今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ニャーのお願い partⅢ

2021年09月28日 | ニャー
おひさしです
突然騒がしいちびやって来た
ビービー、ビービー
まいったけどもう慣れました

今やシロキの根城となった冷蔵庫上にお邪魔中

ニャーたち猫族は
変わらない毎日が続くことが一番だけど
変化に順応するのも早いです
いつも思い残すことがないようにしてるからね

リン一家の旧根城、リビングのテーブル下にて

猫には野望がなければ願望もない
ささやかな平和があればそれで十分
でもね、ニャーのお願い
もうわかってるよね

オジンとオバンが一緒にいてくれること
ただそれだけです

こうして見つめるのは、相手がいつもと変わらないことを見定めるため

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ちびたんの保護

2021年09月25日 | ケン(ちびたん)とコミケ
前記事「サクよ、君はそんなにヤワじゃない」よりの続きです 

何故捕獲機を嫌悪するのかは以前に少し書きましたが、それは置いときます。
借りた捕獲機は「吊り下げ式」で、吊フックにつけた餌を食べてるうちに閉まる仕掛け。

 
今回使用した捕獲機

前夜のうちにネットや現物でしっかり勉強、練習して早朝に仕掛ける手はずでした。
思ったより大きいので、出し入れに難渋しないよう2人いるうちにやろうと。
ところが今朝になって、適した餌のないことに気付いた。
というのも、予定していた鳥の冷凍生肉は湯がいても匂いが殆ど出ない。
あれこれ思案しているうちに、やって来たちびたんに妻がご飯を出してしまった。
 

今朝やって来たちびたん

で、とりあえず今日は諦めることにしました。
十分準備して満を持してやらないと、失敗すれば警戒されて2度目があるかわからない。
しかし昼前になって、妻が「これならどう?」と店から猫用おやつのササミを持ってきた。
これなら匂いも十分だ。
それで昼前にやって来たちびたんを見たとき、急遽決行することにした。
サクラのことを思えば、1日でも早い方がいいからです。
以下写真にて。

ドア下にセットした捕獲機とやって来たちびたん


何やら点検
 

お、中に入りそう
 

奥に行かずに入口でUターン?


いや、入りました

トイレの窓から見ていたら中に入ったので、勝手口に移動して待機した。
ここまで来れば、後は閉まる音を待つだけ。
(意外と簡単だな・・。)
と、思ってふとドア下を覗くと、何とちびたんが捕獲機の外にいた。


再び捕獲機の外に出たちびたん

ちびたんはしばらく捕獲機の外から点検していました。
(ことによると、ちびたんはササミを食べないのか・・)
満を持したようで、事前確認にいろいろ漏れがあったことを思い知った。
まあでも、捕獲機に慣らしただけでも収穫はあった。
勝負は明朝にしよう。

と思った矢先のことだった。
外から慌てたちびたんの鳴き声が。
見ると、捕獲機の扉が閉まっていた。
外に出てちびたんが捕獲機の中にいることを確認。
直ぐに布を全体に被せて、ゆっくり慌てず、捕獲機を家の中に取り込んだ。

ちびたんは布を被せた捕獲機の中で静かだった。
その間に養生用のケージを整えて、2時間ほど経ってからちびたんをケージに移した。
途端にビービー鳴き出したちびたん。
その割にはよく食べよく出し、安心させてくれました。

一方のサクラは?
午後になって2回来ました。
1度目は警戒しながら、でも2度目はすっかりくつろいでドア下に横たわっていた。

今日はとりあえず首尾よくいって、ひと安心の1日でした。
でも、まだまだこれからです。
今は閉じ込められた恐怖と不安で最悪の精神状態だろう。
そのちびたんに馴れてもらわなければならない。
それから健康診断。そして里親さん探し。
素敵な里親さんが見つかるまで、気を抜くわけにはいきません。


ケージの中で鳴き通しのちびたん

※本記事はシリーズになる予定。
1.「新顔子猫ちゃん参上 ちびたん」 2021.9.21 (ちびたんカテゴリー) 
2.「サクよ、君はそんなにヤワじゃない」 2021.9.24(サクラ・キジロカテゴリー)

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サクよ、君はそんなにヤワじゃない

2021年09月24日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
サクことサクラはとても臆病で、警戒心の強い猫でした。
3年前の春に始まったハリーとシロキの餌場争奪戦(唸り合い)が近隣住民の騒音問題に発展、しかしハリーを保護した7月にようやく落ち着いた。と思ったらシロキはまだ鳴き続ける。それはサクラへの求愛鳴きだった。そのサクラの存在に気付いたのは8月になってからで、気配だけで姿は見えず、初めて姿を確認したのは8月も終わる頃でした。

ようやく姿を確認できるようになった頃のサクラ

9月になると、サクラは勝手口から出したご飯を食べに来るようになった。しかしシロキのストーキングから逃げながら隙をついての食事だ。その年の暮れにシロキを保護し、やっとサクラが落ち着いて食べれると思いきや、今度は黄色と黄白(大人)が現れてまた餌場争奪戦が始まった。サクラはその頃現れた黄白(子猫・現キジロ)とともに、争奪戦に身を潜めながら食べていた。黄色と黄白(大人)は何度か追い払ったが(騒音防止)、年が明けると2匹ともいつの間にかいなくなった。しかし2月になるとルイが現れ、しかも頻繁に当家裏に出入りするようになる。夜型となった現キジロはあまり影響をうけなかったが、昼型のサクラは今度はルイにストーキングされ、再び間隙を縫ってご飯を食べる生活に戻った。その年の秋にルイがFIPで急逝し、サクラとキジロはようやく自分たちの時代を迎えた。昼と夜を使い分け、たまに鉢合わせしても喧嘩はしない。サクラが驚いて「ギャッ」と声を挙げ、逃げたことが2度ほどあっただけ。

2匹の平和な時代はもう2年も続いているけど、彼らがこの暮らしを得るには大変な苦労と努力があったのです。サクラは一時より減ったとはいえ朝と夕方と昼前後、1日に3,4回はやって来る。今年と昨年の冬は家裏の寝床を使い、家の中からなら出した手にスリスリしてくるほど、家人とも仲良くなりました。

今年の2月、カイロ付の寝床にて

さて、現れて1週間になるちびたんですが、現れた当初の爆食ぶりには仰天した。何しろ1回に自分のお腹と同じくらいのボリュームを1日4回は食べる。もともと激やせだったのでお腹が沙悟浄のように膨れてました。初めの3日は食べたい一心で家裏から離れず、寝床の横にある棚の上で過ごしていたがそのうち通いになり、本拠地があるのか周辺にいるのか、お腹が空くと家裏にねだりに来るようになった。その頻度も少しづつ落ち着いて今では1日3回ほど、1回の量も当初の半分近くにまで減りました(それでも中の子たちの3倍くらい)。

現れた当初は、食べたい一心で家裏を離れられなかったちびたん

かつてちび太やテリーがテンちゃんを慕って居ついたように、イエチビがニャーを慕って居ついたように、独り子猫は出会った大人猫に懐くようだ。が、ちびたんは少し違った。敵意はないがベタベタもしない。一度早朝にキジロと鉢合わせしたことがあった。妻がご飯を右と左に同時に出したら、ちびたんはやはり近づけない。頑張って毛を逆立てて「シャー」をやってみたがキジロに見事に無視された。結局キジロが食べ終わって去るまで少し離れて待機していたとか。サクラに対しても同じ。ちびたんから近づくことはまずしない。

でも、サクラはダメだった。
ちびたんの姿を見ただけで姿を消す。ちびたんが棚の上にいるとき来ても、ちびたんが頭を起こすと視界に入るのかさっと消える。通いになったちびたんがいない時でも、少しでも気配がすれば即消える。そのうち鉢合わせの多い朝は諦めて夕方に集中したが、何故か間が悪くいつも鉢合わせ。1日4回5回と来て1回分も食べれない。昨日と一昨日は来訪も2回に減り、ご飯に口をつけることすらできなかった。そして、今日はとうとう来ませんでした。

スマホ向けると逃げるのでサクラの写真は少ない

これまでもサクラが来なかった(食べなかった)日は何度かある。でもそれはサクラの都合で、食べに来ても食べれないという状況は今回が初めてだ。昔のサクラを思えば、こんなことでこの場所を諦めるとは思えないが、万一結果として路頭に迷わせてしまえば、自分が滅茶苦茶後悔することは火を見るより明らかだ。・・・で、決心したのです。

今まで嫌悪していた猫の捕獲機(Trap)、意を決してお世話になっている動物病院から借りてきました。今のままではちびたんの保護に時間がかかり過ぎるので、いよいよ捕獲機に挑戦することにしたのです。サクラのために。ちびたんのために。


今やサクラは、わが家の大事な一員です

※本記事はシリーズになる予定
1.「新顔子猫ちゃん参上 ちびたん」 2021.9.21 (その他・一見さんカテゴリー) 

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新顔子猫ちゃん参上 ちびたん

2021年09月20日 | ケン(ちびたん)とコミケ
先週金曜日のこと、わが家に新顔子猫ちゃんがやって来ました。
新顔猫ちゃんの来訪は2019年の2月に来たルイ以来
町内でも、随分久しぶりとなる新しいノラとの出会いです。

まだよちよち感のある新参子猫です

その日、自分は店にいたので妻から次々と報せが入った。
サクラに似た子が庭側に家裏にと顔を出し、サクラの残り餌を食べていると。
送られて来た写真は、何とサクラにそっくり。
捨てられた? 親離れ? あるいははぐれちゃった?
まだ生後4,5か月ほどの子猫は、それでも懸命に生きようとしています。

こちらはサクラ(再掲)、瓜二つの2匹は同郷かな

子猫の(仮の)名は「ちびたん」です。
よかったな、ちびたん。ここならたらふく食べれるぞ。
できれば早めに保護して里親さん探しを始める予定。
ちびたん、あり余るご飯を狙って今のところ家裏に居ついています。
ただ人を見ただけで逃げるので、保護にはもう少し時間がかかりそう。

頑張れちびたん。
ではあるのですが、このちびたんの出現が、今まで平和に暮らしていたサクラの日常に大きな影響を与えることになりました。
その話は次回に。

こんな子がひとりで生きていこうだなんて、やっぱり猫ってすごい

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ココレオハウス 2

2021年09月17日 | レオ(テンチビ)とココ
早くもハロウィンモードに染まった店内
そうなんです
花屋さんに勤めていると、季節感が狂います



かつて、花屋の季節はひと月早いと言われました
今は違います
2ヶ月前に始まって、ひと月前にはもう終わり


あまりイベントのない猛暑の夏がようやく去って
この秋から春の母の日まで
店内では2ヶ月早い季節が続きます

あっ、ギフトコーナーの床にココレオが

そんなことにはまったく関心ないのがココレオ
夏の間はお客さんも少なく
本当に手持無沙汰でつまらなさそうだった


「よくどこかに行っちゃわないわねえ」
お客さんによく言われます
いえいえ、安心と平和さえあれば、猫はどこにもいきません


忘れてならないのが夜の住人
彼がしっかり夜の店を守ってくれるから
ココレオの平和が保たれているのです

ひっそりと夜の店を見守るモドキ

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