人生散策日記

人生何事も勉強、カメラを持って今日も散策。

西の比叡山・姫路市「円教寺」へ

2018-10-31 15:39:42 | 日記

再び大阪・兵庫巡拝の旅に戻り、今回はその5として西国観音札所「円教寺」を採り上げます。
「円教寺(えんきょうじ)」は、兵庫県姫路市書写にある天台宗の寺院で、山号は書写山、本尊は如意輪観世音菩薩。康保3年(966)の創建で、開基は性空上人。西国三十三所観音霊場第27番札所。
西の比叡山と言われるほど広大な寺域と豊富な文化財を有する円教寺は、標高371mの書写山の山頂にあり、昔は札所の中でも難所の一つ。今ではロープウェイが運行し快適な参拝となります。
境内の中心的な場所である大講堂、食堂、常行堂の三つ堂は、映画「ラストサムライ」や「黒田官兵衛」などのロケ地としても知られ、今や関西有数の観光地ともなっており、近年外国人観光客が増加し賑わいを見せています。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

        < 兵庫県姫路市 西国三十三所観音霊場第27番札所「円教寺」 / 2018.10.19 >


岐阜市の名所巡りのウオーキングに参加

2018-10-30 15:27:34 | 日記

先週末の土曜日(10/27)は名鉄主催のウオーキングに参加し、岐阜市の名所巡りのウオーキングに行って来ました。
名鉄岐阜駅をスタートし、「金神社」、「ぎふメディアコスモス」、「伊奈波神社」、「川原町界隈」、「水の体験学習館」、「岐阜護国神社」などを経て、「岐阜公園」までの約7kmのコースでした。
ゴールの岐阜公園では「菊人形・菊花展」が開催されており、その力作振りにはとても感動を受けるものがありました。また、コース全体では岐阜市の文化と伝統に触れることができ、街歩きの楽しみを十分に味わうことができた一日でした。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          < 岐阜県岐阜市 「岐阜市の名所巡りのウオーキング」 / 2018.101.27 >


「甲山大師」の名の、西宮市「神呪寺」へ

2018-10-29 15:37:44 | 日記

大阪・兵庫巡拝の旅その4は、西宮市の「神呪寺」です。
「神呪寺(かんのうじ)」は、兵庫県西宮市甲山町にある真言宗御室派別格本山の寺院で、山号は武庫山、本尊は如意輪観世音菩薩。天長3年(828)の創建で如意尼を開基とする説と、天長4年(827)の創建で正子内親王を開基とする説があります。新西国三十三霊場第21番札所。仏塔古寺十八尊霊場第17番札所。
この寺は西宮市の北方にそびえる甲山の中腹にあり、古来より「甲山大師」と呼ばれ地元では大変親しまれている寺です。また、大阪の観心寺、奈良の室生寺とともに「日本三如意輪」の一つとして慕われています。
境内からの眺望は誠に見事なものがあり、阪神地区を眼下に望む眺めは、心の底から胸のすく思いが致します。


 

 

 

 

 

 

 

 

          < 兵庫県西宮市 新西国三十三霊場第21番札所 「神呪寺」 / 2018.10.18 >


遂に「西国四十九薬師霊場巡り」を結願

2018-10-28 19:40:29 | 日記

大阪・兵庫巡拝の旅その3は、西国薬師霊場「昆陽寺」です。
「昆陽寺(こやでら)」は、兵庫県伊丹市寺本にある高野山真言宗の寺院で、山号は崑崙山、本尊は薬師如来。天平3年(731)に行基が創建した寺で、行基が創立した畿内49院の一つとされます。西国四十九薬師霊場第19番札所。
この寺は創建後、第45代聖武天皇の勅願寺として伽藍が整備され隆盛を極めました。その後戦乱から伽藍の焼失などあり困難の時代がありましたが、再興され今日に至っています。
さて西国四十九薬師霊場参拝についてですが、平成26年11月17日の第44番札所神護寺から始めた霊場巡りは、他の霊場巡りと並行したため大変時間を要しましたが、今回無事に結願に至りました。
多大な時間と費用を要した旅も、無形ながらとても大きなものを収穫として遂に区切りを得ることが出来ました。


 

 

 

 

 

 

 

        < 兵庫県伊丹市 西国四十九薬師霊場第19番札所「昆陽寺」 / 2018.10.18 >


安産祈願の寺・宝塚市「中山寺」へ

2018-10-27 13:25:27 | 日記

大阪・兵庫巡拝の旅その2は、西国札所第24番「中山寺」です。
「中山寺(なかやまでら)」は、兵庫県宝塚市中山寺にある真言宗中山寺派大本山の寺院で、山号は紫雲山、本尊は十一面観世音菩薩。推古天皇時代(593~628)初期の創建で、開基は聖徳太子。西国三十三所観音霊場第14番札所。
世継ぎのなかった豊臣秀吉が中山寺に祈願すると、淀君が懐妊し秀頼を授かったことから、それ以来安産祈願の寺として名声が高まったと伝えられます。本堂の他、阿弥陀堂、大師堂、開山堂など主な建物は慶長8年(1603)に秀頼によって再建されたもので、今日に堂々とその姿を伝えています。
近年、多宝塔(平成19年再建)に続き、昨年念願の五重塔が完成し、伽藍の風格はますます華やかさと荘厳さを増すばかりです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

        < 兵庫県宝塚市 西国三十三所観音霊場第24番札所「中山寺」 / 2018.10.18 >


勝運の寺・箕面市の「勝尾寺」へ

2018-10-26 07:51:07 | 日記

大阪・兵庫の巡拝の二日間の旅に出掛け、西国観音霊場、西国薬師霊場など11ヶ寺を巡って来ました。
今回はその1として、西国第23番札所「勝尾寺」を採り上げます。
「勝尾寺(かつおうじ)」は、大阪府箕面市にある真言宗の寺院で、山号は応頂山、本尊は十一面千手観世音菩薩。神亀4年(727)の創建で、開基は開成皇子。西国三十三観音霊場第23番札所。
この寺は明治の森箕面国定公園の一角にあり、自然に恵まれ紅葉など花の名所として関西有数の名所でもあります。また、勝運の寺としても知られ、勝負事、厄払い、子育てなどの寺でもあります。
雄大で美しく整った境内を散策し、心の底から清々しい思いが致しました。


 

 

 

 

            

 

 

 

         < 大阪府箕面市 西国三十三観音霊場第23番札所「勝尾寺」 / 2018.10.18 >


石佛龕・地蔵菩薩の奈良市「十輪院」へ

2018-10-24 13:10:33 | 日記

奈良散策の最終回(その5)は、石佛龕が有名な「十輪院」を採り上げます。
「十輪院(じゅうりんいん)」は、奈良市十輪院町にある真言宗醍醐派の寺院で、山号は雨宝山、本尊は地蔵菩薩。寺伝によれば奈良時代に右大臣・吉備真備の長男であった朝野宿禰魚養が、元正天皇の勅願により天皇の旧殿を拝領し創建したと伝わります。
この寺は元は大寺院であった元興寺の別院とされていますが、鎌倉時代には地蔵信仰の寺院として隆盛を極めていたと伝わります。
何と言っても特徴的なのは、本尊・石佛龕地蔵菩薩が全て花崗岩の切り石を用いた日本では非常に珍しいものであり、美術史上類を見ない仏龕とされます。
やっと出会えた憧れの地蔵菩薩の、心温まる表情にしばし見とれておりました。


 

 

 

 

            

 

 

     

 

              < 奈良市十輪院町 雨宝山「十輪院」 / 2018.10.12 >

              * 写真の説明
                ④~⑤は資料より(本尊・地蔵菩薩)


斑鳩町・「法起寺」周辺のコスモスを

2018-10-23 16:32:33 | 日記

奈良のコスモス名所巡りその4は、斑鳩町の「法起寺」周辺のコスモスです。
「法起寺(ほうきじ)」は、奈良県生駒郡斑鳩町にある聖徳宗の寺院で、山号は岡本山、本尊は十一面観世音菩薩。舒明天皇10年(638)の創建で、開基は山背大兄王。
この寺は「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として世界遺産に登録されていますが、三重塔について、日本最古の三重塔として国宝に指定されています。
法起寺周辺では毎年休耕田を利用してコスモスが育てられていますが、世界遺産の景観づくりとして始まったものが、今では奈良の秋の風物詩として毎年写真愛好家や観光客にとって人気のスポットとなっています。
毎度愚痴っていますが、これまでの天候が今少し良かったら、もっと素晴らしい光景になったものと悔やまれます。


 

 

 

 

 

 

 

          < 奈良県生駒郡斑鳩町 「法起寺」周辺のコスモス / 2018.10.12 >


日本三文殊の一つ・桜井市「安倍文殊院」へ

2018-10-22 14:46:08 | 日記

奈良のコスモス名所巡りその3は、桜井市の「安倍文殊院」です。
「安倍文殊院(あべもんじゅいん)」は、奈良県桜井市阿部にある華厳宗の寺院で、山号は安倍山、本尊は文殊菩薩。大化の改新の時に左大臣として登用された安倍倉梯麻呂の氏寺として建立される。大和十三仏霊場第3番札所。
この寺は、切戸文殊(京都府宮津市)・亀岡文殊(山形県高畠町)とともに日本三文殊に数えられていますが、陰陽師・安倍晴明が陰陽道の修行をした所として知られています。
この時期境内にはコスモス園があり、迷路として遊べるようになっていますが、コスモスの数としてはやや少なめな感じです。
寛文5年(1665)建立の本堂、白山神社本殿、七世紀中頃の古墳・文殊院古墳、それに昭和60年(1985)建立の金閣浮御堂など、この寺の見所はなかなのものです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             < 奈良県桜井市阿部 安倍山「安倍文殊院」 / 2018.10.12 >

              * 写真の説明
                ③は本尊・文殊菩薩 (資料より)


橿原市・「藤原宮跡」のコスモスを

2018-10-21 18:49:17 | 日記

奈良のコスモス名所めぐりその2は、橿原市の「藤原宮跡」のコスモスです。
広大な広さを誇るここ藤原宮跡は、四季折々の花が楽しめる関西有数の花園ですが、春は菜の花、夏は蓮とキバナコスモス、そして秋が今ピークのコスモスが美しく咲き誇ります。
コスモスは約30,000平方メートルの敷地に、7種類、約300万本が咲いており、いにしえの由緒ある地で花と戯れることが出来る素晴らしい観光地として、多くの観光客に喜ばれているようです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

             < 奈良県橿原市 「藤原宮跡」のコスモス / 2018.10.12 >