野田さゆりのつぶやき日記

日々の暮らしの中で思うこと

田中まどか議員に対する議員辞職勧告 日高市議会に抗議文提出

2020-03-30 13:31:38 | 議員活動、研修報告、調査、その他

田中まどか議員のSNS発信や議会報告に掲載した内容に対してなぜかクレームがつき、
3月の日高市議会最終日に、緊急動議が出され、「議員辞職勧告決議」がなされました。
提出者・賛成者10人、反対2人、退席2人でした。

田中議員のFBからのコピーです。
    
「議員を辞職せよとまで言われる理由は、私のフェイスブックへの投稿記事や議会報告紙の掲載記事が、
間違った情報、誤解を与える情報、誹謗中傷、日高市議会や他の議員をおとしめようとするものであり、
「日高市ソーシャルメディアの利用に関するガイドライン」に違反するというものです。
決議文は長文なので、かいつまむと、
・予算審議や決算審議において質疑をする議員が少なすぎることを「何もしなかった」と決めつけたことは
 他の議員への侮辱行為にあたる。
・私の議会報告紙に載せた漫画が「市職員が誠実に市民に対応していない」と誤解を招き、職員に対する名誉棄損にあたる。
・令和2年度予算案に対して「重点施策を銘打ったものでさえ目玉事業も新規事業も無く、
 わくわく感がない」と書いたのは市政に対する侮辱である。
・新型コロナウイルス対策で一般質問取りやめ、委員会の傍聴不可、本会議への傍聴自粛を全員一致で決めたにもかかわらず
「一般質問を中止すべきではない」「本会議のみ傍聴可能」と書いたのは、市民の命を危険にさらす問題記述である。


こんなことで議員辞職せよはないです。
そもそも辞職勧告を受けても法的拘束力はありませんし、
議員として適確かどうかは4年ごとの選挙で選挙民が判断することです。
誠実に議員の責務を果たし、住民の皆さんに真摯に向き合っている議員を
貶めるようなことがあってはなりません。
因みに昨年の問責決議後の選挙で、田中議員はトップ当選です。



急遽、抗議文を日高市議会に提出をすることになり、超党派の議員・元議員に呼びかけたところ
数日間で176人の賛同をいただき、本日9時に提出してきました。
予めアポを取っていたのですが、明確な理由なく正副議長は不在。
抗議文受け取りは写真の如く、受付窓口で事務局対応です。

元東京都荒川区議の瀬野さんも800筆のインターネット署名・コメントを手渡されました。
荒川から6時半頃には自宅を出られたとか。



日高市役所でパチリ。

田中まどかさんからのメッセージです。
「今回、私の議員活動に対する不当な決議に対して、近隣の親しい議員だけでなく、
全国の地方議員、議員経験者から多くのご支援をいただいたこと、本当に感謝しています。

議員なのに何も発言しないこと、予算審議に予算書を開かないこと、控室に市民を入れないこと、
とそれを批判することのどちらが許されないことかは子どもでもわかります。
なぜ指摘や批判する側ばかりに言葉遣いや行儀や作法を求められなければならないのでしょう?
ましてや私は議員ですから、市民の利益にならないことは指摘し、発信する役割にあります・

今回のことで、全国の市町村議会で辞職勧告まではいかなくても、同じようないじめを受け、
私と同じような思いをしている議員がいることが改めてわかりました。
今回のことは私だけの、日高市議会だけのことではないのです。有権者にこの現状を
しっていただき、選挙でのより良い選択を真剣に考えていただきたいと思います
                                   2020年3月30日」

今後、賛同下さった全国の議員にアンケート調査を実施予定です。
新型コロナウイルスのまん延状況がどのように推移するかは分かりませんが、
落ち着いた頃に、情報交換する会を持ちたいと考えています。

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ああコロナ・・・コロナ・・・

2020-03-25 00:37:04 | くらし・アラカルト
3月23日に鳩山町危機対策会議(コロナウィルス対策本部)が開催され、
下記のことが決定されました。

・令和2年4月実施予定の町主催のイベント・事業等は、原則中止又は延期します。
・公共施設は休館を継続します。ただし、図書館は、閲覧・貸出しを行います。
・屋外施設(亀井運動場、梅沢運動場、中央庭球場、小用庭球場、テニスガーデン)ついては、
 町内在住者に限り、貸出しいたします。
・町立幼稚園入園式、小中学校入学式は、卒業(園)式に準じて行い、
 来賓出席はありません。

町のホームページに掲載されるそうですが、少し先にブログ読者さんに
お知らせしました。(*^_^*)


会場が借りられないため、4月の「こどものひろば」「こども&おとなのひろば」もお休みです。
卒業するこどもたち、入学するこどもたちに”おめでとう”を言う機会がなくて残念です。

6月開催予定だった実行委員会主催の「だれでもチャレンジステージ」は
中止となりました。

最大の注意を払い、身体や気持ちが萎縮しないように
気分転換しながら、もうしばらく我慢の日々ですね。

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山谷(やま)農場通信に「こどものひろば」の写真が

2020-03-24 00:58:35 | みんなのひろば(こどもたちの居場所づくり)

昨日、届きました。
信濃のフードバンク 山谷農場通信です。
「こどものひろば」「こども&おとなのひろば」で大人気のりんごジュースをたくさんいただいています。


りんごジュースを作っている様子です。


写真がとぼけていますが、その方が良いかと。(^_^;)
美味しい笑顔は読み取れるでしょうか。
毎年、たくさんのジュースをいただいています。


皆さんからお米などを集めて、必要な人たちに届けています。


送料など費用がかかります。
未使用切手・ハガキ、書き損じハガキなどをその費用に充てています。

山谷農場の藤田さんとの出会いは、生活クラブ生協「生活と自治」に紹介記事が掲載されたことでした。
厳しい生活をされている方に寄り添う藤田さんのお働きにご協力ください。

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使用済みのランドセルをミャンマーの子どもたちに

2020-03-20 22:27:59 | その他いろいろ
藤縄善朗さんのフェイスブックから転載しました。


「ミャンマーの子どもたちを支援する会」では、ランドセルを鶴ヶ島市内の小中学校の協力をいただき
組織的に集める予定でしたが、新型コロナウィルス対応でそれができなくなりました。
そこで、使用済みのランドセルがございましたら、下記宛にご送付いただきたくお願い申し上げます。
なお、恐縮ですが送料はご負担くださいますようお願い申し上げます。
〒350-2206
埼玉県鶴ヶ島市藤金852-16 ステーションテラス若葉1313
藤縄善朗
TEL 080-4065-2787

クラウドファンディングにもご協力ください。
詳細はこちらのサイトでご覧下さい。


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議会終わりました

2020-03-14 01:36:32 | 議会や町の動き

13日最終日でした。
町長からの提出議案はすべて原案通り可決・同意されました。

決議案を全会一致で可決。


発議第 1 号
財政健全化と起債残高減少の取組みに関する決議
上記の決議案を提出する。
令和 2 年 3 月 13 日
提出者  大賀  広史
賛成者  根岸 富一朗
賛成者  中山 明美

財政健全化と起債残高減少の取組みに関する決議

現在、鳩山町は厳しい財政状況におかれているが、安心・安全な住みよい町はとやまを
持続可能にしていくためには、安定した財政基盤の確立と財政規律を堅持することが重要
である。
町の財政運営においては、町民の十分な理解が必要であり、町民から付託されて審議を
行う議会は、行政が健全な財政運営を実行しているか監視する義務がある。
従って予算を審議する議会としては、町執行部に対し、現在までの財政状況は言うまで
もなく、将来の財政見通しを示すことを強く求めるものである。
現在、町では、普通建設事業に対する充当財源として町債の発行を重ね、起債額が増加
の一途をたどっている。ごみ焼却施設建設と連携して行っている北部地域活性化事業も、
大型公共事業が目白押しで、将来の財政負担が懸案事項となっている。更に憂慮すべきは、
補助金の見込みが外れても、実行予算の下方修正を殆んど行わず、起債の上積みに頼る変
更契約や、補正予算が後を絶たない事である。
昨年、執行部より中期財政見通しが示されたが、起債残高を減少させていく具体的な目
標値などは明確になっておらず、見通しが甘いと言わざるを得ない。
ここまで増加してしまった起債残高を減少させていくという意思が、予算編成方針にも
明示されておらず、後年度への過度な財政負担が増大している事は明白な状況と言える。
よって、議会は町執行部に対し、財政健全化と持続可能な町づくりの観点から、県内町
村の平均値を大幅に上回っている将来負担比率と実質公債費比率、経常収支比率を県内町
村の平均値以下となるよう務め、将来世代に過度な負担を残さないためにも、起債残高の
減少に取り組むことを求める。同時に中期財政見通しを毎年度示すとともに、将来の財政
運営への影響と対応について十分な説明責任を果たす事、更には5年後、10年後の起債
残高減少の目標値を定めることを強く求める。
以上決議する。
令和 2 年 3 月 13 日 鳩 山 町 議 会

議員の総意でしたので、副議長の提案、常任委員会委員長が賛成者です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実に3月議会は重い議会でした。
一般質問の準備で大わらわの時に、「予算が大丈夫か」「一般質問どころでないぞ」との声が・・・。
6対5で可決した議案が2件。
執行部は薄氷を踏む思いだったと思います。
改選後、始まった議員有志勉強会。毎月の取り組みが確実に議員のパワーアップにつながったと思います。
ただ会派ではありませんから、学び、意見交換はするけれど、議案に対しても個々の考えで判断します。
2元代表制を実感できた議会でした。
執行部の足を引っ張っているのでなく、議会の意向を力に変えて、住民福祉のために
よりよいまちづくりを進めてもらいたいと願っています。

議会後、全員協議会。
・選挙管理委員会委員・補充員の選挙について
  6月28日で任期満了です。  
・太陽光発電設置要綱改定について
  12月議会で採択された請願に基づき改定された要綱の説明
  改めてご報告します。(^_^;)
・新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策について
  国の対応策の説明
  町は16日に対策会議を開くそうです。
  
これまた終了後、議会便り編集委員会。
すごい(?)議会だったので、きちんとお伝えできるように
議会便りも頑張ります。


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長い1日

2020-03-12 23:18:55 | 議会や町の動き

本日は本会議。議案は令和2年度一般会計予算の審議でした。
鳩山町議会は予算審議も本会議制です。
予算は61億8600万円。最高の予算規模。
北部地域活性化事業第1期取り組みの最終年です。
・上熊井集落センター整備事業 7236万円
・泉井交流エリア事業 7億1634万円
・上熊井農産物直売所整備 1億5000万円
・ため池改修調査 3600万円
・ダイオキシン類濃度分析測定用クロマツ植栽工事 121万円
・町道52号線外整備事業 1171万円
・町道56号線外改良工事 4300万円
・町道495号線整備事業 4950万円
・町道1323号線道路維持事業 2000万円
町債は9億6180万円

大きな争点は北部地域活性化事業だと思います。
鳩山新ごみ焼却施設建設に伴う事業です。
地元と協定を結んで活性化事業に積極的に取り組むとなっていますから、
町も令和2年度の予算編成方針でしっかり取り組むこととし、予算付けしています。
ただそれが地元と協議していく中で、国からの補助金が予定通りでなかったり、
人件費や資材費の高騰などもあり予想以上に費用がふくれあがり、起債額が増えています。
借金をどうする?!人口減・高齢化の中で持続可能な財政運営が出来るのか?
問題があると思っているのは、おそらく全議員だと思います。
ただ予算に対する賛否の判断はそれぞれ違います。
場合によっては否決の可能性もありました。
否決された場合には、暫定予算を組むこととなり、
人件費や義務的経費のみで、政策的経費(北部活性化事業、デマンドタクシー、町営バスなど)は
外れ、町民の皆さんの生活には大きな影響があります。
他にもいろいろ大きな影響が予想されました。
昨夜はネットで実際に暫定予算を組んだ自治体の事例を調べました。(^_^;)

そんな中でどう判断するか、胃の痛い思いでした。
質疑は2時頃まで続きました。
討論、採決のあとにどんなことが待っているのだろうか・・・質疑が延々と続いて欲しいという気持ちでいました。
執行部は、もっと大変だったと思います。

結局6対5で可決となりました。
それぞれがよく考えた結果です。
賛成:小川、松浪、小鷹日坂、中山、石井徹
反対:根岸、大賀、関根野田
太字は討論をした議員です。11人中7人が討論しました。

☆私の反対討論
住民に対して説明ができません。
この数年間のハコモノ行政、はたして住民の理解を得られているでしょうか。住民の思いを反映したものなのでしょうか。
人口減、高齢化は確実に進んできています。日本全体がそうなのですから、鳩山町が爆発的に、今後、人口増になるということは考えられせん。
どう今ある施設を活かしていくか、大きな課題です。立ち止まって考える時だと思います。
地方債残高が増えています。高齢化と共に必然的に民生費も今後、増えていきます。
今回の予算は61億8600万円という大きな予算規模です。
北部活性化事業は大切だと思います。
しかし、余りにも膨らんだ予算は町民から理解を得られていません。
町としてきちんと町民に説明し、理解を得る必要があると思います。
また国の方針ですが、マイナンバーカード取得を積極的にすすめることには
問題があると思います。
以上の理由で、この予算には賛成できません。


明日は最終日です。
予算に関する決議を発議予定です。


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一般質問終わりました

2020-03-06 23:57:25 | 議会や町の動き
昨日、一般質問終わりました。
一般質問3日目の最後、待つ時間が長かった~!(*^_^*)


右から「放射線副読本」:文科省、
原発・被曝ホントはどうなの?学びのひろば 「放射線副読本は」はなにが問題なの?:広島市危機管理対策強化を求める市民の会、
子どもたちの未来のために 真実を求めて「私たちの放射線副読本」[増補版]:とやま原子力教育を考える会

1.放射線副読本について
 文科省は原発の安全神話に基づいて書かれていたエネルギー副読本「原子力わくわくランド」を原発事故後、
回収せざるを得なくなり、それに代わって「放射線副読本」を作成している。
 2011年10月に出された初版は、文部科学省研究開発局の予算2億円で作成され、理科の原子力放射線を教える副教材として準備された。
現実に起きた福島原発事故には全く言及せず、原発は安全、放射線は役に立つと強調していたために、全国から撤回運動が起こり、
事実上の撤回、改訂版の作成となった。
 2018年に、全国すべての小中学校、多くの高校に再改訂版「放射線副読本」が文部科学省から送付された。

Q:鳩山町では小中学校で配付されたのか。
A:配付した。
Q:副読本の内容を確認したのか。教育委員会として話し合いを持たれたのか。
A:内容は確認している。
Q:送られてきた副読本をどう取り扱うかの指針などは教育委員会としてあるのか。
A:特にない。
Q:この副読本にはたくさんの問題点がある。
  原発事故前、原発は「五重の壁」で放射線は外部に出ないように設計しているので「絶対安全」と教え、
  放射性物質が大量に放出された原発事故後は「放射能は自然にもある、原発事故による被曝は
  健康に影響を及ぼすほどではない」という「安心神話」を教えようとしている。
  これは、あまりにも無責任・無反省な態度。
  また、「食品安全に関する基準」は異なる状況のものを比較している。
  日本の場合は現在適用されている平時の基準が書かれている。
  そして、比較のために掲げられているEU・米国・コーデックスは原発事故や核戦争等がおこり放射能汚染がおこった場合の
  「非常時の基準」が書かれている。
  違うものを比較していることは厚労省・消費者庁・復興庁も認めている。
  「世界で 最も厳しいレベル」という言い回しを時々耳にするが、明らかな間違いであり、
  子どもたちにも「明らかな間違い」を教えていることになる。
  教育委員会では、この冊子の内容をどのように確認されているのか。
A:数値等は未確認。
Q:副読本は実際にどのように学校で利用されているのか。
A:把握していない。
Q:家庭には持ち帰っているのか。
A:新1年生に配付。現実的に内容はかなり難しい。学校に保管している。
Q:回収、配付しない自治体もあるが。
A:違和感を感じる部分もある。危険性も書かれている。
  授業の中で時間を割いて使うことはあまり出来ないのが現状。
Q:新1年生の配付について教育委員会、校長会等で検討を。
A:今後検討したい。

2.マイナンバーカードについて
政府はあと3年で全住民がカードを保持することを想定している。
しかし、実際には普及率は15%程度。
2020年は「マイナンバーカード」が普及・定着するかどうかのポイントになる年。
全員協議会において、担当課長から「役場職員、議員はマイナンバーカード
を持つように」との話があった。
Q:町職員に対してマイナンバーカードの取得を国が勧奨しているのか。
A:国家公務員及び地方公務員等については、総務省から地方公共団体及び各共済組合に対して、
  一斉取得の推進に向けた協力を依頼する通知が令和元年6月28日付けで発出され、
  公務員本人及び被扶養者に対して、令和元年度内にマイナンバーカードが一斉取得されるよう
  要請されている。
Q:町はそれに対してどのような対応をしているのか。
A:町民健康課では令和元年7月に庁内グループウェアを通じて、町職員向けに「マイナンバーの取得について」の周知を行い、
  必要に応じて制度や申請方法など、取得に向けての支援を行った。
  町職員に対して、マイナンバーカードの年度内取得を推進している。
  共済組合は、全職員及びその被扶養者向けに「マイナンバーカード交付申請書」を作成し、
  総務課を通じて配付した。
Q:カードを作ることは強制か。
A:健康保険証を確実にするために官民挙げていく中で、公務員の先行取得をすすめている。
  しかし、強制ではない。
Q:職員の家族に対しても調査をしたり、取得をすすめたりしていることは強要にはなっていないか。
A:強要はしていない。
Q:市町村ごとに交付枚数のノルマがあるのか。進捗状況をチェックしているのか。
A:国は、令和4年までに全国民が計画的に取得するため、月ごとの交付数などを計画する「マイナンバーカード交付円滑化計画」の作成を、
  市町村に対して求めており、町は、この交付円滑化計画を作成し、毎月のマイナンバーカードの交付枚数を報告している。
Q:確定申告に個人番号を書かねばならないのか。
A:書かないと受け付けないということはない。
Q:個人の情報が知らないうちに国や捜査機関等に流れるのではないか。国民の監視につながらないか。
  自己情報コントロール権が保障されず、憲法13条で保障されたプライバシー権を侵害しないか。
A:情報の連携の利用範囲は、社会保障・税・災害対策に限られており、国では、マイナンバー制度に基づく個人番号の収集等は、
  個人に関する情報をみだりに第三者に開示または公表しないこととしている。
Q:令和3年3月からマイナンバーカードを健康保険証として本格的に利用でき
  るようすすめるとのことですが、従来の健康保険証も使用可能か。
A:紙ベースの健康保険証も使用できる。
Q:町は図書館貸出カード等に利用することを考えているか。
A:システムの入れ替えの時に検討する。
Q:マイナンバーカードに図書カード機能を持たせることには反対。
  万一、マイナンバーカードを利用するか検討するときにはどのように決めるのか。
A:図書館協議会等に諮る。

3.自然と人を活かしたまちづくりについて
(1)通称 熊井の森について
 2月21日に公益財団法人 日本自然保護協会、公益財団法人 日本野鳥の会、公益財団法人 WWFジャパンから
「鳩山町における重要な里山環境の保全と太陽光発電事業の進め方についての要望書」が提出された。
日本3大環境NGOが共同で要望書を提出することは、石川県能登半島についで全国で2例目です。
希少な動植物が生息する貴重な森が東京という大都会の近郊に位置することは世界的に見ても稀なこと。
 
Q:環境保護団体から2月21日に要望書が提出されたが、町はどのように受けとめているか。
A:町の里山を含む景観は大きな魅力であり、貴重な資源でもあると認識している。
  土地所有者の意向や地域住民の方の様々な考え方もある。
  行政として取り組める指導などについては、一定の制限や限度がある。
 「熊井の森」は、現在、策定作業中の「第6次鳩山町総合計画」にも関連するので、
  町としての対応を検討する。
Q:熊井の森に太陽光発電施設設置の計画について事前相談は受けているか。
A:2月28日現在、通称 熊井の森を含む周辺での「太陽光発電施設計画事前相談届出書」の提出等は受付けていない。
 今回の自然保護団体からの要望書の提出に関しては、県から事前情報の提供があり、
 町では、経済産業省の認定を受け、通称 熊井の森エリアで太陽光設置を計画している事業者に対し確認した。
 認定に基づき事業を進めたいという意向。
Q:要綱の見直しがなされ、情報公開がすすんだことをとても評価している。
  さらにこれを発展させて条例化を検討しないか。
A:町長から、条例化に向けた検討を進めるようにとの指示を受けた。
  土地所有者の権利及び事業者の自由な経済活動を制限する部分も想定されるので、
  条令を制定している先進事例等の調査・研究に取り組んでいく。
Q:自然資源の保全と活用を主眼とした環境基本計画を策定しないか。
A:当町を含む、近隣の越生町、毛呂山町、東秩父村などが策定していない状況。
  環境問題は地球規模で考えていく必要がある時代。環境問題は複雑、かつ、多様化していることから、
  総合的な取り組みが求められているので、今後、計画の必要性等も含めまして研究していきたい。
Q:生物多様性地域戦略の策定についてはどうか。
  生物多様性基本法では、「都道府県及び市町村は、単独又は共同して(中略)生物の多様性の保全及び
  持続可能な利用に関する基本的な計画(生物多様性地域戦略)を定めるよう努めなければならない」と規定されている(第13条)。
  埼玉県では滋賀県に次いで2番目に策定されており、44の市町村で策定されている。
  自治体単独で、あるいは周辺自治体と共同して策定するとなっている。
  自然環境が豊かで同じような課題を持つ比企地域の自治体などと一緒に地域戦略を考えないか。
A:環境基本計画を先行したい。その後、考える。
Q:持続可能な社会モデルの場として位置づけ、里山を活かしたまちづくりすすめていくための具体的な政策展開を要望されている。
  町長の考えは。
A:鳩山町は首都圏50キロ圏内に自然豊かな環境にある。絶滅危惧種の動植物も生息しており、自然環境を保全することは大切なこと。
  石坂の森はNPOの力を借りて、生物多様性を基点とした保全活動を行っている。
  石坂の森はほぼ地域が町有地。個人地権者にも了解をもらって活動が出来ている。
  熊井の森は町有地と私有地が混在している。
  仮に地権者、地元の人たちの総意が得られれば、何らかの取り組みの可能性が見えてくる。
  第6次総合計画の検討の中で、地権者や地元の方々の意見を聞いていく。

(2)鳩山町ならではのエネルギー政策について、住民や研究者を交えて考えていけないか。
Q:鳩山町では、平成26年7月に鳩山町地域エネルギービジョンを策定している。
  計画をどう考え、どのように具体的にすすめていくのか、考えていけないでしょうか。
  住民自身が参画して、省エネ、創エネのまちづくりを考えられないでしょうか。
A:ビジョン策定から5年が経過しているので、新たに町のエネルギー政策の方向性を示す必要性があるのかも含め、
  研究したい。
Q:技術革新が進んでいる。鳩山町としてのエネルギーの地産地消の取り組みを進めていけないか。

 (3)町の魅力探し、魅力づくりを住民と共にすすめないか。
Q:①上熊井農産物直売施設周辺の魅力づくり 直売所周辺に魅力を作ろう
  ②銀河の丘のトロッコ電車周り リニューアル作業を住民に呼びかけて
  ③「ここがピカイチ 鳩山町の良いところ写真展」の開催を住民と一緒に考えてみないか。
A:①の「上熊井農産物直売施設周辺」は、上熊井農産物直売所整備が終われば、泉井交流体験エリア整備とも併せて、
  高坂駅から越生駅を結ぶバス路線内でもあるので、各施設でのイベントなども含めて、
  ソフト事業などの活性化施策を検討する必要があると考えている。
  ②の「銀河の丘のトロッコ電車周り」や③の「ここがピカイチ 鳩山町の良いところ写真展の開催」についても
  地域に何気なくあるものに光を当て、それが地域活性化に役立つものとして見出していけるような取り組みを
  町民の皆さんと考えていけるような仕組みづくりを検討したい。


長文におつきあい下さり、ありがとうございました。
鳩山町議会ホームページで音声配信が聞けます。私の質問は2:47:35あたりからです。



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明日も朝市が

2020-03-02 22:12:03 | 住民自治会など地域活動

第1・3火曜日も朝市やっています。
定着した木曜日と同様に・・・・買物に来て下さ~い!
有機農家を食べて応援!よろしく!!

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