ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

のだめの映画見てきた。上野樹里の当たり役、炸裂。

2010-02-11 21:20:53 | 映画&テレビ
 ちょっと遅ればせながら、のだめの映画を見てきた。
 お約束の楽しさで、大変面白かった。テレビで見た花男ファイナルより全然こっちの方が面白かったね。
 原作を読んだことがないのだが、家内に言わせると、原作よりドラマの方がずっと面白いそうだ。このあたりは個人的な趣味なので何とも言えないが、確かに、ドラマになって映像と音の力で原作の世界がより膨らんだというのはあるのではないか。
 そして決して忘れてならないのが、上野樹里のハマり方のすごさである。テレビののだめを見ていて、タダ者じゃないなとは思っていたが、もはや彼女あってこそののだめ、彼女なしには成立しないと思えるくらいの存在感で、渥美清のトラさんとか、織田の青島とか、ショーンコネリーのジェームスボンドに匹敵するくらいの当たり役になっちゃってる、と言ったらほめすぎだろうか。もちろん彼女の並々ならぬ努力もあるに違いないが、この役と巡りあったことが彼女の役者人生を大きく変えるほどの大事件だったのではないか。
 上野樹里がエラいと思うのは、のだめのイメージを固定化せずにいろんな役に同時に取り組んでいることだ。事務所が賢明なんだろうか。一時期松ケンがデスノートでブレークした時、しばらくLみたいな役ばっかりやってて、こいつやばいなと心配したが、その後多彩な役でいい仕事を重ねてLイメージから脱却した。彼女の場合はすでにもうのだめイメージの固定化のリスクからは逃れている。
 そして大河ドラマ主役に決定。すごいね、若手演技派女優ナンバー1の座を確保したね。紅白の司会もやるんだろうか。その時にのだめのしゃべりも出してほしいもんだが無理か。インタビュー時とかに愛想が悪くて第二の沢尻なんていう話もあるようだが、あまりとんがりすぎず、これからもぜひ頑張ってほしい。


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