家のぬいぐるみたちを、洗濯洗剤で洗いました

　うちにはぬいぐるみが10個以上あって、風水に詳しい家内の指導で、マンションの「鬼門」の方角の部屋の一角に並べてあって、家を守っていてくれているのだそうです。ぬいぐるみだけでなく、私のコレクションのキングギドラやケムール人、メフィラス星人などのフィギュアも一緒に並んでいます。ギーガーのエイリアンは気持ち悪いと家内に却下されました。レッドキングはまだ現役で私のパソコンの横にいます。
　その鬼門を守っているぬいぐるみなんですが、普段はおきっぱなしで、ここ数年触ることもなく、ふと見たらみんなほこりをかぶってずず黒くなってたりしてました。
　なんだかかわいそうになって、これ洗ってやったらどうかと家内に言うと、ドクターコパ先生も鬼門の方角をきれいにするのは奨励しておられるとのことで、大変いい考えだということになり、早速洗うことにしました。
　まず半分の6体くらい洗って、ベランダに干してあります。

　ここまでが大変長い前置きなんですが、何が言いたかったかというと、何年も見もしなかったぬいぐるみを一つ一つ洗っているうちに、それぞれとの思い出がよみがえってきて、ジーンと来た、ということです。家内が結婚するときに持ってきたのが半分以上、家内に頼まれて海外出張の時に買ってきたもの、バルセロナオリンピックのマスコットの「コビ」とか、いろいろあるんですが、洗う前はみんななんとなく恨めしそうな顔をしてましたが、洗った後はみんなさっぱりした表情してました。不思議ですが、実体験として、ぬいぐるみの表情って変わると思います。
　洗ってるときは、これからも家を守ってよね、って頼みながら洗いました。
　家内が結婚する前からかわいがっているぬいぐるみを見ていると、結婚した当時を思い出しました。結婚するときいろいろあって、家内にも随分つらい思いをさせてしまいましたが、そういう時もこのぬいぐるみたちが慰めていたのだろうかと思うと、いろんな思いが駆け巡りました。今は、家内がぬいぐるみたちに頼る必要もないくらい平穏に暮らしていますが、そういう姿をぬいぐるみたちがきっと見守ってくれているのではないかと、センチメンタルな思いに浸ってしまいました。
　そうやって、洗面所でせっせと洗っていると、溺愛しているネコがやってきて、不満そうに鳴き始めました。彼ももう15歳、人間でいうと80歳を超えている感じでしょうか。ぬいぐるみたちはずっとここにいるだろうが、オレはもうあとどれくらいここにいられるかわからない。もうそんなには時間がないオレの方をもっとフォローしてくれ！そんな風に抗議しているように思えました。
　ぬいぐるみを洗濯洗剤で洗うというのは実はどうなんでしょうか。マニアの方にしかられたりして。さすがに脱水機にはかけませんでしたが。

ブログと仕事の両立をしっかり心がけます。自己表現として、両方大事ですから。

　去年の12月から仕事がすごく忙しくなって、去年あれだけ集中して書いていたブログを辞めてしまっていたのですが、このスタンスを改めることにしました。
　ブログを中断していたのは、新しい仕事だったのでそれに専念、集中したいという思いがあったというのが一番大きいのですが、この考え方がちょっとおかしいと思い始めました。　
　つまり、自分にとって仕事はとても重要で、今それに完全燃焼しており、仕事を通じての自己表現は極めてうまくいっていますが、自己表現が仕事だけって、あまりに消極的ですよね。プライベートの領域での自己表現も、仕事と同様に重要であり不可欠であるはずですよね。しかも、ブログという、自己表現の手段としてすごく素敵なものをせっかく見つけたのに。
　ということで、仕事とならぶ、重要な自己表現としてのブログという位置づけでこれからもがんばって書きます。さすがに前みたいに必ず自作イラストをつけるまでは難しいかもしれませんが、プライオリティをぐっと上げて、書きますので、よろしくご支援のほど、お願いします。

お礼とお知らせ

夏から、自筆のイラストを必ずつけて、関心の赴くままユラユラと漂って書いてきましたが、生活のリズムが大きく変わり、今までの更新頻度が維持できなくなってきました。更新するたびに読んでくださっている方もいらっしゃるようですごくうれしく思っていましたが、これからは今までのようなほぼ毎日更新というペースがちょっと無理なのが確実な情勢なので、ここでそれをお知らせしておこうと思いました。閉じるわけではなく、時々は更新しますが、とりあえずお知らせすると共に、今まで読んで下さった方に心からお礼申し上げます。もちろん、これからも読んでいただければ幸いです。今の正直な気持ちですが、夏からほとんど毎日更新するよう自分に課して来ましたが、その結果、文章力、イラストの腕、ユニークなものの見方を心がける、等、得たものはすごく大きく、その収穫は予想以上です。辞めちゃおうかなあとめげそうになった時、読んでくださる方がおられるという事実にすごく励まされて何とか続けることができました。本当にありがとうございました。