まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1284 オランウータン orang(人) hutan(森)のなんとも言えない悲しげな顔

2018年02月05日 |  マツタケの林地栽培 

2月9日(金)は、622回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.
  
 
川を渡るオランウータン

 写真1をご覧下さい.ヒトそっくりのオランウータンの顔、何を悲しむのか! 僕たちの生き方に問題があると思えてきます.
注オランウータンとは、ヒト科オランウータン属(Pongo)に分類される構成種の総称である。 語源は、「orang(人) hutan(森) = 森の人」である。 アジアの熱帯のみに生息する。ヒト亜科とオランウータン亜科の分岐は約1,400万年前と推定されている(Wikipedia) 。

写真 1.オランウータンは なに思う?
 

 8月のある朝、ボルネオ島インドネシア領のタンジュン・プティン国立公園にいたジャヤプラカシュ・ジョギー・ボジャン氏は、カメラを手に冷たい水に胸まで入っていった。川は、木の根からしみ出たタンニンによって赤茶色に染まっている。ワニを発見したら教えてくれるようレンジャーには頼んである。わずか数メートル先で水をかき分けて進むオスのオランウータンを驚かせないように、ボジャン氏はゆっくりと近づいて行った。

 「こういうときは、感覚がすべて麻痺してしまいます。痛みも、虫刺されも、冷たさも感じません。目の前で起こっていることに全神経を集中させているためです」。のちにボジャン氏は、ナショナル ジオグラフィックに対してそう語った。

 これが決して当たり前の光景ではないことを、ボジャン氏は理解していた。樹上にすむオランウータンが水を怖がることは、よく知られている。その長い腕は、泳ぐよりも木からぶら下がるのに適している。ならば、そのオランウータンがなぜ危険な川を渡ろうとしているのだろうか。

 ボルネオ島では、パーム油が採れるアブラヤシを植えるために森林伐採が進み、オランウータンの生息地が広範囲で消失している。そのため、以前なら近寄ろうとしなかった場所でも、彼らの姿が見られるようになった。ボジャン氏の目の前にいるオランウータンの奇妙な行動にも、そうした背景が関係しているのだろうか。理由はともあれ、その不安そうな表情と危うげなしぐさは、彼らが直面している脅威を象徴しているようで、見る者の胸を打つ。

 めったに見ることのないその厳かな一瞬が、2017年「ネイチャー・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の審査員たちをつき動かし、ボジャン氏の写真はグランプリに選ばれた(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180130-00010004-nikkeisty-life)。

列島が冷凍庫のようだ しかし、立春なのだ!
 インフルエンザが近年になく早く猛威を振るい、北日本や北陸では大雪、我々の地も春は遠い.でもこのような中、温度と日照を感ずる植物たちは、春を演出してくれる.でも動きは鈍い.写真は、上から菜の花、梅の花のつぼみ、ふきのとう、オオイヌノフグリの花


 
 

【お知らせ】
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

622 02月09日(金) 宮崎
623 02月17日(土) 池内   内田
624 02月23日(金) 内田
625 03月03日(土) 三輪
626 03月09日(金) 宮崎
627 03月17日(土) 池内   松本
628 03月23日(金) 吉村   

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

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§カンパありがとう!
     

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

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