今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

元気だそうです ~コガネとシャーム~

2020年03月09日 | ソトチビ
ソトチビの過去記事によく出てくるのがNHKの「ダーウィンが来た。」
2016年、17年、19年と3度の猫特集の主人公たち。特に第2弾で初めての旅(エクスカーション)に出て家族を持った女王ミュウの息子コムギ。そして昨年の第3弾では、ミュウを引き継いだコムギと双子の兄妹コガネの子育てを支える白馬の騎士シャーム。コムギとシャームのイクメン振りを中心に、愛情溢れる猫の家族を年月かけて地道に撮り続けた素晴らしいドキュメンタリーでした。


コガネ(左)とシャームと子供たち(NHK「ダーウィンが来た」より)

一方、わが家の家裏で2度の冬を越えてみうの下に通い続け、難聴のみうを守り励まし続けたソトチビ。その後も家裏に通って今度はリンの子育てを支えたが、そのイクメンぶりは2匹の息子たち(キーとクウ)の父親ではないかと思えた。このソトチビの行動が、コムギやシャームと似ているのでついつい比較してしまうのでした。


リンとキーの食事を見守るソトチビ(下)

その舞台、猫島で起こった嫌な事件に気付いたのは昨年の秋のこと。「猫島での毒餌事件、大量の変死が続いて猫の数が1/3に」というショッキングな記事がネットニュースに流れていたのです。関連記事を辿ると元の記事の発信は昨年の8月。コガネとシャームのドラマが放映された1か月後だ。まさか、不埒な人間がとんでもないことをしでかした? 果たしてコガネやシャームは、コムギは・・。


コムギ(NHK「ダーウィンが来た」より)

そのうち毒餌は島の住人の仕業だとわかった。それでもあの主人公たちが気になって、NHKに問い合わせてみたのです。2週間近く経って返信が来ました。確認したところ事件のあった猫島は馬島で、撮影を行った相島(あいのしま)とは違うと。それで調べてみると、何と福岡県には実にたくさんの猫島があるのでした。

ちなみに、犯人の老人はカラス駆除の目的で毒餌を置いたと主張しているそうです。カラスは動物愛護法の対象動物ではない。猫が犠牲になったことは「未必の故意」とか「認識ある過失」となる可能性もある。何とも腹立たしい事件ですが、NHKからはダーウィンが来たの主人公たちはみな無事に暮らしていますとの返事を頂いた。(脚注) 是非是非と、しっかりと続編のお願いをした次第です。

寂し気なソトチビ(消息を絶つ直前の後ろ姿)

さて、テツが存命のときからの付き合いでみうを知りリン一家を知る、このブログには縁の深いソトチビが姿を消してから2年が経ちます。みうを失ったことは何とも申し訳ないけど、リンを手術で別人(猫)に変えてしまったことも申し訳ないけど、果たしてソトチビがこの家族と再会したらどうなるのかと夢みたいに考えたり。

それより何より、とにかく達者で過ごしていてほしいソトチビです。


一見キジトラ特有のコワモテだけど、実はやさしくて穏やかだったソトチビ

※後注
その後のNHKさんへの問い合わせで、シャームが行方不明になったことを知りました。(2021.9.4記事参照)
小さな島での話なので、残念ながら人知れず亡くなった可能性が高いです。


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