野田さゆりのつぶやき日記

日々の暮らしの中で思うこと

一般質問報告 まちづくり応援寄附金

2021-12-07 00:02:45 | 議会や町の動き
1.まちづくり応援寄附金について
(1)これまで5年間の寄附の状況
Q:これまでのふるさと納税を除いた寄附の状況は
A:過去5年間の合計は2,285件で6,386万8,100円。
 まちづくり応援寄附金のほとんどは「ふるさと納税」制度による寄附金。
 各年度でふるさと納税制度以外による寄附金は、平成28年度と平成29年度は0件、
 平成30年度は2件で105万円、令和元年度は1件で12万円、令和2年度は1件で100万、
 過去5年間の合計は4件で217万円。
 平成30年度の2件は、1件が一般社団法人国際スポーツ振興協会から、
 平成30年9月5日~9日の期間に町内にある鳩山カントリークラブで開催された
 「ISPSハンダマッチプレー選手権」の際にいただいた寄附金100万円と、
 1件が町内在住者からいただいた寄附金5万円。
 令和元年度の1件は、町内在住者からいただいた寄附金12万円。
 令和2年度の1件は、町の電算システムの管理等を行っている町外事業者(㈱TKC)からいただいた寄附金100万円。

(2)坂戸ガスからの寄附金を受けた経緯
A:・令和3年9月14日付で町に対して150万円の寄附申込書が提出された。
  ・その後、9月21日に寄附内容が入った目録をいただき、9月30日に寄附金が町に入金された。
 ・ 寄附の理由は、坂戸ガス株式会社は令和3年9月6日に創立50周年を迎えた。
   坂戸ガス株式会社では10周年ごとに周年事業を行なっており、取締役会を開催し、
  日頃ガス供給をしている地域の自治体である、川越市、坂戸市、鶴ヶ島市及び鳩山町に
  寄付をすることを決定し、各自治体に寄附の申し入れを行ったということ。
 ・寄付の申し入れは、初めは町の総務課が受け、
  事務手続きは鳩山町事務決裁規程に基づき、政策財政課で行った。
 ・なお、寄付の受入事務を行うにあたり、町長、副町長、選挙管理委員会を兼務している総務課
  及び寄附受入事務を担当している政策財政課で協議を行った。
 ・公職選挙法第199条の3では「公職の候補者等の関係会社等の寄附の禁止」の規定があるが、
  今回の寄附は、坂戸ガス株式会社の創立50周年で10周年ごとに何らかの周年事業を行なっていること、
  今回は創立50周年という事で取締役会を開催し衆議院解散(令和3年10月14日)よりも前に決定していること、
  ガス供給をしている地域の自治体への寄附であり選挙区外の自治体へも寄附をしていることなど、
  企業活動の一環として「坂戸ガス株式会社」という企業名のみの名義での寄附となっており、
  公職選挙法逐条解説や選挙関係実例判例集等でも確認したが、
  「特定の候補者等氏名を表示」又は「その氏名が類推される方法での寄附」には
  抵触しないと考えられるということで、
  県の選挙管理委員会にも確認したところ、同様な見解だったので、寄附を受け入れた。
Q:これまでも坂戸ガスから寄付を受けたことがあるのか。
A:古いことは分からないが、知る範囲ではない。
Q:選挙が近いことは分かっていた。1年前や半年後など時期が異なったとしたら、県選管に問い合わせたか。
A:時期が違っても問い合わせた。
Q:目録にはどのように書かれていたのか。
A:坂戸ガス株式会社
Q:目録を持ってこられたのはどなたか。
A:坂戸ガスの方が3人。
Q:山口氏は来られなかったのか。
A:来庁された。
Q:坂戸ガスは山口氏の会社だと多くの人が知っている。
  町としてはそう思わないか。
A:知っている人は知っていると思うが、把握はできていない。  
Q:公職選挙法199条の3(公職の候補者等の関係会社等の寄附の禁止)氏名を表示し、
  またはこれらの者の氏名が類推される方法で寄附をしてはならないという条文に抵触しないのか。
選挙に関係ないということだから、国会議員を数か月後に辞めることがきまっていたので
 時期をずらせば良かったこと。痛くない腹を探られずに済んだのではないか。
 取締会でそんな指摘がなかったこと、寄附を受ける自治体としてもそういうアクションがなかったことは
 残念です。
 選挙の直前にたとえ会社名であれ、選挙区である自治体に寄付をする。
 そして自治体もそれを受け取るといった行為が、多くの住民の不審の念を深め、信頼を裏切る行為ではなかったか。
A:法的に問題がない。周りの自治体も受け取っている。
意見:受け取るべきでない寄附金、受け取ってはいけない寄附金、受け取ってはいけない時期があるのではないか。
   寄附を受け取るときは今後、慎重に対応することが必要だと思う。
   多額の寄附ができるほど余裕があるのであれば、料金の値下げをしてもらいたかった
   という住民の声が届いています。
   

余計な写真ですが・・・・
りんりんは我が家に来て12回目の12月。
12年前の12月議会の時に、役場で保護された赤ちゃんわんこの声が気になって・・・
連れて帰ってきました。
写真が大嫌い。すぐに顔をそむけるか、困った顔をします。

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2 コメント

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寄付には寄付で対応 (目には目)
2021-12-09 15:57:09
幸福度日本一の町に寄付をした側と受け取った側、振り返ると後味が最悪ということ。
寄付の謝礼として町からガス会社あるいは前衆議院議員へ同額のお礼の寄付をされては如何ですか。
寄付ついでに坂戸市や川越市などに同じ手法を提案するということもあってしかりですね。
返還 (さゆり)
2021-12-13 02:07:31
することもありかと思います。
町としては、公職選挙法に抵触していないという判断ですから難しいでしょうけれど。

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