ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

花の写真の新作です、大変気に入ってます

2007-01-28 14:09:54 | アート
 実は今、家のことでちょっと神仏にすがりたいということがあり、家内が聞いてきたある占い師の方のアドバイスで、自宅からきっちり南西の方角にある神社に1時間いてお願いをすると良いといわれ、いいといわれたことはすぐにやるタイプなので、地図や、GoogleEarthまで動員して該当する神社を探してその神社にきっかり1時間滞在し、お願いしてきたのですが、神社にただ1時間いるのはつらいので写真でも撮っていようとデジカメを持っていったら、境内に花が咲いていて、それを撮っているうちにあっという間に1時間経ちました。
 そこで撮った中の1枚がこれで、自分では大変気に入りました。年明けに始めた中国語のブログにも載せました。
 花の写真を撮るって、本当に面白いですね。大好きです。去年の秋に旧古河庭園の秋薔薇を撮って以来でしたけど。
 花を撮る時の気持ちってもちろん撮る人によって違うんでしょうけど、私の場合は美しい女性を撮ろうとしているモードで撮ってますね。女性に対する自分の美意識を表現するみたいな感じですか。
 この花、名前も知らないのですが、神社の生垣として植えられていました。やるせない色香、という魅力的な言葉がありますが、こういう美意識を発散できる女性が大好きです。ヘカテのローレン・ハットンとかね。この写真にはこの世界があるような気がして、気に入りました。音楽を付けるとすると、日向敏文の「サラの犯罪」のアルバムですかね。
 春になったらまた、京都の植物園に撮りに行きたいです。

「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」で体験した個人的センチメンタルジャーニー

2006-10-08 23:52:55 | アート
 世田谷美術美術館の「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」を見てきた。
 極めて個人的感慨であるが、大変楽しく自分の感性と語り合い、大いに触発された。ルソーは、そもそも昔から大好きで、この展覧会の内容もよく知らずに、ポスターになっているこの有名な絵やルソーの作品が見られるというだけで行くことに決めたのだったが、単なるルソーの回顧展でない内容で、大いに満足した。ルソーの作品のみならず、ルソーの初期の仲間たちの作品と、ルソーに影響を受けた日本人の作品を一緒に展示するという、ユニークな切り口の展示会であった。

 まず、ここ2年くらいでやたら作る方のアートに目覚めちゃって、ここにも何十枚ものせたイラストを描き始めたり、最近は似顔絵にはまったり、α7デジタルを買ってからはデジタル一眼で花を撮るのに凝ったり、会社勤めをやりながら表現の世界にも足を突っ込んでいるんだけど、そういう自分を元祖世界的日曜画家のルソーに勝手に重ねちゃって、今までにない眼でルソーを見ている自分に気付いた。単なる仕事の合間の余暇という位置づけにしたくない、仕事もこっちも両方、自己表現という意味では同じだ、というスタンスで行こうと思っている私には、ルソーが偉大なベンチマークである。その彼の作品が間近に見られて、まずは大ハッピーだった。
 自分の画風という点ですごく触発されたのが、ルソーや彼の初期の仲間たち(素朴派ということを初めて知った)の作品である。こんなに遠近感なく感性を遊ばせるだけというような世界でもマジで取り組めばここまでの世界に到達できるんだ、ということを見せられ、そういう絵を描いてみたいと普段からぼんやり考えていた私に明確な指針が与えられた感じがする。大変大きな刺激を受けて、多分これから絵を堰を切ったように描くと思う。
 もう一つとっても楽しかったのは、私が今までいつくしんでやまなかった何人かの画家の作品が、ルソーに影響された画家という一つのまとまりで展示されていたこと。今までは私の中でバラバラで存在していた画家たちが、ルソーという一点で集合した。松本竣介、岡鹿之助、横尾忠則、藤田嗣冶。思い出してみれば、彼らの作品と共にいろんな思い出を作ってきた。一緒に展覧会に行った女性、画集をプレゼントした女性、その画家が挿絵を描いたという理由で読んだ小説、などなど、いろいろ思い出は尽きない。私にとって忘れられない画家たちの作品がルソーという共通項で一同に会し、それを見る私の心はまさにセンチメンタルジャーニーという感じだった。
 ポストカードは言うまでもなく、図版とか、クリアファイルとか、ルソーの絵が描かれた缶に入ったクッキー(!)まで買っちゃって、展覧会の売店でこんなに買い物をしたのは初めてだったけど、これって要するに、ルソーは間違いなく私のアイドルなんだなと納得したのだった。
 

ついでに似顔絵もう一発!

2006-10-01 15:13:56 | アート
 さすがに誰かわかりますよね。
特徴のある人ばっかり描いてるじゃないかって?ドキ!ま、初心者ということでこういう人たちから始めないとなかなか難しいので、ご容赦ください。

最近、似顔絵が面白くて・・・

2006-10-01 14:57:10 | アート
 似顔絵って、やればやるほど面白いですね。全く自己流ですが、1冊参考書を買い込んで見よう見真似で始めたらこれが病みつきになりました。
 私がやろうとしてるのは、一筆書きじゃないですけど、即興でぱぱっと描いてモデルの本質に迫る、見たいな感じですか。ようするに落書きみたいなもんですが。
 でも、やればやるほど深くて、面白い世界です。週刊朝日の似顔絵塾にもぜひ投稿したいもんです。
 まだまだ初心者なので見せられたもんじゃないんですが、似てるかな、誰って言わなくてもわかってもらえるようなのだけここに載せてみようかな。楽しんでもらえるでしょうか?今日の、わかります?

またまた、横浜で撮った薔薇。「ミノルタ」のデジタル一眼にはまったなり。

2006-05-09 00:37:08 | アート
 同じことをくどく書いてますが、α7デジタルというデジタル一眼を買って、こういう面白い世界があったのかと、一発でとりこになっちゃいましたね。
 昔、一眼レフにあれだけ凝ってても、もう一押し突き抜けられなかった障害みたいなものが、見事に取り除かれてる感じですね。
 この薔薇の写真も、昔の一眼レフなら私にはこうは撮れなかったと思う。高度な技術は必要なく、まさに少しの基本知識と感性さえあれば、いくらでもいい写真が撮れそうな、そんな予感ですか。
 特に私の場合、ミノルタの交換レンズを4-5本持っていて、もう一生使うことないかとあきらめていたのに、聞いたら私の買ったデジタル一眼だとこのレンズが使えるというじゃないですか!デジタル一眼に発作的に興味を持って、購入を前提にいろいろ調べていてこの情報にたまたま触れて、迷うことなく買ってしまいました。昔からミノルタを使っていて、それがコニカミノルタになり、更にコニカミノルタのカメラもなくなってソニーブランドになると聞いて、いきなりさびしくなってコニカミノルタのブランドが付いたカメラを買ったということでもあったのですが。
 ソニーもデジタル一眼にはαというブランドを使うとのことですが、当然もっとハイテクになるだろうし、そうなったら私の古い交換レンズとの相性もすごくわるくなるのでしょうしね?なんだか、オートフォーカスの一眼レフが出てきたときにマニュアルフォーカスの一眼レフがほしくなったことを思い出しますね。懐古主義なんですかね。ノスタルジーは好きですね確かに。
この週末に関西出張が入りそうなので、京都の実家に寄って、京都でこのカメラでいろいろ撮りたいです。天気がよければ琵琶湖にも足を伸ばそうかなあ。

α7デジタルで撮った写真、調子に乗ってもう一枚。

2006-05-07 20:59:07 | アート
 実はα7の中古を新宿のカメラやさん(Map Camera)で買ったので、買ってすぐに新宿の街を撮っていて、この景色も撮りました。
 すごい景色ですよね。
 京都の実家のおふくろさんなんかに「新宿だよ」って見せても、信じないだろうなあ。二人とも若かった昔、三井ビルだ、住友ビルだとおふくろさんを連れまわしましたが、もう新幹線に乗って上京する体力もなくなっちゃったみたいですけど・・

α7デジタルで撮った写真載せます。デジタル一眼、くせになりそー

2006-05-07 20:49:44 | アート
 ここでも書いたとおり、発作的に今はもう発売中止グとなったコニカミノルタのα7デジタルを買って、早速横浜の薔薇を撮りに行って来ました。
 その一枚を載せますね。
 使い始めにしては、自分としては満足なできです。
 
 昔一眼レフにあんなに凝った私だったのに、全く触りもしなくなってやく10年。
 惜しまれながら世の中から消え去ったこのデジタル一眼は、忘れてた一眼レフの楽しさを、もっと増幅する形で思い出させてくれました。
 面白すぎる!
 これから、すでに心から愛している私のこの一眼レフで撮った写真をここにもいっぱい載せますので、どうぞお楽しみに。
 たまには、かつて毎日描いて載せていた美人画も載せますけど。

コニカミノルタのデジタル一眼レフ・α7買いました

2006-05-05 00:28:23 | アート
 写真を撮るのが小さいときから大好きで、一眼レフにも中学生のときから親しんできて、作品が日本カメラに載ったこともあったのに、どうもデジカメがなじめず、コンパクトカメラのデジカメを買ったのも最近で、一眼レフを買おうなどと全く考えたことがなく、何本もあるミノルタの交換レンズもこのまま使うこともなく終わってしまうのかと思っていたのだが、キヤノンのイオスのポスターを見て発作的にほしくなり、旅行の記念写真以外ここ何年も撮ってなかった写真をまた始めようかと、デジタル一眼をいろいろ探していたら、親しんできたミノルタも今はコニカミノルタで、しかも写真事業をソニーが受け継ぐということになっているということを改めて知り、ミノルタブランドで何台もでていた名機の一眼レフは銀塩、デジタルすでに発売中止で、コニカミノルタブランドで彼らが最後に出したデジタル一眼のα7デジタルも発売中止となっていたことを知った。
 思いで深いミノルタブランド(コニカもヘキサーが好きだった)のカメラがなくなるのかと思うと急に寂しくなり、α7もそういう事情なら安く買えないかと調べてみると、ボディが中古で6万台で買えると。しかも、押入れでずっと眠ったままの交換レンズがなんとそのまま使える!
 ということで、今私の手元に電撃的にα7デジタルがやって来た!
 交換レンズも現役復帰だ!

これは芸術の神が、昔あれだけ打ち込んでた写真を辞めずにいい作品を見せてくれてといってるのだと勝手に解釈して、また写真撮りはじめよう!

まずはゴールデンウィーク中に花でも撮りたい。

ということで発作的、衝動的に写真また撮り始めることになった、の記でした。

それにしてもα7デジタル、かつてのカメラ小僧が魅了されるメカニカルな美しさがあって、大好きになった。

藤田嗣冶の展覧会見てきました、繊細でおしゃれな乳白色の魅力

2006-05-03 18:44:05 | アート
 大好きなフジタですが、88年に庭園美術館で行われた回顧展に行って以来ですから、16年ぶりですかね。もうそんなに経つんだ・・・
 16年前に見た絵が何点もありました。
 朝一で行きましたが、結構混んでました。
 巨匠の展覧会を見る楽しみのひとつとして、前に見たときの自分と今の自分を比べてみるというのがありますよね。巨匠だと、10年ごとくらいに大きな展覧会をやりますからね。
 前に見たときの自分と、随分変わりましたね。私の人生というジグゾーパズルが、16年前はすかすかだったのに今はピースがかなり埋まってきたって感じです。
その埋まり方には、そこそこ満足してますけど。まだ独身だったし、一緒に行ったフランス人の女性も今はそばにいません・・・

 フジタ、本当に大好きですが、大好きなほかの画家に比べて、作品全部がどれも大好きというわけではありません。マグリットとか、ロートレックとか、大橋歩さんとかは表現される世界がトータルに好きですが、フジタの場合は、好きな作品が限られています。乳白色ベースのモノトーン調で比較的シンプルな構成の作品群。裸婦や自画像が代表的で、猫が一緒のことも多いです。モノトーンの中にちりばめられた色の使い方が絶妙です。ディテールが描かれた静物や壁の装飾なども、静かな存在感を放ちます。一言で言えば、繊細で洗練されていて、しかも温かみのある世界です。細かいところまで神経が行き届いた、繊細でおしゃれなひとだったんだろうなと容易にうかがえます。
 巨匠と自分を比較して僭越ですが、私が好きな作品群の世界とはとても共通点を感じます。私も、猫大好き、フランス大好きでしかも「和」の世界も大好きです。
 展覧会の中では戦争をテーマにした作品もあって、軍部に無理やり書かされたのかもしれませんが、大作なのにどれも暗く、とても戦争賛美とか戦意高揚とかに役立ったとは思えないです。彼自身のぎりぎりの抵抗や葛藤を見た思いがしました。

 私にとってフジタはとても大きな存在で、日本人としてのアイデンティを常に自覚し大事にしながら、そこを基点としてグローバルな舞台で強烈な存在感を発揮しました。私もぜひそうありたいと思っています。ジグゾーパズルはかなり埋まってきましたが、まだまだフリーハンドの部分が残っているので、本当の勝負はこれからだと思っています。

真鍋かをりさんをイメージしてイラスト描いてみよっと

2005-08-20 02:11:10 | アート
いつも自分で描いたイラストを載せているが、今日の「ミス・ブログ」はあの有名な真鍋かをりさんをイメージして描いた。似顔絵というのではなく、自分のイメージと混ぜ合わせて。前に載せた「ミス・ブログ」もそうだったのだけど。「ブログの女王」として最近また脚光を浴びている彼女だが、恥ずかしながらこれまで名前すら全く知らなかった。それで、今すごく時めいている彼女を知って関心を持っていろいろ調べてみると、今あんなに知的タレントという感じで押しているのに、前は水着の写真集とかも出してるんで驚いた。もちろん否定的な意味は何もないが、前の写真とか見てても、今の彼女がいろんな意味で一番素敵だと思う。ブログという世界に自分のアイデンティを発揮できる領域を見つけて、しかもそれが世間の喝采を浴びているのだから、タレントとしてすごくラッキーな展開になったねって心から祝福したい。小悪魔っぽくてセクシーでかわいく、しかもとっても知的だという、今まで余りいなかったポジションをしっかり確保してこれからもがんばってほしい。官公庁関係とかおカタい仕事も彼女なら充分こなせるもんね。今回「刺客」候補として自民党から声はかからなかったのだろうか?思わず水着姿がない写真集をAmazonで買って、届くのを待っている。届いたら写真集を見ながら彼女のイメージに自分のイメージをプラスしてイラストを描いてみよう。とっても経歴は浅いが、しっかり応援しますので。