ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

アキバを歩いていて感じた「デジャブー現象」→AKIRAのネオ東京

2008-07-15 23:10:51 | 私のすきなもの
 今夜、アキバの通りを歩いた。例の通り魔事件の献花台に手を合わせて以来だったが。
 駅前の新しい高層ビル群のそばを歩いていた時のこと。あのあたりって、角度によっては視界のほとんどがビルで覆われることがあるという体験を今日したのだが、その時急に訪れたデジャブー現象。これって前に確かに体験したよなって。
 いつだったっけと考えてすぐに答えがわかった。映画AKIRAの映像で体験したネオ東京の空気感だったんだ。今まで六本木ヒルズやミッドタウンを歩いていてもこんな風に感じたことはなかった。前から、今のアキバという街は今までのどの街とも違うと思っていて、その正体が何か答えを探していたのだが、今日のこの体験で、そのヒントが見つかったような気がする。
 先端ハイテク、高層ビル群、場末感、雑踏、猥雑、派手なコントラストの色彩の海・・・これってまさにAKIRAのネオ東京じゃないか。六本木とも、銀座とも、新宿とも、違う、アキバだ。
 アキバという街がわかった!と自己満足に浸っている夜。

シャンパンの包みを提げて歩く帰り道が気持ちよかった

2008-02-07 20:12:07 | 私のすきなもの
 シャンパンの小瓶を買って帰ることになって、デパートで選んでヴーヴクリコのイエローラベルにしたのだが、さしてシャンパンに詳しくない私がそうした決め手はロゴの入った鮮やかな黄色の紙袋に入れて売っていたことだった。いかにも、シャンパンを買って帰りますとこれ見よがしに世間の人に見せたくなったのだった。シャンパンを買って帰る自分がなんだかとてもいい男であるという錯覚に陥ることができたのだった。外から見てシャンパンだとわかるところに意味があるのであって、中身がなんだかわからない普通のデパートの紙袋を提げていてはこうはいかなかっただろう。いい年してなんというミーハーの自意識過剰男かと自分でも思うが、どうもシャンパンというのは自分を色男に変えてくれるような魔法の酒、格別にお洒落な大人の酒って感じがする。普通のワインとはまたちょっと違う位置付けだね。たまに近所の海浜公園にシャンパンとサンドイッチ、チーズなどを持ってチャリンコでランチに出かけるが、なんだかとっても優雅でリッチな気分になれるもんね。
 今日のシャンパンは2000円くらいしたけど、飲む前からこんないい気分になれて、すっかり元取ったような気分だ。これからだまって冷蔵庫で冷やして、バースデーのカウントダウンに備えるなり。

蒲郡プリンスホテルって知ってました?

2008-02-05 14:36:08 | 私のすきなもの
 近くまで出張に行って、蒲郡プリンスホテルに初めて行ってランチを食べました。
 クラシックホテルファンには有名だそうで、最近ではキムタクの「華麗なる一族」でロケに使ったことで話題になったみたいですね。
 ランチを食べたフレンチのレストランも、三河湾が見渡せるすばらしい景色もごちそうで、まさに古きよき時代を思わせる、クラシックホテルの醍醐味という感じでした。今度はぜひ宿泊して、一日ぼーっとしてみたいですね。絶好の「隠れ家」かもしれない。ただ、あくまで個人的好みですが、ランチの味はいまいちと思いました。
 一応ホテルマニアを自認していて、クラシックホテルにも随分泊まりました。日本では、軽井沢の万平ホテルとか、日光の金谷ホテル、横浜ニューグランドとかが好きかなあ。ホテルじゃないけど、ふるさとの京都の長楽館もよく行きます。
 クラシックホテルって、メンテナンスも大変だろうし、どんどんなくなっていく運命なんでしょうか?東京駅のステーションホテルも新しくなったのでしたっけ?
 プライベートでは、これから凝ってみようかと思ってるのが、いわゆる「漁師宿」ってやつで、漁師さんがやってる民宿みたいな宿ですね。割安で、おいしい魚が食べられるのではないかと。実は週末も千葉のそういうところに行くつもりが仕事の都合で中止になったところです。どなたかオススメのところがあれば教えてくださいね。
 
 
 
 

赤福について投稿したらますますハラが立ってきた!

2007-10-19 00:32:35 | 私のすきなもの
 赤福について書いてたらますますハラが立ってきた。物心ついた時から親しんできたのに、長い間だましたきたなんてひどいじゃないか!てね。
 実は私、和洋両方の大のお菓子好きなのだが、「あん」については圧倒的につぶあん派で、こしあんのお菓子でこりゃ格別おいしいなと思うものの数少ない一つが赤福である。特におかげ横丁の茶店で食べるのは、要するに出来立てだからということなんだろうけど、もちとのコラボレーションが絶妙でこしあんの透明感とでもいうべき美意識を実感させてくれる。大好きだっただけに、裏切られたショックが大きいんだ。よくもまあ、長い間だましてくれたな、と。
 こしあんの赤福にはだまされたが、私がこよなく愛する粒あんの名品たちは大丈夫なんだろうね。岡の栄泉の豆大福、うさぎやのどら焼、出町双葉の豆もち・・いろいろあるがどれも赤福ほど巨大じゃないから、あんなに大掛かりにアンフェアなことやる必要もないんだろう。赤福は大きくなりすぎちゃった悲劇ですか。
 友人に、なぜか三重県人に対して偏見を持ってるのがいて、どこからそうおもうようになったのかよく聞いてないのだけど、「三重県人はセコい」と前から言ってる。その彼にとっては今回の事件は「ほらみろ」って感じで得意げに三重のことをののしってる。あの超有名なブランド牛も実は他で育てて運んで来るんだとか言って。真偽の程は知らないけどね。あんなにおいしいんだからいいじゃないって?でもそういわれると、あの超有名真珠ブランドは大丈夫なんですかね、なんてつい思ってしまう。超有名オンリーワンブランドに対する信頼をゆるがせたという点でも、今回の赤福の罪は大きいね。
(三重県の方々、済みませんでした。内容はあくまで噂話ですのでお気になさらないでください)

ブックオフでのびっくり体験

2007-02-06 16:06:00 | 私のすきなもの
 ブックオフの105円均一コーナーを愛好していると書きましたが、そのコーナーで文庫本を見ているときの体験談。
 新潮文庫で「My Book」という文庫本の体裁で日付がついて日記帳になってるのがありますよね。たまにブックオフにも「古本」として出ていますが、去年のとか古い年のものなので、あんなの買う人いるのかなと思いながら見ていたのですが、今回105円コーナーに2003年のが一冊ありました。また随分古いな、メモ帳代わりで買う人もいるんかなと思いながら手にとって表紙を開くと、手書きで女性の実名で000子・著、と書いてありました。あれ?と思って中身を見てみると1月中旬くらいまでびっしり書いてあるではないですか。
 驚きつつ思わず中身を立ち読みしてしまいました。ブログとかでなくリアルで見ず知らずの女性の日記を読む機会ってないですからね。その女性は「ダーリン」と一緒に住んでいて、どこで何を食べたとか生活全般のことが比較的細かく書いてあり、性生活のこともマメに書いてありました。友達が遊びに来て、その友達が寝ている間に3回やったとか、ダーリンが拒否したくせにオナって頭に来たとか。夫婦なのかなあ。でも「今日は卒論さぼった」とか書いてあったしなあ。買ってってじっくり読もうかとも思いましたがそれはやめました。
 自分の日記が書きさしになっている本をブックオフに出したこの女性ってどんな人なのか興味が湧きました。売るときに店員さんに見つかったら恥ずかしいとか、思わなかったんでしょうか?日記を読む限りあんまりそんなこと気にしないちょっと奔放系の女性のような気もしましたが。これを引き取ったブックオフの店員さんにも興味を持ちました。書き込みのある文庫本という位置づけであり、別にいいんじゃないですかと思ったのでしょうか?それとも引き取るとき中身を見なかったのでしょうか?
 今まで古本屋で年式落ちの古い日記帳を見たことは何回もありますが、それに中身が書いてあるのは初めて見ました。あの本、今度行った時もまだ残っているでしょうか?

私、ドトールのコーヒー好きなんです

2007-01-28 15:33:55 | 私のすきなもの
 ドトールのコーヒーがおいしいといったら、コーヒーのマニアには笑われるのでしょうか?私、かなりコーヒーの味にはうるさいと自分では思っていますが、ドトールのコーヒー、おいしいと思います。
 ほんの数年前まで、ユニクロの袋を持って歩くのが恥ずかしいという時期がありましたが今は誰もそんなこと思わなくなりましたね。でも表立ってドトールのコーヒーがおいしいというの、まだ勇気がいりますね。
 ドトールの回し者でもなんでもないんですが、コーヒーだけでなく、ホットドッグ系やスイーツ系もかなりおいしいと思います。特にスイートポテトとかマドレーヌとかはかなり好きです。少なくともどこかのシアトル系カフェチェーンよりも全般的な味のクオリティはずっと高いと思いますよ。
 ドトールのコーヒーの思い出。さる超有名なローストビーフの店で夜のディナーを初めて食べたときの話なんですが、食後のコーヒーを飲んでいたらそれがあまりにおいしかったので、給仕をしてくれていた女性にこのコーヒー豆はどこのですかって聞いたら、すっごく軽く「ああそれですか、近所のドトールで買ってます」と言われ、脱力してしまいました。
 ドトールの特色として、これも差別化戦略の一環だと思いますが、喫煙者のオアシスみたいなとこありますよね。ほとんどの店で、喫煙席の方が広さ的にも場所的にも優遇されているように思います。こういう店って数少ないんじゃないですか。喫煙者の肩身が狭くない、稀有な店ですよね。私は非喫煙者ですが、これは仕方ないですかね。
 一つ残念なのは、パックに入っているアイスコーヒーはあまりおいしくないです。珈琲館のパックの方がおいしいと思います。京都の実家に帰ったときにはイノダの無糖のパックを買ってきます。高くて、濃いんですが、おいしいです。
 イノダといえばパックだけでなく、もちろん店でも珈琲を飲みますよ。三条通の円卓のカウンターが好きです。ミルクだけ入れてもらってあの泥のような珈琲を飲みます。きっちり成立している名品だと思います。ついでに言うと、京都でおいしい珈琲といえば、イノダは別格として、出町のMAKIという店は抜群においしいです。特にダッチコーヒーは大変な名品だと思います。店の雰囲気もプラスするなら、廃校になった小学校の教室が店になっているマエダコーヒー明倫店もお勧めです。

タロットの魅力→私の夢

2006-10-09 23:00:35 | 私のすきなもの
 私実はタロットのセミプロで、私がひそかに大先生と尊敬してやまないプロの弟子なのです。その先生が主催する講習会にも行くのですが、そこに来ている人はほぼ全員プロのタロット師で、彼らと話していて、これくらいなら充分いけるなと思うので、勝手にセミプロと言ってます。
 始めた経緯を話すと長くなるのでまた今度にしますが、その先生から短期でタロットのエキスを注ぎ込んでもらって、すっかり畏敬の念を持つに至りました。
 ジャンルを占いにしましたが、あれは私の先生が言うように、占いではなく呪術に近いものだと思いますね。専門家に言わせれば違っているかもしれませんが、私には小さい頃遊び半分でやったこっくりさんみたいなもんで、何かが降りてきて、聞きたいことを一足先に現実よりも先にカード上に示して見せてくれます。先生の門を叩いたとき、ほとんど予備知識を持たず、単なるファッショナブルな占い、位にしか思っていなかった私ですが、数々の驚くような体験を経て、今は自然にこう思います。驚きとは、なぜここまでわかるのか、という驚きです。
 時間があれば、どんどん研鑽を積んでレベルを上げたいのですが、今は訓練をこめて自分を対象にしてやっているだけです。主に仕事上のことで、どうなっていくか、どういうことに留意すべきかを聞き、それを指針にしています。知識として覚えることがとても多く、おまけに類型的に決めるのではなく、充分に対象者の事情を知った上でのコンサルのように進めていくので、経験からくる熟練も必要です。

 私の老後の夢のひとつ、タロットと似顔絵を組みあせたタロットハウスを開くこと。対象者の似顔絵を即興でさらさらっと描いて、その同じ紙にタロットの答えの要点を書く、なんていうのはどうでしょうか?格好から入る方なので、それっぽい「芸名」を付け、コスチュームも考え、部屋に焚く香にも凝ったりして。

 それができるように、今はタロットも似顔絵もがんばって研鑽しているところです。今日はとりとめもない私の夢の話を聞いていただきました。

載せた絵は、2年ほど前に描いて友人にプレゼントした絵で手元にはないのですが、自分で描いた中では一番気に入っている絵の一つです。秋がだんだん深まってきて、雰囲気にあう季節になってきたので、ここにも載せたことありますが、再登場してもらいました。

世の管理職諸兄にささげる、休日一人ランチwithアルコールのススメ

2006-10-07 23:44:03 | 私のすきなもの
 私も実は企業の管理職のひとりなんですが、そういう私が自己をいやし、いろんなことを考え、いろんな作戦を練る、そんな時間を持つためにやっている方法について書きます。人によっていろんな方法をお持ちだと思いますが、私にはこの方法がとっても合っています。
 以前にここでも品川のオイスターバーのことを書き、自分ひとりの隠れ家みたいに使っているというようなことを書いたと思うのですが、要するにそういうことです。つまり、ひとりで、おちついてゆったりと遅めのランチができる場所に行き、ビールでもワインでも好きな酒をちびちびやりながらゆっくりと食事をし、そうしながらいろんなことを考えるのです。
 ポイントは、ひとりでゆったりできることと、おいしいものがあることと、おまけにおいしい酒があることでしょうか。
 この条件がそろうことによって、タイトな精神が癒されたり、結構冷静に自分と作戦会議したり、瞑想にふけったり、とっぴな想像力を羽ばたかせたり、そのときの自分の状況によっていろんなモードが出てきます。
 今日のランチタイムもそれをやりました。さるタイ料理のレストランでひとりで遅めのランチ。酒はシンハービールにしました。
 週末しかできないし、毎週やってるわけでもないんですが、これは私にはすごく貴重な時間です。精神がリフレッシュする、なんていうとすごくありふれた言い方でいやですが、まさにそういう実感をもてます。今日も仕事のアイデアが3つぐらい出ました。そういう時はすぐメモしますけど、そうでないと忘れるときもあるので。
 飲み過ぎないこともポイントでしょうね。一度オイスターバーで調子に乗ってワインを3杯くらい飲んだら、自己と対話するというよりただの酔っ払いになってしまいました。
 皆さんもだまされたと思って一度トライしてみてください。

α7デジタル、故障して修理に出しました

2006-08-06 16:58:45 | 私のすきなもの
 デジタル1眼の世界にずっぽりはまろうと思っていたのに、新品を買ってすぐ故障して、修理に出しました。
 ミノルタ以来αの名のついたカメラは4代目なのに、これだけ激しく故障したカメラは全く初めてです。スイッチが切れない、入らない、シャッターが下りない、などなど。
 実は買ってすぐ、シャッターが下りないというトラブルが発生したのですが、なぜかしばらくそのままにしておくと復旧したので(?)、つけているミノルタのレンズとの相性が悪いのかといいように解釈して使っていたのですが、これはミスでした。買ったカメラ屋さんに言ったら、その時点で言ってくれたら交換もできたのに、ですって。じゃあなぜ今は交換に応じられないのか、いまいち釈然としませんけどね。
 まあ、早く完全に治してくれたらよしとします。ほんとに完全に治るのか正直不安を持っているのですけど。なぜなら、新品で買う前に実は同じ店で中古で買ったのが、シャッターが下りなくなることがあるということで返品して新品に買いなおしたという事実があったからです。同じ故障が続けて起こるっておかしくないですか?カメラ屋さんは、不幸な偶然に過ぎませんと言ってましたが。もしかして欠陥商品てことないんでしょうねえ。

ラピタの檸檬に続く万年筆の付録、早速ゲットした。次の企画は?

2006-05-07 23:42:26 | 私のすきなもの
 今回は別にすごくほしかったわけではないのだが、前回売り切れが続出して今回も、というような話もあって、なんだか買わないと損するような気になってしまい、手に入れた。
 雑誌には、前の檸檬の黄色いのよりパワーアップさせたと書いてあったが、確かに質感は増してるような気がする。赤と黒の色もすごく鮮やかだ。
 ラピタって、いつも付録が付いているのだろうか?なにせ前回の檸檬の時以来読んでないのでよく知らない。万年筆が付いてるときだけ買ったりして。
 でも、40歳以下の読書を想定してない、なんて雑誌にはっきり書いてあったりして、サライ予備軍って感じか。「ものにこだわる大人のための少年誌」だそうで、超モノおタク40台の私としては、読んでて心地いい雑誌ではある。40歳以上がターゲットといいながらも、内容的には若者が読んでも十分オッケーのページもたくさんあり、世の中の40台オーバーはもはやここまで若いかと変に感心したりする。
 次回はいっそのこと、中国で作ってフルメタル万年筆でも行ってほしいよね。鉄で行くんだったら、「鉄人28号」とかね。また色にこだわろうとしてるんだったら、なんだろうねえ、きれいなブルーのがほしいから、「蒼き狼」とか?山口百恵の「蒼い時」、違うな。村上龍の「限りなく透明に近いブルー」、誰も知らんか。