栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

基本は「損した馬」を買う

2011-08-17 16:57:12 | 血統予想

イン伸び馬場で内枠が上位を独占した函館記念で、ずっと内ピッタリを回ってきたのが1着キングトップガン、2着マヤノライジン、4着メイショウクオリア、7着ウォークラウン

少し外を回るロスがあったのが3着アクシオン、5着コロンバスサークル、6着ダンスインザモア、12着メインストリームなどで、さらに外を回らされたのが大外を引いてしまった8着マイネルスターリー

メイショウクオリアとコロンバスサークルとメインストリームはみなみ北海道Sで再対決し、今度はコロンバスが2着でメイショウが3着、メインストリームもメイショウとの着差を少し詰めました(函館記念コンマ5秒→みなみ北海道コンマ3秒)

重賞で健闘したことで自己条件の漁火Sで穴人気になったウォークラウンですが、大外を引いたこともあり勝ったアヴェンチュラからは7馬身以上離される11着に終わりました

というわけで、メイショウクオリアとコロンバスサークルとメインストリームとウォークラウンの次走をの結果だけでいうと、外を回らされた馬が巻き返しているという傾向が、まあ当然ですがみえてきます

得した馬を割り引き、損した馬を買う

まあ損をする馬というのはえてして不器用だったり立ち回りが下手だったりで続けて不利を被ったりすることもよくあるんですが、前走は恵まれたとわかっていても、損したとわかっていても、それでも着順がいいほうがやっぱり売れやすいという微妙な乖離を地道に拾い続けることで、回収率は数%でもアップするんやろうなあ…とは思います

コメント (3)
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