新潟市主催の「まちなか再生フォーラム」がだいしホールで開かれました。
初めに再生本部アドバイザーで建築家・東京大学教授の隈研吾さんの講演。
・高層ビルが立ち並び用途地域制限をした20世紀アメリカ型の都市開発は限界に来ている。
・ヨーロッパでは用途が混在していた中世型都市の独自性を活かしたまちづくりを進めている。
・21世紀型まちづくりの哲学は、
1.歴史・伝統
2.自然・地勢
3.ソフトウェア
その例として、チェスター(イギリス)、ヴェネツィア(イタリア)、ビルバオ(スペイン)などの都市再開発をご紹介いただきました。
休憩をはさんでパネルディスカッション。隈アドバイザーからは、新潟の印象として、
○信濃川に沿った街路整備の魅力。
×歴史的建造物が街と一体化していない。
○空が広いことはアドバンテージ。
○城は無くてもストリートの文化が面白い。
といったご指摘をいただきました。
その他の意見は、いつもの再生本部会議と同様に言いっ放しで議論が深まることも無く、長時間だったわりに物足りなく感じました。開会前に古町を少し歩いてみたのですが、次から次へとアイデアが浮かびます。やはり現場からの視点で、小さなことから積み上げていくべきではないかと思います。
今日の新潟は
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