ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

またまた、横浜で撮った薔薇。「ミノルタ」のデジタル一眼にはまったなり。

2006-05-09 00:37:08 | アート
 同じことをくどく書いてますが、α7デジタルというデジタル一眼を買って、こういう面白い世界があったのかと、一発でとりこになっちゃいましたね。
 昔、一眼レフにあれだけ凝ってても、もう一押し突き抜けられなかった障害みたいなものが、見事に取り除かれてる感じですね。
 この薔薇の写真も、昔の一眼レフなら私にはこうは撮れなかったと思う。高度な技術は必要なく、まさに少しの基本知識と感性さえあれば、いくらでもいい写真が撮れそうな、そんな予感ですか。
 特に私の場合、ミノルタの交換レンズを4-5本持っていて、もう一生使うことないかとあきらめていたのに、聞いたら私の買ったデジタル一眼だとこのレンズが使えるというじゃないですか!デジタル一眼に発作的に興味を持って、購入を前提にいろいろ調べていてこの情報にたまたま触れて、迷うことなく買ってしまいました。昔からミノルタを使っていて、それがコニカミノルタになり、更にコニカミノルタのカメラもなくなってソニーブランドになると聞いて、いきなりさびしくなってコニカミノルタのブランドが付いたカメラを買ったということでもあったのですが。
 ソニーもデジタル一眼にはαというブランドを使うとのことですが、当然もっとハイテクになるだろうし、そうなったら私の古い交換レンズとの相性もすごくわるくなるのでしょうしね?なんだか、オートフォーカスの一眼レフが出てきたときにマニュアルフォーカスの一眼レフがほしくなったことを思い出しますね。懐古主義なんですかね。ノスタルジーは好きですね確かに。
この週末に関西出張が入りそうなので、京都の実家に寄って、京都でこのカメラでいろいろ撮りたいです。天気がよければ琵琶湖にも足を伸ばそうかなあ。

ラピタの檸檬に続く万年筆の付録、早速ゲットした。次の企画は?

2006-05-07 23:42:26 | 私のすきなもの
 今回は別にすごくほしかったわけではないのだが、前回売り切れが続出して今回も、というような話もあって、なんだか買わないと損するような気になってしまい、手に入れた。
 雑誌には、前の檸檬の黄色いのよりパワーアップさせたと書いてあったが、確かに質感は増してるような気がする。赤と黒の色もすごく鮮やかだ。
 ラピタって、いつも付録が付いているのだろうか?なにせ前回の檸檬の時以来読んでないのでよく知らない。万年筆が付いてるときだけ買ったりして。
 でも、40歳以下の読書を想定してない、なんて雑誌にはっきり書いてあったりして、サライ予備軍って感じか。「ものにこだわる大人のための少年誌」だそうで、超モノおタク40台の私としては、読んでて心地いい雑誌ではある。40歳以上がターゲットといいながらも、内容的には若者が読んでも十分オッケーのページもたくさんあり、世の中の40台オーバーはもはやここまで若いかと変に感心したりする。
 次回はいっそのこと、中国で作ってフルメタル万年筆でも行ってほしいよね。鉄で行くんだったら、「鉄人28号」とかね。また色にこだわろうとしてるんだったら、なんだろうねえ、きれいなブルーのがほしいから、「蒼き狼」とか?山口百恵の「蒼い時」、違うな。村上龍の「限りなく透明に近いブルー」、誰も知らんか。

α7デジタルで撮った写真、調子に乗ってもう一枚。

2006-05-07 20:59:07 | アート
 実はα7の中古を新宿のカメラやさん(Map Camera)で買ったので、買ってすぐに新宿の街を撮っていて、この景色も撮りました。
 すごい景色ですよね。
 京都の実家のおふくろさんなんかに「新宿だよ」って見せても、信じないだろうなあ。二人とも若かった昔、三井ビルだ、住友ビルだとおふくろさんを連れまわしましたが、もう新幹線に乗って上京する体力もなくなっちゃったみたいですけど・・

α7デジタルで撮った写真載せます。デジタル一眼、くせになりそー

2006-05-07 20:49:44 | アート
 ここでも書いたとおり、発作的に今はもう発売中止グとなったコニカミノルタのα7デジタルを買って、早速横浜の薔薇を撮りに行って来ました。
 その一枚を載せますね。
 使い始めにしては、自分としては満足なできです。
 
 昔一眼レフにあんなに凝った私だったのに、全く触りもしなくなってやく10年。
 惜しまれながら世の中から消え去ったこのデジタル一眼は、忘れてた一眼レフの楽しさを、もっと増幅する形で思い出させてくれました。
 面白すぎる!
 これから、すでに心から愛している私のこの一眼レフで撮った写真をここにもいっぱい載せますので、どうぞお楽しみに。
 たまには、かつて毎日描いて載せていた美人画も載せますけど。

また叶姉妹の話題づくりに乗せられた。人々のマインドシェアに入りこむ天才だね。

2006-05-07 18:47:42 | 芸能人&有名人
【業界裏メール】叶姉妹に“疑惑”が浮上 (夕刊フジ) - goo ニュース

写真集の実物を見ていないのでなんともいえないが、普通に考えれば素人が撮ったヌード写真などはモデルに関わらず見られたモンじゃないだろうから、そのN氏が大部分は撮ってるのじゃないかと思うが、そんなことはほんとは別にどうでもいいことなのに、結果としては「妹のヌードを姉が撮りました」という話題に乗せられ、「それが事実ではなく有名写真が撮ったものかもしれない」という話題に乗せられた人々が残った。わざとやってるのか、計算してるのか、叶姉妹の(おもに恭子さんという話だが)話題づくりの才能にはいつもながら感心する。話題だけで生きている人たちだから当然とはいえ、話題を絶やさずに鮮度を保たせる手腕はすごいね、そろそろ賞味期限が近づいてきているとは思うが。

 自作写真ということですごいなと思うのは藤原紀香である。アフガニスタンやカンボジアで撮った写真が評価されて、国連の依頼で東ティモールの現状を撮影し、国連本部で写真展が開かれたというものだが、素晴らしいことだと思う。いつ写真の腕を上げたのだろうかと驚くが、彼女の中にこういう「政治や社会への眼」見たいなものがあってしかもそれをきっちり行動にしているところに敬意を表する。そんな風に見えないんだけどね。
 ウェブ上でも彼女の撮った写真見られるのかなあ。探してみよう。

新庄、ユニフォームに関してはここらでやめといたほうがいい、商品価値に傷が付くよ

2006-05-07 00:31:47 | 芸能人&有名人
新庄がまた「マナー違反」 短い襟を立たせたシャツ (共同通信) - goo ニュース

 新庄にはだれかブレーンが付いていないのだろうか?ユニフォームで自己主張するのはこれくらいでやめさせた方が安全だ。これ以上やるとルール破り、非服従、といったマイナスイメージのキャラが立っちゃって商品価値に傷が付くよ。
 自由な個性や独創性をアピールする手段は新庄には他にもいくらでもあるはずだ。他の手段を考えた方がいい。ユニフォームというのは、やはり規律や協調性といった日本人が極めて重視する価値を引きずっているので、これは触らないほうが身のためだと思う。ユニフォームの枠の中でだって、新庄ならいくらでも比類ない個性を発揮できるだろう、今まで彼がそうしてきたように。
 亀田兄弟もそうだけど、日本人は異端キャラが大好きではあるのだが、突出しすぎない安定感という極めてビミョーな限界線を持っているように思える。亀田兄弟はその中に際どく収まっている。新庄などは限界線の充分内側だったのに、シーズン中の引退発表から始まり、ここしばらくのユニフォーム騒動など、ちょっと限界線を踏み越え気味であり、これは「人気」という点から見れば危険な状況だといえる。私が彼の側近なら、ここしばらく彼の言動に「安定感」訴求を求めて、キャラとしての見え方に関してのいささか危険な状態を脱するように強く勧める。
 もちろん彼が人の評価など全く気にせずわが道を行きたいのだというのであれば、それはそれで素晴らしいことで、私の言ってることは無視してもらって構わないのであるが。

亀田兄弟初競演、あるべき「悪役キャラ」の見本だね

2006-05-06 00:26:21 | 芸能人&有名人
亀田兄弟が初競演…興毅がTKO、大毅がKO勝ち (読売新聞) - goo ニュース

世界戦でもないのに有明を満員にした兄弟の動員力はホンモノだね。
あの親子を見ていると、新しいキャラの登場に興奮すると共に、「支持される悪役キャラ」のあるべき姿だと納得させられる。
①思い切りツッパっているのに、その姿が妙に可愛い。可愛げは、日本人に愛されるキャラが持つべき特性として基本中の基本である。
②失われた、旧きよき親子関係を見せられる。厳しくしつける父、父を心から敬う息子たち。同じ目的に向かって一緒にまい進する親子。最近見かけなくなったこのような親子関係に人々は複雑な思いで喝采を送る。このお父さんと戸塚宏の対談を聞いてみたい。どっかのテレビ局、企画していただけませんか?
③思いっきり無礼のようで、注意深く押さえるところを押さえているアニキ。今日もあれだけ罵詈雑言の限りを尽くした対戦相手に対しても、終わってからはきっちりと歩み寄って健闘をたたえたりしていた。繊細な心遣いが実はできる若者と見た。
いずれにしても、大変魅力的なキャラが出てきたもんだ。この兄弟3人全員が世界チャンピオンになるという親子の悲願が、日本人の国民的な悲願になる日も実は近かったりして。
こういう悪役キャラの常として、実力がないと単にこっけいで終わるが、今日の試合を見る限り二人ともすごい実力だ。
さっきちょっと書いたように、お父さんも、息子たちが結果を出すにつれてこれから教育界の有識者としての取り上げられ方をどんどんされるようになるだろう。戸塚宏や、何人かいるカリスマ教師系の人たちや、古くは伏見工業の泣き虫先生などの系列に乗っかりつつ、異色なキャラとして存在感を増してゆくだろう。

コニカミノルタのデジタル一眼レフ・α7買いました

2006-05-05 00:28:23 | アート
 写真を撮るのが小さいときから大好きで、一眼レフにも中学生のときから親しんできて、作品が日本カメラに載ったこともあったのに、どうもデジカメがなじめず、コンパクトカメラのデジカメを買ったのも最近で、一眼レフを買おうなどと全く考えたことがなく、何本もあるミノルタの交換レンズもこのまま使うこともなく終わってしまうのかと思っていたのだが、キヤノンのイオスのポスターを見て発作的にほしくなり、旅行の記念写真以外ここ何年も撮ってなかった写真をまた始めようかと、デジタル一眼をいろいろ探していたら、親しんできたミノルタも今はコニカミノルタで、しかも写真事業をソニーが受け継ぐということになっているということを改めて知り、ミノルタブランドで何台もでていた名機の一眼レフは銀塩、デジタルすでに発売中止で、コニカミノルタブランドで彼らが最後に出したデジタル一眼のα7デジタルも発売中止となっていたことを知った。
 思いで深いミノルタブランド(コニカもヘキサーが好きだった)のカメラがなくなるのかと思うと急に寂しくなり、α7もそういう事情なら安く買えないかと調べてみると、ボディが中古で6万台で買えると。しかも、押入れでずっと眠ったままの交換レンズがなんとそのまま使える!
 ということで、今私の手元に電撃的にα7デジタルがやって来た!
 交換レンズも現役復帰だ!

これは芸術の神が、昔あれだけ打ち込んでた写真を辞めずにいい作品を見せてくれてといってるのだと勝手に解釈して、また写真撮りはじめよう!

まずはゴールデンウィーク中に花でも撮りたい。

ということで発作的、衝動的に写真また撮り始めることになった、の記でした。

それにしてもα7デジタル、かつてのカメラ小僧が魅了されるメカニカルな美しさがあって、大好きになった。

藤田嗣冶の展覧会見てきました、繊細でおしゃれな乳白色の魅力

2006-05-03 18:44:05 | アート
 大好きなフジタですが、88年に庭園美術館で行われた回顧展に行って以来ですから、16年ぶりですかね。もうそんなに経つんだ・・・
 16年前に見た絵が何点もありました。
 朝一で行きましたが、結構混んでました。
 巨匠の展覧会を見る楽しみのひとつとして、前に見たときの自分と今の自分を比べてみるというのがありますよね。巨匠だと、10年ごとくらいに大きな展覧会をやりますからね。
 前に見たときの自分と、随分変わりましたね。私の人生というジグゾーパズルが、16年前はすかすかだったのに今はピースがかなり埋まってきたって感じです。
その埋まり方には、そこそこ満足してますけど。まだ独身だったし、一緒に行ったフランス人の女性も今はそばにいません・・・

 フジタ、本当に大好きですが、大好きなほかの画家に比べて、作品全部がどれも大好きというわけではありません。マグリットとか、ロートレックとか、大橋歩さんとかは表現される世界がトータルに好きですが、フジタの場合は、好きな作品が限られています。乳白色ベースのモノトーン調で比較的シンプルな構成の作品群。裸婦や自画像が代表的で、猫が一緒のことも多いです。モノトーンの中にちりばめられた色の使い方が絶妙です。ディテールが描かれた静物や壁の装飾なども、静かな存在感を放ちます。一言で言えば、繊細で洗練されていて、しかも温かみのある世界です。細かいところまで神経が行き届いた、繊細でおしゃれなひとだったんだろうなと容易にうかがえます。
 巨匠と自分を比較して僭越ですが、私が好きな作品群の世界とはとても共通点を感じます。私も、猫大好き、フランス大好きでしかも「和」の世界も大好きです。
 展覧会の中では戦争をテーマにした作品もあって、軍部に無理やり書かされたのかもしれませんが、大作なのにどれも暗く、とても戦争賛美とか戦意高揚とかに役立ったとは思えないです。彼自身のぎりぎりの抵抗や葛藤を見た思いがしました。

 私にとってフジタはとても大きな存在で、日本人としてのアイデンティを常に自覚し大事にしながら、そこを基点としてグローバルな舞台で強烈な存在感を発揮しました。私もぜひそうありたいと思っています。ジグゾーパズルはかなり埋まってきましたが、まだまだフリーハンドの部分が残っているので、本当の勝負はこれからだと思っています。