今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

明日の光

2020年03月30日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
非番で家にいた今日は、サクラが一度も来なかった。
一昨日の記事に書いたばかり、1日3回は顔を出す皆勤賞だったのに。
何となく落ち着かないけど、年末のこともあるから待つしかないか。
ノラたちの生活はこんな風に、いつ何が起こるかわからない。
そう、明日のない生活なのです。

今日は朝から志村さんの訃報に胸を痛めつつ見入った。
ふと自分の過去記事を読んだら、幼いキーとクウの写真が目に留まった。
こんな感じのです。(キャプションもそのまま)

この子たちの未来に光を
※「今年もいろいろありました」(2017.12.23 ニャーカテゴリー)より

これは齢2ヶ月くらいかな。その後、最近の記事でこんなことを書いてます。
『キーとクウは幼少の頃から見守ってきたが、物心ついて多少遠征に出るようになった頃、よく"戦利品"を持ち帰ってきた。それがアイスクリームの芯棒だったりお菓子の袋だったり、そんなもの食べられないよ、果たしてこの子たちはこのまま放っておいたら生きていけるのだろうかと思ったら涙が出た。そんな思いで書いたのが「この一家に光を。」 一家の保護を決意したときでした。』
※「ノラが家猫になるとき・partⅡ」(2019.11.15)より

ああ、自分はこの子たちの光になれたんだなと思ったら感無量だった。
ご縁のきっかけなんて、ホント、誰にもわからない。

リンに連れられてやって来たときはまだよちよち歩きでした(推定齢1ヶ月強)

でも思うのです。
自分は、今ご縁のあるノラたちの明日の光になれるだろうかと。
モドキにサクラ、そしてキジロに・・・
いやいや世の中には、キーやクウのようないたいけな子ノラちゃんがたくさんいて、
みんな明日の光を待っている。
彼らに約束された明日を提供できるのは人間だけだ。

明日が約束されない生活がどんなにはかなくて哀しくて、そして恐ろしいことか。
人間社会に暮らし、野生動物とは一線を画すノラなら知っている。
そして、彼らは待っている。

今のキーとクウには、明日が約束されている (手前はリン)


※翌日追加
翌31日はサクラいつものように朝から4回来ました。
食の落ちていたキジロも爆食復活!

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家裏にも春がやって来た

2020年03月28日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
ノラの生活は波乱万丈、サクラとキジロにも少しづつ変化が。
この2匹は写真がなかなか撮れないのが記事の少ない理由です。最近はしかしサクラは遠目なら逃げなくなった。一方キジロは殆ど夜の来訪なのでシャッターチャンスがない。でも、2匹とも皆勤賞で毎日顔を見せに来ます。

サクラ
今月になって寝床を卒業しました。暖冬のせいか少し早め。まだ寒い日や冷雨の日は寝床に入るのでカイロも使ってますが、やはり本拠地がいいのだろう、昔のような通いに戻りました。勝手口の外でご飯を催促する頻度も減って、今は1日に3、4回です。

カイロ交換中に待機するサクラ

年末に5日間消息を絶った後の偏食はますますひどくなってきた。まず1回に食べる量がかなり少なくなった。気に入らないと口も付けない。特にウェットは缶詰やレトルトを10種類くらい用意してるけど、毎回のように嗜好が変わって出してみないと食べるかどうかもわからない。無駄が多いのが難点です。

外猫の残りは家の子たちには回せないので店の置き餌に使用。(シン用) 妻は中の子たちより手がかかると呆れ気味。サクラとの意思の疎通が急務です。一方サクラは毎回の発声練習が功を奏したのか、声が少しづつ大きくなってきた。

悠然と雨が止むのを待つサクラ

キジロ
相変わらず来ても催促鳴きもしないで、中から気付いてくれるまで香箱座りで待ってます。空振りもあるだろうに随分気の長い子だ。一時は夕方から夜にかけて2,3回、その都度特盛を平らげる大食漢だったが、最近はその量が徐々に減ってきた。今は夜に1回か2回やって来ます。この5日ほどは、サクラのように急に食べなくなった。

キジロの待ち姿勢 (再掲;いつもはサンダルの上が多い)

一度に食べる量が急に細くなり、3日前にはついに口もつけないで帰った。サクラのときもそうだったけど、こうなると思い出すのがルイのこと。同じような状況で気付いたときはお腹が腹水でぶよんぶよんに膨れて、病院で手当てしたが結局壮絶な最期を遂げた(FIP)。もうこれ以上、あんな思いは繰り返したくない。

最近のキジロは勝手口の中からだったら結構触らせてくれるので、昨日はお腹に手を回して調べてみた。どうやら腹水はなさそうだ。でも油断は禁物。食が回復すればいいけど、しばらくは注意深く見ている必要がありそうだ。

1ヶ月前、まだ爆食していた頃

タヌキくん
さて、書こうと思って実はまだこのことを何も書いてないことに気付いた。この話の発端は一昨年の初冬に遡ります。シロキの保護が遅れ、夜の訪問者(ソトチビ)の来訪を懸念しているときに何者かが来たのでした。 その話がこちら;

この話には後日談があるのですがそれは別の機会に。(写真はありません。)

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新参の季節がやってきた

2020年03月26日 | レオ(テンチビ)とココ
昨日の日暮れ時、いつになく早くモドキが来て食べ残したご飯、モドキはSCの奥からの戻りコースでまた店を通過するので、そのままにしておいた。するとスタッフのHさんが「子猫が食べてるゥ!」 見ると、サクラやクウに似た柄の子猫がガツガツ食べてました。

ああ、今年もこの季節がやって来たか。子猫は6ヶ月強くらいで、人が近づくと小声でシャーッとくるが逃げない。カリカリを足すと食べるは食べるは、相当空腹だったのだろう。まずは暖かく迎えてご飯を出して、しっかり落ち着かせることにしました。しかし子猫は、食べ終わると何処かに消えた。

ガツガツ食べる新参の子

かつてはチビやシャッポ、それに今は看板猫になったレオもそうだ。子猫が現れるのは春と秋が多いが、この時期にやって来る子猫は初めての冬を乗り切ったわけで、とにかくたくましいというか運が強い。ノラの子猫が冬に独り立ちしても人手の助けがなければ生きてはいけないのです。殆どの子猫が無残に果てていく中で、いい人に出会えたのは強運の持ち主だ。

齢7、8ヶ月といったところか

さてあの新猫くんはどうなったか。今日の報告ではやはり店に居座ったようです。朝からたらふく食べてご満足。興味津々のレオが何かと寄ってきても、怖いけど逃げないで堪えているらしい。レオも襲うまではしない。問題はモドキ用の置き餌。モドキが早く来ればいいけど来ないときは置き餌を出す。今日は来なかったので、子猫の分と別に置いたそうだ。それで果たして、モドキが来たときにあるかどうか。

店にも事情があるしわが家にも事情がある。しばし安定していたレオとモドキとシン(覚えてますか?)のお店生活だけど、俄かに風雲急を告げてきた。新しく来る子にだって事情がある。まさに明日をも知れないノラの生活。みんなが幸せになる日はまだまだ先が遠そうです。

今日の子猫(Sさん撮影):すっかりくつろいでいるようです

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看板猫、仕事中

2020年03月24日 | レオ(テンチビ)とココ
レオ君の仕事ぶりを紹介します。
なかなか堂に入ったもんです。

「こちらは観葉コーナー、奥が生花コーナーで~す」


「スタッフにご用の方はこちらへどーぞ」

「お会計はこちらで~す」

「生花やギフトをお求めの方は内レジをご利用下さい」

「おーい、ヒマだぞ~」 (スタッフへ)

春の足音が大きくなってきた今日この頃、レオ君は相変わらず頑張ってます。
(ガラ携の限界;写真がピンボケですみません)

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迷いの季節?

2020年03月21日 | チキン,キリン,ポニー
迷っているのはチキン
何に?
==オコタか窓辺か==
チキンは真剣です
・・でもなさそう

オコタか日向ぼっこか・それが問題だ

彼岸を過ぎれば初夏の日差し
日向ぼっこの季節もあとわずか
なんて、関係ないか
気持ち良ければいいんだよね

大好きなシロキおじさんと

思えばチキン
SCの片隅で衰弱して
子供たちに連れてこられたときは手の平サイズだった
あれから9か月
よくぞ育ったもんです

わが家に来て1週間経った頃(写真上はテンちゃん)
※テンちゃんはこの3日後、命を引き継ぐかのように逝きました

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