雨続きの谷間の一日だけの好天気を狙って、南信州散策の旅に行って来ました。
今回は南信州散策その1として、松川町の「嶺岳寺」を採り上げます。
「嶺岳寺(れいがくじ)」は、長野県下伊那郡松川町生田にある曹洞宗の寺院で、山号は水明山、本尊は釈迦牟尼仏。寺の歴史などについては資料なく不詳です。
この寺は南信州における彼岸花の名所として知られ、西方に中央アルプスを、また眼下には天竜川を望む高台に位置しています。広い境内には3万とも5万とも言われる彼岸花が咲き誇り、それは見事な光景を作り出しています。
既にお彼岸も過ぎ花のピークも過ぎ去ってはいますが、中央アルプスを背景とした彼岸花の美しさは、雨の谷間の貴重な日に挑戦した甲斐が充分にあったと言うものであす。
山里の古びたお寺に、これ程彼岸花が似合うものはありません。まさに秋の風情と言ったところでしょう。
< 長野県下伊那郡松川町 水明山「嶺岳寺」の彼岸花 / 2018.9.28 >