今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

何とか生きてるで候ふ

2024年09月21日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
まさに残暑これ極まれり、尋常じゃない暑さですね。
今夏は暑さの新記録を次々と打ち立て、ついでに野菜の高騰も新記録。
わが家では必需品だったオレンジジュース、値上がりを通り越して店頭から消えました。
それにつけても最近の天気予報、当たりませんね。
今月の初めだったか、当地では晴れマークのない週間予報が何日か続いたけど、実際には殆どが晴れ、太陽を見ない日はなかった。

今回はキジロくんの登場です

コンピューター予報にしてもAIにしても、要は経験則ベースだから過去データが物を言う。
今年の夏は過去の経験から大きく外れているのに違いない。
予報士の人たちは、気象庁の縛りがあるせいかそんなことは言えないのかな。
予報がバラバラになれば混乱を招くので、それもやむを得ない?
外れても外れてもシラッとしてまた予報する。なんとまあお疲れなことで。
個々の判断をもっと尊重する予報の仕方があると思うのですが。
中にはウェザーマップの森田さんのように、「外れちゃいましたね」と申し訳なさそうに外れた理由を説明する人もいる。
好感持てます。

ところで、今年の夏がどのくらい異常なのかチェックしようと過去の記録を見てみました。
庭の温度計に関する限り、去年も猛暑日熱帯夜が彼岸まで続いた。
去年の猛暑日熱帯夜の最後は9月28日。
一昨年以前は、猛暑日や熱帯夜は飛び飛びあっても連続するのは8月上中旬だけ。
残暑が異常に暑くなったのは去年からのようです。

「お~い、主人公が出てこないぞ~」

さて、余談が長くなりましたが、当ブログでは唯一外暮らしを続けているキジロくん。
さすがにこの暑さにはバテたようで、8月は来ない日が多かった。
日陰にいてもうだる暑さ。風通しを求めてもまるで熱風。
キジロに限らず、この時期の外暮らしは大変だ。
外から戻ってクーラーの風に当たってひと息ついた時のあの幸福感。
外猫たちにも味わわせてやりたいものだけど、猫にはクーラー嫌いが結構いるからね。

猛暑日熱帯夜は続いていたけど、9月になるとキジロの来訪は復活してきた。
1日置きだったのが3日に2日、4日に3日と来るようになり、今ではほぼ皆勤賞。
先日(16日)の涼しかった日は朝夕晩と3回食べに来た。
猫には、気温以外に夏の終わりが近いことを知る術があるのだろうか。
ただ勝手口ドア下のたたきは暑いらしく、フェンス際の石桝の上で待機。
食べ終わるとそそくさと消えてしまう。

「お~い・・」

キジロは、勝手口の中からなら触ったり撫でたりできる。
でも外で出会うと、こっちが近づく前に逃げてしまう。
もうすぐ6年になる付き合いで、しかも殆ど毎日のように顔を合わせてきた。
その割には信頼関係がイマイチ希薄な感じ。
家にお迎えするにしても、どのような方法で行うか。
できれば捕獲機は使いたくないし、
リン一家のようにドア開けて入って来るのを待つわけにもいかないだろうし。

今考えているのはサクラのように、勝手口の内側から抱き上げて入れる方法。
ただ、サクラの場合は小柄で軽かったから何とか出来た。
それでも暴れられたら持ちこたえられず手放してしまった。
家の中に逃げたので何とかなったけど、果たしてキジロが本気で暴れたら・・。
今からスキンシップをせっせと図って、いざというときのキジロの不安を少しでも和らげるよう努めていくつもりです。

「外から意思表示するのは結構大変なんだよね」

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ずっと前からいるような・・

2024年09月18日 | レオ(テンチビ)とココ
モドキが家の子一周年ということは、ココレオももうすぐ家の子一周年。
そう言えば昨秋保護した5匹には共通点があります。
保護以来一度も出たいと騒がない。不安気にもならないし、出たい素振りも見せない。
ヒョウが当初鳴き続けたのは、やはり子供を残してきたからだろうか。
保護者としても、それだけが心残りです。

昨秋、店を閉める案内を1ヶ月前に出した時、ココレオの行く末を案ずる声が多かった。
それで閉店案内の横に、看板猫ココレオの去就についての報告を出したのです。
実はその後、レオを引き取りたいという申し出が複数あった。
でも人馴れしてないココにとって、レオは"命綱"のような存在。
2匹一緒を条件としたためレオの話も流れてしまった。
今は、それでよかったと思っています。

店時代のココレオは、お花に囲まれて生活していました

ココは昨年の春頃から頻繁に遠征(エクスカーション)を始め、戻らない日もあった。
その都度、自分か妻が夜遅くまで店に残ってココの帰りを待った。
ココを繋ぎとめていたのはレオだったに違いない。
そのレオも、保護する直前には初めての遠出をした。
保護するのがもう少し遅れたら、今頃2匹はわが家にいなかったかもしれない。


左からココ、キー、レオ、手前にサクラ

わが家に来たココレオはいち早く家や先住猫たちに溶け込んだ。
本当に何の違和感もないので、ついつい記事にするのを怠ってしまう。
家に来てからは、店時代と比べてココレオの記事数が極端に減ってしまいました。
近くで生活するようになっても、この2匹は何も変わりません。
レオは相変わらず人間大好きのすりすり魔。
ココは人も猫も怖いけど、生来の物おじしない性格。
怖がりながらも自由奔放に歩き回っています。

ピアノの上がココレオの定位置

最近になって、2匹の状況が少し変わってきたかも。
常に一緒だったのが、単独別行動が目立つようになりました。
レオは変わらないけど、レオ命だったココの変化によるものです。
少しづつ自信をつけたと言うか慣れたと言うか。
"レオなし"生活の時間が増えてきました。

最近のココは単独で天空寝床を根城に (上はニャー)

で、ココから解放された時のレオはますます保護者にくっついて、
行動が甘えん坊の先住猫に似てきました。
ところでこの2匹、保護部屋は完全卒業で、この春以来部屋で見たことがない。
最近は他の3匹(モドキ、ダイフク、ヒョウ)も部屋に入らなくなりました。
でも、4台のケージはしばらくそのままにしておきます。
何かあった時の逃げ場や養生ルームに使えるし、キジロも年内には迎える予定。
しかしその前にノミ問題や粗相問題、早々に解決したいことが山ほどあります。


キッチン台のレオ

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モドキ、家の子一周年

2024年09月17日 | モドキ
7年余りのノラ生活を終えて、わが家に迎えたのが昨年の9月中旬。
ノラ生活を無事に過ごせたのは、店だけでなく見守る人達が多かったからに他ならない。
モドキは数少ない恵まれたノラの1匹だ。
とは言え、大怪我をしたり目ヤニや風邪などで幾度も危機に見舞われた。
その都度手当するうちに、モドキは気心の知れたノラとなった。

店時代のモドキ (レジ外側台上にて)

かつて知ったる保護者のいる家に来たノラは慣れるのが早い。
モドキも来た早々に落ち着いたもんだったけど、そこは猫たちがやたらに多い家だった。
しかもノラ時代にライバルだったココレオやダイフクまでやって来た。
当初は威厳を誇示したり修羅場を演じたりしたが、次第に他猫と折り合いをつけていく。
ご執心だったヒョウまで家に来たことがプラスに作用したのは間違いない。
そして見えてきたモドキの本質、実は気が小さくて遠慮する猫だったのです。

ヒョウと違って先住猫たちに警戒され、馴染めずにいるモドキとダイフク。
面識は十分にあっても、保護者への馴れも道半ば。
結局3匹は先住猫たちがくつろぐリビングキッチンを避け、"陰"暮らしを始めた。
早々とわが家に溶け込んだココレオがいなくなった保護部屋生活。
部屋は開放されていたが、出るまでには何ヶ月もかかった。
やがて2階オジン部屋の押入れに根城を移したモドキに、ヒョウが合流していった。
シャンプーを機に再び自ケージに籠城したモドキに合わせて、保護部屋生活に戻った3匹。
ようやくケージから出ても、部屋内のケージの上や椅子の上で過ごした。

保護部屋の3匹 (椅子上にモドキとヒョウ、下にダイフク)

やがて、保護者が寝た後のキッチンに進出。すぐにヒョウもダイフクも従った。
3匹でキッチンを独占したが、他猫の目が気になって落ち着かない。
それで、モドキが次に選んだ場所は玄関だった。
猛暑たけなわの頃、自然の涼を求めるなら確かに玄関土間のタイル上が一番だ。
ただしこの場所は保護者の出入りの度によける必要がある。
ヒョウはそれを嫌って昼間は2階の手摺の上に居場所を変えた。
ダイフクは相変わらずモドキの傍。まるでモドキを慕っているようにしか見えない。

キッチンに進出した3匹

このおかげで、玄関に置いていた人気トイレは廊下の奥へと移動した。
ダイフクを嫌っていたモドキだけど、その頃から少しづつ気を許していった。
そして、ついにはダイフクの目の前でヘソ天に。
夜はヒョウも加わって、3匹の不思議な絆は深まっていった。
やがて、昼間は2階の手摺の上にいるヒョウに合わせてモドキも2階に出張。
選んだ場所は洗面所のシンクの中。
すかさずヒョウがその横に、ダイフクはその下の床に。
階段の上でくつろぐダイフク。ダイフクの通せんぼがまた始まった。


玄関のヘソ天モドキとダイフクとヒョウ(ダイフクの奥)

それからは3匹揃って玄関と2階を行ったり来たり。
この3匹、習慣が次々と変わるので見ていて飽きない。
モドキは当分の間はみんなと合流する気がなさそうだけど、家庭内ノラとはちょと違う。
7年間も付き合ってきた実績はニャーに次ぐものだ。(ダイフクは5年間のブランクあり。)
モドキもそれはわかっていて、我々夫婦が近づいても脅かさなければ逃げないし、親近感のある目つきや表情で接してくれたものだった。
それは家に来た今でも変わってない。
わが家では新参だけど、当ブログでは古株なのです。

2階洗面所にて、モドキとヒョウ

さて前記時にも書いたように、後足の内側から下腹部にかけて毛が抜け始めてきたモドキ。
さらに脇腹に10円ハゲが出来てそこが赤味帯びてぐじぐじと痛々しい。
他にも似た症状の子が数匹いるけど、代表で通院させるならモドキかなと思う。
でも・・、ようやくモドキが心を許しかけたときにシャンプー前の大捕物で信頼を裏切り、振り出しに戻ってしまった。
あれから再び深めてきた信頼関係、また降り出しに戻るのも何だかなあ。
とりあえず抗生物質と少量のステロイドを与えながら、それでも通院を決行するか他の子にするか、ぐじぐじ考えています。

モドキの脇腹10円ハゲと後足裏側のハゲ


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ノミ生産マシーン? のダイフク

2024年09月14日 | ダイフク
本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その10」となります

久々の本シリーズですが、まだまだ治まったわけではありません。
ただ、徹底した掃除と駆除スプレーの甲斐あって、部屋のノミはほぼいなくなりました。
ノミ取りホイホイ(4台)は2週間連続"収穫"ゼロで今は中断しています。
でも油断は禁物。日々の徹底掃除は欠かせません。

ちび太のノミはたまに1匹2匹見つけるし、先日はモドキに2匹ポニーにも1匹発見。
猫達は相変わらず盛んにかいかいとなめなめを繰り返しています。
しかし群を抜いてすごいのがダイフク。まるでノミの塊のよう。
3回目のシャンプーの後、ほどなくしてまた背中が濡れてきて、さらに黒ずんできた。
試しに櫛で鋤き取って確認するといるはいるは。
それで急遽4回目のシャンプーを決行。

ニャー(上)とダイフク

湯に浸すと早速流血(溶けたノミ糞?)したのでお湯洗いを2回。
今回は洗濯ネットから出してシャンプーをしっかり地肌まで塗り込んだ。
その状態で鋤取り。目視でノミを見つけてできる限り駆除した。
驚くことに、ダイフクのノミはその状態でも地肌を這って逃げ回った。
「ノミは水に弱いから洗えばすぐに除去できる」なんて記述はみな嘘だ。
軽く洗ってシャンプーの泡を落とし、ダイフクの身体を軽く拭いてさらに鋤取り。
ダイフクを横にしたり仰向けにしたりして、二人がかりでノミを見つけては駆除した。
ノミの数が半端じゃなくかなり長い間作業。
その間ダイフクは小刻みに震えながらじっと耐えていた。

相変わらずモドキ(上)のストーカー

ダイフクの顔をタオルで覆い、念入りにノミ駆除スプレーをかけてケージ内に解放。
捕り損ねたノミが毛の表面に浮いてくるのでさらに鋤取りで駆除。
こうして数えただけで100匹以上、実際には130匹くらいは駆除したのです。
作業を終えたダイフクはすぐにご褒美にパクつくなど慣れたもの。
真っ白にフッカフカのふわんふわんの身体は、さすがに気持ちよさそう。
ところが2日後には背中が濡れ、黒ずんでくるのでした。

それから2週間。次は懸案のクウかケンか、それともダイフクの5回目をやるか。
一方ポニーの下半身の毛が薄くなり、下腹部や両後足の内側と後部の毛がなくなった。
同じ症状がケンやモドキにも現れたのです。ちび太もかつてそうだった。
モドキには脇腹に10円ハゲもでき、地肌が赤味帯びている。
線状肉芽腫、毛包虫症、皮膚真菌症と原因をいろいろ調べているうちに、ノミアレルギーの可能性もありそうだとわかった。
ここから先は、誰かを病院に連れて行って診てもらうしかない。

ヒョウにくっついてうれしそうなダイフク

重なるシャンプーで人間にすっかり慣れたダイフクは、おっとりした「いい子」になった。
モドキ、ヒョウとは仲良し3匹組になり、先住猫たちとの距離も縮めたそう。
まだまだ警戒されてますが、そのうち仲間に入りそう。
その辺の状況は別記事にて。

「あー、幸せ」

※2024ノミ騒動シリーズ
その1 それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~ 2024.6.28
その2 せつないダイフクの改心? 2024.7.10
その3 ダイフクのノミ駆除 (前編) 2024.7.12
その4 ダイフクのノミ駆除 (後編) 2024.7.15
その5 ラブラブ2匹を引き裂いた保護者(とダイフク) 2024.7.23
その6 続々シャンプー決行中・その1 2024.7.28
その7 続々シャンプー決行中・その2 2024.8.3
その8 続々シャンプー決行中・その3(中間考察含む) 2024.8.8
その9 しつこさ極まるダイフクのノミ、一方ダイフクの目的は・・ 2024.8.23

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普通の家猫生活を希望します

2024年09月12日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
猫は群れない動物、基本的にひとりで生きると言われています。
ノラは然り? 保護されて家猫になって、しかも多頭生活を始めたら・・。
はじめは家庭内ノラ。保護者や他猫を警戒するし、煩わしいに違いない。
でも次第に慣れて警戒心が解け、しかも気心が通じ合うようになると・・。
仲間たちもいいもんだ、と思うようになるような気がします。

4年半の外(家裏)生活を経て、体調不良(口内炎)のため保護して家に迎えたサクラ。
以来家猫生活歴がほぼ2年になった。
これまで介護もしたし、今も食事の介助を続けています。
当初は1階の保護部屋に居住。部屋は開放していたが自ら出ることはなかった。
昨秋の大量保護で部屋に居場所がなくなり、2階の物干し部屋に居住を変えた。
そのうち自室を出るようになり、1階に下りてたまにキッチンで食べたり。

サクラ(手前)とココ、奥にモドキとヒョウ

いまだに人が怖く、近寄っただけで逃げる。
でも猫たちの間では空気のような存在。気にもしないし気にもされない。
太れない体質なのか、超小柄で子猫のような外観がそうさせているのだろうか。
リビングキッチンで過ごす時間が増え、今では猫たちの真ん中でヘソ天爆睡したりする。
食事時は他猫たちと一緒にキッチンで待機。
皆と一緒に食べ、皆と一緒に寝る・・それがサクラの望みだったようだ。

上にニャー、下にサクラ (リビングの出窓で)

1日に1回か2回、物干し部屋の出窓に行って待機する。
そこが飲食の介助の場と決まっている。介助の時だけは触っても撫でても全然平気。
自分では爆食したり、かと思えば一切口にしなかったり、大変ムラが大きい。
食べたいものが日替わりメニューで、前回は爆食しても今回は口すらつけなかったり。
相変わらず自分から水を飲むことがない。
飲食介助の際は、希釈スープと水分の多いウェット(かるかんパテ1袋)。
計算上1日80cc~130ccの水分を摂ってはいるが、いつも脱水状態だ。


他猫に交じって寝るサクラ(奥)

1日置きにステロイド半錠を投与。所定量の半分だ。
食事中、食べ物が患部に当たるとグアッとなって頭を振って吐き出すが、患部から離れるとすぐにまた食べだす。
かつて麻酔下診察した先生は、頬の内奥が腫れているが歯茎はきれいだと言っていた。
最近になって、グアッとなる頻度が薬投後と空き日で変わらないことが気になった。
それで薬の効果を試してみることに。
副作用が強いと言われるステロイドです。なしで済めばそれに越したことはない。

今日で薬なし10日目。
グアッの頻度が少し増え、昨日今日は食事以外の時も時折染みてるような素振り。
やはり投薬は必要なようだが、もう少し様子を見てみます。


リビング窓辺で外を見やるサクラ

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