんなでごちそうの準備。

陶芸班は窯出し。

おっ!マッタケとれてるやん!?

準備が整ったところで代表より開会あいさつ。司会は川本さん。

お久しぶりの窯ジイコンビの鍋奉行で、京都のまったけ料理の定番、カシワのすき焼きも。

今日のごちそう。

ごちそうの後はまったり懇談。

英気を養ったところでまた来週からまつたけ山作りを頑張りましょう。

(宮崎 記)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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