京の冬の旅特別公開その2として、日蓮宗本山「本法寺」を採り上げます。
「本法寺(ほんぽうじ)」は、京都市上京区にある日蓮宗本山の寺院で、山号は叡昌山、本尊は三宝尊。永享8年(1436)の創建で、開基は本阿弥清信。
この寺は本阿弥家の菩提寺として本阿弥家との関わりが深いものがありますが、一方で桃山時代の絵師長谷川等伯ゆかりの寺で、当寺には等伯の作品やゆかりの品々が多数伝来しています。
この度の特別公開は、①狩野山楽筆「唐獅子図屏風」とともに、②長谷川等伯筆「波龍図屏風」や同じく等伯筆③「佛涅槃図」など、貴重な文化財ばかりです。
* 写真の説明
⑧ 狩野山楽筆「唐獅子図屏風」
⑨ 長谷川等伯筆「波龍図屏風」(いずれも資料より)
⑩ 本堂前の「長谷川等伯像」
< 京の冬の旅特別公開その2 「本法寺」 / 2019.1.17 >