今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

2019出会いと別れの総集編

2019年12月28日 | 登場ニャンコ紹介
今年もいよいよ残りわずか。
またひとつ歳を重ねるんだなあと。
でも、ニャンコたちのおかげで
多くのドラマが詰まって充実した1年でした。

レオとルイとの出会いで始まった今年。
夏にはチキンとキリン、秋にはポニーとの出会い。
そしてミセミケとの再会。
まだ正体不明だけど、シンも常連になりそうです。

一方春にはミケチビが行方知れずに。
再会したミセミケもその後消息を絶ちました。
一見さんで終わってしまった子ニャンが2匹。
寒くなった今頃、どこかで無事でいるだろうか。

昨年からの常連だったミケチビ
この春に消息を絶ち、不明者リスト入りとなりました

介抱の甲斐なくFIPで壮絶な最後を遂げた外猫のルイ。
もっと早く家にお迎えしていればと後悔が消えません。

まだ記憶に新しいルイの壮絶な闘病と最後
ノラのど根性を見た思いでした

夏前に静かに旅立ったテンちゃん。
老いたとは言え、テンちゃんは人間で言えば70代になったばかり。
慢性腎不全なんか吹き飛ばしてもっと長生きしてほしかった。

やっぱりお店の風景がよく似合うテンちゃん
テンよ、楽しかった日々をありがとうな

何より悔しいのがみうとの突然の別れ。
ようやく幸せになりかけたみうを襲った中枢性前庭疾患という名の病魔。
しかしみうは、その波乱万丈の人生(猫生)を見守った自分に
忘れることのない思い出を残してくれました。

長い外暮らしからようやく家に迎え、ニャーとも打ち解けてきたときに・・
その奥ゆかしさと優しさが今でも心に残ります

トシを取るとセンチになっていけません。
今年の残りは思い切り思い出に浸って
新しい気持ちで来年のスタートを迎えたいと思います。

この1年に訪問して頂いた方々、本当にありがとうございました。
お正月は休業中の店でレオと過ごすつもりです。

来年もよろしくお願い申し上げます。


ムニャ。突然の登場ですみません
来年はブログ現役ニャンコの紹介から始まるよ
 
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寝床から見るニャン歴史 ~ソトチビへの想い~

2019年12月27日 | ソトチビ
いよいよ年の瀬になりました。
そして寒さも本番になってきた。気象観測点のある市の中心から10kmほど離れた郊外の当地では、最低気温が天気予報の値より3~5℃くらい低くなる。それに当地の特徴として昼間は雲が多く、晴れマークでもすっきりとは晴れない。なので思いのほか寒いのです。

しんしんと冷える夜。暖を取れないモドキやキジロをはじめノラたちは本当に寒そうだ。家にも店にも数ヶ所に寝床を用意しているがなかなか使ってくれません。寝床は(体温の暖が)逃げないよう小さめにして穴の位置を工夫し、ふかふか布団を二重三重に敷き詰めてあります。置き場は雨はもちろん風も当たらないところ。利用していることが確認できれば、布団の間にカイロを入れて本格的に暖める。今のところ、サクラが家裏の寝床を利用中。

今日はソトチビのお話です(わが家に現れた頃)

家裏の寝床の歴史は、みうとソトチビのツーショットで始まった。みうのもとに通い続けたソトチビ。この2匹が2度の冬を過ごし、その翌年はリン家族が利用した。ソトチビは今度はリンのもとへと通い続けた。日暮れ頃になると現れ早朝には出かけることが多かったので、このブログでは「夜の訪問者」とも呼んでいました。

しかしその後姿を消したソトチビ。昨冬はついに現れなかった。いじわるオジンにみうを奪われリンを奪われ、失意が諦めに変わったのか新天地を求めたのか。今更呼び返そうとしても離れた気持ちは帰ってこない? 昨冬は黄色系ノラ(今のキジロとは違います)の餌場争奪戦があったりルイが現れたり、サクラは逃げ隠れしながら細々と食べに来ていた。物静かで遠慮深いソトチビの出る幕はなかったのかもしれません。


冬はぽっちゃりだが夏は壮観な体型だった

今年も早々に寝床を用意したのは、実はソトチビへの想いもあったからです。ソトチビはみうにとってもリン一家にとっても言わば恩人(猫)。その功績に報いたい気持ちは変わりません。今や常連となったサクラやキジロだって、要はソトチビが切り開いた道筋にあやかっているわけです。共同生活の得意なソトチビなら、きっと彼らともうまくやっていけるに違いない。

ソトチビよ、せめて一度でいいから無事を知らせておくれ。その時はお礼の大御馳走でもてなすから。


お前の無事と再会を祈ってるからな

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ニャーと思い出のニャンコたち

2019年12月25日 | ニャー
ニャーです。
またまたお久しです。
年末というのは何だかんだで忙しい。
この1年を振り返る余裕なんてありゃしない。
と、ぼやいていたオジンがニャーにその役を振ってきた。
現役最古参だし、クリスマスだし、
猫は暇なんだからそのくらいいいだろ、だって。

まったく何言ってんだか。
えっ? 猫に思い出なんてあるのかって?
まあ、猫だって学習するってことは記憶できるわけで、
普段はその記憶が出て来ないだけなんだニャ。
ということで、オジンの手伝いをすることになりました。

今年はカテゴリーの記事数が2位3位の重鎮、みうとテンじいが旅立った。
「大事なニャンコを立て続けに失った」とオジンは寂しそう。
ニャーもまだ臭いが残るこの2匹は覚えてます。
みうとは本当にいろいろあったし、テンじいには年輪を感じさせる迫力があった。
まさかこんなに早く旅立つなんて、ニャーだって寂しいよ。

ニャーとみう                     ニャーとテン

秋になると、今度は外猫のルイが病魔に侵されて旅立った。
いつも窓の外から、仲間に入りたそうに挨拶に来てたっけ。
オジンに見守られて畳の上で逝ったのがせめてもの救いです。


ニャー(窓の中)とルイ

そう言えば、今年早々にオジンが断腸の思いで不明者リスト入りさせた2匹。
オジンがブログを始める前から顔見知りだったソトチビとダイフクです。
ソトチビはニャーがリードで庭にいるとき、みうと一緒のところを何度か見た。
ダイフクは忘れもしない。ニャーたちの暮らしを脅かす存在だったのに、
その後人気回復して応援団までできたとは驚きだ。

ソトチビ                     ダイフク

そう言えば今では懐かしい店時代。
ダイフクに怯えながらも、仲良し3匹の生活は楽しかったニャ。
チビにあんな事故がなければ、シャッポともうまく続いただろうに。
でも、そしたら今の生活はなかったんだから、運命なんてわからないもんだニャ。

ニャーとチビ                   ニャーとシャッポ

さて、今年はこれが最後の出番だと思います
来年もニャーの出番があったらよろしこね

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試練なの? それとも天国?

2019年12月23日 | レオ(テンチビ)とココ
お店の看板猫、レオは今日も元気です。
ただ2日前のモドキの記事にあるように、夜間はレジ観葉室にお泊り(閉じ込め)となりました。猫を自由にして見守るというのは、やはり人間社会では難しいのかな。他人迷惑を回避したとしても、肝心の猫ちゃんの生活が安定しません。

最近は「たま駅長」のように、ワンニャンが看板として一役買っているケースをよく耳にします。ワンちゃんの場合はわかるけど、看板猫たちはいったいどんな暮らしをしているのでしょう。映像に出てくる看板猫はみんなフリー。それでどこにも行かないのでしょうか。店や施設が閉まった後はどうしているのでしょう。必要以上にニャンコが集まってきて、ひっちゃかめっちゃかになったりしないのかな。


専用の通り穴から外を伺うレオ
(この小穴は夜間閉め切りとなりました)

先日、店に忘れ物をして夜遅く取りに行くと、静かな店内でレオに会った。大抵は自分を見つけると寄って来るレオがそのときは一瞥しただけで走り去って、裏駐車場を駆け回っていた。何だか、いつものレオとは違っていた。

猫は本来夜行性だけど、人と暮らすようになると人に合わせて生活を変える。自由の身とはいえやはりレオも昼型の生活だった。それが専用の通り小穴ができて以来、食事以外はスタッフに依存しない正真正銘の自由となった。すると、本来の夜行性が戻ってきたのだと思います。


スタッフルームの長椅子で休むレオ
(先日はこの横のドアからモドキが顔を出した)

レオとしては最高の暮らしだったのかもしれない。でも、シン(新新新猫)との一件があった。シンはその後も毎晩来ているようだが、シン用の置き餌を店頭に移してからはシンもミセミケも見ていない。いつ出会うかわからない不安はあるにしても、一応レオの生活は落ち着いたように見えた。そこに、モドキが来た。

モドキはレオと対峙するうちに、レオ用の小穴を抜けて観葉室まで入って来た。モドキにとってもかつて知ったる観葉室だ。そうなるともう観葉室の小穴を開けておくわけにはいかない。結局、小穴もレジ床下の通路も人のいない夜間は塞ぐことになった。保護者から見ればそれでレオの生活がずっと安定したのだが、レオは夜間に外を飛び回る自由を失いました。

(左)閉店後レジ台でくつろぐレオ、(右)寝床に入るレオ

が、しかし、レジ観葉室は90㎡もあって結構広いんです。猫にとっては広すぎるくらいだ。確かに屋内は外と違って刺激がない。開放感がない。独りだと寂しいしつまらない。それだけの問題なのですが、それでも気にするところがやっぱり甘やかしすぎなのかなあ。

 
(左)観葉室からレジ室、(右)レジ室から観葉室を見る

そうして考えてみるとテンちゃんは凄かった。昼間はリード暮らし。夜は事務所にお泊り。事務所は8畳(13.5㎡)の広さでも机やラックがぎっしり並んで結構狭い。トシもトシだったし体力も落ちていたとは言え、そんな暮らしをテンちゃんは2年も続けた。しかしスタッフやお客さんの愛情を目一杯浴びていたテンちゃんにとって、とてもハッピーな2年間だったと確信するのであります。

お店の看板猫も代が変わるたびに待遇が良くなってきた。レオも、先輩たちに感謝しなくちゃいけないな。


今もで昼間は自由奔放な生活です(BYのホースで遊ぶレオ)

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モドキ参上・そして侵入?

2019年12月21日 | モドキ
レオの周囲がまた風雲急を告げる事態に。でもその前に、モドキのことを書きます。
モドキはレオの言わば天敵。レオを主体に書けば、ついついモドキが敵役やら悪役になってしまう。でもモドキだって当ブログの主要キャスト。しかも付き合い歴はレオよりずっと長い2年と8ヶ月。ノラとしてはソトチビやダイフクを抜いて一番長くなり、ブログ初の3年越えも目前だ。ブログ登場の現役ニャンコとしても、モドキはニャーに次ぐ長さを誇る重鎮なのです。

この夏以降のモドキはひと月に1回程度、3,4日ほど続けて顔を見せます。おそらくモドキはこの店を見回りコースにして毎晩来ているのだろう。たまに少し早く来てスタッフと顔を合わせるといった感じ。一昨年も昨年も、店に入り浸りになって店の子をアッピールしたときがあったのに、こちらの都合でお迎えができなかった。その後ノラとして箔をつけたモドキを見ると、その無事に安堵すると同時に後ろめたさも覚えてしまうのです。

1ヶ月前に来訪したときのモドキ

そんなモドキがまるで年末の挨拶のように、今週になって4日ほど顔を見せた。最初は閉店後の20時頃、例によってスタッフルームの前でボーっとして座っていた。置き餌には目もくれず、シーバを1袋食べてしばらくすると消えていた。そのときレオは外にいたので、スタッフが抱えてレジ室に隔離した。次の日も同じ時刻、1人残っていた店長のYKさんが猫の鳴き声に様子を見に行くと、観葉室の中からレオが唸っていた。ドアの外側ではモドキがこっちを見ていた。

店長はレオをレジ室に隔離してモドキが消えるのを待った。しかしやがてレオが再び唸り出し、見るとモドキが観葉室に入ってきてドア越しにレジ室を見ていた。モドキは唸るでも威嚇するでもなくボーっとこっちを見ていたが、レオの方は必死だ。店長はモドキを観葉室の外に追い払い、さらに店内でも追い払った。そして結局、その夜はレオ用の通り穴を塞いで帰宅した。

考えてみればこれも想定できたことだった。もし店長がいなかったらモドキは観葉室からレジ室にあるレオの寝床まで侵入しただろう。たまたま店長が残っていたので事なきを得たのでした。しかし店では、レオの暮らし方について再検討せざるを得なくなった。そもそもモドキにとって観葉室はかつて知ったるわが家。2年前の冬、レジ室の床下を通って暖かい観葉室で過ごす方法を開拓したのがモドキでした。あの時レオのように専用の小穴を作ってあげたら、モドキは店で暮らし始めたかもしれないのです。正直なところ、店長は少し追い払い過ぎじゃないかと案じたほどでした。

(再掲)2年前の冬、観葉室でくつろぐモドキ

どうしたものかと考えていたその翌日、今度は閉店前の18時頃にモドキが来た。気付く間もなくスタッフルームの前でレオと睨み合い。レオの唸り声が閉店間際の店に響いた。妻とスタッフが慌ててレオをレジ室に誘導して隔離し、モドキはシーバを食べていつものようにスタッフルームの前でしばしくつろいだ。妻から連絡を受けた自分が店に来たとき、もうモドキはいなかった。持って来た予備のトイレを観葉室に入れて外への通路を塞ぎ、その晩からレオはレジ観葉室にお泊りすることになりました。

冬は日暮れが早いのでノラたちの来訪も早くなる。モドキは昨日も18時頃来ました。4回目にしてようやく自分も会うことができた。スタッフルームで寝ていたレオのすぐ横から、モドキが顔を出したのでK君が慌てて押し出した。するとレオが目を覚まして外に出て行った。慌てたK君。しかし何事も起こらず、レオは事務所にいた自分のところに(ご飯をねだりに)来た。K君から状況を聞いて、レオを抱いてレジ室に運びました。

昨日会ったモドキは、ひと月前より随分ふっくらとしていた

それからモドキと、久々にゆっくりした時間を過ごした。シーバを1袋半食べたモドキをよく見ると、また左目が目やにで半目になっていた。レトルトに抗生物質を混ぜて食べさせました。今回の4日間、モドキは一度も声を発してないそうです。レオなんか相手にしてないって感じ? 本当に物静かでゆったりした猫になりました。どんな形であれ末永くお付き合いできたらいいな。そう思わせるモドキです。


抗生物質入りのレトルトを食べるモドキ

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