今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

険悪雰囲気緩和剤

2024年04月23日 | チキン,キリン,ポニー
先日、独身貴族の愚息が帰省してきた。
長女はやや離れてますが、次女と長男は近くに住んでるのでちょくちょく帰ってきます。
来客があると真っ先に隠れるのがキーとクウ、それにチキン。
帰った後、最後まで隠れているのがクウとチキン。(もともと隠れてるのがケン。)
そう、チキンはわが家でも人見知りの強い猫なんです。

たまにニャーが甘えん坊になってオジンの膝の上
そんなときでも、うっとおしくくっついてくるのがチキン

ところが猫社会ではさにあらず。
物心つく前にわが家にやって来て、大勢の大人猫たちに囲まれて育ったチキン。
怖いもの知らずのやりたい放題。警戒心はあっても他猫を警戒の対象にしたことがない。
それは大人になっても変わらないようだ。

一時は他猫を寄せ付けなかった孤高の猫ニャーにも、畏れもなければ遠慮もない。
後追いとはちょっと違って、とにかくニャーのすること真似してまわる。
ニャーが新しい居場所を開拓するとすぐにお邪魔。
ニャーも、相手がチキンだと嫌な顔ひとつしないから不思議だ。

ご飯待ちの間にニャーに手を出すチキン
こんなことができるのはチキンだけ

保護部屋の猫たちにも同様。
あのこわ~いボスキャラのモドキにだって平気で近づいちゃう。
家に来たばかりのモドキは本当に怖そうだったけど、それでも何のその。
さらに、もっとヤバそうなダイフクにだって遠慮しない。
これまた不思議なことに、モドキもダイフクも今のところチキンには手を出さない。
チキンを見ているとそれがわかるような気がする。
つまりチキンには、他猫に対して警戒とか敵意というものがまったくないのです。
相手から見ればそれがわかるのだろう。要は安全パイ?

かつてキーやクウがチキンから逃げ回っていた時がある。
あれって、チキンは遊びたいだけだったんだと後になってわかったのです。

いつも一緒のココレオ
時としてチキンを入れて3匹に

ところで、わが家には安全パイと見なされれている猫が3匹います。
サクラにシロキにチキン。
サクラとシロキは他猫をまったく意識しない。なので他猫からも意識されない。
先日、モドキとレオが至近距離で一触即発の睨み合いをしていたときのこと。
その間をスタスタスタとシロキが通過した。シロキにはその先のトイレしか見えていない。
呆気にとられたモドキとレオが気を取り直して睨み合いを再開しようとしたとき、
今度は何かを物色してウロウロしていたサクラが間を通過。
さらに、ポニーと追いかけっこしていたチキンがすっ飛んできた。
ついには白けちゃったモドキとレオが散会。
安全パイの3匹、険悪になりかけたわが家の雰囲気を緩和する貴重な存在なのであります。


1ヶ月前、オジンの胸(お腹?)で同居するシロキとチキン
シロキがオジンの上に乗ってくるのはこれが最後となりました

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ポニーくんのハゲハゲは

2024年02月01日 | チキン,キリン,ポニー
脱走の記事以来のポニーくんの近況になります。
あれは自分が入院していた時のことなので昨年の9月、もうそんなに前になるんですね。
妻がひとりの時にポニーがするすると脱走してしまった。
店から来たポニーはまったく土地勘がないし、もし見失って見つからなかったら・・。
そのときの妻の胸中は察するに余りある。
家に戻すことができて本当に良かった。終わりよければすべてよし。
こういうときの妻の機転は天下一品なんです。

少しは毛が伸びてきた現在のポニー

さて問題はその後に生じたポニーのハゲハゲです。
ちび太ほどではないけど、下半身や下腹部それに後足の裏側にハゲが集中。
見てると、やはりその辺を舐めまくっているのです。
で、今はどうかというと、当時より少しはましになった程度。

これは剥げ始めた当初の写真です (昨年10月)

触ってみると、毛の薄い部分を中心にブツブツとできものの跡のようなものがある。
初めはノミに食われた跡かと思ってノミチェックしたりマイフリやったり。
しかしノミはいないようでした。
本人(猫)はいたって元気。ストレスフルな状態にあるようにも見えない。
毎日のようにチキンと追っかけっこして遊んでます。


ストーブの前でシロキおじさんと過ごすのも日課

最近思うのですが、先住猫グループの間にちょっとした団結心のようなものが芽生えてきた?
今まで相容れなかったポニーチキンとリン一家が、一緒にコタツで過ごしたり。
何かみんなで和気藹々としたひとときが多くなった。
保護部屋の連中に対抗するというより、みんなwelcomeという包容力のある団結です。
そんな雰囲気をリードしているのは、やはりニャーのような気がします。

暇さへあれば舐めまくっているちび太とポニー

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久々だけど

2023年12月27日 | チキン,キリン,ポニー
調べてみたら、チキンの前回記事は今年の5月
何と7ヶ月ぶりの超久々
でもそう感じさせないのが、チキンなんです

チキンは4才半になりました

保護猫といっても、物心つく前からわが家で育ったチキン
世間の荒波もノラの辛苦も知りません
なので怖いもの知らず
他の猫たちが避けまくっているモドキやココも平気です

ココ(下)と

わが家では人も猫も怖いものがないから
まさに天真爛漫そのもの
オジンにもオバンにもくっつきまくり
ニャーにだってちょっかい出したり甘えたり

そんなチキンが唯一慌てるのは
玄関チャイムが鳴った時
初めての猫は大丈夫なのに、人見知りの強いことが弱点なんです

陽だまりにて (左からポニー、チキン、.カーテンの陰ににゃー)

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ポニーの脱走

2023年10月09日 | チキン,キリン,ポニー
自分の入院中、ひとつだけ事件がありました。
リードで外にいたニャーを入れる時、玄関ドアの内側で外の様子を伺っていたポニーが出てしまったのです。
いつもなら中奥に逃げ込むのに、その時はニャーと妻の足元の隙間をすり抜けて外へ。
ドアクローザーの動きが鈍くなっていたことも不運だった。


自分(オジン)入院前のポニーはのんびり息子(ちび太とシロキの中央)

外に出たポニーは、途方に暮れた感じで家から離れることがなかった。
妻が近づくと家の周りをぐるぐると逃げる。
ポニーは甘えん坊だけどまだ半馴れで、こちらから動くと警戒するのです。
家の周りを2周ほど回った時に妻は考えた。
例のわが家解放お迎え作戦です。
ポニーから目を離すのは不安だったけど、ポニーを信じて家に入った。

家の中の猫たちをそれぞれの部屋に閉じ込め、最後にリビングを閉めてドアの外側からテープで止め、そして玄関を開放した。
外に出ると、ポニーはまだ不安そうに佇んでいた。
そのポニーに近づくと、やはり家の外壁に沿って逃げる。
2周、3週、妻は祈るような気持ちでそっと追い続けた。
そして5週目、ついにポニーは玄関から中に入ったのでした。

今はまた能天気なポニーに戻ってます(カーテンの下、手前はチキン)

それは朝の30分くらいの出来事。
無事に一件落着してから、自分は一報を受けた。
妻の焦燥感は想像に難くなかったが、しかし妻は冷静に行動した。
そのおかげでポニーは、外の世界で死を賭した困難に見舞われずに済んだのです。
妻もそうだけど、ポニーもどれだけ不安だったことか。

さて、この脱走劇が事なきを得てから5日後くらいからのこと。
ポニーの毛が徐々に剥げてきたと。
特に下半身の、ビロードのような黒毛の部分がぼろぼろに剥げてきた。
それから数日後、ようやく退院した自分がいろいろチェック。

自分が座れば必ず横に来て「撫でて~」とアッピールするポニー。
入院中は保護者を失ったストレスで剥げたのかと思った。
ところが実際に見ると、これはノミか、真菌か。
しかしノミは見当たらず、真菌のようにグジグジしていない。
あるいは脱走した時のショックが尾を引いている?
今はしばし様子を見ている段階です。


見るも無残に剥げてしまったポニーの下半身

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落ち着いてきたポニーくん

2023年07月08日 | チキン,キリン,ポニー
当ブログ出演の現役ニャンコの中で、前記事が一番古いのは誰かと調べてみたら、
4/3以降書いてなかったポニーくんでした。次が4/25のキジロくん。
ポニーは目立たない存在かというと、そうでもない。
みんなと打ち解けている様に不安材料がないのです。

玄関にて:下からチキン、ポニー、ニャー

ところでポニーは恙なく暮らしてはおりますが、相変わらず"深窓のご令息"。
たまに誰か訪問があると、チャイムが鳴っただけで超ビビりまくり。
まあチャイムが鳴って慌てふためくのはポニーだけじゃないけど。
当家における集団生活にもすっかり慣れて、家猫らしく落ち着いてきました。
よく寝よく遊びよく甘える。まさに家猫生活の真骨頂。
そんな猫らしい姿に、保護者はもっとも癒されるのです。


オジンにお尻を向けるのは「撫でて~」の合図

ご飯やおやつの時間はしっかりと順番を守る。
たまに追われるキーとクウも、ポニーには邪気のないことがわかってます。
リンはわが子のように頭をポンポン叩いて諭したり。
保護者にとっても、とにかく手がかからない。
わが家に来て3年半。かつての「悪童」は、とってもいい子になりました。


窓辺にて:左からポニー、チキン、ちび太、ニャー(陰)

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