人生散策日記

人生何事も勉強、カメラを持って今日も散策。

東近江の山城跡の古寺・「観音正寺」へ

2018-05-31 13:52:17 | 日記

滋賀県巡拝第2回目その3として、西国観音札所「観音正寺」を採り上げます。
「観音正寺(かんのんしょうじ)」は、滋賀県蒲生郡安土町にある繖宗(さんしゅう)の寺院で、山号は繖山、本尊は千手千眼観世音菩薩。推古天皇13年(605)の創建で、開基は聖徳太子。西国三十三所観音霊場第32番札所。
この寺は中世から戦国にかけての山城跡にあり、高さ433mの繖山の山頂近くで、かっては西国札所の中でも難所の一つ。今は車道が開通し楽になるとともに、東近江の絶景が楽しめます。
平成5年の火災で失った本尊も、今では白檀の香が新しい柔和な本尊として拝めます。また、「聖徳太子像」、「釈迦如来像」、「一願地蔵」など、思わず手を合わせたくなる仏さまがとても魅力ある姿で迎えてくれます。
参拝が楽しみな寺院の一つでしょう。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

       < 滋賀県安土町 西国三十三所観音霊場第32番札所「観音正寺」 / 2018.5.24 >


健康長寿を願う808段の石段・「長命寺」へ

2018-05-30 15:10:17 | 日記

滋賀県巡拝第2回目のその2として、西国観音札所「長命寺」を採り上げます。
「長命寺(ちょうめいじ)」は、滋賀県近江八幡市長命寺町にある天台宗単立の寺院で、山号は姨綺耶山、本尊は千手十一面聖観世音菩薩。推古天皇27年(619)の創建で、開基は聖徳太子。西国三十三所観音霊場第31番札所。
琵琶湖湖畔から境内に続く808段の石段は、長寿健康のご利益の象徴と言われますが、今では境内近くまで車での参拝が可能です。それでも200段近くの厳しい石段が残り、祈りを込めての階段上りは誠に厳しいものがあります。
室町時代建立の本堂、慶長年間建立の三重塔と護摩堂など、貴重な遺構が今に保存され、威厳ある境内の雰囲気を作っており、古刹にして名刹の感を漂わせます。


 

 

 

 

            

 

 

 

     < 滋賀県近江八幡市 西国三十三所観音霊場第31番札所 「長命寺」 / 2018.5.24 >


竹生島にある湖上の札所・「宝厳寺」へ

2018-05-29 13:42:50 | 日記

滋賀県での西国観音霊場巡りの続きとして、3ヶ寺を巡拝して来ました。
今回はその1として、竹生島にある「宝厳寺」を採り上げます。
「宝厳寺(ほうごんじ)」は、滋賀県長浜市早崎町にある真言宗豊山派の寺院で、山号は巖近山、本尊は大弁財天(観音堂は千手千眼観世音菩薩)。神亀元年(724)の創建で、開基は行基。西国三十三所観音霊場第30番札所。
この寺は開創当初から神仏習合の性格を持ち、古くは竹生島寺と言われ、平安時代には天台宗の僧の修行の霊地となり、観音霊験所としての信仰が広まりました。
①日本三弁財天の一つを祀る本堂、②西国観音札所の観音堂、③寺宝を納める宝物殿、そして④寺と歩みをともにして来た都久夫須麻神社など、特徴と見どころの多い寺院です。


 

 

 

 

 

            

 

 

 

 

      < 滋賀県長浜市 西国三十三所観音霊場第30番札所 「宝厳寺」 / 2018.5.24 >


この一冊・中村彰彦著「保科肥後守お耳帖」

2018-05-28 08:11:08 | 日記

本書は会津藩租保科肥後守正之に関する連作、短編集でありますが、保科正之及び作者・中村彰彦氏を多少でも知る人にとって、誠に感動する作品かと思います。
1994年に「二つの山河」で直木賞を受賞した作家・中村彰彦氏は小生の贔屓の作家のひとりですが、2011年初版発行と少し古い作品ながら、最近に至りこれを見出しとても感動を覚えました。
この作品に収録されたほとんどの物語は、著者・中村彰彦氏が文献資料を渉猟して見出した実話に基づいているようですが、背景には保科正之の人間性、政治力が基礎となっており、人物の魅力がそのまま作品の魅力であることが特徴と言えましょう。
なお、中村彰彦氏の保科正之を扱った多くの作品の中では、別に「名君の碑(いしぶみ)」がありますが、名君たる保科正之の清き生涯を熱く、時に冷静に描いた著者渾身の書であり、保科正之に興味を覚えられる方にはこちらの方を特にお勧め致します。


 * 書籍の内容

  ・ 著 名 「完本 保科肥後守お耳帖」
  ・ 著 者 「中村彰彦」
  ・ 発行所 「実業之日本社」
  ・ 発行日 「初版 平成23年8月15日」


 



 * 書籍「名君の碑」の内容

  ・ 著 名 「名君の碑(いしぶみ)」
  ・ 著 者 「中村彰彦」
  ・ 発行所 「文藝春秋」(文春文庫)
  ・ 発行日 「初版 平成13年10月10日
         第10版 平成26年6月5日」


 

             < この一冊 / 中村彰彦著「完本 保科肥後守お耳帖」 >


「花フェスタ記念公園」のバラを再び

2018-05-26 15:09:18 | 日記

バラの魅力に引かれて再び「花フェスタ記念公園」へ行って来ました。
一週間前の時に比べ早やピークを過ぎようとしていましたが、流石世界最大級のバラ園だけあって、種類の多さ、その美しさ、そして香りの良さなど、花フェスタ記念公園の魅力は尽きるものはありません。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            < 岐阜県可児市 「花フェスタ記念公園」2 / 2018.5.21 >


笠松から岐阜までのウオーキング

2018-05-25 15:00:34 | 日記

少し前のことで恐縮ですが、先週末の土曜日(5/19)の「笠松から岐阜までのウオーキング」を採り上げます。
名鉄笠松駅をスタートし、「笠松町歴史未来館」、「杉山邸」、「上茜部城跡」、「加納城址」、「玉性院」、「加納天満宮」、「金公園」などを経て、名鉄岐阜駅までの約10kmのコースでした。
それぞれの場所はこれまで何度か訪れたところですが、心地よい汗をかきながらの散策はとても新鮮な想いがあり、これがウオーキング冥利の一つと言った感じかと思います。
何時もダイエットがテーマの小生にとって、今日だけは安心してビールと食事にありつけるのが、これこそ本当のウオーキング冥利と言うものでしょうか。


 

 * ↑ 「笠松町歴史未来館」

 

 * ↑ 「杉山邸」

 

 * ↑ 「上茜部城跡」(堀秀政生誕之地)

 

 * ↑ 「加納城址」

 

 * ↑ 「玉性院」

 

 * ↑ 「加納天満宮」

 

 * ↑ 「金神社」

 

 * ↑ 「金公園」

 

 * ↑ 「園徳寺」

          < 「笠松から岐阜までのウオーキング」(名鉄主催) / 2018.5.19 >


喬木村・「伊久間原のポピー園」へ

2018-05-24 18:45:54 | 日記

南信州散策の旅その4は、喬木村「伊久間原のポピー園」を採り上げます。
この時期に咲くポピーはとても愛らしく、また情熱的な美しさもあり、なかなか魅力的な花です。
南信州をこの季節に訪れた折、外せないのがこの「伊久間原のポピー園」です。
農地の有効利用を図ったこの農園では、5,000平方メートルの広さに約40,000株のポピーが、南アルプスを背に美しい情景を作っています。
今年は赤色を中心とした色合いのポピーが、とてもインパクトのある花園を作り上げており、まさに今がピークと言ったところ。開園は今月29日までです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           < 長野県下伊那郡喬木村 「伊久間原のポピー園」 / 2018.5.16 >


喬木村・「九十九谷森林公園」の九輪草を

2018-05-23 07:45:16 | 日記

南信州散策の旅その3として、喬木村の「九十九谷森林公園」九輪草を採り上げます。
ここ喬木村の「九十九谷森林公園」」では、約7,000平方メートルの公園に約50,000株の九輪草がいま美しく咲き誇っています。
半木陰の木製遊歩道沿いに、赤色、黄色、ピンク色などの花が可愛らしく咲いており、散歩しながらの鑑賞はなかなか楽しいものがあります。
静かな環境での花の散策は、気分を大いに癒してくれるものがあり、遠征のしがいが十分にあったというものです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        < 長野県下伊那郡喬木村 「九十九谷森林公園」の九輪草 / 2018.5.16 >


「絵島」ゆかりの寺・高遠町「蓮華寺」へ

2018-05-22 13:56:26 | 日記

南信州散策の旅その2として、高遠町「蓮華寺」を採り上げます。
「蓮華寺(れんげじ)」は、長野県伊那市高遠町にある日蓮宗の寺院で、山号は妙法山、本尊は釈迦如来。延文5年(1360)日台を開山として藤原郷に創建され、慶安4年(1651)鳥居忠春により現在地に移された寺です。
この寺には、正徳4年(1714)におきた絵島生島事件により高遠の地に配流となった絵島の墓があります。
前回に高遠を訪れた折にも、高遠城跡、高遠町歴史博物館、絵島囲み屋敷などを見学しましたが、折角のことゆえ、今回この寺を訪れることと致しました。
元高遠藩主で、のちに将軍輔弼役を勤めた元会津藩主・保科正之への思い入れもあり、この地は特に興味深いものがあります。
なお最近この地では、保科正之のNHK大河ドラマ化の運動が大変盛り上がりを見せていますのは、とても心強いものがあります。


 

 

 

 

 

 

 

 * ↑ 「絵島」像

 

 

               < 長野県伊那市高遠町 「蓮華寺」 / 2018.5.16 >


牡丹の寺・伊奈市「遠照寺」へ

2018-05-21 08:19:51 | 日記

南信州地区の名刹巡拝と季節の花鑑賞の旅に行って来ました。
今回は南信州散策の旅その1として、牡丹の寺・伊奈市「遠照寺」を採り上げます。
「遠照寺(おんしょうじ)」は、長野県伊那市高遠町にある日蓮宗の寺院で、山号は妙朝山。寺伝によれば弘仁11年(821)に最澄がこの場所に薬師堂を建てたのが始まりとされ、元は天台宗の寺院。1700年台に再興された折に現在の日蓮宗となったもの。
この寺は近年牡丹の寺として知られていますが、これは昭和57年に亡き住職を弔うため植えられた3本の苗が始まりとのこと。
花の寺の中で小生のお気に入りの一つで、毎年の楽しみが今年も実現致しました。


 

 

 

 

 

 * ↑(2件) 享保年間に建立された「七面堂」と天井絵

 

            

 * ↑(2件) 天文7年(1538)建立の釈迦堂と文亀2年(1502)建立の多宝塔

 

 

 

 

 

 

            < 長野県伊那市高遠町 牡丹の寺「遠照寺」 / 2018.5.16 >