今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

一見さん近況 ~ハル、消息を絶つ~

2021年11月29日 | その他・一見さん
寒いですね。
今朝は各地で最低気温を更新、北日本は大雪となりました。
わが家の庭の温度計は今季初の氷点下に。
天気予報では当市の最低4℃5℃と言ってるけど、郊外では全然違う。
家も店も暖房フル回転です。

外猫ちゃんにとっては本当に厳しい季節。
家裏も店も寝床は整備してあるけど、サクラもモドキもまだ入りません。
まあ、あの連中は食べ物だけは豊富なので、外猫の中では恵まれた方だ。
一方早くも暖房頼りのココレオや家の猫たち。
自然の厳しさを見事に忘れた感じで、何だかちょっと不安になります。

さて、店の一見さんの話です。
姿は見せねどずっと来ていると思っていたハル。
姿を見せないので一見さんの扱いだけど、初めての出会いは今年の正月。
その後2度ほどの空白期間があって10月初めに再々会。
しばし姿を見せていたのが、10月の中頃からまた見なくなった。

警戒心が強く、人のいない夜遅くにやって来るハル

しかしその後もハル用のご飯場所でモドキの食べない置き餌(寄せ集め)が毎晩消費されるので、ハルは来てると思っていた。
それが、おかしいなと思い始めたのが2週間ほど前。
いつからか、食べていたのはハルではなくどうやらカラスに変わったらしい。
ハル+カラスと言うのも考えたが、いろいろ試してやはりハルは来てないという結論になりました。

ハルは裏手の住宅街で暮らしているようなので、おそらくわが家みたいに世話してくれる家があるのだろう。
ということでハル用の置き餌は中止。いつの日か再会を期すことにしました。
ただ、当方としては残飯整理がいなくなったのはちょっと困った。
何しろわが家の猫たちも、お世話している外猫ちゃんも滅茶苦茶むら食いなので。
育て方が悪いのかな。

ハル、またいつか会おうな

一見さん過去のシン、ハル同様来る可能性がある

こちらはボー、これまた可能性あり

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お兄さんになりました

2021年11月27日 | チキン,キリン,ポニー
「あのチキンがねえ・・」
と、わが家では感心しきり
ちびたんにすっかり懐かれ
お兄さんぶりを発揮しています



わが家の猫たちの中で
ちびたんに興味を示したのはチキンだけ
初めはどんな"興味"なのかちょっと不安も


チキンを保護部屋に入れて遊ばせてみると
ちびたんは大緊張
でも、チキンはやさしかった


今ではチキンが部屋に入って来るのが待ち遠しいちびたん
「しょうがねえなぁ」
チキンの余裕の声が聞こえてきそう



あのチキンがねえ・・・

チキン、2年前の夏 (再掲)

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メディア批評、の・つもりが・・ (国民の鏡としてのメディア)

2021年11月24日 | シリーズ:ノラたちとの共存を目指して
本記事は、「ノラたちとの共存を目指して・場外編その4」の位置づけとなります 

先日書いた、JFEの人工島に取り残された1000匹の猫たちの話。
「JFE 人工島 猫」で検索してみて下さい。
Googleで検索すると、53,400件がヒットします。(11/24現在)
しかしこれを時系列で紐解くのは至難の業。今はどうなっているのかが読み取れない。
TNRしようにも食べ物がなく、人も入れないのだからJFEに頼むしかないはず。
ではJFEのコメントは? まさか無視ではあるまいに。
どうぶつ基金をはじめとする大手ノラ保護団体の動きは?

この話だけじゃない。
世界遺産登録を目指していた奄美で野良猫3000匹を駆除する話はどうなった?
あれだけ批判されながら、本当に実行されたのかどうか。
沖縄の名護の公園で2年前から続く地域猫の虐待殺傷事件は?
その都度ニュースになって、無力なボラさんの悲痛な声だけが残る。
警察が乗り出したと報ずるが、その後は報道されず毎回同じことの繰り返し。
このような報道の在り方には、知性も進歩も見られない。

他にもたくさんある。
今や猫の虐待殺傷、遺棄や飼育放棄、多頭飼育崩壊などのニュースを見ない日はない。
しかしそのどれもこれもが、その後どうなったのかわからずじまい。
こういった在り方で、これら報道の目的はなんなのだろう。
殺処分してるくらいだから何をしたっていいだろうと?
犯罪とはいえこれだけやってる人がいるんだから、どんどんやっても大丈夫ですよ。
そう受け取られても仕方あるまい。
テレビも新聞も、雑誌もネットニュースもみな同じ。
だったら人間性だの人間愛だの、そんな偽善に満ちた言葉は金輪際使わないでほしい。

シャッポ (2017年12月行方不明)

と、いろいろ言いたいことはあるけれど、メディアも営利商売。
読み手が多い取材対象に傾くのは致し方のないところだ。
朝~夕のワイドニュースや週刊誌が小室圭さん報道にあれだけ熱心で執拗なのも、
それを扱えば売れる(視聴率が上がる)からに他ならない。
我々一般人が持つ社会正義の感覚とは違うのです。
追われて事故を起こしたダイアナ妃の車に追いついても、助けるどころか写真を撮り漁ったパパラッチ。
取材対象がどうであろうが、"売れる"ことこそ彼らにとっては正義なのだろう。

こう書けば、それは人道上如何なものかと誰しも思う。
でも、問題の本質はもう少し深いように思うのです。
例えば氾濫した川で溺れかけた子猫を救出すべきか、その悲惨さを世に伝えるべきか。
野生界で草食動物が生きたまま食べられるシーンは残虐極まりないけれど、
獲物にありつけず餓死するのは肉食動物の方が多いという。
何かと虐待の対象となる弱きノラたちは、鳥や小動物を殺傷する悪魔の存在でもある。
人道とは。そして正義とは。倫理の問題に正解はないのかもしれません。

だからこそ、これは我々人間ひとりひとりの心の問題なのだと思います。
我々含めてこの地球上に生きる者は、母なる大地が決めた自然の法則には逆らえません。
しかし限りなく発達する人智は、時として自然を超えて神になろうとする。
自然界ではあり得ない快楽目的の殺傷など、その最たるものだろう。
いやノラの存在そのものこそ、命を弄んだ人間の悪行の結果なのです。
政治とメディアの質はその国民のレベルを反映すると言われています。
フランスでは捨て猫が横行し、これではいかんと多くの人々が声をあげ、メディアを動かし、そしてついに政治を動かした。
同国では2024年からペット販売を禁止し、新たな飼育者にも制限を設ける新動物愛護法が可決したのです。

ニャー(右)とシャッポ

このニュースは、本日になって朝日新聞に大々的に報じられた。
1面では法の説明とペットショップ側に寄り添った内容。
3面では動物福祉後進国日本における実情と、業界の抵抗で進まない法改正。
7面では今でも細かな規制が設けられ、さらに進歩する独、英、米の取り組みについて。
いずれの国でも販売可能年齢や販売環境(購入者の飼育環境含む)における頭数、面積、日照、運動(自由度)等について細かく定められている。

JFEの問題も奄美の問題も名護の問題も、この記事を読んでいる人にとっては大問題だけど、日本社会全体から見ればそれは少数派なのでしょう。
だからメディアも口濁しほどしか動かない。
メディアが動かないから、当事者たちも動かない。
勿論それに甘んじることなく声を挙げ続けること。
当の猫たちにとっては、一刻の猶予も許されないのはこれまた事実。
自分の場合は、JFEのみならず当地(川崎)市役所、警察、関連団体、大手保護団体の掲示板や問い合わせを使って声を挙げ続けています。



「ノラたちとの共存を目指して」:予告編(期日未定)
その1  資料編「現状と動向調査」(追記:餌やり、地域猫問題) 2017.2.27
その2  現場編「ノラを守るのに理由は要らない」(報道されたボラさんたち) 2017.5.31
その3  エサやり問題・続編「裁判事例の検証・他」(司法が肯定したもの、否定したもの) 2017.8.31
その4  一服編「ノラだからこそ・・かわいい!」(ニャー&みう+テンちゃんの日常) 2017.11.30
その5  闘魂編「許さない、虐待に不法投棄に暗闇ビジネス」 2018.4.29
その6  原点回帰編「再確認・人間性とは?」(食肉、動物駆除と保護活動) 2018.8.31
その7  形而上学編「ノラの幸せとは」(シャッポやソトチビの行動に想う) 2020.1.31
その8  地域猫問題・続編「殺処分ゼロに向けて」(目的達成のために必要なこと)
その9  理想追求編「殺処分ゼロの先にあるもの」(対等の精神と真の共存)
その10 最終章「共存の終焉」(ノラのいない社会)
番外編
番外編1「罪と罰」(法の実行と刑罰の妥当性) 2019.3.29
番外編2「動物愛護の精神を問う」(餌やり議論の本質) 2019.10.31
番外編3「エサをやるなは殺せと同じ・第3弾(前編)」(特別加入) 2020.6.30
番外編4「エサをやるなは殺せと同じ・第3弾(後編)」(特別加入) 2020.8.31
番外編5「政治とメディア」(ノラたちの未来を決める人たち) 2021.1.31
番外編6「保護に奔走する人たち」(その2とその6の補足)
場外編
場外編1  猫の煩悩とはこれ如何に 2021.7.10
場外編2  続・死刑に処すべし? ~死に体・動物愛護法の復活を期して~ 2021.7.21
場外編3  どうしてこんなに軽いのか <続・続・死刑に処すべし> 2021.11.10
場外編4  メディア批評、の・つもりが・・(国民の鏡としてのメディア)
場外編5  社会の闇 (残存する「当たり前のように猫を捨てる文化」)
場外編6  ジレンマ(猫捨てを補完するノラ保護活動)

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新しい家族を待ってます

2021年11月21日 | ケン(ちびたん)とコミケ
ちびたんの人馴れ訓練はその後順調に進み、いよいよ次のステージに入りました。
まずは通院して健康チェック問題なし、ウィルスチェックは陰性。
毛がふわふわで気持ちよく毛並みもきれいだったので、やっぱり捨てられたのかなあ。
それにしちゃあ警戒心大だったけど。

もうすっかり甘えん坊です

で、いよいよ里親さん募集開始しました。
ところが現在、思わぬ苦戦中。
当店は猫保護で評判のお店、潜在的な里親さん候補もある程度把握していました。
でもみんな既に子猫を引き取っていたりで、結局期待外れ。
みなさん自分で保護したり、ネットでも探したとか。

寒くなって潜る技術を身に着けました
(現在は暖房してます)

それならこちらもネットでと、あるサイトを覗いてみた。
いるはいるは、可愛い子猫ちゃんが沢山、みんな里親さんを待っているんだ。
里親募集は1日に何十件も増えているんです。
まあ、ちびたんでなくても1匹でも多くの子たちに家族が見つかれば大いに結構。
活動しているボランティアさんの多さに感動したもんでした。

チキンにも相当馴れました(あのチキンがお兄ちゃんに)

いや待て、そうは言ってもちびたんだって家族を見つけなければ。
と言うことで、ちびたんの里親さん募集中です。
とりあえずは千葉市と市原市の限定で。


いい家族が見つかるといいね

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檻の中の自由?

2021年11月20日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
今はキッチンの食器棚上を根城にするリン一家だけど
繋がり部屋のリビングでは、やっぱりかつてのテーブル下

左にキー、中にリン、右にクウ

日差しが恋しいこの時期だけど、さすがにここまでは届かない
みんなと一緒になれば、思う存分日光を浴びることができるのに


コタツも日差しもポニーにとられ、ただ羨ましそうに眺めるだけ
本人(猫)たちはそれでも結構楽しそう
いつしか、彼らが本当の自由を知る日が来るのだろうか



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