京都丹後・若狭小浜地区巡拝の旅その4として、小浜市の「神宮寺」を採り上げます。
「神宮寺(じんぐうじ)」は、福井県小浜市にある天台宗の寺院で、山号は霊応山、本尊は薬師如来。天正天皇の勅願により奈良時代の和同7年(714)、若狭国一の宮(若狭彦神社)の神願寺として沙門滑元により開創と伝わります。
毎年3月2日に行われる奈良・東大寺の二月堂への「お水送り」は、この神宮寺の神事として余りにも有名です。また、神体山を借景に若狭随一の本堂が雄大な景観を見せてくれます。
なお、本尊・木造薬師如来坐像も若狭での人気仏像の一つです。
< 福井県小浜市 「 需応山 神宮寺 」 / 2018.6.24 >
* 写真の説明
③は 本尊・木造薬師如来坐像(資料より)
④は 十一面千手観世音菩薩坐像(資料より)